果菜類の定植を実施しました。結球レタスの収穫が始まりました。(^o^)

果菜類の定植を実施しました。また結球レタスの収穫が始まりました。(^o^)

果菜類の定植については、週間天気予報を見ますと、最高気温が28度29度などという日もあるなか、25度を超える夏日が続くなど好天が続く見込みなので、一気に定植を実施しました。

もちろんビニールトンネルと防寒措置は例年通りのレベルで行いました。定植に際し、菜園仲間が「今年はビニールトンネル無しでも良いのでは?」と語りましたが、確かに天候や最高・最低気温等については、10年に一度あるかないかと言えるほど好条件の天候が続きそうですが、問題は風です。

前線の通過に際し強い風が吹きます。また気圧の谷でも強い風が吹く場合があります。週間予報で風の強さを知ることが出来ない以上、何時吹くかもしれない強風に備えて、定植苗が活着するまではビニールトンネルで保護する態勢を構築しておくのが無難だと思えます。

という事で、天候については極めて好条件ではありますが、例年通りの装備で定植を実施しました。

 

播種・定植の記録

【定植】4月22日実施

トマト 『麗夏』 (20株) 

接木ナス 『千両二号』(7株)

接木スイカ 『大文字三号』(8株)

接木キュウリ 『夏すずみ』(20株)

ピーマン 『京波』(6株)

 

【播種】4月19日実施

ニンジン(2) 『あま~いニンジン』 

 

【播種】4月25日実施

ダイコン(2) 『春姫』 

モロヘイヤ 

 

結球レタスの収穫が始まりました(^o^)

結球レタスがついに収穫期を迎えました。新しい菜園での春野菜の初収穫という事でもありますから、何よりめでたい事に違いありません。(^o^)

菜園の引っ越しを重ね、昨年この畑にたどり着いたわけですが、この畑でも何年耕作できるかは神のみぞ知るという状況です。でも一年でも長く、こうして収獲の喜びを味わい続けられるように、地主さんへの対応も含めて、誠心誠意、そして全力で取り組んでいきたいと、思いを新たにしました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150430125057j:plain【収穫が始まった結球レタス『エクシード』の様子です】 

 結球レタスは二畝で栽培しており、各畝30株ずつ全部で60株あります。ポット苗畝とセルトレイ苗畝とに分けていまして、収穫が始まったのは写真右側のポット苗畝です。

結球レタスの苗購入時は、この両者の苗の大きさは、あまり違いがありませんでした。しかし根量が違うと推測し、成長に差が出るに違いないと購入しました。やはり予想通り、収穫時期にかなりの差が出ました。その詳しい状況は以前の定植後の写真を見て頂くと納得して頂けると思います。

それはともかく、ご覧のように右側の畝、ポット苗畝の30株全株が正常に結球して無事に収穫に至りそうです。草姿も理想的な状況ですね。(^o^)

前回の記事でも書きましたように、これまで結球しなかった、あるいはラグビーボール型の結球になった原因は、マルチを含めたビニールトンネルによる加温し過ぎにあったようです。

原因をほぼ特定出来たことから、来年以降も無事に結球し収穫できそうな流れとなってホッとしています。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150430125133j:plain【結球レタス『エクシード』の様子です】 

 こちらの畝はセルトレイ苗30株のほうです。すでに結球が始まっていますが、残念ながら例年通りのラグビーボール型の結球が一番多いパターンとなりそうです。

しかしながら、ポット苗による通常の結球パターンが確立出来ましたから、来年からはセルトレイ苗は購入しない事により問題を解決できる見通しとなりましたから、写真の様な草姿を見ることもなくなるでしょう。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150430125156j:plainブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 収穫が近づいているので、ブロッコリーの防虫ネットは撤去しました。

ずいぶんと成長しましたね~。(^o^)

と、言いたいところですが…。

 

 

抽台してしまいました~~~ (T_T)

 

言い訳がましいですが、定植直後から最低気温への対応には、細心の注意を持って万全を期してまいりました。ですからミャー菜園に来てからというもの、過度のストレスは与えていないはずです。

結果として今年のブロッコリーは残念な結末となりましたが、精一杯対応してこれ以上打つ手はありません。繰り返しますが、低温への対応は万策尽きています。結果を受け入れる以外ありません。もちろん来年以降も…。

 

と、落胆しているところに、菜園仲間が来て、今年の抽台は「極端な水不足が原因では?」とのたまうではありませんか。

う~~~む。そうした視点で見たことがなかった…。

今年の小雨傾向は、ブロッコリーという巨体を支えきれず、強いストレスが発生した…。という事なのでしょうか。

これまで26年間野菜栽培に取り組んで、ブロッコリーを定植し活着した後に、散水した事は一度もありませんでした。もちろん、今年のような雨が長期間降らないというのは、ほとんど無かったような気がします。

かつてブロッコリーが早期抽台したのを二度経験していますが、その時に雨が少なかったのかどうか、今となっては判然としません。

今後はブロッコリーの抽台について、水不足という観点でも観察を続けていきたいと思います。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150428083611j:plain【定植したエダマメ(1) 『サッポロミドリ』の様子です】 

 4月12日に播種したエダマメ(1) 『サッポロミドリ』の定植を実施しました。播種はこの畝で実施。定植に際しては、マルチを剥がし、苗を全部抜いた上で、再度マルチを敷き、ご覧のように三列に定植したものです。この説明で解りますかね。(^^;)

エダマメの苗を抜いたと書きましたが、その際は根に付着している土は全部払い落とします。苗はビックリでしょうが、そうすることにより草勢を削ぐわけですね。つまり草ボケしないような状況に持って行きます。

その上で定植を実施しますが、この定植作業は、日本でミャー菜園しか実施していない方法で植え付けていますので、その解説を少しさせて頂きます。

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150428083631j:plain【エダマメを定植する為に開けた穴の様子です】 

マルチを再び敷いた後散水します。散水後、10分程度待ち土を安定させます。

これで床の準備完了です、続いて定植作業に入ります。

今度は棒で定植するための穴を開けます。見えている穴の直径は33ミリで、深さは11センチです。この穴にエダマメの土を落とした根を挿入します定植する深さまで挿入したら、稲作培養土を穴に入れて、その際に根を上下に少し動かします。そうすると土が下まで落ちていきますから、苗が安定します。規程の高さまで土が盛られたら、作業は完了です。(^o^)

これも、この説明で解りますかね。(^^;)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150428083643j:plain【穴を作成するための道具です。これは園芸用品店で購入しました】 

 このミニスコップを挿入して穴を作成します。右側の金属部分を使うのではなく、左側の柄の部分を土に挿入して穴を開けるというわけです。(^o^)

柄の部分は同じ太さでなく奥に行くほど穴が小さくなりますから、土がこぼれ落ちるという事がほとんど無いという、とても便利な道具ですよ。もちろん、散水をしていなければ、この機能は発揮できないのは当然ですからね。この道具により直径33ミリ、深さ11センチの穴が開けられるというわけですね。もう少し太い方が良いかなと思っていますが、なかなか理想的な太さの物に巡り会いません。自作しても良いかもしれせんが、現状でも男性の太い指がしっかり挿入できますから、あまり不自由は感じておらず、当分の間この道具で対応する予定です。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150428083722j:plain【朝のエン麦の様子です】 

 かなり長期間雨が降ってないのにも関わらず、ご覧のようにエン麦の葉先に水をたたえています。このような状況はエン麦が元気な証ですね。エン麦畑全体がこうした状況ですから感動的でもありますよ。(^o^)

植物の生命力を強く感じます。早朝の菜園を訪れることが許される私達の役得といった所でしょうか。こうした植物の持つ強いエネルギーを少しでももらえれば嬉しいですね。(^o^)

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150428083815j:plain【自宅の花の様子です】 

 自宅の庭は狭いのですが、若干花木等が咲き誇っていますので、ブログで初めてご紹介させて頂きます。白い小さな花は、ヒメウツギで、今が盛りと咲き誇っていますね。その他として、コデマリやタツナミソウも見えますね。シランやアガパンサスはまだ未開花ですね。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150428083839j:plain【自宅の花の様子です】 

 逆の方向から撮影してみました。ヒメウツギは強剪定しすぎて、本来の草姿である垂れ下がって開花というのが、少し弱くなっています。(^^;)

