ありがとう (^o^)

大晦日の日に「ありがとう (^o^)」のブログ記事を書くのが恒例となっていますが、歳を重ねると一年が早く過ぎ去っていきます。一年に一度の「ありがとう (^o^)」記事を、あの世に旅立つまでにあと何回書けるかな~。(笑) 

 

◇ 

 

今年のミャー菜園での出来事を振り返ってみますと、私は家庭菜園での野菜栽培をこれまで28年続けてきましたが、この歳月の中で最大のショッキングな事態が、今年10月23日(月曜日)未明に発生してしまいました。

関東地方を通過した台風21号による大雨で、我が家の近くを流れる「江川都市下水路」から河川水が住宅街に溢れ出し、新聞記事によれば床上浸水238戸、床下浸水227戸という大規模な浸水被害が発生したのです。

我が家は幸いに浸水しませんでしたが、自宅から500メートル離れた場所にある野菜畑や、道具類を入れておく畳三畳ほどの大きさである自作倉庫が高さ70㎝ぐらい浸水しまして、床上浸水の想像を超える悲惨さをミニ体験したのでした。

 

ミャー菜園の運営において、一方でまた嬉しい動きもありました。(^o^)

 「子ども食堂」という言葉を聞いた方も多いでしょう。子供達がいろんな事情で食事が食べられなかったり、一人或いは子供達だけで寂しく食事をしなければならなかったりする場合において、「子ども食堂」という名で、一定の会話を伴う作りたての暖かな食事を提供するボランティア活動が全国的に行われているという現況を、メディアで見聞するようになりました。

日本では一人親世帯で貧困が多いとされています。一見社会は誰もが豊かであるように感じますが、孤立した親や子は社会からは見えずらいのでしょう。こうした世帯では、社会との接点が少ないまま、親は仕事などに追われて子供は一人寂しく “孤食” に追いやられている可能性が増します。そうした中で「子ども食堂」は、地域で子供を支え合うという理念を包含する素晴らしいシステムであると感じます。

ミャー菜園園主の妻も元保育士であった関係で、昔の保育士仲間が子ども食堂を立ち上げるとの話を聞き、妻もお手伝いする事となりました。結果としてミャー菜園でもその尊いボランティア活動に対して、家庭菜園の規模ですから少量ではありますが野菜を提供させて頂く事になりました。

お届けできる野菜のボリュームは小さいものの、無農薬栽培の野菜を調理するその日の朝に収穫して届けるので、とても新鮮な野菜を食べてもらう事が可能です。子ども食堂に集う子供達のためにミャー菜園の野菜が役立つという、思いもよらない事態に生産者として心から喜びが沸き上がりました。いつの時代でも未来を担う子供達は国の宝ですからね。ここに至って、そうした子供たちの成長に少しばかり関与できる事を嬉しく思います。(^o^)

こうした一翼を担うという細やかなレベルではありますが、「子ども食堂」に野菜を提供するという予期せぬ事態に、マンネリ化しつつあった野菜栽培でしたが、作った野菜を喜んで食べてくれる方々が居るという事で、やる気とモチベーションが俄然アップした一年となりました。 野菜栽培をされている方なら、この私の嬉々とした胸の内をご理解頂ける事でしょう。(笑)

 ミャー菜園でも野菜提供などでご協力している当該団体のホームページやブログ、Facebookがあるのでご紹介します。埼玉県三芳町近隣にお住まいの方々で、野菜の提供は勿論、作業のお手伝いやスペース等場所の提供、そしてご寄付まで、何かお手伝いできる分野があればぜひご協力下さいませ。

当該団体のホームページやブログを拝見していますと、組織を束ねるリーダーの高い志と価値観を共有するスタップメンバーの融合が醸し出す能動的な強いエネルギー発散を目の当たりにすると共に、目的意識を明確にして行動しているグループの持つ勢いといいましょうか、言葉にしなくとも伝播する空気がとても優しく、そして雰囲気が明るさと未来志向に満ちあふれているのに驚きます。

これはきっと周囲への独りよがり的な善意の押しつけではなく、支援スタッフ自らも子供達と一緒に楽しんで活動しているからこそ醸し出す雰囲気であると感じます。

「三芳おなかま子ども食堂」に集う子供達は、スタップである  “他者のために汗を流すという志を持つ尊い人たち” に触れる中で、知らず知らずに背中を押されて、人として最も大切な心根を無意識のうちに学ぶに違いありません。

 

地域に根付き、地域と共に成長する「三芳おなかま子ども食堂」。長く続いてほしい奉仕活動ですよね。(^o^)  

 

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 今年はもう一つ嬉しい出来事がありました。(^o^)

家庭菜園で大変お世話になっている先輩の話です。先輩の名をAさんとしましょう。Aさんはサラリーマンを引退後、ご存じの方もおられるでしょうが、EM菌を使った農法、いわゆるEM農法に取り組んでおられる方です。

ミャー菜園では、今後もEM農法に取り組む予定はありませんが、無農薬有機栽培を志向しているという点では価値観を共有していますので、私にとりましても色々と参考になる話をして下さいます。

実はAさんは、若い頃から喫煙していて、ヘビースモーカーの範疇に入るほどのタバコ好きな方なのです。そしてまた他の喫煙者と同じように、昔からタバコを止めたがっていたのでした。そうした状況の中、先日久しぶりにお目に掛かると、なんとタバコを止めて三ヶ月になるというのです。

私はAさんがタバコを止めるのは、死ぬまで “絶対に絶対に絶対に絶対に” 無理だろうと思っていた私は、ビックリしてその経緯を聞いたのでした。

タバコを止めた経緯を聞いてみますと、止めることが出来たのは一冊の本を読んだからだというのです。その本の題名は、「読むだけでぜったいやめられる禁煙セラピー」著者アレン・カー/出版社KKロングセラーズ/ (平成8年)1996年初版本です。

Aさんは、この本を読み進み最終章を待たずにタバコと縁が切れたそうです。そして「禁煙できたのも、90パーセント以上はこの本のお陰」と話します。続けてこう話します。

「大概の人は親切心で、タバコを止めた方がいいよと言うけど、具体的な表現でタバコの害を言う人は少ない。この本には嫌悪感を持つほどにタバコの害が書き連ねてある。実際にタバコを止めてみると、なぜもっと早く止めなかったのか不思議だ」と笑いながら語ります。世に中にはタバコを止められずに苦しんでいる方が大勢おられるのに‥。

実は私も社会人になり始めた頃タバコを吸い始め、そして禁煙に成功した一人でもありますから、Aさんの禁煙成功を自分の事のように嬉しく受け止めたのです。

私の喫煙の経緯を少し紹介しますと、タバコを吸い始めた動機は至極簡単です。大人になって周りを見たら誰もがタバコを吸っていたからです。たばこを吸って初めて大人になった気分にもなりました。

私が一番好きなタバコは「ショートホープ」でした。次に好きだったのは「チェリー」かな。両者ともに結構強いタバコに属すると思いますが、一日40本近く吸っていました。そんなタバコ好きな私も風邪を引いたことが契機となって、5年ほど喫煙しましたが止めました。

しかしながら、タバコを止めるに際しては七転八倒の苦しみを味わいました。それでも幸いに一度で禁煙に成功してタバコとは縁が切れました。手が震えるほどの苦しみを経た末の禁煙成功という経緯があるので、「読むだけでぜったいやめられる禁煙セラピー」にどのような事が書かれているのかとても興味が湧き、本を購入して読んでみました。

とても印象深い本でした。著者であるアレン・カー氏も喫煙者であり、禁煙を志して何度も挫折した人だったのですね。今まで禁煙に挑戦し何度も挫折した方で、幾ばくかでも禁煙に再挑戦したいという想いを抱いている方にぜひ読んでほしい本です。

