秋冬野菜の播種・定植を実施しました (^o^)

時節の移ろいは早いですね~。もう秋野菜の栽培が始まりました。ミャー菜園は畑が春夏野菜専用畑と秋冬野菜専用畑とに分離しているので、分離していな一般的な家庭菜園の畑に比べて、移行は比較的楽であると感じます。それでは早速秋冬野菜栽培の様子を見ていきましょう。(^o^)

ミャー菜園における秋冬野菜栽培では、近年から有機肥料のみで栽培しています。これまでの経験では、化学肥料を用いた時と同じぐらいしっかり育っていますので、これからもずっと有機肥料のみで栽培していく事になりそうです。因みに、もしかしたら来年の春夏野菜栽培でも、完全有機肥料栽培に取り組むかもしれません。

 

秋冬野菜専用畑 8.4m×4.2m=35.28㎡(10.7坪)

 

令和4年秋冬野菜専用畑の施肥記録 

※エン麦は6月11日に鋤き込みました。

※施肥は8月15日に実施しました。

『貝化石』 総量20kg(平米566g)

『粒状苦土石灰』 総量4kg(平米113g)

『有機100%5-5-5』 総量20kg(平米566g)(※有効28g/平米)

『くん炭』 50リットル×6袋 総量300リットル(平米8.5リットル)

『腐葉土』 100リットル×8袋 総量800リットル(平米22.7リットル )

 

 

播種・定植の記録

【定植】8月28日実施

ブロッコリー 『緑帝』 20株定植

キャベツ 『極甘キャベツ サトウくん』 20株定植

 

【播種】9月02日実施

ダイコン(1) 『秋の彩』

 

【播種】9月09日実施

ニンジン 『黑田五寸』 

 

 

播種・定植を実施しました (^o^)

【定植したブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 ブロッコリーは無事に活着しました。定植後一週間経過しての撮影ですから、定植時の倍くらいに苗が成長しています。この段階ですでに葉が食害されているのに気づきまして、葉を点検したところ比較的大きなアオムシ君が一匹居ました。恐らく店頭に並んでいる間に卵を産み付けられた可能性が高いです。アオムシ君は害虫専用ブロッコリーに移しました。この様に定植直後に害虫が発生すると言う事態は、時折ありますので、定植したばかりだからと油断せず、毎日葉に穴が空いていないか観察するのが大切ですね。

 

 

【定植したキャベツ『極甘キャベツ サトウくん』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 キャベツも無事に活着しました。キャベツもブロッコリーと同じように、苗は定植時の倍くらいに成長しました。こちらは今のところ害虫の発生はありません。

 

 

【播種したニンジン『黑田五寸』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 ニンジンも無事に発芽しました。ご覧のように沢山播種しました。沢山播種するその理由は、欠株の発生を抑えたいからなのです。夏に播種するニンジンは、種を播種したら害虫に種そのものを食べられてしまい全く発芽しないと言う事があります。また発芽してすぐに病気が蔓延してしまい、いつの間にか苗が枯れて無くなってしまう事があります。そうしたリスクを考慮して、種は可能な限り多めに蒔くようにしています。実際に今年も、二穴で全く発芽しませんでした。また三穴で病気が発生し、一穴は全ての苗が枯れてしまいました。そして二穴で苗が三分の一程度まで減りました。今年はこの様にごく軽微な被害で済みましたが、毎年大なり小なり発生しているのが実情です。

ニンジン畝の一番奥の方は、春菊を播種する予定です。今はまだ播種していません。もう少し気温が下がったら播種する予定です。

 

 

【ダイコン『秋の彩』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 ダイコンも無事に発芽しました。秋のダイコン栽培で一番懸念されるのは、シンクイムシによる食害ですよね~。対策としては防虫ネットは必須と言う事ですね。その上で、間引きを遅め遅めに進めつつ、成長点の観察を続け異変があればすぐに成長点を調べ、シンクイムシの幼虫が居たらピンセットで摘出するようにします。

 

 

【春夏野菜専用畑のモロヘイヤの現在の様子です】

【9月4日撮影】 モロヘイヤは暑い夏を物ともせず元気です。今年のモロヘイヤは害虫の食害が極端に少ないと言うのが特徴ですね。これはありがたい話ではありますが、非常に珍しい事態です。

 

 

【春夏野菜専用畑のナス『長なす』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 ナスは三本仕立てにするのが一般的ですが、その三本の主枝をどのように措置するのかは、人それぞれだと思われます。ミャー菜園では、今年初めて支える支柱を畝の端部に垂直に立ててみました。これまでは支柱をナスの株元付近に斜めに刺していた事もありますが、畝間の通行がやりにくくなりますし、株元の管理作業がやりにくくなるのが欠点でした。そこで支柱を垂直に立ててみた訳です。そしたらバッチリですね~。(^o^)

