結球レタスやキャベツが順調に育っています (^o^)

時節の移ろいは早いですね。埼玉県の私が住む地域も、先週日曜日に桜がほぼ満開となりました。そして一週間後の本日はと言えば、道路に散った花びらが沢山堆積していると言う状況です。今年は開花と散り際が早いです。

ミャー菜園でもすでに結球レタス・キャベツ・ブロッコリーの苗の定植が行われ、またダイコン(1)・ニンジンの播種が為され、無事な発芽を確認していると言った状況です。

 

春夏野菜専用畑に肥料をすき込みました。(^o^)

 無事に本年の野菜栽培がスタートしました。例年通りの時節である2月20日に肥料をすき込みました。暖かで風速ゼロと言える無風状態での作業となりまして、肥料や石灰が畑の外に飛んで言ってしまうようなロスがゼロという、嬉しくも極めて珍しい気象状況でした。

 

春夏野菜専用畑 10.4m×4.2m×2面=87.36㎡(26.5坪)

『貝化石』 総量40kg 平米457g

『粒状苦土石灰』 総量16kg 平米183g

『有機100%5-5-5』 総量40kg 平米457g

『化肥料8-8-8』 総量30kg(平米343kg)

『くん炭』 総量800リットル 平米9.1リットル

『腐葉土』 総量1280リットル 平米14.6リットル

以上が施肥の全量です。元肥一発で追肥はありません。しかしながら活着に苦労していたり草勢が弱いと判断した場合は、散水時に液肥を混ぜる事もあります。

近年は渇水が続くケースも多い事から、生育が芳しくないと感じた場合は液肥を散布する予定です。ただこれらは継続的な散布ではないので、管理人の精神的安心感を得る為の気休め程度の追肥になっていると思われます。

 

 

 播種・定植の記録

【定植】3月6日実施

結球レタス 『エクシード』 52株定植 (島忠ホームセンター)

 

【定植】3月13日実施

キャベツ 『春のかほり』 18株定植 (島忠ホームセンター)

 

【定植】3月20日実施

ブロッコリー 『緑嶺』 18株定植 (セキチューホームセンター)

 

【播種】3月13日実施

ダイコン(1) 『春まき耐病総太り』 (タネのタキイ/ビバホーム)

ニンジン 『時なし五寸』(サカタのタネ/ビバホーム)

 

【播種】3月21日実施

エン麦 『ヘイオーツ』(種七農芸園) 秋冬専用畑(タマネギ部を除く)

             4.2m×7m=29.4㎡ 600グラム/平米20.40g 

 

 

ミャー菜園の様子をご覧下さいませ (^o^)

f:id:nakazawa-s:20220402140348j:plain【ミャー菜園の全景です】

【4月2日撮影】 昨日かなりまとまった雨が降りまして、菜園はしっとりとした雰囲気です。ミャー菜園の春夏野菜専用畑は全部で14畝ありまして、畝の長さは4.2mです。畝の長さは、昨年から5.2m→4.2mに短縮して運用しています。

ミャー菜園では連作障害を低減させる為に植え付けのローテーションを組んでいます。四種類のパターンで構成していますので、四年間は同じ科の野菜が重ならないようになっています。またご存じのように、野菜栽培の間にエン麦栽培を取り入れていますから、エン麦栽培も連作障害回避に貢献しているのは間違いないでしょう。

ただ、そうした努力の甲斐も無く、ナスの病気やオクラなどの根に出来る根こぶ病などは、年々深刻度を増しているのが実情です。この畑に引っ越してきて早10年です。土の中には病原菌が相当に繁殖しているとみなければなりません。土の消毒などもっての外ですから、病原菌が勢いづかないようにしつつ使い続ける以外にありません。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135429j:plain【ミャー菜園での軽い霜の降りた様子です】

【4月2日撮影】 ご覧のように今朝は軽い霜が降りました。この時節は三寒四温と言って、気温的には結構な乱高下を繰り返す事になります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402134906j:plain【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

【4月2日撮影】 結球レタスの畝は二畝ありまして、全部で52株植えられています。全株順調ですね。すでに結球も始まっています。結球レタスの収穫を終えたら、この場所にスイカの蔓が伸びてくる事になります。

3月22日に霜柱の高さ約5cmと言う強烈な霜が降りてヒヤッとしました。レタスの葉の全てがパリッパリッに凍ってしまったのです。解凍したらどうなるかと心配されましたが、黄変する外葉もなく草姿からみて影響は無かったと思われます。結球レタスは活着すると、それ以降は寒さに本当に強いですね。

写真では解りにくいですが、すでにビニールから防虫ネットに切り替えられています。6日前の日曜日に近くの小学校の桜が咲いた事から切り替えました。まだまだ寒い日もありますが、寒さに当てる事により、結球を促すという効果も期待できます。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135104j:plain【キャベツ『春のかほり』の現在の様子です】

【4月2日撮影】 18株植えられています。こちらも全株順調に育っています。現在ビニールトンネルとなっていますが、明日の日曜日に防虫ネットに切り替える予定です。ビニールトンネルで長く栽培を続ければ、より早く収穫に至るのは間違いありません。しかしご覧のように何年も使い古した茶色く汚れたビニールでトンネルを用いて栽培するよりも、早期に防虫ネットに切り替えて、自然のペースで栽培した方が、美味しく、また健全な野菜が育つのではないかと思いまして、近年はなるたけ早くビニールトンネルを撤去するようにしています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135144j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