私が禁煙に際し七転八倒の苦しみを味わったのは、一言で言えば 精神力で止めようとしたから‥。というのが良く理解できました。あの禁煙を決意した当時にこの本があったら、すごく簡単に止められたはずだと思わずにはいられません。

さあ禁煙に何度も失敗している皆さん。千円札一枚でお釣りが来る金額で、禁煙を手中に出来ますよ。だまされたと思って、この本を手に新しい切り口で、もう一度禁煙に挑戦してみて下さいませ。もしかしたらAさんと同じく成功するかもしれませんよ~。(^o^) 

 

 

◇ 

 

 

一年を終えるにあたり、恒例となっていますが、思いつくままに感謝の意を「ありがとう」の言葉で書き綴ってみましょう。私達は生きているだけで、毎日毎日宇宙の星の数ほどに「ありがとう」に囲まれて生活をしています。

人生全般の「ありがとう」を書き連ねるのは、大晦日の一日だけではとても不可能です。あまりに膨大すぎて手が出ません。絞りに絞って家庭菜園にまつわるありがとうに限定して記載してみますからね。

 

まずは何よりも先に、妻にありがとう。(^o^)
今年一年野菜栽培を愛する人々、すなわち生命を慈しむ人々と交流できたことが、一番嬉しかったです。皆様、本当にありがとうございます。心から感謝致します。(^o^)

苦情を一言。台風21号さん、ちょっと暴れすぎだったよ。迷惑した人が一杯居るよ。来年は自重してね。!!!!!

そして自分自身の健康にありがとう。 腹筋背筋、手足の筋肉さんありがとう。 腰さん、いつも酷使してごめんね。 私が管理する菜園52区画の “愛菜家” メンバーの皆さんありがとう、来年もよろしくね。 もう一つの管理菜園メンバーの皆さんありがとう、来年も楽しく野菜栽培を楽しみましょうね。 有機肥料さんありがとう。 腐葉土さんありがとう。 貝化石さんありがとう。 苦土石灰さんありがとう。 野菜屑・剪定枝葉さんありがとう。 耕耘機さんいつも頑張ってくれてありがとう、来年も頼りにしているよ。 井関農機さん耕耘機のメンテナンスありがとう。 ガソリンさんありがとう。 オイルさんありがとう。 土さんありがとう。 微生物さんありがとう。 耕土を支える更に下の土さんやマグマさん達ありがとう。(^^;) ビニールマルチさんありがとう。 スコップさんありがとう。 角スコップさんありがとう。 草取りホーさんありがとう。 重しとして利用する石さんたちありがとう。 懐中電灯さんありがとう。 電池さんありがとう。 草取り専用長靴さんありがとう。 刈り払い機さんありがとう。 種さんありがとう。 春菊の種さんは小さすぎて年寄りには摘まむのが辛いので、もう少し大粒になってね (^^;)。 各種苗さんありがとう。 種苗会社さんありがとう。 苗生産者さんありがとう。 地元の種屋さんありがとう。 沼田市の種屋さんありがとう。 花屋さんありがとう。 花苗さん、いつも綺麗に咲いてくれてありがとう。 ホームセンターさんありがとう。 水さんありがとう。 ジョウロさんありがとう。 ポリタンクさんありがとう。 虫除けネットさんありがとう。 トンネルパイプさんありがとう。 トンネルビニールさんありがとう。 ビニール固定プラさんありがとう。 棚スチールパイプさんありがとう。 キュウリネットさんありがとう。 温度計さんありがとう。 間引き苗さん、本当にごめんなさ~~い m(_ _)m。 エン麦さんありがとう。 稲ワラさんありがとう。 ミミズやミツバチ、蝶などの益虫さんありがとう、来年も大歓迎だよ。 アオムシやヨトウムシ、ネキリムシなどの害虫さん、来年は来ないでね (^_^;)。 支柱さんありがとう。 針金さんありがとう。 作業手袋さんありがとう。 ゴム手袋さんありがとう。 長靴さんありがとう。 麦わら帽子さんありがとう。 ハサミさんありがとう。 カッターさんありがとう。 空気さんありがとう。 太陽さんありがとう。 風さんありがとう。 霧さんありがとう。 雨さんありがとう。 ところで雨さん最近怒りっぽくなったのか雨脚が強い時が多いよ。もう少しやさしく降ってね~ (^^;)。 台風さんには参ったよ、来年は少し自粛してね (^^;)。 野菜を買ってくれた皆さんありがとう。 買った野菜がとても美味しかったと語ってくれた皆さんありがとう。 ボーダー花壇の四季折々の花さん達ありがとう。 その花壇の花を手入れして下さっている近所のおばさん達ありがとう。 その花壇の花を綺麗だと褒めて下さる通行人さんありがとう。 雑草さんありがとう。 畑の通路さんありがとう。 野菜屑置き場さんありがとう。 杭さんありがとう。 仕切りロープさんありがとう。 ビッツさんありがとう。 駐車場さんありがとう。 大きな物置小屋さんありがとう。 小さな倉庫さんありがとう。 自宅の倉庫さんありがとう。 アスパラガス畑のパイプさんたちありがとう。 一輪車さんありがとう。 防草シートさんありがとう。 台車さんありがとう。 秤さんありがとう。 マルチ穴開け金物さんありがとう。 チェーンさんありがとう。 クマデさんありがとう。 箒さんありがとう。 チリトリさんありがとう。 野菜屑置き場のコンポストさんありがとう。 ビニールゴミ袋さんありがとう。 スーパー袋さんありがとう。 ターンバックルさんありがとう。 パイプ接続金具さんありがとう。 ガスボンベさんありがとう。 バーナーさんありがとう。 鎌さんありがとう。 収穫カゴさんありがとう。 豊かな大自然さんありがとう。 ふじみの市さんありがとう。 埼玉県さんありがとう。祖先や先人の皆様にありがとう。 日本国にありがとう。 銀河系と太陽にありがとう~。

 

そして最後にもう一度、妻にありがとう。ペコリ (^o^) 

 

◇ 

 

 つたない文章であるにも関わらず、今年も多くの皆様がこの菜園ブログを訪ねて下さいました事を心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。(^o^)

 

皆様の菜園ライフが益々豊かなものになりますよう祈念いたします。

佳いお年をお迎えくださいませ。(^o^)

河川の氾濫により町が水没してしまいました~ (>_<)

床上・床下浸水された皆様に心よりお見舞い申し上げます。m(_ _)m

10月23日(月曜日)未明に、関東地方を通過した台風21号による大雨で、我が家の近くを流れる「江川都市下水路」から河川水が住宅街に溢れ出し、新聞記事によれば床上浸水238戸、床下浸水227戸という大規模な浸水被害が発生しました。最も深く水没した地域は1.5メートルに達したそうです。それは乗用車の屋根がかろうじて見える程度まで水没したという事であり、これらの地域はボートにより50名ほどが安全な場所に避難したという話です。

一戸建の住宅が整然と並ぶ、第一種住居専用地域である我が家を含むこの地域は、40年前から宅地化整備が進められた閑静な地域ですが、当初から住んで居られるというご老人によれば、「40年住んでいてこんなことは初めてだ」と話す方が複数人居られました。長年住んでいる方々の話をお伺いしましても、この度の床上・床下浸水はとても深刻でショッキングな出来事であったと容易に想像できます。

特に本当にお気の毒に思えるのは、一戸建ての建物を新築してから一年が経過していないというピカピカの新築なのに床上浸水してしまった…。という悲惨な家が私の知る範囲ですが十軒近くあります。また新築五年以内という家についても二十数軒あります。これらの新しい家の内部がいきなり泥水の海になった事に思いを馳せると、本当にお気の毒で慰める言葉も見つかりません。

