結球レタスやキャベツが順調に育っています

今年の野菜栽培がスタートしました。(^o^)

3月17日に熊谷で桜の開花宣言がありました。これは史上最も早い開花であるようです。地元ふじみ野市の開花日は解らないのですが、熊谷よりも少し南方にありますから当然すでに咲いています。桜が開花したので、衣替えみたいに、3月18日に結球レタスのビニールを防虫ネットに切り替えるなど、適宜変更を加えました。

 

また今年の気象状況は、日照はまずまずありますし、気温は順調に上昇傾向にあるのですが、今年は雨が少ないですね。そうした中で、今年の一番の気象の特徴と言えば、初回の種蒔きや定植を実施して以降、霜が一度も降りなかった事です。38年ぐらい野菜栽培に取り組んでいますが、こんな年は無かったですね。良い傾向の初体験ですから歓迎すべき事柄ではありますが、いずれにしても雨が少ないのがこれからも続くのか少し心配の種ですね。

 

 

マルチ敷きとエン麦すき込みのやり方 (^o^)

ミャー菜園が行っているマルチ敷きとエン麦すき込みは、とてもユニークだと思いますので、ここ冒頭でご紹介させてください。ミャー菜園方式のマルチ敷きは、とても早く敷けるのが特徴だと言えるでしょう。またエン麦すき込みは、相対的に疲れにくい動作となっていますから、高齢者や女性でも取り組みやすいのではないかと感じます。作業の流れをご覧になり、よろしければ皆様の畑で取り入れてみて下さいませ。

 

 

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ミャー菜園の防寒対策ご紹介です (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170403124941j:plain【ミャー菜園における防寒対策の様子です】

【令和元年(2019年)3月10日撮影】ミャー菜園の防寒対策の様子を撮影しました。ビニールトンネルの最上部に、何やら洗濯ばさみで挟んである物が見えますが、サニーコートという商品名で売られている少し厚めのビニールシートを挟んでいるのです。 夜が明けて出勤前に、写真の様にビニールシートを束ねて写真の様に結束します。そして夜帰宅すると、畑に出向き結束を解いて伸ばし、ビニールトンネルの換気穴部分を塞ぐという手順を毎日繰り返します。

サニーコートを使用しても、ビニールトンネル内外の気温はそれほど変わらないでしょうが、出勤前の水やりの際に、サニーコートを剥いでビニールトンネルの換気穴から指を入れると、ほのかな暖かさを感ずると共に、ビニール内側に結露がある事から、一定の保温効果があると思えますし、何より一晩中吹き続ける強烈な北風をかなりのレベルで遮断できるので、防寒効果は確実にあると自認しています。(^o^)

 

 

春夏野菜専用畑に肥料をすき込みました (^o^)

 例年通りの時節である2月23日に肥料をすき込み、本年の野菜栽培がスタートしました。この時節は強烈な北風が吹き荒れる場合が多いですよね。ですから毎年施肥の当日は無風であれと願っているのが実情ですが、今年はなんと風速ゼロと言える無風状態での作業となりまして、肥料や石灰が畑の外に飛んで言ってしまうようなロスがゼロという、嬉しくも極めて珍しい気象状況でした。

ただ問題もありました。最近雨が全く降っていないので、土がカラカラ状態です。このような乾いた土に肥料を入れても、諸素材と土とが馴染むのに時間が掛かるのは自明ですから、定植時までに雨が降ってほしいと願うばかりでしたが、その願いが叶う事はなく土が乾いた日々が続いてしまいました。

 

春夏野菜専用畑 10.4m×4.2m×2面=87.36㎡(26.5坪)

『貝化石』 総量40kg 平米457g

『粒状苦土石灰』 総量16kg 平米183g

『有機100%5-5-5』 総量40kg 平米457g

『化肥料8-8-8』 総量28kg(平米320kg)

『くん炭』 総量800リットル 平米9.1リットル

『腐葉土』 総量1280リットル 平米14.6リットル

以上が施肥の全量です。元肥一発で追肥はありません。しかしながら活着に苦労していたり草勢が弱いと判断した場合は、散水時に液肥を混ぜる事もあります。

近年は渇水が続くケースも多い事から、生育が芳しくないと感じた場合は液肥を散布する予定です。ただこれらは継続的な散布ではないので、管理人の精神的安心感を得る為の気休め程度の追肥になっていると思われます。

