秋野菜が順調に育っています (^o^)

朝晩の冷え込みが少しずつ増している今日この頃です。 前回の投稿から間が開いてしまいましたが、農作業そのものはしっかりと順調に続けていました。この秋も若干の天候不順はありますが、まずまずの気象状況に助けられ、秋冬野菜は全て順調に育っています。(^o^)

無農薬で秋冬野菜を栽培するのは、それほど難しい事ではありませんが、手間は余計に掛かります。例えばこの時期は、仕事を終え帰宅して夕食を食べてから、毎夜畑に出向き、害虫が居るか居ないかの点検をしなければなりません。

ミャー菜園では防虫ネット等で防護されていますから、実際のところ害虫はほとんど居ませんが、やはりなんと言っても、狙われるターゲットは白菜です。ヨトウムシの大好物である白菜については、放っておくと二三日で悲惨な結末となりますので、白菜については毎夜の点検は絶対に欠かせません。特に成長初期は要警戒です、成長点付近まで食害が及んだらアウトですからね。

ただ雨の日は畑に行きません。雨に濡れた野菜を観察しても、害虫の存在を見つけるのはかなり難しいからです。しかしながら、二日続けて行かないとかなり広範囲が食べられてしまうので、二日続けて点検を休むと言うことはありません。

 

秋冬野菜専用畑 9.3m×5.6m=52.1㎡(15.7坪)

(※エン麦播種範囲は7.9m×5.6m=44.2㎡)

  

 平成29年秋冬野菜専用畑の施肥記録 

『貝化石』 総量16kg(平米300g)

『粒状苦土石灰』 総量4kg(平米76g)

『有機100%5-5-5』 総量20kg(平米384g)(※有効19g/平米)

『化成肥料8-8-8』 総量6kg(平米115g)(※有効19g/平米)

『くん炭』 総量1000リットル(平米19リットル)

『腐葉土』 総量900リットル(平米17リットル )

 ※原則追肥無しですが、草勢によっては液肥を散布する可能性もあります。 

 

 

播種・定植の記録

【定植】8月19日実施

ブロッコリー 『緑帝』 20株定植

キャベツ 『しずはま1号』 20株定植

 

【播種】8月27日実施

ダイコン(1) 『耐病総太り』

ニンジン 『新黒田五寸』 

 

【播種】9月05日実施

エン麦 『ヘイオーツ』

  

【播種】9月24日実施

ダイコン(2) 『耐病総太り』 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171005155023j:plain【秋冬野菜専用畑の現在の様子です】

今のところ、全ての野菜が順調に育っています。(^o^) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171005155059j:plain【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

順調に育っています。間もなく一段大きな防虫トンネルに変える予定です。今のところ害虫の発生はゼロです。防虫ネットを剥がして撮影したいところですが、撮影中に蛾などが侵入して産卵する可能性がありますので、防虫ネットをしたままで撮影しています。ご了承下さいませ。

  

  

f:id:nakazawa-s:20171005155117j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

順調に育っています。ブロッコリーは成長が早いので、すでに一段大きな防虫トンネルに変えました。今のところ害虫の発生はゼロです。ミャー菜園の特徴の一つである、チェーンを用いての栽培はとてもユニークですよね。建設現場で使うチェーンを用いることにより、ネット内に害虫の存在を見つけた場合は、チェーンを外して害虫を外に出し、再びチェーンをネットの上に置けば、害虫の侵入もかなり防げます。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155136j:plain【ダイコン(1)『耐病総太り』の現在の様子です】

順調に育っています。今のところシンクイムシの攻撃はありません。ダイコンはとにかくシンクイムシの食害に用心しなければなりません。成長点をやられたら、その時点でアウトですからね。特に最終間引きが完了して、一穴一株になっているのに食害されたら最悪です。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155201j:plain【ニンジン『新黒田五寸』の現在の様子です】

間引きの途中であり、まだ一穴一株にはなっていません。秋に栽培するニンジンは通常は埼玉県でも梅雨の最中に播種しなければなりませんが、栽培手順の関係でミャー菜園では、8月下旬に播種するのでとても遅いです。ですが無事に収穫に至るので収穫時期がずれるだけだと認識しています。

この段階でアゲハチョウの幼虫が7匹住み着いていますね。10月中にはアゲハチョウになるでしょうから、ギリギリというところですが、飛翔するまでしっかり保護し見守りたいと思います。タイミング的に寒さ対策をしてやるかもしれません。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155219j:plain【アゲハチョウの産卵されたばかりの卵です】

少し解りにくいのですが、写真のど真ん中に直径一ミリの白く丸い玉がみえますね。この卵は、私がニンジンの間引きをしている最中に、目の前にアゲハチョウがやってきて産卵の動きをしていたので、アゲハが去った後撮影しました。産卵現場を目撃したのは初めてです。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155250j:plain【サツマイモの現在の様子です】

そろそろ試し掘りをしてみようと思っています。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155327j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の現在の様子です】

無事に発芽しまして、順調に育っています。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155345j:plain【虫専用のキャベツ・ブロッコリーの現在の様子です】

虫達のためにキャベツ5株、ブロッコリー5株が植えられています。ご覧のように激しく食害されています。食害されて良いのですけど…。すごい食欲ですね。いずれにしても、ここから何十匹かの蝶や昆虫が巣立ってくれれば嬉しいです。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155401j:plain【アオムシ等に食害されたキャベツの現在の様子です】

上から見ますと、まるで芸術作品のように葉が食べられてしまいました。しかしながら恐らく結球はするでしょう。ここまで食べられても枯れることはなく、成長点が激しく食害されていないので、寒くなるにつれて害虫も居なくなりますから、やがて草勢が回復し新葉が展開し、小ぶりではあってもキャベツとして結球部分は食べられると思います。年内にその収穫出来たキャベツを撮影しますので、乞うご期待です。(^o^)

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155418j:plain【アゲハチョウの幼虫の様子です】

意外な所でアゲハ幼虫を見つけました。なんとアシタバの葉の中です。ミャー菜園では、建物の北側の野菜栽培に不向きな場所に、タラの芽やミョウガ、コゴミ等の山野草を育てていますが、一緒にアシタバも植えてあります。そのアシタバの葉に居ました。かなり大きくなっていますので、あと一週間程度で蛹になるのではないかと思われます。アゲハチョウの幼虫がアシタバの葉を食べるなんて本にも書いてありません。そうと知ったら、来年はまた数株アシタバの苗を植えることにしましょう。(^o^)