忙しい、忙しい、忙しい…。
今年に入ってから、仕事がとても忙しく、胃に違和感を感ずるほどストレスにつきまとわれています。またゴールデンウイークに入ったら、気が抜けたのか風邪を引いてしまい、更にいつも横になるソファで、風邪を引いた身体を横たえていたら、なぜだか腰痛が発生してしまうなど、これまでで最悪のゴールデンウイークとなってしまいました~~~。(T_T)
しかしながら畑の作業は待ってくれないので、辛かったですが菜園作業も一応予定した作業を連休中に終えることができ安堵しています。
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春本番となりミャー菜園でも春野菜の収穫が本格化してまいりました。
早春から今日まで埼玉県あたりでは、気象的には低温・少雨傾向にありますが、野菜栽培全般で見れば、これは悪い話ではありません。もちろん毎年気象状況は変わりますから、どのような気象傾向になろうとも、臨機応変に対応する姿勢が私たちに求められているのは、これからも変わること無い永遠のテーマでもあります。
本格的な収獲が始まったミャー菜園の各野菜たちは、いまどんな状況でしょうか。
さっそく順番に見てみましょう。(^o^)
※写真は5月4日に撮影したものです。
結球レタス・ブロッコリー・キャベツの収穫を開始しました。(^o^)
【菜園全体の様子です】
各野菜共に今のところ大きなトラブルはなく、順調に成長していますね。(*^^)v
果菜類が定植されたばかりであり、菜園には多くのビニールトンネルが設置された状態です。ここ埼玉県あたりでも、5月中旬ぐらいまでは強風が吹き荒れる日がありますので、油断大敵、可能な限りビニールで被覆する期間を延ばすように努めています。
【収穫が開始されたブロッコリー『緑帝』の現在の様子です】
コロちゃんという読者さんが指摘して下さったように、序盤で「ブロッコリーべと病」が発生したようですが、幸いに病気は「発見したときには終息していた」という状況でしたから、特に影響を受けることなく収穫に至りました。(^o^)
20年以上野菜栽培に取り組んで初めて体験した「ブロッコリーべと病」ですが、今後の対策としては、
1,ビニールを通して野菜の様子が見えないほど古いビニールは使用しない。
2,ビニールトンネルで被覆している期間、トンネル内部の昼間環境に留意する。
3,「これまで無かったから」と観察を軽く済ませない。
特に2番について言えますが、昼間は東京で仕事をしているので、平日のトンネル内の観察をするのは無理なのですが、朝の段階での、昼間の気象状況の予測精度を上げて対応したいです。
【収穫が開始されたキャベツ『金系201号』の現在の様子です】
キャベツの品種は『金系201号』です。とにかく柔らかくて美味しいと高い評価を受けている品種です。また埼玉県では広く栽培されており、地域になじんだ品種でもあります。この段階で食用を開始しましたが、まだまだ結球は大きくなりますから、これからも食べ急がないでじっくり育てたいです。
キャベツに関しては特段の問題もなく、また害虫の発生についてはもしかしたらゼロかもしれないぐらいに楽ちんな栽培でした。秋にキャベツを栽培されている方なら、防虫ネットのみの対応で、ご覧のように外葉に食害痕がほとんど見当たらない状況は、「信じられない」と思われるはずです。葉物については秋よりも春のほうが圧倒的に楽ちん栽培となりますね。(^o^)
【収穫が開始されたレタス『エクシード』の現在の様子です】
見事にそろって育ちましたが、今年もラグビーボール状の結球が七割ぐらい発生してしまいました。もちろん味に変わりはありませんから、この品種特有の柔らかな食感は他に代えがたいものがありますから、これからもこの品種で押していきます。
ラグビー状に結球してしまう原因として、
1,序盤から肥料が効きすぎた。
2,強い寒さに何度か当たった。
3,ミャー菜園横にある街灯による夜間照射が悪影響を与えている。
この三点ぐらいしか思い浮かびませんが、何しろこの付近で、この時節結球レタスを栽培している農家・家庭菜園が一切無いので、比較したり、声をかけて情報交換するなどの手がまったくないのが残念でなりません。
何か手を打たないと、毎年同じ事を繰り返すことになってしまいますよね~。(^^;)
※収獲を終えたレタスの畝に、以降スイカの蔓が伸びてくる手はずとなっています。
【普通に結球したレタスの様子です】
この写真は普通に結球している状態の写真ですね。
【順調に結球しなかったレタスの様子です】
こちらが長く結球しない状態が続いた株の写真です。結球そのものは解りにくいのですが、ちゃんと形成されていますから、収穫すれば普通よりも小さめですが、問題なく食することが出来ます。
【収穫を打ち切ったアスパラガスの現在の様子です】
収穫初年ということで、4月一杯で収穫を打ち切りました。一部の茎については草勢をみながら収穫せずに伸長させましたから、ご覧のようにかなりの茎がすでに高く伸びています。
写真のように地上から一メートルぐらいの位置に、ネットを張ってあります。これにより台風などの被害をゼロにすることが可能となりました。
ネットの設置は一畝10分で完了できますから、トータル20分で設置完了という、すごく便利な手法となっています。このアスパラガスプラントは世界でミャー菜園にしか無いものです。どなたか真似をしたいと言うことであれば、詳細な写真をお送りしますので、ご連絡下さいませ。(^o^)
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昨年茎枯病が発生しましたから、今後はこの病気との戦いが始まります。