石垣を覆い隠すように垂れ下がっている緑の部分は、コニファーでブルーパシフィックです。植えて解ったのですが、このブルーパシフィックは丈夫な植物ですね。驚きました。

また写真奥の方には、つるバラ『アンクルウォーター』一本、つるバラ『カクテル』が五本植えられていまして、毎年アーチ上で見事に咲き誇ってくれます。写真では解りにくいのですが、すでに咲き始めています。暑い日が続くのでグングンつぼみが膨らんでいますので、満開もそう遠くないうちに訪れるでしょう。(^o^)

そしてこの写真の中に、柿の木が二本植えられています。甘柿と渋柿ですね。その他の小果樹も複数植えられていますから、花の楽しみ以外に、胃袋にとっても楽しみな花壇となっています。もちろん小鳥たちにも、お裾分けしますから、我が家の小さな花壇には、結構小鳥たちがやって来てくれますよ。(^o^)

エン麦、エダマメ(1)、蔓ありインゲン(1) の播種を実施しました (^o^)

4月も半ばだというのに寒い日が続いていますよね。雨の日は特に寒いです。(^^;)

そうした中でも時節は着実に移ろっていますので、適切なタイミングで播種していくべく、ミャー菜園でも、エン麦の播種、そしてエダマメ(1)、蔓ありインゲン(1) の播種を実施しました (^o^)

 

播種・定植の記録

【定植】4月5日実施

パセリ 6株

ショウガ (試験栽培) 6株

 

【播種】4月5日実施

エン麦 『ヘイオーツ』 1.4kg(28グラム/平米) 

 

【播種】4月12日実施

エダマメ(1) 『サッポロミドリ』

蔓ありインゲン(1)  『ケンタッキー101』  

 

 

 

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 【無事に発芽したエン麦『ヘイオーツ』の様子です】 

 エン麦を播種した場所は秋冬専用畑です。春はエン麦を栽培し、秋から冬にかけて野菜の栽培が続けられます。

先週は雨の多い週でしたね。週間予報でも雨が多い予報だったことから、ぜひその長雨の前にエン麦を播種したいと日曜日の天気が晴れることを祈りましたら、幸いに日曜日は雨とならず無事にエン麦を播種できました。(^o^)

という事で、播種の翌日からの長雨により全く問題なく無事な発芽しました。ただ長雨の間、気温はかなり低く、未明の最低気温は三度前後と、かなり冷え込んだので、発芽したての種がダメージを受けないか心配でしたが、ご覧のような発芽状況ですから、ダメージもなかったようです。

畑にゴミが散乱しているように見えますが、落ち葉や野菜屑を同時に鋤き込んだのです。駐車場があった場所などは、急いで微生物群を育てねばなりませんからね。

エン麦は播種量からして密植ぎみですが、宿根雑草を退治するために、昨年に続き今年も少し播種量を多めにしています。宿根雑草がなくなれば、来年からは通常の播種量で行きたいと思います。

 

 

※ミャー菜園の畑全体を北側へ2.5メートル移動します。

現在のミャー菜園の南側一帯が、隣接する三階建ての住宅のために、日陰になる場所があるので、この度、畑全体を2.5メートルほど北側に移動することになりました。

このエン麦が播種されている場所は、秋冬野菜専用畑ですが、半分ほどは、これまで駐車場と野菜屑置き場でした。駐車場は廃止し、野菜屑置き場は更に北側に移動することにより、耕作する場所が確保できましたから、畑全体を2.5メートルほど北側に移動したというわけです。写真にある物置小屋も、連休を利用して少し移動させる予定です。(^o^)

たった2.5メートルしか移動できませんから、日照に大きな変化は見込めませんし、その割には移動に大変な時間の投入と重労働を伴います。畑の移動はもちろん、納屋や野菜屑置き場の移動もありますからね。しかしながら、野菜たちのために、少しでも良い環境を確保したいという思いが勝りました。

 

 

 

 

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 【キャベツ『金系201号』の様子です】 

 キャベツもずいぶんと大きくなりましたね。全株順調に同等レベルで成長を続けています。まだ害虫の発生はありません。害虫の発生という観点では、キャベツの春栽培は秋栽培と比較して本当に楽ちんですよね。

またキャベツは手間の掛からない野菜でもあります。防虫ネットで被覆すると、これ以降の作業はありません。収穫を待つばかりとなりますね。

 

 

 

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 【ブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 ブロッコリーもあっという間に、こんなに大きく成長しました。(^o^)

ブロッコリーは寒さによるダメージで早期抽台状態になりやすいので要注意です。今春も寒い日が何度かあったことから、早期抽台が心配されましたが、この時点で一株も発生しなかったので、もうその抽台リスクは無くなりました。

ブロッコリーは先週の段階で、普通の防虫ネットでは、ネットに接触するほど大きく成長していましたので、先週日曜日に一回り大きいパイプを用いて防虫ネットで被覆しました。ですからまだまだ枝葉を展開できる空間があります。頑張ってもっともっと大きく成長してね。(^o^)

 

 

 

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【ニンジン『向陽二号』の様子です】

 ニンジンは厳しい寒さの中、一斉発芽に成功しましたものの、ちょっと調子が良くありません。今季はこのニンジンのみ不調の可能性があります。もちろんまだ断定は出来ませんけどね。(^^;)

一つの特徴として、双葉が黒っぽく見えるのです。これまでに赤い葉は見たことがありますが、赤みを超えて黒っぽく見える葉というのは初めてですね…。

生理障害か、あるいは寒さによるダメージを受けてしまったのか…。今のところ成長がゆっくりという状況ですから、気温がぐんぐん上がってくるのか…。これからの成長をしっかり観察したいと思います。このような不良生育過程はめったに観察できませんからね。

 

 

 

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【ニンジン『向陽二号』の黒っぽく見える双葉の様子です】

 ニンジンの双葉については、早春の播種である事から、強い寒さに当たり赤みを帯びるのは良くある事でしたが、この双葉の様子は、赤みを超えて黒っぽく見えるレベルとなっています。本葉が出てきましたが、あまりに遅い成長ペースとなっていますので、今後の成り行きが心配されます。何らかの対応を考えたいと思います。

 

 

 

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 【トウモロコシ『おひさまコーン88』『キャンベラ90』の様子です】 

 トウモロコシは種屋さんから推奨された品種も含め二品種栽培することにしました。左の列が『おひさまコーン88』、右側の列が『キャンベラ90』です。

気温が低めで推移しているので、成長はゆっくりですが、着実に大きくなっていますので、これからの成長に期待です。

 

 

 

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【ダイコン(1)『春姫』の様子です】

ダイコン(1)は特に問題なく成長を続けています。また間引き菜の食用を開始しています。

 

 

 

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 【結球レタス『エクシード』の様子です】 

 結球レタスも大きくなりましたね。30株同等レベルで成長を続けています。(^o^)

30株定植されていますが、30株中、3株のみ結球が開始されていませんが、他はすべて結球が始まっています。ですから草姿は適正という状況です。

昨年まで不結球あるいはラグビーボール型の結球になる株が多かったので、その原因を究明する意味でも、今年は早めにビニールトンネルを撤去してみました。

 

これまでの長年の観察で、不結球あるいはラグビーボール型の結球になる原因は、

1,肥料が多すぎる。

2,マルチおよびビニールで加温され過ぎている。

この二点のどちらかが原因では無いかと感じていましたが、肥料が多すぎるというのは、ミャー菜園は全面施肥ですから、レタスの畝だけ肥料を減らすわけにはいきません。そこで2番のビニールトンネルを早めに撤去してみようと言う事で、桜が満開になり、週間天気予報で未明の気温が3度以下にになる日が無いことを確認した上で、ビニールトンネルを撤去しました。この時期の撤去は、例年と比較してかなり早いタイミングです。

一応すでに早めの結球が始まったと言う事で、読みは当たり、無事に全株結球に至ってくれそうです。長年どうして結球しないのか、原因が掴めず悩んでいましたが、ほぼこれで問題が解決したことになりそうで嬉しいです。(^o^)

 

 

 

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【結球レタス『エクシード』の様子です】 

 こちらの結球レタスはセルトレイ苗ですから、上の畝よりも少し成長が遅くなっています。結球もまだ開始されていません。定植時の予想通り、ポット苗とセルトレイ苗とで収穫時期が少しずれてくれそうですから、初期の予想が当たり、今年は長くレタスの収穫が続く状況となりました。レタスは収穫適期の幅が狭いので、その点は嬉しいですよ。(^o^) 

