視覚障害者ランナー高橋勇市選手が家庭菜園ブログデビューしました。(^o^)

昨年9月「パラリンピック・ロンドン大会の応援に行ってきました」と報告記事を書き、視覚障害者ランナー高橋勇市選手を始めとする日本選手によるマラソン競技の激走ぶりを写真と共に紹介させていただきました。(^o^)

 

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「パラリンピック・ロンドン大会 マラソン競技結果」
 http://saien.hatenablog.com/entry/2012/09/15/113841

 


今回はランニングに関する情報ではありませんが、視覚障害者ランナー高橋勇市選手の趣味である「野菜栽培」の取り組みをご紹介させていただきます。
彼は数年前から野菜栽培に取り組み始めていまして、腕前のほうも徐々にではありますが上がってきているようですから、彼の取り組み姿勢も益々ヒートアップして行きそうですよ。(^o^)

高橋選手の菜園ブログはこちらです。

『「可農生への挑戦」 家庭菜園編 高橋勇市』

http://plaza.rakuten.co.jp/831kateisaien/

 

(4月8日追記)

↓※申し訳ございません。ブログが引っ越しをしました。

『「可農生への挑戦」 家庭菜園編 高橋勇市』
http://blog.goo.ne.jp/u1takahashi/

(※「可農生」という文字は、誤字ではなく意図をもって表記しています。) 

 

 

彼は全盲の視覚障害者ですから野菜を目で見ることは全くできません。主に手で直接野菜に触れて、その “手による感触” で野菜を育てねばならないわけですね。これは私たち晴眼者が、例えば目隠しをして野菜栽培に取り組むことを想像していただければ、視覚障害者が野菜を育てる事がいかに困難を伴うものであるかご理解いただけると思います。

 

高橋選手が菜園ブログを書き始めたことを、ここでご紹介したのは他でもありません。視覚障害者である彼の野菜栽培への挑戦の課程では、常に誰かのアドバイスを必要とするのは必至です。どなたかが高橋選手の目の代わりをしていただきたい。具体的な言葉(ブログでは文字)によるアドバイスがほしいという事ですね。

 

ブログを見て下さる皆様に、高橋選手の目の代わりになってアドバイスして頂くために、ブログにはなるたけ多くの写真をアップしたいと彼自身も語っていました。
掲載される写真は彼自身が写しますので、ピントが合っていなかったり、目的の被写体がどこにも写っていなかったりするかもしれませんが、その際はご容赦下さいませ。
どのような細かな事柄でも結構です、問いかけに対し彼の目の代わりとなってアドバイスして下さいますようぜひ御願いします。m(_ _)m

 

私も長く野菜栽培に取り組んでいますから、視覚障害者が野菜を育てるに際しては、必ず困難に直面する という事を承知しております。しかしながら、もしも視覚障害者が野菜を育てられるならば、“持てるものを活かす” という意味において、それはまた視覚障害者の活動領域の場が、あるいは趣味としての楽しみの場が、ひとつ新たに増える事になると言えるでしょう。だからこそ私は、「視覚障害者による野菜栽培」という、未だ誰も為し得ていない未知の領域に挑戦するよう、高橋選手に強く働きかけてまいりました。


確かにハードルは高そうに見えます。しかし歴史を振り返れば、わずか50年前、視覚障害者が晴眼者並みに速く走るなんて誰が想像したでしょうか。 

困難であるからこそ挑戦する。!!
そしてきっと為し得てみせる。植物という “生命” を育ててみせる。!!
高橋選手の、そうした思いを込め新たな地平を開く挑戦の旅へ出発したという事が、ブログタイトルである「可農生への挑戦」という文言によく表出されていると思えます。

 

【追記】
高橋勇市選手のランニングに関するオフィシャルサイトはこちらです。
『可能性への挑戦』
http://www8.ocn.ne.jp/~u1.taka/    

 

(4月8日追記)

Facebook友達である和田様が、高橋選手の菜園ブログデビューに関連して、とても素敵な記事を書いて下さいました。和田様、有り難うございます。(^o^)

「ICHIROYAのブログ」

http://kyouki.hatenablog.com/

 

『パラリンピック金メダリストが家庭菜園に挑戦!(全盲の視覚障害者の新たな挑戦!)』

http://kyouki.hatenablog.com/entry/2013/04/08/073042

    

春夏野菜専用畑にて播種・定植が始まりました。(^o^)

今年の早春における気象状況の特徴は、“強風と急激な気温上昇” といった所でしょうか。

実際に3月に入り何度かものすごい風が吹き荒れましたし、寒い冬でしたがあれよあれよという間に春真っ盛りのような暖かな気温の日が多くなりました。

徐々にではありますが日本も熱帯性の気象環境となりつつあるのか、春と秋のそれぞれの期間が短くなっているという印象がここ数年強いです。皆さんは早春のこの時節について、どのような印象をお持ちでしょうかね。(^o^)

 

播種と定植

17日の日曜日に定植と播種を実施しました。

午後は風が強くなってきましたが、強風下でのマルチ敷きや播種・定植そしてトンネル被覆は何度も体験済みですから、多少の困難さはあっても問題なく一人で対処し、無事に予定した作業を終えることが出来ました。(^o^)

 

 【播種】 
ニンジン『向陽二号』(ペレット種子) (株間縦横共に15㎝)  
ニンジンは好光性種子ですから、覆土は極めて薄めにします。今年は保湿対策はせずに播種しました。


ダイコン『耐病総太り』 (株間30㎝) 
種が浮き上がってこないように、例年通り少し深めの1.5センチほど土を被覆して播種しました。

 
トウモロコシ『ハニーバンダム』 (株間30㎝) 
今年は気温が高いことから、雨対策はせずビニールの換気口はそのままでいきます。

種蒔きの際は、マルチの穴に播種する粒数を同数にする等把握しておくと、発芽したときに発芽率の検証が出来るので便利です。小松菜みたいに小さすぎる種は無理かもしれませんが、ペレット種子とか、トウモロコシやダイコンの種なら問題なく数えて播種できますね。

 

 
【定植】 
結球レタス『エクシード』 70株 (株間30㎝) 

キャベツ『金系201号』 22株 (株間45㎝) 

ブロッコリー『緑帝』 22株 (株間45㎝) 


キャベツ・ブロッコリーも含めてすべてセル苗ですが、セル苗はポット苗と比較して、定植適期幅が狭いので注意を要します。

今年の結球レタス苗は、気温が暖かく推移したせいで成長が進み、寝巻きががかなり進んでいましたから、苗をポットから外すのに手間取り、かなり根を押したり引いたりとダメージを与えてしまいました。

