ダイコン(1)、ニンジンの収穫が始まりました (^o^)

ダイコンやニンジンの収穫が始まりました。天候は相変わらず日照不足を含む天候不順が続いていますから、菜園の野菜たちは例年よりも生育は遅いものの、この時節ではまず無いはずの雨が多いという事態で着実に成長を続けています。(^o^) 

 

 播種・定植の記録

 

【定植】5月17日実施

エダマメ(2) 『ビアフレンド』『湯上がり娘』(ビバホーム)

モロヘイヤ 『』(島忠ホームセンター)

しその葉 『』(ビバホーム)

※モロヘイヤ・しその葉はキャベツの後作

  

【定植】5月23日実施

オクラ『五角オクラ』 10株 (ビバホーム)

※ブロッコリーの後作

 

【播種】4月19日実施

ダイコン(2) 『おいしい春大根』 (アタリヤ/ビバホーム)

 

【播種】5月03日実施

蔓ありインゲン(2) 『ケンタッキーワンダー』 (サカタのタネ/ビバホーム)

 

5月21日 ダイコン(1)の収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200528173418j:plain【ダイコン『春まきあまうま大根』の現在の様子です】

ダイコンは15株が育っています。比較的冷涼に推移する天候のお蔭で、キスジノハムシ等の食害痕もなくて立派なダイコンとなりました。畝の奥の方にダイコン(2)が育っていますが、写真では隠れて見えていません。そちらも害虫の攻撃もなくて順調に育っています。(^o^)

 

 

 

5月24日 ニンジンの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200528173513j:plain【ニンジン『五寸にんじん』の現在の様子です】

ニンジンは縦横15㎝間隔で175本植えられています。今年は雨が多いという好環境に恵まれて全株が同等レベルで無事に育ちました。今年こそはニンジン君たちにとって最高に良い環境であったのではないかと推測いたします。何より展開する葉も生き生きしていますし、複数箇所調査しましたが、根株も十分に肥大しています。

ところで通路部分に水色の棒が刺してありますが、アゲハチョウの幼虫が居る場所の目印です。現時点で数匹の幼虫が住み着いています。観察を継続するので幼虫の居場所を速やかに把握する為の措置です。幼虫はこれからグングン数は増えていくでしょう。ちなみにミャー菜園では、ニンジン畝の隣には、背の高いトウモロコシの畝が来るように設定していますが、これはアゲハチョウの幼虫がトウモロコシの枝葉でサナギになれるように配慮している為です。

しかしながら、管理人がわざわざ隣地に背の高いトウモロコシ林を設けても、気づいていないという印象もあります。と言うのも、アゲハチョウの幼虫が背の高いトウモロコシ畝とは真逆の方向で、かつ10メートル以上離れた地面を、必死に幼虫が移動しているのを時折見かけます。幼虫がサナギになる場所を求めての行動力は驚嘆に値するレベルなのですが、どうも行き当たりばったりという印象も拭えません。それは過去にサナギになる場所を求めている段階の動きをかなり長時間観察したことがありますが、自分の目の前の世界しか見ていないとしか思えません。(^^;)

ちなみにミャー菜園では、ご覧のようにニンジン畑で幼虫を保護して育てますが、パセリも畑の周縁部に17株定植されていて、そちらでも幼虫を保護しつつ飛翔の機会を提供しています。ただ食物連鎖を断ち切るつもりはありませんので、防虫ネットで被覆するなどアゲハチョウの幼虫のみを保護するというような措置はとっていません。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20200528173702j:plain【ニンジンの葉を食べるアゲハチョウ幼虫の様子です】

キアゲハチョウの幼虫ですね。撮影のために幼虫を探していましたら、中々見られない場面に遭遇しました。幼虫が脱皮した抜け殻を食べている場面に遭遇したのです。幼虫は脱皮する度に抜け殻を食べてしまうのですが、写真は正にその抜け殻を食べている様子を捉えました。この場面は長年観察していても中々遭遇しないですね。

ちなみに抜け殻は黒っぽい色をしていている事から、抜け殻は4齢幼虫の段階であり、現在の姿は終齢幼虫と呼ばれる段階になりました。あと少しでサナギになります。となりの畝にあるトウモロコシの密林を旨く探せるかな!。ところで幼虫はオレンジ色の臭角を出しています。臭角を撮影する為に、幼虫をツンツンと触った事により出してくれました。ごめんなさいね~。(^^;)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20200529134551j:plain【ニンジンの葉を食べるアゲハチョウ幼虫の様子です】

大きく成長した幼虫です。長さを測ったら46mmありました。あと少しでサナギになる段階ですから、今後の無事を祈らずにはいられません。

しかしながら危機が迫っています。幼虫の背後にハエが居ますが、ヤドリバエと言いまして、幼虫の肌に直接卵を産み付け、その卵の孵化と同時にキアゲハ幼虫の体内に入り込むヤドリバエや、ニンジンの葉に卵を産み付けて、幼虫がその卵をニンジンの葉と共に食べる事により体内に取り込まれ、幼虫がサナギになった段階でサナギの内部を食べ尽くしてしまうと言うヤドリバエも居るなど、複数種類のヤドリバエが存在していますが、そのうちのどれかのヤドリバエがキアゲハの幼虫に狙いを定めているという印象ですよね。

アゲハチョウの天敵はヤドリバエ以外にも沢山いますね。キアゲハのサナギが羽化して蝶になり、そして子孫を残して死ぬまでの期間、つまり蝶として舞っている期間は三週間程だそうです。その期間に概ね200個の卵を産むそうですが、天敵の多さからその200個の卵から蝶になれるのは数匹程度だと言われています。

ところで今年の三月の話ですが、我が家の居間に突然キアゲハが舞いました。どうやら昨年のうちにキアゲハの幼虫がサナギになり、我が家の室内のどこかで越冬したようなのです。室内を飛翔するキアゲハを、妻が捕まえて庭の樹木にそっと移しました。朝晩はまだまだ寒いものの、桜がまもなく開花するという段階でしたから、野山にはそれなりに花が咲いていましたから、多分生命は繋げられたと思います。