トウモロコシとダイコン(1) の播種を実施しました (^o^)

今朝の時点で、菜園の近くにある小学校の校庭にある桜は満開という状況で、待ちに待った春の到来です。開花した桜を見つめると、癒やされると共に、心持ちも開放感に満ちてきて、なんでもやれそうな気持ちになってきますよね。畑仕事も一段と力を込めて頑張るよ~。(^o^)

 

先週月曜日に東京で桜の開花宣言がありました。東京都の桜の標準木は靖國神社にあるようですが、東京の桜が開花したというのは必ずニュースになります。しかし埼玉県の桜が開花したというニュースは聞かないので、ミャー菜園でも東京の桜の開花日を基準として、農作業に取り組む事になります。ちなみに埼玉県南部地域の今年の桜は東京とあまり違わずに開花が進んでいるようですが、これはちょっと珍しい現象といえるでしょう。それはともかく家庭菜園をされている方にとっては、桜の開花はとても重要な指針となりますよね。毎年しっかり把握していきたいものです。(^o^)

 

桜が開花すると春がやってきたという事で、菜園での播種や植え付けも本格化しますが、天候に対する楽観は禁物ですね。確かに日中は暖かな日が多くなりますが、注目しなければならないのは未明の最低気温です。桜が満開になってからも、戻り寒波がやって来るのが常ですから、週間天気予報で気候と最高気温・最低気温を毎日チェックしながら、前もって寒さ対策を怠りなく実施しなければなりません。ちょっとした油断が取り返しの付かない結果となりますから、この時節は本当に要注意です。

 

先週一週間は天気予報通りの気象状況となりましたが、ヒヤヒヤの一週間でした。実際にヒエヒエの一週間でしたからね。(笑)

 

早朝の段階で畝に設置してある温度計を見ますと、保温対策を施してあるビニールトンネルの内部温度が、零度またはマイナス1度あたりになる日が四日間ありました。やはり氷点下となると、定植&播種した野菜たちにとって、少なからずダメージを受けてしまうのは避けがたいです。ミャー菜園でも、茎葉が赤くなったり、下葉が黄変するなど、一定の被害&ダメージが発生してしまいました。

 

こうした寒波がやってきて、ビニールトンネル内部が氷点下となっても、驚くことにマルチ下の土中温度は、安定して+10度前後を維持していました。マルチ無しの露地の場合よりも、3度から10度程度高い温度を保っていたという事になります。3度から10度程度の温度差というのは、大したことはないように見えますが、零度付近でのこの差は、ある意味とても大きいとも言えるでしょう。こうした状況から桜の開花前に播種・定植を実施するという早春の野菜栽培では、寒さによるダメージを軽減させる意味でも、マルチ敷きは必須といえますね。

 

先週の寒波襲来でどれくらいの被害があったのか、時間のある日曜日に詳細に点検したところ、レタスとキャベツ・ブロッコリーについては、外葉が黄変するなど一定のダメージを受けてしまいました。またキャベツは店頭にある段階から、茎葉が赤みを帯びていましたが、その赤みが一段と増していました。

 

早春栽培を長くやっていますが、今年よりももっと酷い寒害を受けた年もありました。そうした状況でもブロッコリーの早期抽台は一度しか発生していませんから、その見立てで行けば、今年はブロッコリーの早期抽台は避けられるのではないかというのが今時点の見通しです。また結球レタスについては、強いストレスが結球を妨げる一つの要因のような気がしますから、もしかしたら今年も結球しないレタスを多数生産することになるかもしれないという懸念はあります。(^^;)

 

また氷点下になる状況での、ニンジンやトウモロコシ、そしてエダマメ等の種蒔きは、発芽不良のリスクが格段に高まりますから、極めて慎重に事を運ぶ必要があります。幸いに二週間前に播種したニンジンや、一週間前に播種したトウモロコシは、無事な一斉発芽に成功したので、今は胸をなで下ろしているところです。(^o^)

 

ところで、ニンジンとトウモロコシの播種についてですが、この二つの播種事及び発芽までの段階において、土中水分管理は真逆な対応をとることになります。

ニンジンは播種時からずっと湿気を維持する必要がありますが、トウモロコシは過度の湿気は発芽する前に種を腐らせ、極端な発芽率低下に繋がりますから、ミャー菜園では零度前後の天候が続く場合は、雨よけ栽培にするなどの対応をとっています。

 

この土中の湿気の管理については、氷点下零度前後の気象状況が長く続く事がまれになる、桜が咲いた後の時節における播種については、あまりシビアに対応する必要がありませんが、桜が開花する前の、未明の気温が氷点下零度辺りを行き来する時節に種を蒔く場合は、土中の湿気レベルの維持管理には特段の慎重さが求められるでしょう。 

 

 

播種・定植の記録

【定植】3月22日実施

キャベツ 『金系201号』 20株定植

ブロッコリー 『緑嶺』 20株定植

 

【播種】3月22日実施

トウモロコシ 『おひさまコーン88』

トウモロコシ 『キャンベラ90』

ダイコン 『春姫』

 

f:id:nakazawa-s:20150330083353j:plain【ミャー菜園の防寒対策のご紹介です】

 夜間や未明の頃には氷点下になる事も多いこの時節における野菜の防寒対策として、ミャー菜園ではご覧のような、商品名サニーコートという厚手のビニールを、ビニールトンネルの換気穴部分を塞ぐように被覆して防寒対策としています。この防寒対策により、野菜たちの夜間から未明にかけての強烈な北風によるダメージを軽減してくれていると確信しています。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083416j:plain 【ミャー菜園の防寒対策のご紹介です】 

 昼間はご覧のようにサニーコートを畳んで、片側に寄せフックのようなものに引っ掛けておきます。被覆しっぱなしだと当然のことながら蒸れてしまいますからね。帰宅後被覆し、出勤前に被覆を外すという流れです。サニーコートをこのように小さく収納する事により、遮られる日照も最小限に留まるように努めています。日照を最大限確保するためには、サニーコートを地面付近まで降ろしてしまうのが一番ですが、そうすると雨が降ったときなどに、サニーコートが土で汚れてしまうので、結果としてビニールトンネル自体をも土で汚れて透視度が落ちてしまいますからね。という事で、フック引っ掛け方式のこのやり方は良いアイデアでしょう。サニーコートを用いた、こうした方式でトンネルの防寒対策をしているのは、恐らく日本でミャー菜園だけでしょうね。特に不織布が使えない場合に絶対有効だと思いますよ。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083532j:plain【キャベツ『金系201号』の様子です】 

 このキャベツはホームセンターで購入する時点ですでに葉が茶色がかっていましたから、店頭に陳列されている段階で寒さによるダメージを受けた事は間違いありません。ただ数あるホームセンターの中で、このお店は、夜間は店内に野菜苗を入れるという事を知っているので、酷いダメージは受けていないだろうという推定の元に購入しました。(他のお店はもっと赤みを帯びていました)

先週は予報通り氷点下の日が続き、夜間や未明の厳しい寒さで外葉が黄変しているのが見てとれます。写真では解りにくいですが、茎の部分が購入したときよりも更に赤くなっていますので、キャベツ達にとって、先週一週間は耐えがたい寒さに遭遇したものと思われます。ただ長年の経験から致命的なダメージではないと思われますから、暖かくなるこれからは、ダメージを乗り越え成長を加速してくれると期待しています。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083545j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 ブロッコリーは寒さによるダメージで早期抽台状態になりやすいので要注意です。夜間はサニーコートで被覆すると共に、更に遮光ネットで覆うように対応しました。その甲斐もあってご覧のように下葉の黄変もなく、今のところ寒さによるダメージは無いようにみえます。しかしながら早期抽台するかどうかは、もう少し成長してみないと見通せませんから、当面は無事に花蕾が育つことを祈りながら見守っていきましょう。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083603j:plain【ニンジン『向陽二号』の様子です】

 ニンジンは厳しい寒さの中、一斉発芽に成功しました。(^o^)

現在は外しましたからありませんが、発芽するまでは不織布で被覆してありました。不織布は湿気保持のために設置しましたが、春の栽培では極端に晴れの日が続かない限り、不織布一枚程度の湿気保持対策で良いと思いますね。