成長に悪影響が出ないように祈るばかりです。(^^;)

 

 

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 【タマネギ『OP黄』の現在の様子です】

暖かくなり成長が再開されました。苗は定植の段階で大きい苗から小さい苗まで順に並べて定植しました。手前側が大きい苗、奥の方へ行くほど小さい苗を植えたことになります。定植時苗の直径が5ミリを超えていると、トウが立つリスクも高くなりますから、5ミリ以上は排除しました。写真手前側に植えた苗は、直径が5ミリに近いものを植えたことになりますから、手前側がトウ立ちのリスクが一番高いと思われますが、定植苗の茎の直径寸法がトウ立ちにどのように影響するか観察してみる予定です。

昨年秋にネキリムシに四株食害されましたが、予備苗を植えましたから、現在は全株植えられている状態です。

マルチの周囲には、たくさんの石が置かれています。マルチが強風で吹き飛ばされないように、重しとして置いてあるのです。この石はとても重宝でいろんなステージで活躍してくれます。皆さんもこのような石を準備され活用してみて下さい。(^o^)

 

 

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【アスパラガスの現在の様子です】

ご覧のようにアスパラガスの畝には厚さ5㎝以上稲ワラで被覆されています。防寒対策という訳ですよね。(^o^)

この稲ワラは春夏野菜専用畑で使用したものを、秋冬野菜専用畑でも苗のマルチとして使用し、そしてその後にアスパラガス畑に敷いて更に活用していることになりますから、ミャー菜園では稲ワラは三度活躍してもらう流れになっていますよ。(^o^)

 

 

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【ボーダーガーデンの現在の様子です】

「冬来たりなば春遠からじ」厳しい寒さが続いたこの冬のあいだ、パンジー達はけなげにも咲き続け、ご覧のように元気に再成長の時を待っています。

間もなくゼラニウムとか多くの一年草を定植して賑やかなボーダーガーデンにする予定ですよ。(^o^)

 

 

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【ビニールトンネルの様子です】

すでに播種・定植を終えた畝の様子です。(^o^)

ご覧のようにビニールトンネルの表面に、更に断熱シートで被覆しているのが見えますが、このような状態で夜間の寒さから畝を守っています。

朝にはこの被覆シートは剥がしますが、作業の利便性を考慮して、剥がすのではなく片側に寄せるという方式で対応します。そうすれば、再び被覆するのにすごく短時間に被覆することが出来ますからね。

このような「被覆→剥がし」の作業は、仕事から帰っての夜間や、出勤前の早朝に行います。例年このような対応は、桜が咲く頃まで続けられます。(^o^)

 

まだトンネルが設置してないのでマルチが見える畝がありますが、よく見ますと棒のようなものが置いてありますね。

棒のようなものは “重し” として置いてあるのです。この時節は時折強烈な風が吹きますからね。重しをマルチに乗せておかないと、無残にもマルチが吹き飛ばされ…。

という結末になってしまいますからね。土がカラカラだと余計に飛ばされやすいですから要注意ですね。(^o^)

 

それにしても、トンネルに使用しているビニールが赤茶けていますね~~。(^^;)

ごめんね~、野菜君達。ビンボーだからしょうがないよ。(^^;)

何年も使用しているビニールなので、ずいぶんと汚れていますが、これでは太陽光線もあまり透過しないかもです。もっとも現在定植・播種した畝は、そう遠くないうちに防虫ネットなどにきりかえる事もあり、汚れたビニールでもさほど悪影響は無いように思えます。ちなみに果菜類については、なるたけ新しいビニールを使用するように努めています。

 

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(※20日撮影)【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

まとまった雨が降り地面が黒っぽくなりました。(^o^)

それにしても、強風が吹き荒れ、一晩でマルチの上がゴミだらけになってしまいました。これだけの風が吹き荒れるのですから、ビニールトンネルをしていなかったら、一晩で苗は深刻なダメージを受けるでしょうね。 

 

 

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(※20日撮影)【キャベツ『金系201号』の現在の様子です】

キャベツは生長が早いですから、定植時よりも、すでに少し大きくなってますよ。

キャベツとブロッコリーの畝については、ビニールトンネルの被覆と共に、防虫ネットでも同時に被覆してあります。ちょっと見にくいのですが。

その理由は、今年はすでに相当暖かな日もありますから、最高気温予想が25度近いような日は、裾を上げておかないと焼けてしまう恐れがあります。

ビニールの裾を上げておいたら、チョウチョは容易に葉に卵を産み付けることが可能となってしまいます。という訳で、裾を上げておいても防虫ネットがあるために、チョウチョが葉に近づくのは不可能という訳です。

アオムシさえ防げば、春のキャベツ・ブロッコリーはその他の害虫は発生しないので、本当に楽ちんな栽培となりますよ。(^o^)

 

 

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(※20日撮影)【ブロッコリー『緑帝』の現在の様子です】

ブロッコリーは寒さによるダメージを受けやすいのですが、今年はその心配は不要かも知れませんね。ブロッコリーについては、その点だけが心配の種といえますから、今年は安心して見ていられそうです。(^o^)

春夏野菜専用畑にて畝にマルチを敷きました。(^o^)

 この時節、昨年は雨が多くて管理機による耕耘に日程調整が困難を極めましたが、今年は小雨傾向にあり、耕耘の日程調整は問題なくて予定よりも一回多い四回の耕耘を経て、本日のマルチ敷きと相成りました。(^o^)

雨もまずまずの雨量で二回降りましたから、有機肥料もそれなりにこなれて土のコンディションも良い感じですよ。(^o^)

マルチ敷き作業はかがんで作業しますので、足腰に負担がかかり大変な作業なのですが、この作業が始まると、気分は一気に野菜栽培モードになり、ピリピリッと気が引き締まります。

近年仕事は忙しくなる一方でプライベートの時間確保が難しい課題なのですが、今年の野菜栽培も例年通り全力で取り組みまして、結果として心豊かな菜園生活を送りたいものだと願っているのですが、さて今年の作柄はどうなりますかね…。

 

 

マルチ敷き

ミャー菜園の春夏野菜専用畑は、全部で13畝ありますからマルチを13本敷きました。午前は耕耘をし、午後マルチを敷き始め、強い風も吹かなかったこともあり、夕方には余裕を持って作業を追えることが出来ました。

  

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マルチ敷きについては、詳細な解説文を旧菜園観察日記に昨年掲載しましたので、その解説文を転載させていただきます。

家庭菜園でのマルチ敷きは、まさに十人十色といえるぐらい、様々な方法があると思われますが、ミャー菜園のマルチ敷きは実にユニークですから、マルチ敷きが旨くできなくて困っているという方はぜひご覧になってみてくださいませ。

