ニンジンの種蒔きを実施しました (^o^)

暑い日が続き、かつ雨が降りませんね~~~。(T_T)

定植したキャベツ・ブロッコリーたちも悲鳴を上げています。こんな暑い時節に定植された苗君たちの声を代弁すれば、「辛いよ~~~」 という事になるでしょうか。

ごめんね~~~~~~~~~~。m(_ _)m

こんな厳しい環境下、定植を実施した菜園主がすべて悪いのですが、そうしたなかでも、定植した株は全て活着してくれました。脱落した株が無かっただけで胸をなで下ろしているというのが菜園主の率直な気持ちです。(^^;)

昨年の今頃の天気はどうだったか日記を見ましたら、雨が多くてニンジンの種蒔きも保湿対策をしないで行ったと書いてありました。去年の天気とは偉い違いですね~~~。(^^;)

 

それにしてもこの暑さは尋常ではありません。定植後10日程経過しましたが、10日も経過すると定植した時の苗の大きさからみれば、四倍から五倍ぐらいの大きさに成長するのが普通ですが、このカラカラ天気でいまだ三分の二ぐらいの株が二倍程度の大きさにしかなっていません。

またこのようにカラカラ天気だと、個々の株の成長も差が大きくなって参ります。現在最も大きい株と最も小さい株とでは、三倍くらいの差が出来てしまいました。カラカラ天気がこれからも続くと、その差は更に開くでしょう。

株の成長に差が出てしまうのは、苗に責任が有るのでは無く、土がカラカラに乾いているのが原因と思われます。

すなわち例えば散水時、一穴に200ccの水を散水したとすると、穴の中に180cc入っていく穴もあれば、50ccしか穴の中に入らなかったなんて事もあります。これはマルチと土の位置関係により、水が入っていきやすい場合と、入って行きにくい場合とが、どうしても発生してしまうからです。

これだけ土がカラカラだと、水が浸透している部分については、根が伸長しやすく、水が浸透していない部分については、根の伸長は難しいでしょう。この差が、結果として成長の差に出てくるのです。すなわち根の展開度合いが、地表の葉の数や大きさに反映されているというわけですね。

 

そうした厳しい暑さの中で、ニンジン『向陽二号』の種蒔きを日曜日に実施しました。ポイントは当然のことながら保湿対策ですね。この暑さでも80%以上の発芽率を目指して取り組みます。(^o^) 

 

こうした異常な気象環境で、空を見上げて嘆いているだけではあまりにももったいないです。10年に一度あるかないかのこうした異常気象こそ、野菜栽培の守備範囲を広げる絶好の機会なのですから。(^o^)

「暑すぎて駄目だ」と早々に諦めてはなりません。「異常気象の中でもキッチリ野菜を成長させる」こうした強い思いを内に秘めて取り組むことこそが、新たな栽培ノウハウ取得のチャンスだと言えるでしょう。

「失敗は失敗したと認識できなければ顕在化しない」これは私が作った箴言ですが、大きな失敗をした時こそ、大いなる教訓を得る貴重な機会となるのです。

昨今のこうした異常気象の時こそ、大きな失敗に至るチャンスです。(^^;)

失敗が待ち受けていようとも、ぜひチャレンジしてみて下さいませ。 

 

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【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

ブロッコリーについて、耐暑性はキャベツよりも劣るという印象を持っていますが、キャベツに比べ背が高いから、水分を上げるのがそれだけ大変だからか…?。

そんな珍説は聞いたことが無いですね~。(^^;)

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

この暑さの中で早々と活着した苗もあれば、いつまでたっても活着しない苗と二つに分かれます。この二つのパターンの大きさは、すでに三倍の開きがあります。

頑張れ、出遅れ組。!!!!!