ニンジンは好光性種子ですから発芽に一定の明るさが必要です。ですから不織布に強烈な北風により運ばれた土が滞積した場合は、早め早めに払いのけてやらないと、発芽率の低下を招きかねないので注意を要しますね。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150331073934j:plain【トウモロコシ『おひさまコーン88』『キャンベラ90』の様子です】 

 トウモロコシは種屋さんから推奨された品種も含め二品種栽培することにしました。左の列が『おひさまコーン88』、右側の列が『キャンベラ90』です。

すでに両品種には差が見られ、『おひさまコーン88』のほうが、速く発芽し、かつ発芽率も良いようです。『キャンベラ90』のほうは、相対的にもしかしたら失敗かと思えたほど発芽が遅いし数も少ないです。まだ発芽してくるものもあるでしょうから、全体としての発芽率などはもう少し日にちが経過しないと正確に見極められないので、もう少し観察を続ける予定です。

トウモロコシは栽培を早く開始するほど、害虫による被害を軽減できるのは間違いありませんので、無農薬栽培で取り組まれる人は、マルチ敷き・ビニールトンネルのセットで、なるたけ早く播種することをお勧めします。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083615j:plain【ダイコン(1)『春姫』の様子です】

ダイコン(1)は特に問題なく発芽しました。ダイコンは間引き菜としても重宝しますので、播種粒数は多めにしています。

植え穴は15カ所ありますので、間引き菜として小さな株を収獲しても、15株になると結構なボリュームになりますからね。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083637j:plain【結球レタス『エクシード』の様子です】 

 結球レタスは30株ずつ二畝で栽培しています。両畝共にエクシードという品種ですが、各畝はポット苗とセトレイ苗の違いがあります。定植時両者の苗の大きさは、少し差があるといった程度でしたが二種類の苗を購入しました。

ポットとセルトレイでは根の量が違うので、成長するにつれて差がついて収穫時期が少しずれてくれるのではないかという期待が込められています。こちらの写真がポット苗のほうで少し大きい苗でした。定植後二週間経過しているので、私の見立て通りセルトレイ苗と比較して一回り大きく成長しました。(^o^)

写真をよく見て下さい。マルチの上に堆積した土が、北風の強さを物語っています。先週は連日のように冷たい北風が強く吹きつけ、レタスにとっては極めて厳しい環境でしたが、外葉が黄変する程度のダメージで済んでホッとしています。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150330083649j:plain【結球レタス『エクシード』の様子です】

 こちらがセルトレイ苗のほうです。こちらのセルトレイ苗も寒さにより外葉が黄変しています。ポット苗と比較して、草姿が若干小さめであるのが見てとれますね。これから成長するにつれて、上のポット苗と比較してもう少し差が開いてくれれば申し分ないのですが…。どうなるでしょうかね。

マルチを敷き、播種・定植が始まりました (^o^)

出足は鈍いものの農作業を開始すると、手際よくテキパキと事を進めるのがミャー菜園流なのですよ。(^o^)

 

3月14日(土曜日)マルチを敷き、翌15日(日曜日)には播種・定植を開始しました。

例年通りの播種・定植だと、少し早すぎるのではないかという反省点が、前から心の中にくすぶっていましたので、今年は全体的に播種・定植を少し遅らせることにしました。

今月下旬には、再び寒さがぶり返すとの予報もありますので、急がずに播種・定植を進めていきたいと思います。

 

前回も書きましたが、現在の場所での春夏野菜専用畑での野菜栽培は、今年が初めてですから、無事に育つのかという不安が少しあります。一番の問題点は隣接する三階建ての建物の影響で、今現在では午後二時になると畑が日陰となってしまう事です。

しかしこの日照問題はそれほど深刻なものではなく、5月以降になれば、恐らくかなり緩和されるとみており、問題があるにしても播種・定植から収穫期に至るまでの期間が、通常よりも若干長くなるというレベル程度の問題ではないかと楽観はしていますが、要警戒といったところでしょうかね。

いずれにしましても、昨年初めて取り組んだ秋冬野菜の育ちからして、こちらの春夏野菜専用畑でも、まずまずの成長ぶりを見せてくれるのではないかと期待していますし、今年もしっかり野菜たちの生育を見守っていきたいと思います。(^o^)

 

春夏野菜専用畑は二つの区画に別れており、それぞれの畑に7畝ずつマルチを敷きました。合計14畝で春夏野菜を栽培していきます。

 

 播種・定植の記録

 【定植】3月15日実施

結球レタス 『エクシード』 60株定植

 

 【播種】3月15日実施

ニンジン 『向陽二号』 

 

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【マルチを敷き終えた春夏野菜専用畑の様子です】 

 畑の形状により春夏野菜専用畑はご覧のように二つの区画に別れていますが隣接していますので、特段不自由はありません。各区画7畝ずつありまして、畝間はゆとりの160㎝確保しました。これだけ広いとゆとりを持って管理作業ができると思われますし、各畝の野菜たちもゆったりと日照を浴びてグングン育ってくれるのではないかと期待しています。(^o^)

ミャー菜園のマルチの敷き方は独特ですよ。私はサラリーマンですから日曜日しか畑作業ができません。ですから強い風が吹き荒れていても、マルチ敷き作業を予定通り強行しなければならない事も多いです。そうした悪条件の中での強行作業により鍛えられたノウハウですからね。“強風下一人でマルチを敷く” 事の出来るやり方となっています。

作業も速いですよ。マルチを敷く作業そのものは、各畝1本あたり10分程度で敷き終える事が可能です。それもそのはず、高畝にしていませんし、見栄えもそこそこというレベルに限定しているという手抜きは若干ありますが、何より速さを重視していますからね、とにかく作業が速いのは間違いありません。

ミャー菜園のマルチの敷き方に興味がある方は、過去記事をご覧下さいませ。(^o^)

 

saien.hatenablog.com

春夏野菜専用畑に肥料を入れました (^o^)

春夏野菜専用畑に肥料を入れました。(^o^)

いよいよ春夏野菜栽培への取り組みがスタートしました。野菜栽培に取り組んで今年で26年目です。長く取り組んでいると、どうしても惰性で行ってしまいがちですが、初心を忘れずに、今年も身を引き締めて取り組みたいと思います。(^o^)

現在の畑は、元々は田んぼだった場所ですが、50センチから70センチぐらい盛り土して、住宅を建てるために造成された場所です。盛り土部分はどこかで排出された建設残土が投入されたようで、コンクリートの塊やゴミが沢山出てくるような状況でした。

そうしたこともあり、いきなりの野菜栽培には不安がありましたし、畑を借りられるという決定のタイミングが遅かったこともあり、かつスギナが大繁殖していることから、まずスギナ退治を先駆的にしないと後悔する羽目になると思われるなどの懸案があった事から、昨年はエン麦を育て様子を観察しました。

幸いエン麦は特に問題なく育ったことから、今年から春夏野菜の栽培に取り組む事にしました。また嬉しい事に、エン麦が繁茂したことから、スギナも日照を失いほとんど消滅した模様です。スギナにお困りの方は、このエン麦栽培によるスギナ撃滅作戦を参考になさって下さいませ。(^o^)

 

このような経緯もありまして、これまで同様に無農薬栽培有機栽培で取り組みますが、有機栽培は当面棚上げして、有機と化学肥料を併用した栽培とすることにしました。栽培が安定するまで、つまり土作りが本格化するまではこの併用方式で取り組みたいと思います。

肥料はこれまで同様に、元肥一発で追肥はありません。肥料については、適正量が見極めにくいので、まずは多めに入れて成長具合を見ながら、アブラムシ等の害虫発生の様子を観察しつつ、来年の施肥量を決定していくという流れになります。

未知の場所への施肥は、まずは多めというのがポイントです。これまでの経験から少ないよりも多い方が良く育つというのは間違いないと思えますし、新しい畑では肥料過多の弊害も、栄養成長が強まる程度であり、病気の多発や害虫の激発はあまりないように思えます。(極端に入れ過ぎてないという事かもしれませんが…)

 

畑は一面にしたかったのですが、畑の形状から残念ながら二面になっていまして、5メートル×11メートル=55平米の区画が並んで二面あるという状況です。

 

 平成27年春夏野菜専用畑の施肥記録 

『貝化石』 総量40kg(平米363g)