 

 

(転載開始)

ミャー菜園のマルチの敷き方ご紹介

ミャー菜園のマルチの敷き方をご紹介したいと思います。(^o^) 

ミャー菜園でもかつて200坪の面積で野菜を育て、畑で朝市を開き販売していた時期がありましたが、これだけの面積だと管理機を用いて機械的にマルチを敷かないととても間に合いませんので、この時期は機械を用いてマルチ敷きを実施していました。 
 
しかし現在のような小さな面積を機械で敷くと、開始点と終了点とで手間ばかり掛かって効率が良くありません。
 
という訳で、現在のミャー菜園では手作業でマルチを敷いています。
マルチの敷き方というのは、本当に十人十色と言っても良いほど、皆さんが個性的な敷き方をするのに驚いていますよ。(^o^) 
 
もちろん、ミャー菜園の敷き方もかなり個性的です。 
見る人が見ると、あっと驚くユニークな方法であるかもしれません。 
 
本来ならユーチューブなどの動画にして見て頂ければ、リアルに表現できますし、「なるほどな~」 と作業の手順をよく理解して頂けるのではないかと思いますが、現状では動画による公開は考えておりません。何とか言葉による解説で理解して下さいますよう御願い致します。
 
 
 
写真はたった二枚だけです。(^_^;) 
最も重要なポイントを映し出している写真を掲載しました。 
 
ミャー菜園のマルチ敷きは二つの特徴がありますよ。(^^)/ 

 
1,目測で作業を進めるため作業が早い。 
ミャー菜園のような比較的規模の大きい菜園で、一日にたくさんのマルチを敷かなければならない場合に、この方式はとても有効です。 

 
2,強い風が吹いていても単独でマルチが敷ける。 
ミャー菜園方式のマルチ敷きは、強風にとても強いです。 
かなり強い横風が吹いていても、一人での作業を強行できるという特徴があります。 
風が強くても日曜日にしか作業が出来ないという条件下での試行錯誤が、ミャー菜園のマルチ敷きの方法を生んだのですから当然ですけどね。(^o^) 

 
ミャー菜園でのマルチ敷きの目標は、「単独で、早く、きれいに敷く」 という点です。 
小さな菜園で小さな畝を一畝か二畝作ればよい場合は、じっくりと丁寧に作成すればよいのであり、作業のスピードをあまり重視しないが故に、ミャー菜園方式はあまり参考にならない事をご了承下さいませ。
 
 
畝間は約1.4mありますが、この寸法だけは計測して位置決めしますが、あとの作業はすべて目測で進めます。(^_^;) 
ですから、体験を重ねて慣れるまであまり格好良くできないかもしれません。 
 
ミャー菜園ほど畝の数が無いという場合は、間縄やテープ等を用いて、綺麗に作業できるようにすれば良いはずです。
 
 
すべてミャー菜園方式に準ずる必要はまったくありません。 
参考になる部分だけ真似れば良いのですからね。(^o^) 
 
 
一つ条件があります。 
マルチを敷く畝は平畝です。5㎝とか10㎝とかの高畝にする場合は、この解説はあまり参考になりません。 
ミャー菜園でも少し畝を高くしているのではないかと思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、通路部分が自然と圧密されて低くなった結果、若干の高畝に見えるだけです。 
 
 
 
それでは、ミャー菜園のマルチ敷きの手順を言葉にて解説します。 
理解しがたい部分がありましたら、どうぞ投稿でご質問下さいますよう御願い致します。 
 
1,管理機にて畑全体を耕耘する。 
(施肥した以降一度でも雨が降れば、マルチ敷きのために必ず耕耘します。マルチ下の土をフカフカの状態にしておくためです)
 
 
 
2,畝の位置を計測し、棒などを挿しておく。 
(ミャー菜園ではセンターライン位置を表示していきます) 
 
3,畝と畝の中間点を歩き足跡をつける。 
(通路部分となる場所ですからその位置を解りやすくするためです。1枚目の写真右側に、歩いた後がありますね) 
 
4,畝の部分をレーキ等でおおざっぱに平らにする。 
 
5,畝の部分を長さ70㎝の板きれで丁寧に平らにする。 
(ミャー菜園ではやりませんが、この段階で丸いパイプで平らにしても良いですし、板でたたいて圧密してもよいですね) 
 
6,マルチの向きを、目測で反対側のセンターに合わせて置く。 
(この反対側のセンターに合わせるというのは意外に難しいですよ) 
 
7,マルチの上にブロックを二枚置く。 
(ブロックは強風に対する重しになると共に、定規にもなるわけです) 
 
8,端部を埋める。 
(※埋める部分を長く切らないように注意。長く切ると土の中で水たまりが出来る可能性があり。その水が腐って病気が発生する可能性があり) 
 
9,マルチを土の上で転がしながら反対方向に持って行く。 
(地面に向かって少し圧しながら進みます。つまり転がっている石などを押さえつけて前進するのです。結果として畝が更に平らになります。これは重要なポイント作業のひとつです) 
 
10,マルチが反対側に達したら、元側のブロックを二枚を外す。 
(狭い菜園の場合は、このブロックを反対側に持って行く。ミャー菜園の場合は広いしかずがあるので、両側に二枚ずつブロックが用意されています) 
 
11,引き終えたマルチを強く引っ張りながら、ブロックを二枚載せる。 
(風が強くマルチが煽られる場合は、ブロックを乗せてから13番→12番の順で実施) 
(両側にブロックが用意されている場合は、マルチが反対側に達した時点ですぐにブロックを乗せることができるので、強い風の時には楽ちんで作業できますよ) 
 
12,所定の位置でマルチをカッターで切断して、土に埋める。 
(同じく長く切らないように注意) 
 
13,木材を重しとして畝の中央付近に二ヶ所置く。(※写真参照) 
(畝の距離が長い場合、又は強風でマルチが煽られる場合は、途中二ヶ所 (合計4個の木材) このような木材を置けば、強風に対しマルチが煽られませんし。また木材を置くことにより、真っ直ぐ直線的にマルチを敷けます。従ってこの木材を置くというのは、重要なポイント作業です) 
 
14,ブロックを外す。 
 
15,「三角ホー」 という道具で、マルチを埋めるために側面を掘っていく。 
(鍬ではだめです。マルチシートの下を掘り進めますので、三角ホーでなれば不可能です) 
(これは熟練を要する作業です。慣れるまではロープを張って、事前に法面を掘っておくのもひとつの方法です) 
 