我が家はどのような状況だったかと言いますと、私は朝5時55分に家を出るのですが、玄関を出てみると、まず道路が川の様になっていたのでビックリしました。目測で30センチほど冠水しているという状況でした。長靴を履いても中に水が入ってくると思われる水位という事になります。我が家から30メートル離れだ場所まで移動すれば、そこからは傾斜面になっており冠水が一切無い場所になります。幸い我が家は駐車場も冠水していないので、建物伝いに移動して駐車場に置いてある自転車に乗り、靴が濡れないように自転車を上手くスタートさせて、無事に30メートル先の冠水していない場所に到達し、そのまま無事に出勤する事が出来ました。

ちなみに私が出勤した後、更に水位が上がったと妻から連絡がありましたが、結果として床下浸水にもならないレベルまでの増水でした。

我が家については、自宅は大丈夫でしたが、歩いて数分の所にある菜園や菜園の為の納屋・倉庫が完全に水没しました。つまり生育途上にある各野菜が全て水没してしまったのです。納屋や倉庫の冠水した部分の高さを測定しましたら、70センチほど冠水した事が判明しました。しかしながら今次災害で床上浸水238戸、床下浸水227戸の方々が苦難に遭われた中で、納屋が冠水したからと被害をアピールするつもりはありません。

私はこれまでの人生で床上浸水の被害を体験したことがありませんでしたから、納屋や倉庫が浸水した事により、床上浸水というものが如何に悲惨な事態になるかという追体験が出来た次第です。これは貴重な体験となりました。

水よりも軽い資機材は納屋の中で全て移動したりひっくり返っていました。また納屋や倉庫内には細かい作業道具や色んな荷物が入っているのですが、その全てが泥水で汚れています。またバケツのような容器には満タンに泥水が貯まっています。靴や衣類など吸水性の物はタップリと泥水を吸ってしまい、捨てる以外に手は無いように思えます。

狭い空間である納屋や倉庫で、こうした悲惨な状況なのですから、人が住む一戸建の建物が床上浸水した場合の深刻さは、言葉ではとても言い表せないレベルとなるでしょう。例えば畳ですよね。浮いてしまう場合もあるそうです。勿論浸水後は使い物にはなりません。床上浸水で最も深刻な点は、浸水した水には下水も含まれる汚染水という点です。大腸菌等も含めて衛生上の対応は必須という訳です。実際に浸水地域には伝染病が発生しないように、殺菌剤を散布する携帯用ポンプを持った消毒班の方々が頻繁に家々を回って作業をしていました。

そして建物は浸水した部分について深刻な影響を受けます。例えば外壁には断熱材が入っているのが普通ですが、これら断熱材内部にもくまなく汚水が入り込みます。僅か10㎝床上浸水しただけでも、壁面内では断熱材や合板を通じて天井面まで汚染水が上がっていきます。また断熱材を含む構造部全てが水に浸かった場合、蒸発以外に水が無くなりませんし、ごく僅かの隙間や狭い部位については、元通り完全に乾燥するまでには何年もの期間を要するでしょう。その長い期間水気に触れ続ける金属部は腐食してしまう可能性が高いです。という事で床上浸水の場合は天井面までの壁面の全てをやり直すのが必須という厳しい現実に直面する事態となるのです。

洗濯機や冷蔵庫などの家電製品が水没すると故障して使い物にならなくなるのはよく知られていますが、電気的な配線の多い金属製の乗用車が水没すると更に深刻な事態になるでしょう。水没レベルにより修理や修繕では回復不能のケースも多いと聞きます。

浸水被害の翌日から、水没した家々では家族総出で、そうした家財道具の廃棄処分に追われている光景があちこちで見られました。皆さんがショックを受けられたのでしょう、多くの方が同じように暗い顔をして作業されている姿に、見て通り過ぎる私も心が暗くなってしまいました。

 

 

 

 

このブログ記事は23日未明の浸水被害発生から5日経過した28日(土曜日)に記事にしました。明日か明後日に再び次の台風22号が関東地方にやって来る可能性が高まったので、この28日から江川都市下水路の氾濫した際に破壊された護岸等の緊急工事をするという市内放送がありました。

我が家は直接的な被害には直面しませんでしたが、この度の浸水事故を自分が住まう地域の問題として深刻に受け止めた私は、何が原因で大規模浸水事故が発生したのか、災害後初めての休日という事もあり、緊急工事が始まるという氾濫現場を歩き観察をして、私なりに考察を加えてみましたのでご覧下さいませ。

 

まずは今朝の新聞記事からご覧下さい。 

 

台風22号へ江川緊急工事 川越市

【産経新聞 平成29年10月28日(土曜日)】

 

川越市は27日、台風21号による浸水被害が出た同市寺尾地区で、台風22号が29日にも本州に接近する恐れがあるとして緊急工事を実施すると発表した。雨水などを新河岸川に流す江川都市下水路の蓋を外し、排水の流れを円滑にし、浸水被害を防ぐ狙いがある。

市防災危機管理室などによると、22、23日の台風21号で、25日午後2時現在、床上浸水238戸、床下浸水227戸を確認。このうち、寺尾地区は場所によって1.5メートル以上も水位が上昇したとされ、床上浸水232戸、床下浸水196戸を占め、被害が集中した。

同地区は新河岸川の水位が長時間上昇したままとなり、同川に雨水などを排水する江川への逆流を防ぐため、23日午前1時16分から約9時間樋門を閉鎖した。その結果、江川の水が行き場を失い、同地区の水位が上昇した。江川に雨水を排水する中島雨水ポンプ場も配電盤が冠水して24日夕までポンプが使えず、被害が拡大したものとみられる。

江川の緊急工事は、約340メートル部分の蓋を撤去する方針のほか、安全確保のため、台風21号の影響で崩れた護岸約240メートルにフェンスを張ったり、一部を通行止めにする。作業は29日までに完了させるという。

浸水被害を受けた家屋の消毒依頼は市内で508軒あり、寺尾地区を除き29日までに終了する見込み。

 

それではご一緒に緊急工事が始まったという河川氾濫現場を見て回りましょう。撮影は午前11時から開始しました。雨が降るという天気予報でしたが、11時時点ではまで雨が降り出してはいませんでしたが、途中で雨が降ってきました。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143116j:plain【浸水被害により廃棄された家財道具】

浸水被害の翌日からこの場所には、連日山盛りにゴミが捨てられているそうです。本日は10時くらいに清掃局が全ての粗大ゴミ等を搬出したそうですが、11時時点で再びこれだけのゴミが集積されました。

この付近の被害の様子を聞こうと、粗大ゴミを捨てているご婦人に声を掛けたら、偶然にもその昔同じ家庭菜園区画で、隣り合って野菜栽培をしていた方でした。「私の家はあそこよ」と指さして教えてくれました。そして床上浸水は50センチぐらいであったそうです。今日は内装工事屋さんに入ってもらってるの…とも話していました。詳細は書けませんが、やはり浸水被害に合うと、今日まで対応に追われ本当に大変だったようです。心よりお見舞い申し上げますと伝えるのが精一杯でした。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143142j:plain【浸水被害により廃棄された家財道具】

洗濯機や冷蔵庫も沢山出ていました。回路部分が浸水すると使えなくなるようですね。まだ新しそうな商品も見られました。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143210j:plain【江川都市下水路です】

江川都市下水路に到着しました。写真は江川都市下水路の水上側を見ています。川らしくありませんね。ここは間違いなく川なのですが蓋がされているのです。人工芝のような物が貼られている部分が川となっているとイメージして下さい。写真奥の方から手前側に水は流れてきます。