『粒状苦土石灰』 総量10kg(平米90g)

『有機100%5-5-5』 総量40kg(平米363g)

『化学肥料8-8-8』 総量20kg(平米181kg)

『くん炭』 総量1200リットル(平米11.9リットル)

『腐葉土』 総量1000リットル(平米9.1リットル )

ありがとう (^o^)

 今年の家庭菜園は波乱の幕開けとなりました。二月中旬に、地主さんから三月いっぱいで、貸し出している家庭菜園の地を閉園するという連絡が入ったのです。当初はすぐに次の畑が見つかるだろうと楽観していました。これまで何度か菜園の引っ越しがありましたが、いつも世話人が次の畑をすぐに見つけてくれたからです。

 という事で、これまでの家庭菜園の引っ越しは、道具類の引っ越しそのものは大変ではありますが、野菜栽培の中断は無く連続して菜園での栽培を続けることが出来たのですが…。今回はすぐに代替の新しい畑が見つからず焦りました~。(^^;)

 幸いに知人でもある農家のご主人が新しい畑を見つけて下さったので、春夏野菜の栽培は断念せざるを得ませんでしたが、秋冬野菜栽培は無事に取り組む事が出来ましたので、感謝感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。(^o^)

 その意味で、今年は人々のお世話になったと心から実感する一年となりました。一年を締めくくるに際し、世話になった人々を始め、利用する物品に感謝の意を表すると共に、こうして無事に野菜栽培が出来る身の回りの環境に心から感謝の意を表明するのも悪くありません。

思いつくままに感謝の意を「ありがとう」の言葉で書き綴ってみましょう。

 

まずは何よりも妻にありがとう。(^o^)
新しい畑を見つけるべく奔走して下さった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝致します。(^o^)

そして自分自身の健康にありがとう。 腹筋背筋、手足の筋肉さんありがとう。 腰さん、いつも酷使してごめんね。 管理菜園52区画の “愛菜家” メンバーの皆さんありがとう、来年もよろしくね。 もう一つの管理菜園メンバーの皆さんありがとう、来年も楽しく野菜栽培を楽しみましょうね。 有機肥料さんありがとう。 腐葉土さんありがとう。 貝化石さんありがとう。 苦土石灰さんありがとう。 野菜屑・剪定枝葉さんありがとう。 耕耘機さんいつも頑張ってくれてありがとう、頼りにしているよ。 井関農機さんありがとう。 ガソリンさんありがとう。 オイルさんありがとう。 土さんありがとう。 微生物さんありがとう。 耕土を支える更に下の土さんやマグマさん達ありがとう。(^^;) ビニールマルチさんありがとう。 スコップさんありがとう。 角スコップさんありがとう。 草取りホーさんありがとう。 重しとして利用する石さんたちありがとう。 懐中電灯さんありがとう。 電池さんありがとう。 草取り専用長靴さんありがとう。 刈り払い機さんありがとう。 種さんありがとう。 春菊の種さんは小さすぎて年寄りには摘まむのが辛いので、もう少し大粒になってね  (^^;)。 各種苗さんありがとう。 種苗会社さんありがとう。 苗生産者さんありがとう。 地元の種屋さんありがとう。 沼田市の種屋さんありがとう。 花屋さんありがとう。 花苗さん、いつも綺麗に咲いてくれてありがとう。 ホームセンターさんありがとう。 水さんありがとう。 ジョウロさんありがとう。 ポリタンクさんありがとう。 虫除けネットさんありがとう。 トンネルパイプさんありがとう。 トンネルビニールさんありがとう。 ビニール固定プラさんありがとう。 棚スチールパイプさんありがとう。 キュウリネットさんありがとう。 温度計さんありがとう。 間引き苗さん、本当にごめんなさ~~い m(_ _)m。 エン麦さんありがとう。 稲ワラさんありがとう。 ミミズやミツバチ、蝶などの益虫さんありがとう、来年も大歓迎だよ。 アオムシやヨトウムシ、ネキリムシなどの害虫さん、来年は来ないでね (^_^;)。 支柱さんありがとう。 針金さんありがとう。 作業手袋さんありがとう。 ゴム手袋さんありがとう。 長靴さんありがとう。 麦わら帽子さんありがとう。 ハサミさんありがとう。 カッターさんありがとう。 空気さんありがとう。 太陽さんありがとう。 風さんありがとう。 霧さんありがとう。 雨さんありがとう。 ところで雨さん最近怒りっぽくなったのか雨脚が強い時が多いよ。もう少しやさしく降ってね~ (^^;)。 台風さんには参ったよ、来年は少し自粛してね (^^;)。 野菜を買ってくれた皆さんありがとう。 買った野菜がとても美味しかったと語ってくれた皆さんありがとう。 ボーダー花壇の四季折々の花さん達ありがとう。 その花壇の花を手入れして下さっている近所のおばさん達ありがとう。 その花壇の花を綺麗だと褒めて下さる通行人さんありがとう。 雑草さんありがとう。 畑の通路さんありがとう。 野菜屑置き場さんありがとう。 杭さんありがとう。 仕切りロープさんありがとう。 ビッツさんありがとう。 駐車場さんありがとう。 大きな物置小屋さんありがとう。 小さな倉庫さんありがとう。 自宅の倉庫さんありがとう。 アスパラガス畑のパイプさんたちありがとう。 一輪車さんありがとう。 防草シートさんありがとう。 台車さんありがとう。 秤さんありがとう。 マルチ穴開け金物さんありがとう。 チェーンさんありがとう。 クマデさんありがとう。 箒さんありがとう。 チリトリさんありがとう。 野菜屑置き場のコンポストさんありがとう。 ビニールゴミ袋さんありがとう。 スーパー袋さんありがとう。 ターンバックルさんありがとう。 パイプ接続金具さんありがとう。 ガスボンベさんありがとう。 バーナーさんありがとう。 鎌さんありがとう。 収穫カゴさんありがとう。 豊かな大自然さんありがとう。 ふじみの市さんありがとう。 埼玉県さんありがとう。 日本にありがとう。 先人の皆様にありがとう。 銀河系と太陽にありがとう~。

 

そして最後にもう一度、妻にありがとう。ペコリ (^o^) 

 

 

 

 

つたない文章であるにも関わらず、今年も多くの皆様がこの菜園ブログを訪ねて下さいました事を、最後に心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。(^o^)

 

皆様の菜園ライフが益々豊かなものになりますよう祈念いたします。

よいお年をお迎えくださいませ。(^o^)

秋冬野菜の収穫が始まりました (^o^)

天候に恵まれ、今年の秋冬野菜の育ちも絶好調で、無事な収獲に至りました。(^o^)

 

初めて野菜を栽培する畑でしたから、特にヨトウムシを中心とする害虫の大発生が気がかりでしたが、今日まで全体としては、逮捕した害虫は100匹(ヨトウムシが99%)にならないレベルでした。目立った食害は、ハクサイ一株がヨトウムシもしくはネキリムシによる執拗な攻撃を受けて、成長点を食害され続けたために、成長が他の株と比較して遅れている事と、ニンジンについてネキリムシの攻撃に対し、なかなか逮捕できなかったために、欠株が数多くでてしまったという二点ですね。これくらいの食害なら、全体からみれが食害は軽微であり良しとしましょう。

 

台風も二度襲来し、一回は天気図によれば埼玉県の真上を通過したようですが、台風対策をキッチリした事もあり、幸いにどちらも問題にするほどでもないレベルの被害でした。

 

11月2日の日曜日にブロッコリー・キャベツ・ダイコン(1)の収穫を開始しました。ちちなみにシュンギク(1)については、10月5日に収穫開始しています。

秋冬野菜はあまり作業がないので書くことも少なめですが、作業と言えば10月12日に防虫ネット撤去を撤去しました。その際にニンジンのみビニールトンネルに切り替えました。

 

それでは豊かな収穫に至ったミャー菜園の野菜たちをご覧くださいませ。(^o^)

 

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【菜園全体の様子です】 

 なにより秋冬野菜専用畑での野菜栽培は初めてという事ですから、まず順調に野菜が育つのかその事が気がかりでしたし、水はけが極端に悪い土なので豪雨も何度かあった事から、根菜類などの根腐れ等の病気が発生しないか心配でしたが、結果として目立って不調な野菜はなく、全種共に無事にそして順調に育ってくれました。野菜たちありがとう。感謝感謝で~す。(^o^)