畝間の通行も楽ですし、何よりも畝の両側の端部に支柱を立てるのですから、畝の真ん中にしっかりと空間が確保される事となりました。これは病気発生のリスクが低減される事を意味しますよね。実際に全株が半身萎凋病になり全滅しかけましたが、見事に復活しました。半身萎凋病がゼロになった訳ではありませんが、問題ないレベルに抑制されたのです。今度の日曜日にはナスも撤収されますが、写真のように問題なく今でもナスの収穫は続いています。

 

 

【春夏野菜専用畑のナス『長なす』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 畝の中央部の様子です。三本の主枝は左右に分かれていますから、風通しが凄く良いのがお解りになると思います。また三本の主枝から出る脇芽は、収穫の時に併せて適宜摘心して行きます。そうする事により、ご覧のようなスッキリした空間が生まれる事となりますね。

 

 

【春夏野菜専用畑のナス『長なす』の現在の様子です】

【9月4日撮影】 この写真はナスの株元を撮影しています。葉が茂っていますが、これは台木の枝葉が茂っているのです。台木はトルバムビガーですね。台木の枝葉を少し伸ばす事により、根が活性化されるのではないかと思い、ご覧のように適宜伸ばす事にしました。

 

 

 

6月26日にアップしたブログ記事の中で、下掲の写真をアップしました。野菜くず置き場にこぼれ種によりカボチャが発芽しました。折角発芽したのだし、広い空き地があるので育ててみようと思い立ち、管理は一切しないものの成長を見守ってきました。

 

【野菜くず置き場に自然発芽したカボチャの現在の様子です】

【6月26日撮影】 このカボチャはこぼれ種から勝手に一株発芽したものです。家庭菜園をされている皆様も体験がありますよね。畝に定植した野菜が上手く育たず、一方こぼれ種から芽吹いた野菜苗がすくすく育っていく‥‥。ありますよね~~。(^_^;)

このカボチャも草勢があります。草姿も良い事からスイカと共に育てようと思いました。野菜くず置き場はスイカの蔓で満たし、カボチャの蔓は外の草地に伸ばそうと思います。カボチャの葉は高い位置にあるので、雑草に負けない高さで光合成出来ますからね。

【野菜くず置き場に自然発芽したカボチャの果実の様子です】

【9月4日撮影】 自然発芽したカボチャでしたから、ダメ元で完全な放任栽培でした。施肥や受粉作業も勿論無しです。蔓の長さが15m以上伸びたことから、一定数の収穫が出来るのでは無いかと期待して収穫作業をしました。そしたら驚く事に18個収穫できました。後5個ありましたが、この3個はまだ成長段階の未熟果だったので捨てました。太陽光線がしっかり降り注いだので、甘いカボチャになっていると思いますが自信はありません。一ヶ月くらいしっかりと登熟させてから食べたいと思います。

カボチャは見事な発育ぶりを見せてくれましたが、これは野菜くず置き場から発芽したから良い結果が出たとしか思えません。この野菜くず置き場は6年ぐらい前に設置しましたから、土の中はミミズ君達の活躍で、想像を超えて土が肥えていたと推測されます。実際に同じ野菜くず置き場に定植したスイカも見事な発育ぶりを見せてくれました。来年もカボチャが自然発芽するかどうかは解りませんが、この野菜くず置き場に来年もスイカは定植したいと思っています。

 

 

 

【パセリに居るキアゲハの幼虫の様子です】

【7月28日撮影】 キアゲハの幼虫が大きくなるにつれて、あっという間にパセリは丸裸になってしまいます。7月28日の時点で、大まかにキアゲハの幼虫の数を数えたら50匹以上居ました。これだけ居ても、外敵に食べられてしまい急に居なくなってしまう事も多々あるので、無事な巣立ちを祈るしか手はありません。私達人間に出来る事はパセリを絶やさない事ですね。(^o^)

 

 

【パセリに居るキアゲハの幼虫の様子です】

【7月28日撮影】 現在キアゲハの幼虫が50匹以上居ると書きました。ですから急速にパセリの葉が無くなりだしたので、急遽26株のパセリをホームセンターで購入して定植しました。50匹が全部大きく成長すると、パセリの量も足りないと思われますが、悲しいかなキアゲハの幼虫は確実に半減していくので、キアゲハの幼虫が最も増える時期である8月も無事に乗り越えられるでしょう。(^o^)

 

 

【自宅の柑橘類の木に居るアゲハの幼虫の様子です】

【7月28日撮影】 我が家の庭には、ミカンやデコポンなど11本のミカン科の植物が植えられています。ミカンなどを食べようと言うのではなく、アゲハを育てる事を第一義として柑橘系の木を育てています。写真は終齢のアゲハ幼虫ですね。畑のパセリには激発と言えるぐらいキアゲハの幼虫は居る年がありますが、柑橘系の木には不思議と激発すると言う事態になった事はありませんね。散見されると言うレベルで幼虫が住み着いています。