撮影した場所から水上側はほぼ普段通りの風景ですね。但しこの人工芝は完全に水没したようです。人工芝が茶変している事からも、この辺りは全て水没した事がうかがえます。実際に写真奥にあるセブンイレブンは床上浸水となり、多くの商品が水に浸かりまして、全商品を搬出して店内の内装工事を夜遅くまで連日されていました。

ちなみに江川都市下水路は、河川の長さとしては1.5キロメートルぐらいです。その源流は、なんと私が野菜栽培しているミャー菜園の横にある側溝と言えるかもしれません。川の長さは短いのですが、地域の地形が傾斜面になっていますから、想像以上に広域の雨水が江川都市下水路に流れ込むと推測されます。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104150309j:plain【江川都市下水路です】

江川都市下水路の水下側を見ています。ここから下流は護岸ブロックや蓋が破壊され被害が発生しているようです。

やはり蓋がされていて水の流れている川が見えませんね。今回の河川氾濫では、この蓋が破壊され流されて、より深刻な浸水事態を引き起こしたと推測されます。

ではなぜ川に蓋がされているのか…。すでにお気づきの方も居られるかも知れません。この川の名称は「江川都市下水路」という名称ですから、その昔は下水が垂れ流されていたそうなのです。下水道が整備された現在では下水の垂れ流しはありませんが、その昔は要するに「臭くてたまらん」という近隣の不満が高まり、行政としては放置しておく事は出来ず、河川に蓋をしたという訳です。新聞記事では、蓋がされていた部分は340メートルと書いてありますが200メートルぐらいです。 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143236j:plain【氾濫した現場の様子】

陸橋の上から撮影しています。私と同じように見学に来ていて、自宅が浸水したという方の話では、外れた蓋が折り重なっているこの場から川の水が住宅街めがけて流れ出たという話です。外れた蓋が水路を塞ぎ水があふれ出たという様子が理解できる写真です。

 

 

  

f:id:nakazawa-s:20171104143303j:plain【氾濫した現場の様子】

左側の護岸ブロックは、写真に写っている範囲の全てが倒壊しているのが見てとれます。護岸ブロックが横滑りしたように面として倒壊しているのは、想像を超える引張力が加わったものと思われます。

 

 

  

f:id:nakazawa-s:20171104143321j:plain【氾濫した現場の様子】

こうしてみると、蓋の部分で人工芝が張ってある板面が水をせき止める事に一役買ったというのが解りますね。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104144247j:plain【蓋を構成する各部材の様子】

蓋の様子を撮影しています。ここからは蓋の構造を観察・検証してみましょう。木材で作製されているのに驚きました。予算的な制約があったにせよ、水利をコントロールする部分に水よりも軽い、つまり浮力が発生する木材を使用している事に驚きを隠せません。

  

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143951j:plain【蓋を構成する各部材の様子】

写真一番下の部分は護岸ブロック部分です。護岸ブロックの上に地下工事で多用されるH鋼を横に寝かせて、その上に蓋を被せたという構造になっていました。ここの護岸は少し動いただけで破壊は免れています。結果として蓋部分も大きく損壊せずに残されていましたから、構造を観察する事が出来ました。

蓋の部分は60センチほど右側に動いてしまっています。蓋の端部は固定されていますが、ご覧のように固定金物から外れています。

台風による大雨により、新河岸川にある樋門を閉じる前の段階で、雨水はこのH鋼の高さまで達していた可能性が高いです。なぜならそうでなければ、蓋が破壊されるなどと言う事はあり得ないからです。

 

 

  

f:id:nakazawa-s:20171104144013j:plain【蓋を構成する各部材の様子】

幅60センチの蓋は両側の護岸に、ご覧のような金物で一カ所ずつ固定されていたようです。厚さ2センチに満たない板片で連結されていました。固定はボルトナットでされていますが、板片は本体蓋になんと木ネジ2本ずつで固定されていました。唖然とするばかりです。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104144247j:plain【蓋を構成する各部材の様子】

二枚前の写真をここでもう一度掲載します。蓋が破壊された原因として、一番に考えられるのが、この蓋の構造にあると思えます。増水した水は新河岸川の水位レベルの影響を受けながらH鋼の高さに達していたとすれば、この蓋の下半分は水に浸かり、下流に向かう強い水圧に晒されました。水圧を面で受ける場合は、想像を超えた圧力が掛かります。テレビ映像などで、コンクリートや鉄骨で作られた橋が、台風により増水した為に橋桁などが流されるというのは見た事があると思います。

木材で構成された柱部分と梁の上下部分は蓋の重みを支え構造を維持する為に幅の広い板が使用されています。これら柱と梁に相当する部分に強い水圧を受けて、両岸で固定されてはいるものの、貧弱な固定方法であったために、蓋は容易く固定場所から外れて、流されてしまった…。という可能性が最も高いです。ですから蓋を鉄骨で構成すれば、水圧を受ける面積は半減できますし、H鋼に同じ固定方法であったにしても、水圧に対する耐力は倍加したと思わずにはいられません。 

一つ断言できるのは、この蓋を設計・施工した行政担当部署は、「臭いから蓋をしろ」という住民の声に応えて、臭いが漏れない構造であるよう配慮はしたかもしれませんが、H鋼の高さまで増水した場合は蓋を構成する木材部分に強烈な水圧を受け、せん断力に耐えられず容易く流される可能性があるという観点が欠落していたのは間違いないと思います。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143437j:plain【更に下流に来ました】

写真奥の方に陸橋が見えますね。あそこから住宅街に水があふれ出た現場です。そこから100メートルほど下流に来ました。ここはすでに蓋が撤去されていますので、ふたがどのようになっていたのかは不明ですが、護岸ブロックが引きずられるように倒壊しています。蓋の破壊に伴い引きずられるように護岸ブロックが倒壊した…。そんな雰囲気です。

  

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143637j:plain【水没した家庭菜園】

江川都市下水路に隣接して家庭菜園があります。ここはかつて農家の畑でしたが、今年から家庭菜園として貸し出されたものです。ここも全て水没しました。午前11時過ぎなのに誰も居ませんでした。浸水被害発生から5日しか経過していませんので、野菜達も心なしか元気がありません。

  

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143611j:plain【水門近くの様子】

江川都市下水路はここで終わりです。次の写真でご紹介しますが、手前に樋門があります。写真奥右側には先ほどの緊急工事現場が見えますね。ここの護岸は目測で高さ2メートルぐらいです。新河岸川の水位の影響をもろに受ける場所でもあります。江川都市下水路に新河岸川が増水して逆流するようなら、新河岸川の樋門を閉じなければならないという事になります。

  

 

 

f:id:nakazawa-s:20171104143455j:plain【新河岸川の樋門】

ここが新河岸川にある樋門です。写真はひどい浸水被害など無かったかのように、穏やかに流れており、江川都市下水路の平常の水位を示しています。

それでは台風21号による増水時はどれくらい増水していたのか…。樋門の両側の雑草が生えている部分に注目して下さい。フェンス下の雑草が繁っている部分は、概ね1メートルぐらいの高さがあります。そこよりも下の方は、茶色いゴミみたいなのが流れた跡が見えますよね。

この様子から推測すると、後1メートル増水すると、新河岸川そのものから溢れた水が住宅街に流れ込んでくる事態になったと言えそうですね。この写真が示している水位の段階ですと樋門を閉じなかったら、この樋門の向こう側の江川都市下水路護岸から、住宅街に河川水が激しく流れ出るでしょう。その意味で、川越市が午前1時16分から、この樋門を閉じたというのは、大難を小難にした可能性があると言えるでしょう。

しかしながら、川越市の河川管理担当部署は、河川氾濫後の最初の記者会見で、「河川を巡回していた作業員二名が、マニュアルに従い樋門を閉じた」と表明していましたが、後日「樋門に設置してあるセンサーが働き自動的に閉じられた」と訂正しました。