 

 

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【菜園全体の様子です】   

 反対側から撮影しました。

 

 

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【ハクサイ『F1郷秋60日白菜』の様子です】 

 株間60センチで初めて栽培してみましたが、株間45センチと比較してかなりゆったりしていますね。野菜たちが無理なくのびのびと育っている印象ですから、来年以降も60センチ間隔で栽培することにします。

60日で収獲できるという早生ですから、もう結球部がかなり固く締まってきていますから、収獲してもよいレベルとなっていますが、まだ鍋の季節ではありませんし、株数が少なめですから、出来れば霜に当て、もっと大きくしてから収穫する予定です。

ハクサイは害虫の攻撃が激しい野菜の一つですが、今年は間引き段階でネキリムシと思われる害虫の攻撃に晒されましたが、それ以降今日までヨトウムシはまだ見ていませんし、食害痕もほとんどありません。結果としてまだ一株もヨトウムシ等の結球部への侵入を許していませんので、今年は台所からの妻の悲鳴も大幅に減少するでしょう。(^^;)

  

 

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 【ダイコン(1)『耐病総太り』の様子です】 

 今年はシンクイムシの攻撃もゼロでした。結果として全株全く手間いらずで、問題なく育ってくれました。

 

 

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【ダイコン(2)『耐病総太り』の様子です】  

 ダイコン(2)も順調に育っています。これらも害虫の攻撃はゼロでした。

 

 

 

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 【ニンジン『向陽二号』の様子です】 

 ニンジンについては、播種が8月31日と一般的に見て遅いので、10月12日他の野菜は防虫ネットを外したその日に、ニンジンのみビニールトンネルで被覆して、保温しながら成長を促しています。その効果もあって、試しに株元を掘ってみたら、根部がかなり大きく成長していました。間もなく収穫開始という事になりそうですよ。(^o^)

 

 

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 【キャベツ『しずはま1号』の様子です】 

 キャベツは39株ありますが、全株豊かな収穫に至りました。キャベツはヨトウムシの攻撃がかなりありました。正確に数えているわけではありませんが、キャベツだけで概ね70匹近くの数を逮捕したと思います。幸いに結球部への侵入は許していないので安堵しています。(^o^)

  

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【キャベツ『しずはま1号』の様子です】 

 

 

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 【右側は害虫専用株です】 

 右側の株は、世界でミャー菜園にしかないキャベッコリーですが、申し訳ないけど害虫専用株になってもらいましたので、ご覧のように惨憺たる姿になっています。ヨトウムシを中心に70~80匹ぐらい放っていると思います。

ミャー菜園では、手で捕獲できる害虫は殺さず再起のチャンスを与えますので、逮捕したら害虫専用株に移してやる事にしています。キャベッコリーさん、ごめんなさ~~い。だけどあなたのお陰で多くの生命が次世代に繋がったよ。ありがとう。

 

 

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【シュンギク(1)『中葉春菊』の様子です】 

 シュンギクは害虫も付きませんし、例年問題なく育ってくれますが、今年も手間いらずで育ってくれました。すでに三回収穫しています。

 

 

 

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【シュンギク(2)『中葉春菊』の様子です】  

 こちらは撮影終了後、芯摘みという意味も込めて、低めに第一回目の収穫を実施しました。

 

 

 

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【ブロッコリー『緑帝』の様子です】 

 ブロッコリーは全く問題なく育ってくれました。シンクイムシの攻撃はゼロでしたし、逮捕したヨトウムシもたったの2匹でした。

ただ嬉しい悲鳴としてですが、20株全部がほぼ成長が揃っている関係で、収穫時期がほぼ同じになってしまい、一斉収獲みたいになりそうでその点で困っています。(^^;)

ブロッコリーは例年暑い8月に定植する関係で、苗の活着にかなりばらつきが発生します。結果として収穫時期が前後にかなり拡散するのですが、今年は珍しく残暑があまり無くて冷涼だった事もあり、全株同じ時期にスムーズに活着した為に、収穫時期も揃ってしまったという訳ですね~。

農家は収穫時期が揃うのは大歓迎でしょうが、家庭菜園の場合は収穫時期が分散してくれた方が良いという場合が多いですよね。最もこのように一斉収獲のようになるのは、10年に一度ぐらいと極めて希ですから、今年はせっせと他者様にプレゼントしましょう。 

脇芽も数多く発生していますから、今年も長くブロッコリーを食することが出来そうです。(^o^)

 

 

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 【ブロッコリーの花蕾です】 

 昨日までの雨により水滴もあったりして、瑞々しく美味しそうですね~。(^o^)

 

  

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 【カマキリの卵が入っている巣です】 

 カマキリがなんとブロッコリーの葉に卵を産み付けていました。すでに二カ所発見していますが、他にもあるかもしれないので、株を処分するときには、慎重に片付けたいと思います。それにしてもですよ、親カマキリがどうやってこのような卵の巣を作って中に卵を産み付けるのか、その過程をぜひ一度見たいですよね~。(^o^)

思い起こせば、日時ははっきり覚えていませんが(確か10月の中頃だったような…)、虫取りの為に見回っていたら、大きなカマキリが枝葉の中に居るのを目撃しました。目撃した場所は卵の巣がある場所とほぼ同じですから、十分に関連性があると思われます。いつもあちこちで見ているカマキリですから、その時は特段気にも留めませんでしたが、今思うとカマキリのお腹はかなり大きかった印象があります。もしかしたら生み付ける前の姿を見たのかもしれません。

ミャー菜園では秋冬野菜の最終的な片付けを2月頃行いますが、今後の対応として、片付けに際しカマキリの巣が付着している葉は、その部分だけ切り離して、北風を避けられる花壇に棒に縛り付けて建てておこうと思っています。

カマキリが巣立ってくれれば、来年のミャー菜園の強力な援軍となってくれる可能性がありますからね。カマキリ君たち来年もミャー菜園をよろしくね。(^o^)

秋冬野菜が順調に育っています (^o^)

適度な雨と十分な日照、かつ快適な気温となり、野菜たちはグングンと成長を加速させています。(^o^)

心配された害虫による食害ですが、ネキリムシの攻撃が目に付きますね~。
昨年まで雑草が茂っていたという事と関係がありそうですが、今のところヨトウムシの被害は無い印象ですから、ある意味予想外の展開になっています。

 

しかしながら、幸いにそのネキリムシの攻撃も、ニンジンに限られていますし、ニンジンの害虫対策として、最終間引き完了まで間引きをゆっくり目に進めることで、被害を少なめにすることに留意しながら進めていけば、まずまずの収穫量を確保できるのではと楽観しています。

 

ダイコン・シュンギクについて、二回目の播種を実施しました。これにより秋冬野菜について、播種・定植は完了しました。(^o^)

 

 播種・定植の記録

 【播種】9月21日実施

ダイコン(2) 『耐病総太り』

シュンギク(2) 『中葉春菊』

 

それではミャー菜園の様子を見てみましょう。(^o^)

  

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 【菜園全体の様子です】 

 菜園全体としては、全種順調に育っていますから、豊かな収穫が期待できそうです。

  

  

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 【ハクサイ『F1郷秋60日白菜』の様子です】

ハクサイは直播きです。移植よりも直播きの方が育ちが良いのは明かですから、これまでずっと直播きで通して参りました。こんなに本葉が大きくなっても、まだ間引き段階なんて、移植栽培では考えられませんね。これこそが直播きの最大メリットです。(^o^)

現在の間引き状況は、一穴二株となっています。一カ所だけネキリムシの激しい攻撃を受け、全株ダメージを受けてしまいました。その穴のところでは、まだネキリムシを逮捕できていませんので、まだ被害を受けるかもしれませんが、それ以外は害虫による食害は無く順調に成長を続けています。(^o^) 

何も植えられていない穴が見えますが、この穴は30センチ間隔にある60ミリの既製の穴ですが、ハクサイを植えてある穴は、105ミリの穴を開けて播種しました。なぜ大きい穴にしたかと言いますと、害虫対策として、少しでも間引きを遅らせる必要がありますから、最終間引きまでゆったりと育ってほしいので、大きい穴にしているという訳ですね。(^o^)

 