【4月2日撮影】 キャベツよりも一週間遅く定植したブロッコリーです。無事に活着しています。ただ定植した二日後に霜柱の高さ約5cmと言う強烈な霜が降りてヒヤッとしました。また翌日も高さ約3cmの霜が連続的に降りました。この二日にわたる霜で、無事に活着したものの抽台のリスクが高まってしまいました。

春のブロッコリー栽培では、バトニングと言う異常花蕾が出来やすいです。低温に鈍感な品種であるかどうか、また育苗業者様の生育環境による影響もありますが、多くは夜温が下がる時期に定植すると、そのリスクが増すと言われています。異常に早くホームセンター等の店先に苗が並ぶので、ついつい買ってしまうと言うのが一番の問題かもしれません。何しろこの記事を書いた4月2日に、ホームセンターには果菜類の苗が大量に並べられているのにはビックリです。

いずれにしても、バトニングは深刻なレベルからごく軽症のものまで多彩です。そしてバトニングは、ビニールトンネルなどにより高温に晒すことにより軽減されると言われていますので、可能な限り長くビニールトンネルで被覆しておくのも良いかもしれません。ミャー菜園では、このやり方でバトニングを最小化させるように努めています。

写真を見るとマルチの上にゴミが沢山散乱していますね。強風が吹き荒れた日があったという証です。この時節は強烈な北風が吹く事も多いので、ビニールトンネル無しでの栽培は考えられない程です。ブロッコリーは倒れやすいので、防虫ネットよりもビニールトンネルの方が倒伏を防ぎます。ただトウモロコシと同じで、甘やかすから倒れやすいのかどうかは定かではありません。(^_^;)

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135338j:plain【ダイコン(1)『春まき耐病総太り』の現在の様子です】

【4月2日撮影】 ダイコン(1)も無事に発芽しました。自然な成長を促す為に、すでに防虫ネットに切り替えられています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135353j:plain【ニンジン『時なし五寸』の現在の様子です】

【4月2日撮影】 播種する時は土がカラカラでした。その後も雨が降らないので一斉発芽に成功するかどうか心配でしたが、無事な一斉発芽となりました。昔発芽に失敗した時がありまして、そのトラウマがなかなか抜けず、一穴当たりの播種量は多めです。(^_^;)

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135221j:plain【タマネギ『OP黄』の現在の様子です】

【4月2日撮影】タマネギも順調です。但し成長が進みすぎている嫌いはあります。(^_^;)

タマネギの苗は毎年種苗店から購入しているのですが、昨年購入した時の苗は、かなり大きい苗でショックを受けた程でした。今のところ分球とかの症状もありません。無事な収穫を祈るばかりです。

マルチの裾は冬の間に風などにより土から浮いてしまいますよね。例年は春先に土に埋め戻すのですが、今年はマルチの裾を土に埋めずに石を載せておくだけにしました。春先に例年通り、マルチの裾を土に埋めようとしたところ、根がびっしりとマルチの外に向かって伸びていたので、この根を切って埋めるのはまずいと思いまして、マルチの裾をそのままに、石を載せるだけにして様子を観察する事にしました。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135242j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の現在の様子です】

【4月2日撮影】 こちらは秋冬野菜専用畑です。2月中にブロッコリー等の収穫を切り上げ、残渣も全部搬出した上で、エン麦は3月21日播種しました。しかしながら、播種した翌日の朝に霜柱の高さ約5cmと言う強烈な霜が降りてヒヤッとしました。また翌日も高さ約3cmの霜が連続的に降りました。この二日間続いた強烈な寒さで全滅かも‥‥。と半ば諦めていましたが、播種した種はほぼ全て発芽したと思われるほどの素晴らしい発芽率でした。強いですね~。(^o^)

無事に発芽したエン麦ですが、目視すると播種量もちょうど良いか、少し多めぐらいの印象を受けます。エン麦は発芽さえすれば、鋤き込むまで放任で大丈夫ですから、誠に手間いらずな緑肥作物です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135612j:plain【ニラの現在の様子です】

【4月2日撮影】 ニラが食べ頃となっています。実は一回目はすでに収獲済みでして、今成長しているのは二度目のニラと言う事になります。あっという間に成長するのですね。この流れでいけば三回目もあっという間にやって来ると思われます。四回まで連続で収穫し、以降は翌年へのエネルギーを蓄えるために収穫せず放任にする予定です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135630j:plain【パセリの現在の様子です】

【4月2日撮影】 3月20日に定植したパセリです。隣地境界線上にブロック塀がありまして、塀に沿って10株植えられています。午前中に日照があるので十分に成長して楽しむことができます。自家消費ならパセリは3株ぐらいあれば十分と思われますが、10株植えてあるのはアゲハチョウの為です。ニンジンとパセリはアゲハチョウの為に栽培しているようなものですね。昔ほどアゲハの幼虫は居ませんが、それでも毎年一定数の幼虫が居るので、そのうちの何割かは蝶として飛翔して行くのではないかと思っています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20220402135649j:plain【虫専用のキャベツです】

【4月2日撮影】 虫専用のキャベツとは如何に。ミャー菜園では、キャベツやブロッコリーの畝で発見し逮捕したアオムシなどは殺さずに、この虫専用キャベツに移してやります。また上でも書きましたが、ニンジンやパセリに産み落とされるアゲハの幼虫に関しても殺すような事はなく、その場で育てるようにしています。アゲハチョウやモンシロチョウが自然界に少しでも増えることを願って‥‥。