これは川越市が浸水被害のあまりの甚大さに、責任回避のためにとった、極めて悪質な逃げであると思えます。なぜなら今次浸水被害地域にお住まいで、且つNPO日本防災士会に所属しているという方が、未明にかけて浸水被害のあったその日も、前日の雨が降り続いていた段階から真夜中まで、新河岸川や江川都市下水路を数回にわたり巡回しており、「新河岸川の水位が台風などで警報水位に達したことは、これまで何度もあったが、一度もセンサーが作動したことは無い。いつも目視確認しているので、これは間違いない」と語っているのです。

ちなみに町会長さんが教えてくれましたが、この樋門は建設されて半世紀近く経つそうですが、これほどの長い歴史にあって、今回初めて樋門を閉じたそうです。よく門が動いたなと感心しましたが、喜んでいる場合ではありません。新河岸川の樋門を閉じれば、江川都市下水路の水は行き場を失い、住宅街に流れ出るのは、小学生でも予想できる事態です。

新聞記事には、「江川に雨水を排水する中島雨水ポンプ場も配電盤が冠水して24日夕までポンプが使えず、被害が拡大したものとみられる」と書かれていますが、この文章は間違いです。中島雨水ポンプ場は、元々この地域の最も低い位置にある50メートルほどの道路脇に3年ほど前に設置された施設ですが、大雨が降ると道路が冠水してしまうので、道路が冠水しないようにする為に、雨水を江川都市下水路に排水する為の施設であり、新河岸川に排水するための施設ではありません。

 

江川都市下水路の水を新河岸川に排出する為の強力なポンプ車を複数台用意した上で、新河岸川にある樋門を閉じる…。という措置を講じるべきだった。

 

江川都市下水路に隣接して、新河岸川の水位を低下させる事を目的とした巨大な遊水池が数年前に完成しています。ですから江川都市下水路に沿ってポンプ車は何台でも川に沿って配置できる状況でした。そうしたなかで、川越市の担当部署は、新河岸川にある樋門を閉じただけで、ポンプ車等の用意は一切考慮しなかったといいます。開いた口がふさがらないとはこの事です。

また川越市の河川管理担当部署は、新河岸川にある樋門を閉じるに際しては、江川都市下水路の片側は管轄下の川越市ですが、もう片側は別の自治体であるふじみ野市なのですから、樋門を閉じれば当然影響を受けるであろう、ふじみ野市担当部署にもそうした注意喚起の通報をするべきでしたが、そうした通報はありませんでした。

川越市からふじみ野市担当部署への通報については、樋門を閉じるという事前連絡も無ければ事後連絡も無かったという事で、ふじみ野市担当部署は、住民からの通報により事態の急を知ったという始末で、浸水被害の把握と対処が後手後手に回ってしまうと言う結果になってしまいました。

町の世話役の方が、「この度の浸水事故は人災だ!」と語っておられましたが、江川都市下水路を見て歩いて、河川管理担当部署の杜撰さに唖然とすると共に、全くその通りだと実感した次第です。

 

 

   

 

ブロッコリーの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20171104144415j:plain【収獲が始まったブロッコリー『緑嶺』の様子】

菜園は全て70センチぐらい冠水しました。当然このブロッコリーも葉先まで冠水しましたが、無事に収獲に到りました。

しかしながら、汚水混じりの泥水に冠水したという事で、外販と人様に差し上げるのは一切控えることにしました。秋野菜が届けられるのを楽しみにしていた方も多いのですが、タダでも差し上げられないと判断しています。

という事で、秋野菜の収穫が続いていますが、とても食べきれないと思いますが、自家消費のみとなります。 

   

 

f:id:nakazawa-s:20171104144439j:plain【収獲が始まったブロッコリー『緑嶺』の様子】

美味しそうですよね。緑嶺という品種は、春も栽培するのですが、春はなぜかツブツブが大きめになってしまいますが、秋はご覧のように小さいので見栄えも良いです。(^o^)

   

 

ニンジンの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20171104144501j:plain【収獲が始まったニンジン『向陽二号』の様子】

ニンジンはまだ少し小ぶりですが、スープに使いたいというリクエストがありましたので、早めの収穫開始にしました。ニンジンも水没しましたが、特に影響は受けていない印象です。

ただ残念ながら、アゲハチョウの幼虫が沢山住み着いていましたが、恐らく水没する過程で流されたり、溺れて死んでいったと思います。実際目印として刺してある青い棒の付近には全く居ませんでした。(T_T) 

 

  

f:id:nakazawa-s:20171104144520j:plain【水没したブロッコリーの葉の様子】

水没したブロッコリーは葉先の様子です。一週間でご覧のような変化が見られました。新葉も出ているので、株全体としては大きな影響は受けないと思います。

  

 

f:id:nakazawa-s:20171104144537j:plain【水没したダイコンの葉の様子】

ダイコン(1)(2)共に、葉先がご覧のような変化が見られました。やはりダイコンも新葉も出ているので、株全体としては大きな影響は受けないと思います。 

キャベツ、ダイコン(1)の収獲が始まりました (^o^)

今年二度目の秋雨前線? がやって来るようです。本日から一週間ぐらい傘マークが並んでいますね。夏からこれまでずっと気温が高めに推移していましたから、特に驚きませんが、秋雨前線が去った後は、太平洋高気圧が去りますから、本格的な秋になるかもしれませんね。

ミャー菜園では、残すところタマネギの定植と、今年実験で栽培している小松菜とカブの種蒔きぐらいしか予定されている作業はありませんから、これから続く雨も特段影響は受けないと思われます。

  

  

f:id:nakazawa-s:20171016130120j:plain【秋冬野菜専用畑の現在の様子です】

10月も半ばとなり秋冬野菜も大きく成長しました。一番手前の防虫トンネルがまだ掛けられている畝は、今年テストとして栽培しているカブと小松菜です。テストですから栽培の様子は掲載しないと思いますのでご容赦下さいませ。

本来はこのカブと小松菜の畝にハクサイを栽培するのですが、近年はあまりハクサイを食べなくなったので、ハクサイは別の場所に10株のみ栽培しています。

  

 

キャベツとダイコン(1)の収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20171016130147j:plain【キャベツ『しずはま1号』とダイコン(1)『耐病総太り』の現在の様子です】

収獲が始まったキャベツ『しずはま1号』とダイコン(1)『耐病総太り』です。防虫トンネルを外してから10日ほど経過していますから、少し食害痕が出来ていますが、これまで逮捕した害虫はゼロでした。結球部分の食害もまたゼロです。ダイコンもシンクイムシ等の攻撃はゼロで、全くの楽ちん栽培でした。(^o^)

  

  

f:id:nakazawa-s:20171016130317j:plain【収穫を開始したキャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

美味しそうですよね。早速今夜の食卓で頂きます。(^o^)

  

  

f:id:nakazawa-s:20171016130343j:plain【ダイコン(1)(2)『耐病総太り』の現在の様子です】

手前がダイコン(2)です。奥の方は収獲が始まったダイコン(1)ですね。(1)(2)共に今のところシンクイムシの攻撃はゼロです。しかしながらシンクイムシやネキリムシ等の攻撃の可能性はまだありますから、この段階でも最終間引きに至っていません。間引きは遅め遅めで作業を進めていきます。

  

 

f:id:nakazawa-s:20171017125059j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

ブロッコリーについても、防虫トンネルを外してから10日ほど経過していますから、少し食害痕が出来ていますが、これまで逮捕した害虫はゼロでした。全くの楽ちん栽培でした。現時点の花蕾は早いもので野球ボール程度までになっていますから、あと少しで収穫開始となりますね。