しかしながらアスパラガス茎枯病は難防除病害であり、過去に産地の維持が困難になるなどの事例もあるとの事で、アスパラガス最大の病害と言えそうです。(T_T)
ひとつの防御手段として、現在畝は20㎝ほどの高畝となっていますが、株元を少しずつ土盛りして、最終的に畝高を30㎝に持って行く予定です。
また畝に被覆していた稲ワラも細菌の住処となり、そこで越冬するという話ですから、今年からは稲ワラ被覆を今後も続けるかどうかも検討する予定です。
【タマネギ『OP黄』の現在の様子です】
順調に成長していますね~~。(*^^)v
肥料は昨年7月に全面施肥して以降は一切の追肥をしていないという経過ですが、葉色もあまり濃くなく、窒素の効き具合がちょうど良いという印象で、草姿はばつぐんに良いと思われます。(^o^)
まもなく茎葉の倒伏が始まるものと思われます。それにしても、ご覧のようにトウが立った株が一株も見当たりません。トウ立ちがゼロというのは、これまでで初めての経験だと思います。
一番手前側が、定植時茎の太さが5ミリ程度の、比較的太い苗が植えられています。奥の方にいくに従って茎の細い苗を定植しました。(5ミリを超える苗は廃棄処分)
一番手前側がトウ立ちする可能性が一番高かった訳ですが、トウ立ちが無いことから、5ミリ程度の太さでは、トウ立ちに影響を与えない可能性がありますね。
【トウモロコシ『ハニーバンダム』の現在の様子です】
順調に成長していますね~~。(*^^)v
ミャー菜園では、一穴二株育てていますから、間引きは完了しています。
【ナス『千両二号』の現在の様子です】
定植以降寒い日もありましたが、無事に活着してくれたようです。
次の作業としては、第一花が開花した時点で、花は切除します。
【夜間用保温措置の様子です】
夜間はまだまだ寒いので、ご覧のように保温材をビニールの上から被せ、少なくともビニールの換気穴を塞ぐような措置をとっています。
【夜間用保温措置の様子です】
「大きな洗濯ばさみは何?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、昼間はご覧のように保温材を小さく束ねて洗濯ばさみで止めておくためのものですね。そうしないと保温材が広がってしまい、影をより大きく作ってしまいますからね。(^o^)
【キュウリ『?』の現在の様子です】
今年も接木苗にしました。品種は不明です。無事に活着したようです。(^o^)
しか~~し、台木に病気が発生しているようです。(^^;)
ほとんどの株で台木の双葉に病斑が見られ、またすでに双葉が枯れていたり…。苗を注文したので、苗を選ぶことが出来ず、そのまま購入せざるを得ませんでした。これからは、やはり苗を見て購入するようにしたいと思います。(^^;)
【ニンジン『向陽二号』の現在の様子です】
間引きは完了しました。順調に成長していますね~~。(*^^)v
【ダイコン『耐病総太り』の現在の様子です】
順調に成長していますね~~。(*^^)v
下葉が黄変していますが、高温になるマルチシートの影響によるものであり病気ではありません。
【ダイコン2『耐病総太り』の現在の様子です】
ダイコン2も順調に成長していますね~~。(*^^)v
ダイコンについては、間引き菜としても利用しますから、多めに播種してあります。
【スイカ『縞王MAX』の現在の様子です】
こちらも無事に活着した模様です。(*^^)v
ただキュウリと同じように、ほとんどの株で台木の双葉が病気になっています。キュウリもそうでしたが、同じお店で購入しました。(^^;)
今後に影響するのかどうか、良い経験ですからしっかり観察して次に繋げていきたいと思います。
【トマト『麗夏』の現在の様子です】
トマト苗の背が高くて、通常のトンネルに収まらなかったので、最初からご覧のように一段大きいトンネルによる栽培となりました。寒さと北風が心配ですが、今のところ悪影響は無いようです。
【第一段果の様子です】
第一段花が咲いている段階の苗を購入しましたから、すでにご覧のように果実がビー玉ぐらいの大きさになりました。
「咲き終えた花がらはなるたけ早く摘み取る」 これが大切ですよ。(^o^)
【ミャー菜園の雨よけ栽培の様子です】
ミャー菜園ではトマトに関して、雨よけ栽培は実施していませんが、ご覧のように「簡易雨よけ栽培」とも呼べる栽培手法を採用しています。
第一段花が着果する前後、栄養成長を暴走させると茎葉は繁茂しても着果せずという悲惨な状態になりますから、第一段花から第三段花が開花する頃まで水コントロールを実施して草勢をバランスある状態を維持させれば良いという考えから、現在のやり方で取り組んでまいりました。
特に難しい栽培法ではなく、「水は定植時に一回与えるだけ、以降は一切散水しない」という栽培法です。
ですから、雨が降るとトンネルの換気穴をご覧のように、他のビニールで被覆して換気穴から雨水が入らないようにしています。
写真は、その被覆するビニールを束ねてある状態が写されています。
【エダマメ1『早生枝豆』の現在の様子です】
すでに最終定植が完了しています。以降の作業はなく収穫を待つばかりとなります。
【エン麦の現在の様子です】
順調に成長していますね~~。(*^^)v
写真ではちょっと解りにくいのですが、朝露が沢山ついていてとても綺麗でしたよ。(^o^)
【ボーダーガーデンの様子です】
綺麗ですね。付近の皆様、通行人、多くの人からお褒めの言葉を頂きます。その暖かな励ましのお言葉がこのボーダーガーデン維持のエネルギーとなりますね。(^o^)