16,マルチ側面を手でまず埋めていく。そして靴で二往復程度踏みつけてより固結させる。 
 
17,最後にマルチの上に乗った土を、ホウキで掃いて綺麗にする。 
 
 
以上がミャー菜園のマルチ敷きの方法です。(^o^) 
言葉では理解しにくいですがご了承下さいませ。m(_ _)m 
 
冒頭に書きましたように、マルチ敷きはまさに十人十色の方法がありますので、ミャー菜園方式の一部が皆様のマルチ敷きの参考になるのなら、この上ない喜びですよ。(^o^) 
  
追記 
ミャー菜園のトマトやキュウリの畝の支柱設置も、ミャー菜園方式は実にユニークですから、後日ご紹介させて頂きます。(^o^) 
 
 
■写真一枚目 
ミャー菜園のマルチ敷きの特徴がよく出るように写した写真です。(^o^) 

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■写真二枚目 
三角ホーで側面を掘り終えた段階の写真です。 
三角ホーで側面を目測で真っ直ぐ掘り進めるのはかなり難しい作業ですが、「基準となるべき位置」を把握できるようになれば、より簡単に掘り進める事が出来るようになります。とにかく体験を重ねて下さいませ。 

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左側には敷き終え完成したマルチが見えますが、決して完全な綺麗さではありませんが、とにかく早くマルチが敷けるというのが、このミャー菜園方式の特徴でもあります。(^o^) 

(転載終了)  

春夏野菜専用畑に肥料をすき込みました。(^o^)

実は一週間前、つまり2月24日の日曜日に肥料すき込みを予定していたのですが、 その日は低気圧の影響により想像を超える強風が吹き荒れ、とても作業できるような状態ではないので、一週間延期して本日肥料すき込みを実施したという状況です。

本日のすき込みは穏やかな風の中で実施できましたが、昨日はといえば凄い強風でしたから、一日違いでかくも違うのかと改めて驚いた次第です。この時節は「強い風が吹いて当たり前」というような気象環境ですから、とにもかくにも無事にすき込みを終えて安堵しています。(^o^)

 

春夏野菜専用畑に肥料をすき込みました。(^o^)

春夏野菜専用畑の面積は、縦横19.8m×5.5m=108.9㎡(33坪)です。

『貝化石』 総量20kg 平米183g

『粒状苦土石灰』 総量4.5kg 平米41g

『有機100%5-5-5』 総量40kg 平米367g

『くん炭』 総量1200リットル 平米11.0リットル

『腐葉土』 総量1380リットル 平米12.6リットル

以上が施肥の全量です。元肥一発で追肥はありません。

 

 昨年は雨が多くて難儀しましたが、今年は雨が少なくて難儀しそうですね。(^^;)

土中水分が多い状態で耕耘すると、土がダンゴ状態になってしまいますし、逆に土中水分が少ない状態で耕耘しますと、団粒構造を破壊してしまう可能性が高まります。

今年は土がカラカラ状態ですから、耕耘機の出力を抑え気味にして、ロータリーの回転数を抑えながらの作業となりました。

 

また腐葉土は国産腐葉土が販売されてないので、昨年に続き「東南アジア産」と表示された腐葉土100%と表示されたものを使用しました。

 

16日・17日の土日のどちらかでマルチを敷く予定ですが、その間に最低でも二回の雨に当てたいな~。少雨傾向にあるのでとても心配です。一度も雨が降らなかったらどうしよう~~~。(^^;)

 

 

 

 

ところで野菜栽培においてミャー菜園で一番重視しているのは「野菜をしっかり観察する」という点でしょうかね。皆さんはいかがでしょうか。(^o^)

 

野菜をよく観察してしっかり育てようとしている方は多いと思います。

“野菜をよく観察する” というのは教本にも書いてありますから、ミャー菜園に限らず菜園愛好家である多くの皆さんがそのように意識し、実際に実行されていると思いますが、野菜は目で観察するものと思っている方がいらっしゃるとすれば、それは大いなる誤解ですよ。

野菜を二つの目で観察しても何も見えません。(キッパリ)

 

野菜は “心眼” で観察するものなのです。

 

心眼…。難しそうですが、そうではありません。すなわち野菜の気持ちになると同義であり、これは野菜観察に限らず、人生の全てに通底する思考形態でもあります。

だからこそ、その人の持つ心眼の深さの度合いにより、同じ事象を見ても大きく見解が異なることも実際に起こり得るのです。

 

という事で皆様に提案です。

今年は人間目線すなわち上から目線で野菜を観察するのではなく、野菜になったつもりで、野菜の気持ちになってのち、野菜を客観的に観察してみて下さいませ。(^o^)

 

野菜の気持ちになって見るだけでなく、この際ですから害虫の気持ちにもなってみて下さいませ。

 

“ネキリムシ” の気持ちを知ってしまったあなたは、安易に靴底で踏み殺してしまうなんて、もう出来ませんね~~~。(^o^)  

ありがとう (^o^)

年齢を重ねるほどに一年の経過が早くなる印象ですが、誰もが通る道と思えますからそれはそれとして、本日大晦日まで一年間無事に家族と共に過ごせたことを素直に喜びたいですね。(^o^)


ミャー菜園の現在の様子は、秋冬野菜が残り少なく畑に残存しているという状況で、例年通りの光景といったところです。この時節は妻の指令により畑へ収穫に出向く以外これといった作業はありません。 

例年と一つ違うとすれば「菜園観察日記」をはてなブログに移動したという事でしょうかね。(^o^)
以前の日記から引き続き訪ねて下さった方々、そしてはてなブログになってから訪れて下さるようになった方々がいらっしゃると思います。

まずは訪れて下さった事に感謝いたします。m(_ _)m そしてつたない文章をお読み下さり、少しでも野菜栽培の参考になったと感じて頂ければ望外の喜びでございます。(^o^)

 

それからミャー菜園がある畑は、私が借りている畑部分60坪以外にも13区画あります。またミャー菜園から徒歩5分ぐらいの所に39区画が展開する家庭菜園があるのですが、ここは私が地主さんから依頼されて全体の管理のみ引き受けています。

ですからミャー菜園での野菜栽培と共に、合計で52区画の菜園を管理しているわけですが、皆さん良い人ばかりで特段のトラブルも一切無く、世間話も含めて家庭菜園で交流できるのが本当に嬉しいですよね。52区画で野菜栽培をされている皆様、本当に有り難うございました。(^o^)

 

◇ 

 


ところでミャー菜園も小さな畑ではありますが、ちゃんと農法の名称があるんですよ。少し長いのですが、「豊作でなくていい、普通の作柄が約束された農法」というんです。(笑)
こんなへんてこりんな農法名は聞いたことがないと思いますね~。
広く知られた「永田農法(緑健農法)」とか、奇跡のりんごで有名な「木村農法」とかと比肩しうるレベルのものではありませんが、なによりも普通の作柄が約束されていると言うのですから凄いでしょ~。(笑) 