といいつつ、言葉だけでは解りにくいですね。

下に写真を再掲載しました。大きい穴と小さい穴とが交互に開けられているのが見えます。各穴で本葉6枚まで複数株育てるとして、大きい穴、小さい穴、どちらの穴が快適、かつ居心地が良いかは一目瞭然ですよね。(^o^)

 

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 【大きい穴は金物で開けた穴、小さい穴がマルチ既製の穴です】

一番手前がハクサイの畝で、株間30センチの既製マルチを敷いています。大小二種類の穴が開いていますが、大きい穴は105ミリで金物を用いて開けました。小さい穴はマルチ既製の60ミリの穴です。こうしてみるとずいぶんと大きさが違いますね。

大きく開けた穴でハクサイを育てますので、株間はゆったり目の60センチという事になります。株間45センチでこれまでハクサイを育てて参りましたが、生育後半かなり窮屈になるので、今年から株間60センチで試行しています。

一つ重要なポイントは、“大きい穴の周縁部に多めに種を蒔く” という点ですね。中央付近に集中して播種すると、大きい穴を開けた意味を失うというのはご理解いただけると思います。

 

 

 

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 【ニンジン『向陽二号』の様子です】

ニンジンのみ、ネキリムシの激しい攻撃を受けています。かなり欠株が出てしまいました。しかもまだ一匹も逮捕できていません。(^^;)

今年のニンジンは播種時期が遅くなったので、10月に入ったらビニールトンネルにして成長を促す予定です。 

 

 

 

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 【ダイコン(1)『耐病総太り』の様子です】

順調ですね。すでに葉が立つようになりました。これにより成長は加速されるでしょう。18株ありますが、シンクイムシの攻撃はゼロ、もちろん食害痕もゼロです。(^o^) 

 

 

 

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 ダイコン(2)『耐病総太り』の様子です

無事に発芽しましたね。これから順次間引きをして行きます。(^o^) 

蒔きすぎでは…。と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、ダイコン・ハクサイ・シュンギクこの三種については、この時期は野菜が無いですからね、間引き菜として活用するために、あえて多めに蒔いています。間引き菜といえども結構な収穫量となりますのでね。馬鹿に出来ませんよ。とても助かっています。(^o^)

 

 

 

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 【キャベツ『しずはま1号』の様子です(1畝目)】 

キャベツも順調に育っています。すでに結球が始まっています。(^o^) 

外葉はすでに防虫ネットに接触するまでに大きく展開していますが、キャベツについては、防虫ネットを一段大きいものに代えるという予定はありませんから、窮屈ながらこのまま進んでもらいます。(^^;)

 

 

 

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  【キャベツ『しずはま1号』の様子です(2畝目)】

キャベツは二畝ありまして、全部で40株ありますが、今のところ全株すべて食害痕ゼロです。(^o^) 

 

 

 

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 【キャベッコリーの様子です】

世界でミャー菜園にしかない「キャベッコリー」はご覧の通りです。(笑)

葉は完全にブロッコリーとなっていますが、結球もしないし、花蕾も付かないでしょう。害虫専用の株にする予定ですが、アオムシ等をまだ一匹も逮捕していないので、葉にはまだ食害痕がありません。 

 

 

 

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 【シュンギク(1)『中葉春菊』の様子です】

すでに最終間引きは終了しています。ネキリムシ等の攻撃はゼロです。あと少しで収穫に至りますね。(^o^) 

 

 

 

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 シュンギク(2)『中葉春菊』の様子です

無事に発芽しましたね。これから順次間引きをしていきます。(^o^)  

 

 

 

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 【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

ブロッコリーは20株植えられていますが、全株同等レベルで順調に育っています。ずいぶんと大きくなりましたね。ブロッコリーもキャベツと同じく害虫が居ないかのように食害痕ゼロです。

ブロッコリーのみ、トンネルパイプ・防虫ネット (幅210センチ) 、共に一段大きなものにしてあります。10月に入りますとこの大きさでもギチギチになるほど成長しますが、これ以上大きなネットは準備できないので、我慢してもらう以外にありません。

秋冬野菜の播種・定植を開始しました (^o^)

ここ数年というもの、9月に入っても厳しい残暑が続きましたが、今年は8月末には秋めいた気象状況となり、かつ8月中に秋雨前線が到来するという、極めて特異な天候となりました。今頃になってエルニーニョ現象がやって来たという印象ですが、何はともあれ厳しい残暑が無かったのは、老体には朗報でしたね。(^o^) 

 

◇ 

 

ミャー菜園における秋冬専用畑では、春の段階でエン麦の試験栽培を行いまして、秋冬は予定通り葉・根菜類の野菜を栽培するに至りました。

 畑の作業を休んだ三ヶ月というもの、「あ~身体が楽だ~。(^o^)(^o^)」というのが正直な実感でした。 

しかしながら一期でも畑を休みますと、その弊害は少なくないと感じました。

栽培をたった一回休んだだけですが、なんと言いますか “勘” が鈍ると言いましょうか、作業手順がスムーズに湧いてきませんね。野菜栽培では微妙な作業、つまり言葉には出来ない繊細な “勘所” というのが厳然とあります。それがスムーズに出てこないのです。アレッと思いながら首をかしげるとアッと思い出す始末です。

野菜栽培もスポーツと同じように、一日でも休むと “一歩後退” という事になるんですね。この事を知っただけでも休んだ価値があると思いました。(^^;)

 改めて続けることの大切さをかみしめながら、こうして再び野菜栽培に取り組めたことを胸一杯に感謝の心を表しながら作業を進めました。(^o^)

 

 播種・定植の記録

 【定植】8月31日実施

キャベツ 『しずはま1号』 40株定植

ブロッコリー 『緑帝』 20株定植

 

 【播種】8月31日実施

ニンジン 『向陽二号』

 

【播種】9月7日実施

ダイコン(1) 『耐病総太り』

シュンギク(1) 『中葉春菊』

ハクサイ『F1郷秋60日白菜』

 

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 【播種・定植が始まった秋冬野菜専用畑の様子】

今年の秋冬野菜専用畑は7畝で運用していきます。野菜の種類としては、キャベツ・ブロッコリー・シュンギク・ダイコン・ハクサイ・ニンジンになります。 

 

 

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【キャベツの様子です】

無事に活着したキャベツの様子です。定植時よりもすでに一回り大きくなっています。キャベツに限らず秋冬野菜は虫との戦いと言っても良いくらいですよね。成長するにつれて、本格的な害虫との戦いに突入することになります。

 

※写真撮影は防虫ネットをしたままで撮影させて頂きます。ネットを剥いで撮影すると、撮影の間に害虫がネット内に侵入する恐れがありますからね。これ以降防虫ネットを撤去するまで、こうした方式での撮影とさせて頂きますので、ご了承くださいますようお願いします。m(_ _)m 

 

 

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【ブロッコリーの様子です

ブロッコリーの様子ですね。断熱のための稲ワラは、地温確保のために間もなく撤去する予定です。

 

 

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 【茎がピンク色になっている様子です】

少し解りにくいかも知れませんが、茎がピンク色に染まっています。今年は例年と比較して残暑が厳しくなかったので、茎がピンク色になる事も無いと思われましたが、やはり少し変色しましたね。半分くらいの株がピンク色になったでしょうか。

このようにピンク色になると、少なからずダメージを受けているのは間違いないようです。その証拠にピンク色にならなかった株と比較して、本葉一枚以上成長が送れています。

 

 

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【昨年の写真です。茎がピンク色になっている様子です】

昨年は残暑が厳しくて、ご覧のように茎が見事にピンク色に染まりました。昨年は子供の花蕾の発生が極端に少なかったのですが、この時期のダメージが影響した可能性もありますね。 

 

 

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 【ニンジンの様子です】

少し解りにくいのですが、ニンジンが無事に発芽しています。(^o^)

発芽させるときは稲ワラを敷いていましたから、ワラが少し散乱しています。正確に計測していませんが、発芽率70~80%ぐらいでしょうか。コート種子を利用して一穴4粒播種しました。4粒とも発芽しないという欠株は一穴だけでした。コート種子は裸種と比べて、発芽させるのが少し難しいと感じています。 

 

  

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 【この株はキャベツそれともブロッコリー?】

葉の形状をご覧下さいませ。キャベツのようなブロッコリーのような…。

キャベツの苗を植えたわけですが、定植時はキャベツの葉そのものだったので迷いはありませんでしたが、成長するにつれて葉がブロッコリーの雰囲気となって参りましたね~。

キャベツは時折おかしな葉の形をした株が出現しますよね。この株から花蕾が発生する可能性は無いと思われますが、結球するかどうかも怪しいですよ。(^^;)