 

 

 播種・定植の記録

【定植】3月5日実施

結球レタス 『エクシード』 52株定植 (島忠ホームセンター)

キャベツ 『金系201号』 18株定植 (島忠ホームセンター)

 

【定植】3月12日実施

ブロッコリー 『緑嶺』 18株(かなり小苗)定植 (セキチューホームセンター)

 

【播種】3月12日実施

ダイコン(1) 『青首耐病春大根』 (サカタのタネ/ビバホーム)

ニンジン 『新黒田五寸』(タネのタキイ/ビバホーム)

エン麦 『ヘイオーツ』(種七農芸園) 秋冬専用畑(タマネギ部を除く)

             4.2m×7m=29.4㎡ 700グラム/平米23g 

 

【播種】3月18日実施

トウモロコシ 『ゴールドラッシュ』 (サカタのタネ/ビバホーム)

蔓ありインゲン(1) 『』 (サカタのタネ/ビバホーム)

 

【定植】4月9日実施

スイカ 『紅大』 8株定植 (島忠ホームセンター)

 

 

ミャー菜園の様子をご覧下さいませ (^o^)

【ミャー菜園の全景です】

【4月9日撮影】 ミャー菜園の春夏野菜専用畑は全部で14畝ありまして、畝の長さは4.2mです。畝の長さは、一昨年から5.2m→4.2mに短縮して運用しています。

ミャー菜園では連作障害を低減させる為に植え付けのローテーションを組んでいます。四種類のパターンで構成していますので、四年間は同じ科の野菜が重ならないようになっています。またご存じのように、野菜栽培の間にエン麦栽培を取り入れていますから、エン麦栽培も連作障害回避に貢献しているのは間違いないでしょう。

ただ、そうした努力の甲斐も無く、ナスの病気やオクラなどの根に出来る根こぶ病などは、年々深刻度を増しているのが実情です。この畑に引っ越してきて早10年です。土の中には病原菌が相当に繁殖しているとみなければなりません。土の消毒などもっての外ですから、病原菌が勢いづかないようにしつつ使い続ける以外にありません。

 

 

 

【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

【4月9日撮影】 結球レタスは間もなく収穫開始となりますね。定植時は雨が全く降らず、土はカラカラ状態での定植となりましたから、全株速やかに活着させるべく慎重に事を進めました。定植の前日にまずマルチの穴に水やりを実施、定植当日の朝にも水やりを行い、二時間程度経過した後に土の湿り気を確認して、土をこねないレベルまでにしてから定植を実施しました。以降は一週間程度、毎朝水やりを実施しました。雨が少なかったせいか、ラグビーボール型の結球が多いように思います。これらもいずれは丸く収まってくれますが、少し見た目が良くないですね。いずれにしても、52株の全株無事に収穫に至りそうでホッとしています。三芳町の子ども食堂実施日とのタイミングも合いまして、来週提供できる見通しとなっています。(^o^)

 

 

【キャベツ『金系201号』の現在の様子です】

【4月9日撮影】 18株植えられています。こちらも全株順調に育っています。すでに防虫ネットに切り替えられています。ビニールトンネルで長く栽培を続ければ、より早く収穫に至るのは間違いありませんが、何年も使い古した茶色く汚れたビニールでトンネルを用いて栽培するよりも、早期に防虫ネットに切り替えて、自然のペースで栽培した方が、美味しく、また健全な野菜が育つのではないかと思いまして、近年はなるたけ早くビニールトンネルを撤去するようにしています。

 

 

【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

【4月9日撮影】 キャベツよりも一週間遅く定植したブロッコリーです。土中水分が少ないなかで無事に活着しました。

春のブロッコリー栽培では、バトニングと言う異常花蕾が出来やすいです。低温に鈍感な品種であるかどうか、また育苗業者様の生育環境による影響もありますが、多くは夜温が下がる時期に定植すると、そのリスクが増すと言われています。異常に早くホームセンター等の店先に苗が並ぶので、ついつい買ってしまうと言うのが一番の問題かもしれません。

