ブロッコリーの収穫が始まりました (^o^)

最近は、ちょっと暑いなと感じる日もあれば、寒いなと1枚着込んだりする日もあるなど、気温的には安定しませんね。また風が強い日も多かったですね。雨も少なめでしたが、これは日照があったという裏返しでもあるので由としましょう。

ブロッコリーの収穫が始まりました。しかも抽台ゼロと呼ぶレベルの仕上がりでした。抽台していないと花蕾の粒々は本当に小さいのですね。下に花蕾の写真を載せておきましたからご覧下さいませ。ミャー菜園における春のブロッコリー栽培で、これほど花蕾の粒々が小さいのは数年ぶりと言えるかもしれません。

ブロッコリーは、生育の初期から低温に当たってしまうと、バトニングという生理障害が発生する場合が多いです。これは本葉が数枚で、且つ背丈が30cm程度の段階で小さな花蕾が形成されてしまう悲惨な事態に至ってしまうのです。

バトニングのような完璧な抽台を「抽台100%」と呼ぶことにしますと、ミャー菜園でも「抽台20~30%」と言ったレベルの抽台が何年も続いたと言えるかもしれないですね。振り返れば、結構霜が降りる時節に栽培していましたからね~。

いずれにしましても、今年のブロッコリー栽培は、3月21日と例年よりもかなり遅く定植しました。その上で、例え花芽を分化させている苗を購入したとしても、ビニールトンネルにより、日中25度以上の高温で花芽の形成が打ち消される脱春化作用を誘起させるように務めました。そうした対策もあり無事に「抽台ゼロ」のブロッコリー初収穫となった訳です。(^o^)

  

5月5日 ブロッコリーの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20210506152720j:plain【収穫を開始したブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

【5月5日撮影】 ブロッコリーの枝葉はご覧のように立派に成長しました。全部で17株あり、その全てが無事に収穫に至りました。

ただ写真を拡大すると解りますが、葉が一部ダメージを受けているのが散見されますよね。これは抽台を防ぐために、脱春化作用を誘起させるよう長くビニールトンネルで被覆していたからです。そうです。トンネル内が熱くなりすぎて葉焼けを起こしてしまいました。幸いにすぐに気づき迅速な対応が出来たので、収量減少などのダメージは無いと言う印象でした。「抽台を防ぎつつ、どのようなタイミングでビニールトンネルを撤去するか!」、これが今後の課題ですね。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20210506152749j:plain【収穫を開始したブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

【5月5日撮影】 抽台していないブロッコリーの粒々はきめが細かいですね。また食べてみると、とても柔らかかったです。