これから観察を続けますし、状況に応じてブログにも掲載しますので、ご一緒に追跡調査して参りましょう。

今後は、この株をミャー菜園で言うところの、「害虫専用株」にする予定です。

 

畑の引っ越しを検討しています。(^^;) 

ここの畑はとにかく土が悪いです。水はけがとても悪い。(T_T)

という事で畑の引っ越しを検討しています。仲介者にはすでに連絡済みです。すぐには見つからなくとも、来春までには新しい畑が見つかるのではないかと期待しているところです。

やはり住宅地として埋め立て造成された場所は駄目ですね~。

表層の土はそれなりなのですが、30センチよりも深い部分は驚くほど、建設残土で盛土されている事から、水が染みこんでいきません。住宅用に造成された場所はこりごりという気持ちです。(^^;) 

 

来年の春作は新しい畑で作付けできるように、日曜日には近隣の菜園&畑巡りをする予定です。こうした取り組みは、なにか懐かしい感じがしましたが、よく考えてみますと、25年前に埼玉県に引っ越しをしたことを契機として、家庭菜園を開始すべく、耕作していない畑を探し求めた事がありましたが、その時と同じだと思いつきました。

“足で探す” これが往時の教訓でした。今回も頑張るぞ。(^o^)

エン麦の鋤き込みを開始しました。(^o^)

久しぶりの投稿となってしまいました~~~。(^^;)

早春はこれまで借りていた畑の整理と、新しい畑への移転作業に忙殺され、今年の春夏野菜栽培への取り組みは無理だと早々に断念しましたから、早春から春そして今日までの家庭菜園での作業と言っても、エン麦の成長を見守るだけでしたから、ブログも放置したままで今日に到ってしまいました。

 

5月1日に播種したエン麦も順調に育ち穂が出てきたので、鋤き込み作業を開始しました。これまでと違って菜園のすべての耕作地にエン麦を播種したので、すき込みが大変です。(^^;)

全部鋤き込むにはそれなりに時間が掛かりますが、まずは秋冬専用畑を優先してすき込みを実施しました。

 

昼食のため一端作業を中断しましたが、その段階で右手手首がかなり痛くなってきました。これは毎年のことで、エン麦すき込みで一番疲弊する筋肉は、腰ではなく手首周りの筋肉のようです。

昼休みに、手首にキネシオテープを血流を妨げないレベルで圧力を掛けて、何十にも巻き(厚いところは1㎝ぐらいになりました)、午後の作業に臨みました。

キネシオテープのお陰で、手首の痛みはかなり緩和されました。と同時に、なぜ手首が一番痛むのか、作業の流れを今一度しっかり観察しましたら、ひとつの原因のようなものを突き止めることが出来たように思います。

 

加齢と共に筋肉は萎え衰えていくので、これまで一貫してエン麦鋤き込みに際しては、「筋肉で作業しては駄目、体重で作業する」という事を提唱して参りましたが、どうやら加齢と共に、身体の柔軟性は失われ、関節の可動範囲は狭められ…。という点にも注意を払わねばならないようです。

手首の痛みが増したのは、腰が以前よりも曲がらなくなったのが原因と思われます。断定は出来ませんが、そのように感じたので、改めてスコップを土に差し込み、天地返しするまでの流れを、今一度精査して点検した結果、手首に負担が余り掛からない動きの流れを新たに見いだしました。(^o^)

改良された点のスコップの動きを言葉で表現するのは、とても微妙で難しいので、音で表現してみますよ。いいですか。

「グワン」

言葉よりも何となくイメージできるのではないでしょうか~。(^^;)

スコップを返す際に、体重+てこの原理ということになりますかね。スコップで天地返しされている方なら、この挙動にピンと来るはずです。

 

年齢を重ねる毎に厳しさが増すスコップによるエン麦鋤き込みですが、作業手順の見直しにより、あと五年程度は楽ちんで作業できそうです。

 

 

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【エン麦の成長の様子】

この場所はスギナやその他の宿根雑草が伸び放題に繁茂していたという事ですから、それらを一気に根絶やしにするために、エン麦は通常の倍の種を蒔きました。ですからエン麦が広範囲に亘ってすでに倒伏していますが、これはあらかじめ予見されたものであり、この倒伏もまた背の低い各種雑草の光合成を妨げるという意味で有効に思えます。(^o^)

 

 

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【秋冬野菜専用畑のエン麦の様子】

ここが秋冬野菜専用畑です。面積的にこれまでよりも少し小さくなりました。まずはここを鋤き込むことになります。

通路部分はすべて防草シートで覆われていますが、宿根雑草を根絶やしにするためです。二年ぐらいはこのままにしておく予定です。

 

 

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【駐車場】

この芝地は駐車場です。無事に芝は活着してくれましたが、土が軟らかいので、雨の後に車を入れるとタイヤの部分が沈下してしまいます…。

土が固結するまでしばらく時間が掛かりそうです。車はこの畑の隣の駐車場を利用して良いと地主さんがおっしゃって下さったので、このように駐車場を設けなくとも良かったのですが、やはり道義的にいつまでも甘えるわけにはいきませんからね。

他に花壇や納屋、野菜屑置き場などが見えます。

 

 

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 【花壇】

駐車場の隣に仕切りとして花壇も一帖半ぐらいの面積ですが設けました。(^o^)

やはり花もないと寂しいですからね。植えられている花はすべて宿根草&多年草です。なるたけ手間が掛からないような花を選んでいます。

 

 

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 【花壇】

春の花はすでに終わり、夏に向けて開花する花が勢いを増しています。

ただ草花君たちには、夏越し、冬越しという二つの厳し~~~いハードルが待ち受けていますからね。多くの草花がそのハードルを乗り越えてくれると思いますが、当然脱落する草花も出てくるはずです。

水やり等、最大限サポートするから、皆元気に来年の春も咲き誇ってくれることを祈っているよ。(^o^)

 

 

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 【野菜屑置き場】

秋冬野菜畑に鋤き込む予定の野菜屑です。置き場は2メートル×5メートルあります。

 

 

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 【エン麦鋤き込み後の様子】

エン麦を鋤き込んだ後の様子です。この秋冬野菜専用畑は5メートル×9.6ートルあり、面積は48平米あります。

暑くて大変でしたが4時間ほどで鋤き込みが完了しました。根がしっかり張っていて、スコップで掘ったままに天地返しできました。

ただ残念ながら、土質は悲しいほどに最悪と言って良いでしょう。(^^;)(^^;)(^^;)

赤土は表土の30㎝ほど、更に深い部分は間違いなく建設残土が…。その赤土も雨の後に触ると粘土になってしまいますから、菜園運用上これまでにない緻密な管理をして行かないと、十分な収穫は得られないと思われます。

 

 

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 【エン麦の様子】

左側は春夏野菜専用畑です。次の日曜日に鋤き込む事になります。

通路はすべて防草シートで覆われています。

 

 

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【空になった野菜屑置き場】

ほとんどの野菜屑を秋冬野菜専用畑に鋤き込みました。

 

 

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【ミャー菜園の現在の様子】

 

 

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 【納屋と倉庫】

鉄パイプと波板で構成される納屋は、菜園仲間が全部移築して下さいました。私はと言えば、仕事が忙しく納屋を移築する暇がありませんでした。菜園仲間が助け船を出してくれて、一切の作業をボランティアで請け負って下さいました。皆さん有り難うございました。(^o^)

 

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【ミャー菜園の隣の空き地】

ミャー菜園の隣にはこのような広大な空き地があります。田んぼだった場所を埋め立て住宅地として造成されたものですが、なぜか数年放置されたままです。日当たりは抜群ですが、土は最悪と言って良いでしょう。

 

この土地の地主さんの友達という方と懇意にしていますので、この土地を畑として借りられるかどうか聞いてもらった結果、貸すことは検討していないという返事だったそうですから、この場所が畑になるのはかなり厳しそうですが、縁があればいつの日か借りられる日が来るかもしれませんから、もしも借りられたらこちらに移りたいと思います。というのも今の畑は半分ぐらいの面積が日照条件が悪いので、その点が少し心配だからです。