いずれにしても、バトニングは深刻なレベルからごく軽症のものまで多彩です。そしてバトニングは、ビニールトンネルなどにより高温に晒すことにより軽減されると言われていますので、可能な限り長くビニールトンネルで被覆しておくのも良いかもしれません。ミャー菜園では、このやり方でバトニングを最小化させるように努めています。ですから、こんなに大きく成長していますが、未だにビニールトンネルで被覆しています。さすがにこれからは葉焼けのリスクが高まるので、次の日曜日にはビニールトンネルを防虫ネットに切り替える予定です。

 

 

【ニンジン『新黒田五寸』の現在の様子です】

【4月9日撮影】 播種する時は土がカラカラでした。その後も雨が降らないので一斉発芽に成功するかどうか心配でしたが、無事な一斉発芽となりました。昔発芽に失敗した時がありまして、そのトラウマがなかなか抜けず、一穴当たりの播種量は多めです。これから一穴一株に間引いていきます。

 

 

【トウモロコシ『ゴールドラッシュ』の現在の様子です】

【4月9日撮影】 トウモロコシは、早春においては発芽させるのが少し難しいですよね。ですからミャー菜園では雨の翌日に播種し、以降は散水はしませんし、ビニールトンネルの換気穴も他のビニールで塞いで、播種した部分に雨水が入らないようにして管理しています。こうすると種が腐るリスクが低下して発芽率が高まるように思います。そうした措置もありまして、発芽率も高い状況で無事に発芽しました。一穴に4~5本芽吹いていますが、これはまだ間引きの段階でして、最終的には一穴二株育てる予定です。

苗の高さが10cm程度の段階で、すでにビニールトンネルを撤去していますね。本来ならビニールトンネルをしたままで、30cmぐらいまでトンネル内で温々と育てれば収穫時期を短縮出来るのですが、それをやってしまうと、ビニールトンネルを撤去した後に強い風が吹くと、いとも簡単にバタバタと倒れてしまうのです。

ですからそうならないよう風に強い株に仕立てる為に、現在のような10cmぐらいの段階から強い風に当て続ける事にしました。こうした措置で、結構風に耐える強い株に育っていくのが解ったので、ご覧のように早期にビニールトンネルを撤去するようにしているのです。

 

 

【タマネギ『OP黄』の現在の様子です】

【4月9日撮影】タマネギも順調です。但し成長が進みすぎている嫌いはあります。茎もかなり太くなってきました~。そして折れている葉が多いです。折れた部分からベト病菌が侵入するようですよ~。(^^;)

しかしながら、現時点では病気の発生は皆無のようです。このまま推移する事を祈りましょう。

 

マルチの裾は冬の間に風などにより土から浮いてしまいますよね。例年は春先に土に埋め戻すのですが、今年はマルチの裾を土に埋めずに石を載せておくだけにしました。春先に例年通り、マルチの裾を土に埋めようとしたところ、根がびっしりとマルチの外に向かって伸びていたので、この根を切って埋めるのはまずいと思いまして、マルチの裾をそのままに、石を載せるだけにして様子を観察する事にしました。今後もこの方式で行く事にしました。

 

 

【エン麦『ヘイオーツ』の現在の様子です】

【4月9日撮影】 こちらは秋冬野菜専用畑です。2月中にブロッコリー等の収穫を切り上げ、残渣も全部搬出した上で、エン麦は例年よりも少し早めの3月12日播種しました。

無事に発芽したエン麦ですが、目視すると播種量が少し多めぐらいの印象を受けます。今年は二年越しの種を用いたので、発芽率が悪いかなと思い多めに播種しましたが、発芽率が良かった可能性が高いですね。因みにエン麦は発芽さえすれば、鋤き込むまで放任で大丈夫ですから、誠に手間いらずな緑肥作物です。場所がある方は、エン麦などの緑肥栽培を取り入れる事をお勧めいたします。(^o^)

 

 

【ニラの現在の様子です】

【4月4日撮影】 ニラが食べ頃となっていますので撮影後収穫しました。実は一回目は3月19日に収獲済みでして、今成長しているのは今年二回目収穫開始のニラと言う事になります。あっという間に成長するのですね。これから暑くなると二週間ぐらいで収穫出来てしまいます。と言う事で、今年は5回まで連続で収穫し、以降は翌年へのエネルギーを蓄えるために収穫せず放任にする予定です。また今年は株分けする予定です。