普段の仕事が忙しく、細々とした菜園ノウハウを記述する機会も少ないのですが、日本でミャー菜園のみが行っている作業ノウハウは沢山あります。これは日本でミャー菜園のみが行っている「…と思われる」ものを含めると50項目は超えるでしょう。
これら細かい細かい栽培ノウハウの集積が、「豊作でなくていい、普通の作柄が約束された農法」の作柄を維持していると断言できます。過去22年間のひどい失敗を含めた試行錯誤の積み重ねにより、貴重なノウハウをミャー菜園にもたらしてくれたのです。
正に “長く続けることの大切さ” を問わず語りで教えてくれていると言えるでしょう。

 

ミャー菜園の基本理念を言葉で表現しますと、今は亡き自然農法家福岡正信氏の世界観が強く反映されていますが、

1,「無為自然」すなわち人為は大自然よりも低位にあると自覚すべき。
2,人は種を蒔き苗を植えるだけ。人が野菜を育てることは1ミリとてできない。

3,生命の視点に立てば、野菜やミミズ、ネキリムシなども等しく尊い存在。

 


野菜栽培は一人ではほとんど何も出来ないと言えるでしょう。なぜなら種や苗、そして支柱やビニールなど多くの資機材を購入したりしなければなりません。また気象も含めた自然環境という条件にも恵まれなければなりません。福島原発近辺の方々は野菜を育てることさえままなりません。私たちは普通に野菜を育てられることが、いかにありがたいものであるかに思いを馳せねばなりませんね。

端から見れば好きな趣味である野菜栽培を勝手にやっているだけといえるかもしれませんが、“感謝なき野菜栽培” は、自ずと成長の度合いも又限られたものになると思えます。なぜなら野菜栽培は “人智を超えた事象” でもあると言えるからです。

 

一年を締めくくるに際し、こうして無事に野菜栽培が出来る環境に心から感謝の意を表明するのも悪くありません。思いつくままに感謝の意を書き綴ってみましょう。

まずは何よりも妻にありがとう。(^o^)
そして自分自身の健康にありがとう。 腹筋背筋、手足の筋肉さんありがとう。 腰さん、いつも酷使してごめんね。 52区画のメンバーの皆さんありがとう、来年もよろしくね。 有機肥料さんありがとう。 腐葉土さんありがとう。 貝化石さんありがとう。 耕耘機さんいつも頑張ってくれてありがとう、頼りにしているよ。 ガソリンさんありがとう。 オイルさんありがとう。 土さんありがとう。 微生物さんありがとう。 耕土の更に下の土さん達ありがとう。 ビニールマルチさんありがとう。 スコップさんありがとう。 草取りホーさんありがとう。 刈り払い機さんありがとう。 種さんありがとう。 春菊の種さんは小さすぎて年寄りには摘まむのが辛いので、もう少し大粒になってね  (^^;)。 各種苗さんありがとう。 種苗会社さんありがとう。 苗生産者さんありがとう。 地元の種屋さんありがとう。 花屋さんありがとう。 花苗さん、いつも綺麗に咲いてくれてありがとう。 ホームセンターさんありがとう。 水さんありがとう。 ジョウロさんありがとう。 ポリタンクさんありがとう。 虫除けネットさんありがとう。 トンネルパイプさんありがとう。 トンネルビニールさんありがとう。 間引き苗さん、ごめんなさ~~い m(_ _)m。 エン麦さんありがとう。 稲ワラさんありがとう。 ミミズやミツバチなどの益虫さんありがとう。 アオムシやヨトウムシ、ネキリムシなどの害虫さん、来年は来ないでね (^_^;)。 支柱さんありがとう。 針金さんありがとう。 作業手袋さんありがとう。 ゴム手袋さんありがとう。 長靴さんありがとう。 麦わら帽子さんありがとう。 ハサミさんありがとう。 カッターさんありがとう。 空気さんありがとう。 太陽さんありがとう。 風さんありがとう。 雨さんありがとう。 台風さんは少し自粛してね (^^;)。 野菜を買ってくれた皆様ありがとう。 買った野菜がとても美味しかったと語ってくれた皆さんありがとう。 ボーダー花壇の四季折々の花さん達ありがとう。 その花壇の花を手入れして下さっている近所のおばさん達ありがとう。 その花壇の花を綺麗だと褒めて下さる通行人さんありがとう。 畑の通路さんありがとう。 杭さんありがとう。 ビッツさんありがとう。 物置小屋さんありがとう。 稲ワラさんありがとう。 アスパラガス畑のパイプさんたちありがとう。 一輪車さんありがとう。 台車さんありがとう。 秤さんありがとう。 チェーンさんありがとう。 クマデさんありがとう。 箒さんありがとう。 チリトリさんありがとう。 野菜屑置き場さんありがとう。 ゴミ袋さんありがとう。 スーパー袋さんありがとう。 ターンバックルさんありがとう。 パイプ接続金具さんありがとう。 温度計さんありがとう。 ガスボンベさんありがとう。 バーナーさんありがとう。 鎌さんありがとう。 収穫カゴさんありがとう。 ふじみ野市さんありがとう。 埼玉県さんありがとう。 日本にありがとう。

そして最後にもう一度、妻にありがとう。(^o^) 

 

ミャー菜園では来年二月に有機肥料をすき込むまで作業がほとんどありません。従いましてそれまで書くべきものもありませんから、選挙も終わった事だし (^^;)、この際来年二月まで冬眠させて頂きます。土の中は予想以上に暖かいんだよ。

スコップ、スコップ。 それではお休みなさ~~~い。(笑)

エン麦をすき込みました、また大根の収穫が始まりました (^o^)

ミャー菜園のメインイベントであるエン麦すき込みを実施しました。(^o^)

エン麦の中に住み込んでいる昆虫類を道連れにしないために、前段としてエン麦は前の日に刈り払い機で30分ほどかけて刈り倒しておきました。

 

このエン麦すき込み作業は、加齢と共に相当な重労働になってまいりましたが、ミャー菜園の基幹作業でもありますから、身体が元気なうちは頑張ってエン麦すき込みに取り組んでいく予定です。

エン麦すき込みの重点ポイントは過去日記をご紹介しますから、そちらを参照して頂ければと思いますが、最も重要なポイント二点のみ、ここに掲載させて頂きます。

1,エン麦すき込みは天地返しも兼ねており、土を180度しっかり返す。

2,重労働ですから、高齢者は筋肉パワーではなく重力を利用して作業する。

 