脇芽もご覧のように沢山出来ていますから、子供の花蕾も大豊作となりそうです。この秋は気温が高めに推移していましたから、防虫ネットの撤去のタイミングに悩みましたが、害虫の発生もまだ見られず、10日前の撤去は成功だったようです。 

  

 

f:id:nakazawa-s:20171016130429j:plain【ニンジン『新黒田五寸』の現在の様子です】

ニンジンも順調に育っています。すでに間引きは完了しています。アゲハチョウの幼虫が10匹以上居ますよ。目印として青い棒がさしてあるのがその居場所です。(^o^)

   

 

f:id:nakazawa-s:20171016130455j:plain【防虫ネットに付いた蛹の様子です】

虫たちのための専用キャベツ・ブロッコリーの近くに設置してあった防虫ネットに蛹が付いている事に気づき、防虫ネットは撤去しましたが、そのまま野外に置いて、蛹の中の蝶が飛び立つまで見守る予定です。

擬態色からして、また大きさからしてアゲハではないですね。おそらくモンシロチョウの可能性大です。白地に蛹が居てとても目立ちます。写真撮影が済んだら、木の枝で擬装してこの蛹を守ります。そうしないと鳥などに食べられてしまいますからね。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171016130604j:plain【激しく食害されたキャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

ご覧下さい。害虫発生のピークが過ぎた事から、葉が全て食害された虫専用のキャベツも成長を再開しました。少しずつ成長点が大きくなっていき最終的には結球キャベツとして食べることが出来るでしょう。同じく5株植えられている虫専用のブロッコリーも同様に成長を再開しています。

秋野菜が順調に育っています (^o^)

朝晩の冷え込みが少しずつ増している今日この頃です。 前回の投稿から間が開いてしまいましたが、農作業そのものはしっかりと順調に続けていました。この秋も若干の天候不順はありますが、まずまずの気象状況に助けられ、秋冬野菜は全て順調に育っています。(^o^)

無農薬で秋冬野菜を栽培するのは、それほど難しい事ではありませんが、手間は余計に掛かります。例えばこの時期は、仕事を終え帰宅して夕食を食べてから、毎夜畑に出向き、害虫が居るか居ないかの点検をしなければなりません。

ミャー菜園では防虫ネット等で防護されていますから、実際のところ害虫はほとんど居ませんが、やはりなんと言っても、狙われるターゲットは白菜です。ヨトウムシの大好物である白菜については、放っておくと二三日で悲惨な結末となりますので、白菜については毎夜の点検は絶対に欠かせません。特に成長初期は要警戒です、成長点付近まで食害が及んだらアウトですからね。

ただ雨の日は畑に行きません。雨に濡れた野菜を観察しても、害虫の存在を見つけるのはかなり難しいからです。しかしながら、二日続けて行かないとかなり広範囲が食べられてしまうので、二日続けて点検を休むと言うことはありません。

 

秋冬野菜専用畑 9.3m×5.6m=52.1㎡(15.7坪)

(※エン麦播種範囲は7.9m×5.6m=44.2㎡)

  

 平成29年秋冬野菜専用畑の施肥記録 

『貝化石』 総量16kg(平米300g)

『粒状苦土石灰』 総量4kg(平米76g)

『有機100%5-5-5』 総量20kg(平米384g)(※有効19g/平米)

『化成肥料8-8-8』 総量6kg(平米115g)(※有効19g/平米)

『くん炭』 総量1000リットル(平米19リットル)

『腐葉土』 総量900リットル(平米17リットル )

 ※原則追肥無しですが、草勢によっては液肥を散布する可能性もあります。 

 

 

播種・定植の記録

【定植】8月19日実施

ブロッコリー 『緑帝』 20株定植

キャベツ 『しずはま1号』 20株定植

 

【播種】8月27日実施

ダイコン(1) 『耐病総太り』

ニンジン 『新黒田五寸』 

 

【播種】9月05日実施

エン麦 『ヘイオーツ』

  

【播種】9月24日実施

ダイコン(2) 『耐病総太り』 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171005155023j:plain【秋冬野菜専用畑の現在の様子です】

今のところ、全ての野菜が順調に育っています。(^o^) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20171005155059j:plain【キャベツ『しずはま1号』の現在の様子です】

順調に育っています。間もなく一段大きな防虫トンネルに変える予定です。今のところ害虫の発生はゼロです。防虫ネットを剥がして撮影したいところですが、撮影中に蛾などが侵入して産卵する可能性がありますので、防虫ネットをしたままで撮影しています。ご了承下さいませ。

  

  

f:id:nakazawa-s:20171005155117j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

順調に育っています。ブロッコリーは成長が早いので、すでに一段大きな防虫トンネルに変えました。今のところ害虫の発生はゼロです。ミャー菜園の特徴の一つである、チェーンを用いての栽培はとてもユニークですよね。建設現場で使うチェーンを用いることにより、ネット内に害虫の存在を見つけた場合は、チェーンを外して害虫を外に出し、再びチェーンをネットの上に置けば、害虫の侵入もかなり防げます。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155136j:plain【ダイコン(1)『耐病総太り』の現在の様子です】

順調に育っています。今のところシンクイムシの攻撃はありません。ダイコンはとにかくシンクイムシの食害に用心しなければなりません。成長点をやられたら、その時点でアウトですからね。特に最終間引きが完了して、一穴一株になっているのに食害されたら最悪です。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155201j:plain【ニンジン『新黒田五寸』の現在の様子です】

間引きの途中であり、まだ一穴一株にはなっていません。秋に栽培するニンジンは通常は埼玉県でも梅雨の最中に播種しなければなりませんが、栽培手順の関係でミャー菜園では、8月下旬に播種するのでとても遅いです。ですが無事に収穫に至るので収穫時期がずれるだけだと認識しています。

この段階でアゲハチョウの幼虫が7匹住み着いていますね。10月中にはアゲハチョウになるでしょうから、ギリギリというところですが、飛翔するまでしっかり保護し見守りたいと思います。タイミング的に寒さ対策をしてやるかもしれません。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155219j:plain【アゲハチョウの産卵されたばかりの卵です】

少し解りにくいのですが、写真のど真ん中に直径一ミリの白く丸い玉がみえますね。この卵は、私がニンジンの間引きをしている最中に、目の前にアゲハチョウがやってきて産卵の動きをしていたので、アゲハが去った後撮影しました。産卵現場を目撃したのは初めてです。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155250j:plain【サツマイモの現在の様子です】

そろそろ試し掘りをしてみようと思っています。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155327j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の現在の様子です】

無事に発芽しまして、順調に育っています。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155345j:plain【虫専用のキャベツ・ブロッコリーの現在の様子です】

虫達のためにキャベツ5株、ブロッコリー5株が植えられています。ご覧のように激しく食害されています。食害されて良いのですけど…。すごい食欲ですね。いずれにしても、ここから何十匹かの蝶や昆虫が巣立ってくれれば嬉しいです。

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155401j:plain【アオムシ等に食害されたキャベツの現在の様子です】

上から見ますと、まるで芸術作品のように葉が食べられてしまいました。しかしながら恐らく結球はするでしょう。ここまで食べられても枯れることはなく、成長点が激しく食害されていないので、寒くなるにつれて害虫も居なくなりますから、やがて草勢が回復し新葉が展開し、小ぶりではあってもキャベツとして結球部分は食べられると思います。年内にその収穫出来たキャベツを撮影しますので、乞うご期待です。(^o^)

   