1番について、ミャー菜園ではエン麦すき込みという作業がありますから天地返しを兼ねて行いますが、例えばエン麦すき込みがなかったとしても、ミャー菜園では年に一度はスコップにより天地返し作業を行うでしょう。

不耕起栽培に取り組む人は別として、慣行農法で野菜栽培に取り組む場合は、年に一度ないし二度の天地返しは必須であると思えます。

2番について、若いうちは天地返し作業も筋肉パワーで押していって良いでしょう。しかしながら筋肉が衰え始める40歳代以降は、高年齢化するに従い筋肉パワーで作業を進めたら身体が壊れてしまいます。(^^;)

自然の理に逆らわないで重力や作用反作用を利用しながら、またスコップを右に左に交互に持ち替えながら、筋肉負担の分散に努めたり…等々の工夫を重ねながら作業を進めることが大切です。詳細は紹介する過去記事を参照下さいませ。

今年6月16日に掲載した過去記事でのエン麦すき込み作業の重点ポイントです。

 http://saien.hatenablog.com/entry/2012/06/16/102605

 

今回も作業をしていて、いくつかの作業改善点を発見するなど、新しい作業ノウハウを取得しました。エン麦すき込み作業はすでに20年以上実施している作業ですが、これだけ長くやっていても新しい改善点が発見され続けているのが実情です。

これはおそらく嫌々作業をしていたら、こうした新発見とは無縁でしょう。いつの時も家庭菜園に於けるすべての作業の重要性を認識し、注意力を維持しながら作業を進めることこそが、作業能率を改善し、栽培環境を向上させ、“野菜たちにとって居心地の良い環境” 構築に欠かせないノウハウの取得に資するでしょう。

 

 

ミャー菜園ではエン麦すき込み作業時に、野菜屑・剪定屑も同時にすき込みます。下の写真をご覧下さいませ。 

 

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【半年間集積を続けた野菜屑・剪定屑の山です】

これはミャー菜園の一角に集積してある野菜屑・剪定屑です。

実際に見ると写真よりもかなりボリュームが多いです。剪定屑は昨年剪定したものを今年使うという流れになっています。

この野菜屑・剪定屑は、自家発生したものだけではなく、他の人からたくさんいただいています。ネコブ病などの伝染が心配ですが、多様性こそが大切と思えますから、どのような病気になった野菜屑でも受け入れるようにしています。

この野菜屑の中には、家庭から出る台所ゴミいわゆる生ゴミも入っていますが、植物由来のものだけを厳選して畑に入れています。肉や魚などの動物由来の生ゴミは畑には入れないようにしています。ただし貝殻・卵の殻はオッケーとしています。

この野菜屑・剪定屑は、スコップで一列ごとに掘るたびに一輪車で運んで、各列三カ所カ所ぐらいに置いていきます。あまり分散させるとミミズ君たちにとっては生活しづらいのでは無いかと思えるからです。ミミズ君たちに引き続き野菜屑等を食べてもらい、しっかりと糞をしてもらう事が土壌改良に繋がるわけですからね。

 

 

 それでは本日のエン麦すき込み作業を、皆様に解りやすいように具体的に算数の数式で表してみましょう。(^o^)

 

 

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II

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【エン麦すき込み作業終了後の様子です】

見事にエン麦と野菜屑・剪定屑が消えて無くなりましたね~~~。(^o^)

ゆっくり作業するなら、どなたでもこのようなレベルに持って行くことが出来るでしょうが、一日とちょっとの時間でこの作業をここまで綺麗に終えるというのは、日本広しと言えども、ミャー菜園園主以外には居ないのではないかと…。それぐらいこの職人技に自負と自信を持っていますよ。あっ、それから「この年齢で」を加えても良いかもしれません。

繰り返しますが、天地返しは180度しっかりと土の天地をひっくり返す事が大切です。不耕起栽培を除き、エン麦を栽培するしないに関わらず、全ての菜園で年に一度は天地返しをすることを推奨したいですね。(^o^)

 

 

  

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【収穫が始まった大根『耐病総太り』の現在の様子です】

大根も無事に収穫に至りました。特に害虫の発生も無く、草勢も強いままを維持して、全株無事に成長してくれました。(^o^)

 

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【白菜『耐病中生75日型白菜』の現在の様子です】

白菜は害虫に少し入られてしまいました。(^^;)

初めて見る害虫です。少し油断がありました。

 

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【玉葱『OP黄』の現在の様子です】

無事に活着してくれました。(^o^)

すでに三株ほどネキリムシにやられましたが、捕植して事なきを得ました。ネキリムシも全員逮捕しました。まだしばらくはネキリムシの攻撃があるので、注意深い観察を続ける予定です。

 

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【収穫したサツマイモの様子です】

サツマイモも本日収穫しました。(^o^)

あまりにもサツマイモらしくない姿だったので、妻に持ってもらい撮影してみました。今年は天候に恵まれこんな大きなサツマイモがゴロゴロ収穫できました。

 

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【害虫専用キャベツの現在の様子です】

害虫専用キャベツは二株ありましたが、一株は爆発したので収穫しました。ご覧の一株はまだ爆発しそうにないので、まだ当分このままにしておく予定です。

害虫専用キャベツ二株に合計30匹以上の害虫を放ちましたが、激しい食害に耐えてキャベツはご覧のように結球しました。結球部右側に少し穴が開いていますが、中に害虫のサナギが入っていました。間もなく巣立っていくのでしょう。

 

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【人参の葉に住み着いたアゲハの幼虫です】

人参の葉には、現在10匹以上のアゲハの幼虫が住み着いています。無事に巣立つことを願っていますが、日に日に寒さが強まっていますから、無事に蝶になれるかとても心配しています。

ここ埼玉県も先週金曜日に軽い初霜がありました。今後は霜が降りる日も多くなるでしょう。幼虫のうち一匹は葉にとりついたまま死んでいますが、おそらく寒さにやられた可能性が高いです。

幼虫君たち、遠慮しないでどんどん葉を食べて、一日も早く巣立ってね。(^o^) 

ブロッコリーの収穫が始まりました。またタマネギの苗を定植しました。(^o^)

ブロッコリーの収穫がついに始まりましたよ。 (^o^)

今年はブロッコリーの収穫がかなり遅れてしまいました。原因はよく解りません。これほど遅れたのは初めての経験だと思えます。一番の可能性は窒素が効き過ぎて栄養成長が暴走した…。

ともあれ収穫こそ遅れたものの、ご覧のように脇芽がかなり数成長しているので、脇芽の収穫は順調にそして沢山の収穫が見込まれますから、これから来春まで長期にわたり収穫を継続できそうですよ。(^o^)

 

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【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

遅れましたがついに収穫が始まりました。ご覧のように大きな花蕾になってくれました。害虫による葉の食害も散見されますが、これから寒くなっていくので、徐々に害虫は減少していくでしょう。

 

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【ダイコン『耐病総太り』の現在の様子です】

ダイコンも順調に育っています。間もなくの収穫開始となりますね。(^o^)

左の畝には、ニンジンと春菊が植えられているのが見えます。確かブログでは初めての公開だと思います。春菊はすでに収穫を開始しています。ニンジンも遅い播種ではありますが、無事に収穫に至りそうですよ。

 

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【ハクサイ『耐病中生75日型白菜』の現在の様子です】

9月16日に播種しましたから、「もしかしたら結球しないかも…」と一抹の不安がありましたが、すでに結球が始まっており、正規の大玉にはならないかもしれませんが、まずまずの結球に至ってくれそうですから、この段階でまずは安堵しました。(^o^)

ハクサイの左側の列、一番前のハクサイを見て下さい。葉の様子がハクサイらしくありません。おそらくこれはハクサイではないと思われます。(笑)

山東菜とも違う印象です。葉物栽培では、このように違った葉をした野菜が出現するのは決して珍しくありません。他の野菜種が混じってしまうのでしょうね。

間引き段階では見抜けませんでした。撤去してしまうのももったいないので経過観察を続ける予定です。

 

また左側の畝には日よけネットが被さっていますが、定植したタマネギの畝です。本日は雲ひとつ無い快晴ですから、朝から晩まで強い日照に晒される見込みです。

ダメージを受ける恐れが大なので、このような日よけ措置をとりました。

明日は曇りのち雨との予報ですから、この日よけ措置は本日限りのものです。

 

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【タマネギ『OP黄』の現在の様子です】

日よけネットを撤去した畝の様子です。防虫ネットは早春まで被覆を続けます。

定植したタマネギの畝です。株間縦横15㎝、155本定植しました。

苗の注文は200本でしたから、良苗を選別しての定植です。今年は暑かったせいか、苗が大苗になっており、一番大きいのは茎の直径が7ミリもありました。購入苗の場合はこうした事態になっても選択の余地はありません。

従いまして抽台を回避するために、苗の直径が5ミリ以下のものを選びました。ちなみに5ミリを超える苗は十数本ありました。

また葉の長さも30㎝から35㎝ぐらいだったので、25㎝に切りそろえました。今回は根はそのままとしました。

 

タマネギ栽培で最も注意しなければならない点は抽台ですが、注意点としては

1,近隣の農家が植える地域に合った品種にする。

2,定植後速やかに活着するように配慮する。

3,早めの播種は厳禁。自家播種の場合、地域の播種適期を守る。

4,大苗や老化苗の定植は避ける。

5,本格的な寒さになる前に、直径が1㎝を超えていると抽台のリスクが高まる。

 

管理面での当面の作業は、天候を見ながらの早期活着の為の散水と、ネキリムシ対策ですね。

毎日畝を点検し、ネキリムシに食害された場所に予備の苗を植えていきます。もちろんネキリムシ逮捕に全力を尽くさねばなりません。

という事で予備のタマネギ苗を100株につき最低5本程度は準備しておきたいですね。そうすれば欠株を防ぐことが出来ます。(^o^)

 

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【エン麦の現在の様子です】

エン麦が順調に育っていますね。(^o^)

現在の予定では、11月18日にすき込む予定です。

キャベツの収穫が始まりました (^o^)

キャベツの収穫が始まりました。(^o^)

8月22日に60株定植したもので、全株無事に収穫に至る見通しとなりました。

今年は防虫ネットを極力剥がさないという方針で各種作業を実施したこともあり、かつてない程害虫が発生しませんでした。菜園全体でまだ20匹ぐらいしか排除していない印象です。これにより防虫ネットを剥がさないようにして作業をするという方針は、これからも続けていくことにしました。(^o^)

 

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【8月22日のキャベツ『しずはま1号』の様子です】

写真は定植直後のキャベツの様子ですが、思えば今年の夏は本当に暑かったですね。しかも夕立もなく土はカラカラ…。

8月22日に定植されたキャベツ60株、ブロッコリー20株にとっては、今年の夏は暑い上に土がカラカラでしたから、活着が遅れとてもとても辛い夏であったと思います。

全ての株が、よくぞあの暑い夏を乗り切ってくれた…。まずはその点を褒めてあげたいですよね。ありがとう。(^o^)

 

 

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【ミャー菜園の全景です】

ついにキャベツの収穫が始まったミャー菜園の全景です。

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

収穫が始まったキャベツは三畝あります。

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

キャベツの畝です。

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

キャベツの畝です。写真に見える一番手前のキャベツを撮影後収穫しました。

 

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【害虫専用のキャベツ二株の現在の様子です】

この害虫専用キャベツにすでに十数匹放ちましたが、見た限り二三匹しか見当たりません。自然界は本当に厳しいですね。しかしながら人間は可能な限り食物連鎖のリングを断ち切らないようにしたいものです。自然が自然であり続けるために…。

 

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【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

花蕾も順調に育っていますよ。(^o^)

今年のブロッコリーは全く害虫が発生せず逮捕した害虫もゼロです。

 

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【ダイコン『耐病総太り』の現在の様子です】

ずいぶんと大きくなってまいりました。(^o^)

 

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【ハクサイ『耐病中生75日型白菜』の現在の様子です】

白菜も大きくなりました。間引きも終了し草勢が強まるのを待つばかりとなっています。(^o^)

 

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【エン麦の現在の様子です】

緑の絨毯になってきましたね。まだまだ成長しますから楽しみです。(^o^)

同じタイトルですが、秋野菜が順調に育っています (^o^)

この秋も天候に恵まれ、野菜たちもグングンと成長を加速させていますね。(^o^)

ただ10月はヨトウムシ・シンクイムシ等の害虫発生のピークでもありますから、管理をおろそかにすると、菜園が惨憺たる状況に追いやられるという事態になってしまう恐れがありますから要注意です。

 

 

皆様は害虫を捕捉するのに何か道具を使っていますでしょうか。

ミャー菜園ではピンセットを使用しており、皆様にお勧めしたいです。(^o^)

もちろん害虫は手で捕らえるのが一番手っ取り早いのですが、これらの道具はヨトウムシなどは手で掴めないという方にもお勧めですし、例えば成長点に害虫が入り込んだケースでは特に有効で、

1,死骸を成長点から排除できる。

2,成長点のダメージを手でやるより軽減できる。

3,害虫の大きさによっては、手よりも確実に捕捉できる。

などが利点としてあげられます。どれも捨てがたい利点ですが、特に3番はやってみて納得という印象がありますから、皆様にぜひピンセットを常備しておかれることを推奨したいですね。(^o^)