 

f:id:nakazawa-s:20171005155418j:plain【アゲハチョウの幼虫の様子です】

意外な所でアゲハ幼虫を見つけました。なんとアシタバの葉の中です。ミャー菜園では、建物の北側の野菜栽培に不向きな場所に、タラの芽やミョウガ、コゴミ等の山野草を育てていますが、一緒にアシタバも植えてあります。そのアシタバの葉に居ました。かなり大きくなっていますので、あと一週間程度で蛹になるのではないかと思われます。アゲハチョウの幼虫がアシタバの葉を食べるなんて本にも書いてありません。そうと知ったら、来年はまた数株アシタバの苗を植えることにしましょう。(^o^)

夏野菜の収穫を継続。秋冬野菜専用畑に施肥しました (^o^)

今年の夏野菜は小雨傾向に翻弄されましたね。これほどの少雨傾向を象徴するのが、キュウリの成長点付近の幼い葉が、水不足で枯れてしまいダメージを受けたケースです。これには驚きました。幸いに7月に入ると若干のお湿りがあり、同じようなダメージを受けた野菜は無くなり安堵したところです。

ちなみにこの雨不足で、各野菜は皮が固くなったような印象です。キュウリなんかも例年よりも確実に皮が固いです。トウモロコシもトマト、そしてナスも…。あげれば切りがありませんが、これはもしかしたら野菜が自分自身を守るために、蒸散を防ごうとそうしたのかも知れません。

いずれにしても野菜たちに何の罪もありませんからね。この少雨傾向の中でよくぞ枝葉を生長させ、例年通りの大きさまで成長させました。どのような食感であろうとも、毎日感謝しながら野菜を頂いています。

 

少し時間が経過してしまいましたが、その後のミャー菜園の様子を見てみましょう。(^o^)

 

タマネギの収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163154j:plain【収穫を開始したタマネギ『OP黄』の現在の様子です】

※6月3日撮影

雨が降らない中で、タマネギ君たちも例外ではなく、水をほしがっていたであろう事は解っていましたが、ついに放置したままでも、ご覧のように結球も十分なレベルで肥大してくれました。タマネギは極端に大きくなると、美味しくなくなると言われていますから、お店で売られているぐらいの大きさが揃っており、品質的にも満足できるレベルとなりそうです。タマネギ君達も本当に厳しい雨不足の中よく頑張りましたね。無駄にすることなく、しっかりと食べさせて頂きますよ。(^o^)

 

 

蔓ありインゲン(1)の収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163229j:plain【収穫を開始した蔓ありインゲン『ケンタッキー101』の現在の様子です】

※6月11日撮影

蔓ありインゲンも丈夫な野菜なので、タマネギ同様に一切水やりせず育ってもらいました。申し訳ないとは思いつつ…。丈夫な野菜である事が解っていたので…。雨不足により例年よりも草勢は弱い結果となりましたが、ご覧のように花は沢山咲いているので、豊かな収穫が続きそうです。蔓ありインゲン君達も本当に厳しい雨不足の中よく頑張りましたね。無駄にすることなく、しっかりと食べさせて頂きますよ。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20170803163254j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

※6月11日撮影

ブロッコリーについては、子どもの花蕾を長く食して参りましたが、最終的にご覧のように花が咲き始めました。これまではご覧のような花が咲き始めたら、株元から切除して撤去してしまうのですが、葉をよく見るとモンシロチョウの幼虫がかなり居たので、このまま廃棄処分にしてしまうのは可哀想と思い、全部モンシロチョウとして飛翔するまでこのままにしておくことにしました。いつも書いているように、アゲハチョウ、モンシロチョウ、ミツバチ等々が自然界では激減しています。減少傾向に対し焼け石に水であっても、人為的に増やすのは意義のある事ですからね。来年以降もブロッコリーについては、畑に残置してモンシロチョウの幼虫を飼育し、羽化まで持って行きたいと思います。(^o^)

  

 

トマトの収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163518j:plain【収穫を開始したトマト『麗夏』の現在の様子です】

※6月11日撮影

トマトも無事に収獲に到りました。市販のトマトはあまり赤くない段階で収獲しますが、家庭菜園では畑で完熟させます。ご覧のように一段果は真っ赤になっていますよね。少雨傾向にあるので、甘みは十分に乗っていると思われます。また少雨傾向の為に、大玉である『麗夏』ですが、例年よりも小粒になっています。トマトは土壌をあまり乾燥させると、尻腐れ果が増えるので、適宜甘味を阻害しない範囲で水やりを実施しました。小雨傾向にあるという事で慎重に事を進めました。多大なエネルギーを投入しましたから、そうした苦労に思いを馳せながら、しっかり食べさせて頂きます。(^o^)

  

 

トウモロコシの収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163545j:plain【収穫を開始したトウモロコシ『ゴールドラッシュネオ』の現在の様子です】

※6月18日撮影

トウモロコシも無事に収獲に到りました。トウモロコシもまた丈夫な野菜なので、少雨傾向の中で一切水やりはしませんでした。ごめんなさい、トウモロコシ君達。(^^;)

『ゴールドラッシュネオ』という品種は今年初めて栽培してみましたが、あまり害虫が付かないですね。この品種は、種苗店で「作りやすい品種ですよ」という紹介があり栽培したものです。確かに害虫もあまり付かないし、間引き以外は放任という状況でしたが、無事な収獲になりましたからね。

栽培は容易でしたが、7月に入ってから強烈な北風が二日ほど吹き荒れて、トウモロコシはほとんど全て倒れました。農家の土寄せしたトウモロコシも倒れていましたから、出勤していて実際の強い風を見ていませんが、台風並みの強烈な北風だったようです。(^^;)

写真にも地際にブロックが写されていますよね。こうした物で起こして、何とかダメージを受けないようにしつつ収獲に到ったものです。あまり面倒を見てやれませんでしたので、しっかりとトウモロコシを味わいながら食させて頂きます。(^o^)

 

 

キュウリ(2)の収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163607j:plain【収穫を開始したキュウリ(2)『夏すずみ』の現在の様子です】

※6月25日撮影

キュウリ(2)も雨がほとんど降らない中で定植しましたが、幸いに比較的早く活着してくれて安堵しました。キュウリは活着さえすれば、草勢がありますからグングンと成長してくれます。勿論このキュウリには、定植以降毎日水やりしました。そうした事もあり無事に収獲に到りました。(^o^) 

 

 

エダマメ(2)の収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163814j:plain【収穫を開始したエダマメ(2)『サッポロミドリ』の現在の様子です】

※6月25日撮影

エダマメも少雨傾向の中で苦しんだ野菜だと思いますが、エダマメ君達も頑張ってくれました。エダマメは開花時期を中心に、水を切らさないように注意しました。この時期だけは十分に水やりを心がけたというわけです。そうした事もあり、サヤ数も満足すべきレベルで収獲に到りました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20170803164016j:plain【ナス『千両二号』の現在の様子です】

※6月25日撮影

ナスも6月中旬にもなると豊かな収穫が続くようになります。ご覧のように沢山ナスがぶら下がっていますね。ナスについては、今年は三本し立てではなく、四本仕立てで取り組んでいます。三本よりも四本の方が収穫量が多いのではないか…。という欲深い理由から決めたわけですが、実際にその通りとなり、三本し立てよりも収穫量は多いのではないかと実感しています。

写真は枝葉があまり混み合っていませんよね。意外とスッキリした感じで、風がしっかり通る印象を受けます。無農薬栽培ですから、ナスの病気は一度なってしまうと撃退は難しいので、病気回避のために、なるたけ風通しを良くする事を心がけています。(^o^) 

 

 

スイカの収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163626j:plain【収穫を開始したスイカ『紅大』の現在の様子です】