 

 

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【菜園全体の様子です】

本日防虫ネットを撤去しました。キャベツ・ブロッコリーが大きく成長していますね。それに葉があまり食害されていないのが嬉しいです。(^o^)

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

キャベツは三畝あります。一番目の畝です。

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

二番目の畝です。

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

三番目の畝です。ご覧のように間もなく収穫開始となりますね。(^o^)

 

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【この二株は害虫専用のキャベツです】

日本でミャー菜園にしかないと思われますが、害虫たちの為のキャベツです。二株あります。場合によっては四株になる場合もあります。

逮捕した害虫はすべてこの二株に放ってやります。害虫は原則として殺しません。

原則とは、

1,小さすぎて指先で掴めない。(シンクイムシを含む)

2,小さな隙間に居て逮捕に失敗した場合、下の隙間に落ちる可能性がある。

この二点に該当する可能性がある害虫については殺しますが、害虫と言えども掛け替えのない生命であり、可能な限り殺さないという方針で取り組んでいます。ネキリムシについては、逮捕後例えばエン麦畑の土に埋め戻してやります。

今年の秋野菜ではこれまでのところ、ミャー菜園では害虫の発生が少なく、数匹を殺し、数匹をこの害虫専用のキャベツに放ちました。

この害虫専用のキャベツも、集めた害虫が増えるにつれて葉がボロボロになりますが、秋が深まるにつれて害虫も消えていき、最終的には人間が食すのに可能なレベルのキャベツとなってくれますよ~。(^o^)

 

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【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

ブロッコリーは脇芽もたくさん出てきました。(^o^)

 

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【ダイコン『耐病総太り』の現在の様子です】

ダイコンの間引きは完了しています。

 

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【白菜『耐病中生75日型白菜』の現在の様子です】

白菜は現在一穴2株~3株という状況です。

白菜の畝の隣にある未使用のマルチ部分にはタマネギを定植する予定です。タマネギ苗は購入します。穴の数は150株ありますから、まずまずの数を植えられますね。

 

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【アスパラガスの現在の様子です】

順調の成長しています。来春が楽しみです。(^o^)

 

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【エン麦の現在の様子です】

春夏専用畑のエン麦も順調に育っていますね。(^o^)

秋野菜が順調に育っています (^o^)

台風17号が本州を縦断していきましたが、被害に遭われた方々のお見舞い申し上げます。m(_ _)m

埼玉県も台風が真上を通過していきましたが、幸いに大きな被害は無かったようですし、ミャー菜園も実害はありませんでしたのでホッとしているところです。(^o^)

ミャー菜園でも台風対策として若干の対応をしました。防虫ネットが風に煽られて裾がめくり上がらないように石や鉄棒を置いて重しにしたという程度ですが、その効果があって台風通過後観察しましたが、全く影響を受けずに済みました。(^o^)

 

 

ミャー菜園では毎晩虫取りを実施していますが、全ての畝には防虫ネットが被せられている事もあり、本日までに逮捕した害虫はたったの四匹です。

昨年の害虫発生状況と比較するとおよそ十分の一程度に激減しているという状況です。

 

実は今年は初めての試みを実施しているのです。

それは「防虫ネットを一切剥がさないで各種作業を行う」というものです。

これまで長年畝での作業、たとえば間引きなどですが、畝の防虫ネットの片側をめくって間引き作業を行っていました。

また畝間の草取りなども、綺麗に除草するために防虫ネットをめくって、畝を綺麗に除草していました。

更に写真撮影をする時も、防虫ネットをめくって撮影していました。

防虫ネットの裾を上げてのこれらの作業は、振り返ってみれば結構長時間の作業となりますから、もしかしたらその作業時に、蛾がこっそり飛んできて葉に卵を産み付けていたかもしれません…。

そう思えましたから、「そうだ、これからは裾をめくらないで作業をやってみよう」と相成ったわけですね。(^o^)

 

これにより、防虫ネットの中に蛾などの害虫が侵入する事をほぼ遮断できたせいか、最初に書きましたように、これまでと比較して害虫発生が十分の一に激減したという訳ですね。

菜園ではこれからヨトウムシが参入してきますから、害虫発生についてそんなに甘くないよと思い知らされる可能性がありますが、いずれにしても害虫発生を抑制する手法を新たに一つ手に入れたといっても良いかもしれませんね。

ただし、これは写真を見てお解りのように、チェーンを併用しないと効果が低下してしまう恐れがありますからね。

それでは、このブログを見て下さる皆様も、ぜひお試しあれ。(^^)/

※という事で、これまでは防虫ネットを剥がして撮影していましたが、これからは防虫ネットはそのままで撮影させて頂きます。あしからずご了承下さいませ。

 

 

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【秋野菜が植えられている畝の様子です】

全ての畝には防虫ネットが被せられています。本日までに逮捕した害虫はたったの四匹です。例年と比べ大幅に害虫発生が減っています。

 

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【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

キャベツは三畝トータル60株ありますが、全株順調に育っています。(^o^)

早く活着した株は、結球部がすでにソフトボール大の大きさになりました。

 

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【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

ブロッコリーの葉も大きく展開し、一段大きなトンネルパイプにしてあるのですが、かなり窮屈になってまいりました。もう少ししたら防虫ネットを撤去する予定です。

ブロッコリーは今年まだ一匹も害虫が発生していません。シンクイムシもゼロです。

この段階までで一切害虫が発生しないなんて初めての経験ですね。

ご覧のように重しとして乗せているチェーンが防虫ネットから間もなく外れてしまいそうですから、写真撮影後、石で防虫ネットの裾を押さえつけるように措置しました。

 

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【白菜の現在の様子です】

白菜はまだこんなに小さいです。(^^;)

白菜については例年9月5日頃播種するのですが、今年は9月6日から12日までロンドン旅行がありましたから、行く前に播種するのは躊躇われましたから、帰ってきてから播種することとなり、結果として9月16日に播種しました。同時に大根や春菊も同時に播種しました。

白菜については、播種が遅くなったので、草勢を見ながら必要ならビニールトンネルで被覆して成長を促進させる予定です。

 

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【アスパラガスの現在の様子です】

秋になり雨も多くなって再び新芽が活発に伸長していますよ。(^o^)

今年は二年目、来年は三年目ですから、予定通り来春から収穫開始となります。

 

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【エン麦の現在の様子です】

エン麦も順調に育っていますね。(^o^)

11月末にはすき込む予定です。エン麦はすでに毎日刈り取って猫ちゃんたちのおやつになっていますよ。(^o^)