※7月1日撮影

スイカも無事に収獲に到りました。意外に思うかも知れませんが、スイカはあまり乾燥させるのは良くありません。という事で、スイカについては適宜水やりを実施しました。ただ結果として、それでも水不足傾向にあったのでしょうかね。例年なら収穫開始の時でも、葉は青々としてグングン伸長を続けて居居るのですが、今年はすでに成長はストップ。そして葉もご覧のように元気がありません。甘みを出すために、水やりを抑制したのは事実ですが、やはり水が不足して、スイカ君達は苦しい中で、果実に水分を送ったために、葉が精気を失ってしまったのかもしれません。いずれにしても、無事に14個の収獲が出来ました。暑い日の夜、豪快に甘いスイカを食しました。また子ども食堂にも甘いスイカを届ける事が出来ました。スイカ君達ありがとう。(^o^)

 

 

オクラの収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170807084608j:plain【収穫を開始したオクラ『グリーンソード』他の現在の様子です】

※7月29日撮影

無事にオクラも収穫に到りました。ご覧のように草姿は立派になりましたが、少雨傾向の中で、なかなか活着しませんでした。これほど活着が遅れたのは、野菜栽培27年の歴史の中で一番ではないかと思います。それくらい根付いてくれませんでした。畝の左右で品種が違うので、品種による特性という事でもなさそうです。とにかく毎日毎日生殖成長に向かいすぎないように、水やりを徹底しました。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170807084647j:plain【ナス『千両二号』の現在の様子です】

※7月29日撮影

現在のナスの様子ですが、葉が若干病気がかっていますが、病気になった株はありません。病気については特に対策はせず様子見という状況です。畑に運べる水は一日でわずか50リットルです。水分をほしがるナスには、雀の涙しか散水出来ない状況が続きましたが、不思議と成長は続き、葉の先端部はすでに2メートルを超えました。枝葉はこの段階でも葉があまり混み合っていませんね。4本で仕立てながら、収獲と同時に剪定作業を進めていきますので、常に通気は確保されているのではないかと思われます。8月に入るとナスは皮が固くなるので、小さめの収穫を心がけることになります。

 

 

エン麦を鋤き込みました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803163352j:plain【繁茂しているエン麦の様子です】

※6月11日撮影

鋤き込む前に撮影しましたが、ご覧のようにエン麦の穂が出てしまいました。まだ種にはなっていないので、このまま鋤き込めば大丈夫だと思います。まずは刈払機で刈り取ります。そして鋤き込むわけですが、その際に野菜屑置き場の粗大有機物も一緒に鋤き込みます。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170803163417j:plain【エン麦を鋤き込んだ後の秋冬野菜専用畑の様子です】

※6月18日撮影

土がカラカラに乾いている状況での鋤き込み作業となりました。これほど乾いている土は初めての体験かもしれません。スコップの入りも湿っているときとそれほど変わらず、作業能率が低下するというような印象はありませんでしたが、とにかくホコリが舞ってしまうので、マスクをして作業したほどです。

問題は少雨傾向がこのまま続くと、エン麦や投入した粗大有機物が腐熟しない可能性が高まりますので、これ以降は適宜雨が降ってほしいです。(^o^) 

 

 

 

 

秋冬野菜専用畑に肥料を鋤き込みました (^o^)

 少雨傾向の中で、粗大有機物が腐熟するだろうか…。と気になって夜も眠れませんでしたが(笑)、耕耘してみれば満足すべきレベルで腐熟していました。6月18日にエン麦を鋤き込んで以降、確かに雨は少なかったですが、適切な間隔で雨が降ってくれたことが幸いしたようです。これで完璧に秋冬野菜専用畑の準備が整ったと言えるでしょう。(^o^) 

 

秋冬野菜専用畑 9.3m×5.6m=52.1㎡(15.7坪)

(※エン麦播種範囲は7.9m×5.6m=44.2㎡)

 

 平成29年秋冬野菜専用畑の施肥記録 

『貝化石』 総量16kg(平米300g)

『粒状苦土石灰』 総量4kg(平米76g)

『有機100%5-5-5』 総量20kg(平米384g)(※有効19g/平米)

『化成肥料8-8-8』 総量6kg(平米115g)(※有効19g/平米)

『くん炭』 総量1000リットル(平米19リットル)

『腐葉土』 総量900リットル(平米17リットル )

 ※原則追肥無しですが、草勢によっては液肥を散布する可能性もあります。 

 

 

 

 

アゲハチョウの幼虫が来てくれました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20170803164143j:plain【アゲハチョウの幼虫が写されているパセリの様子です】

これまでアゲハチョウの幼虫は、ほとんど来てくれませんでした。(^^;)

畑にはパセリが27株植えられていますし、自宅も写真に写されているパセリのプランターが設けられていましたが、これまで畑で一匹、自宅で二匹という寂しい状況でした。

ですが、数日前妻が自宅庭に置いてあるパセリに、孵化したての小さな幼虫が居る事を発見しました。私もしっかり確認しましたが、このひとつのプランターで17匹居ます。

繰り返しますが、畑には27株の大株になったパセリが植えられているのに、現時点でゼロ。アゲハチョウは羽化した場所を覚えていて、我が家に産卵にやって来るのでしょうかね。これまで我が家の庭のパセリから数え切れない数のアゲハが羽化しましたから、この小さなプランターに17匹も居る事もあり、複数のアゲハチョウが同じタイミングでやって来て産卵したとしか思えません。

  

 

f:id:nakazawa-s:20170803164207j:plain【アゲハチョウの幼虫の様子です】

この写真にも5匹のアゲハチョウの幼虫が写されています。17匹も居るとなると、幼虫が成長するにつれてあっというまにパセリの葉はなくなってしまいますが、すでに畑で成長しているパセリをプランターに移し替えてあり、準備は万端整っていると言えるでしょう。大株に育っている畑のパセリはこうした事態の為に準備してあるとも言えます。

ちなみにもう少し大きく成長したら、プランターを置く場所は、木の近くに移動して、木に登って蛹になれるように対応します。17匹のうち何匹が飛翔してくれるのか…。万全の態勢で育てたいと思います。(^o^)

 

 

 

 

※アゲハチョウやモンシロチョウ、そしてミツバチ等々…は、今や周知の事実として、将来起こりうる不吉な事象を警告するかのように、生息数が急速に減りつつあります。

20年~30年前から家庭菜園を始めた方々は、菜園に訪れる昆虫類や蝶類の驚くほどの多様性を知っているはずです。そうした方々は、ふた昔前から比較して、現在の菜園に訪れる客人(昆虫類や蝶類)の居ない殺伐とした風景に、得も言われぬ危機感を感じておられる事でしょう。 

もはや「害虫」などと呼んで軽視しさげすんでいる場合ではありません。発想を転換し、これからは害虫も居心地の良い、或いは住みやすい菜園を目指すべきではないでしょうか。そうです、家庭菜園で「害虫」をも育て生産しましょう。(^^;)(^^;)(^^;)

家庭菜園を続けていれば、虫達を殺さなければならない場面は幾度となくありますよね。私たちは菜園を移動するだけで、気づいてはいませんが蟻やクモその他の小さな虫を踏み潰しています。だからといって菜園の中で移動するに際に、地面の小動物を避けながら移動するなんて出来ませんよね~。

また菜園の草取りに金属刃の道具を用いて草取りをされている方も多いと思います。最近は立った姿勢で草取り出来る便利な道具が沢山ありますからね。こうした金属刃の道具で草取りをすると、確実に蟻やクモその他の小さな虫をズタズタに切り裂いていることでしょう。だからといって、草を手で引き抜くなんてとても出来ませんよね~。

こうしたケースも含めて菜園の管理作業をする上で、害虫にダメージを与えてしまうのは致し方ない場合も多々あります。広い菜園を管理されている方は、特にやむを得ないと思われているはずです。

白状すれば、ミャー菜園でも故意・過失含めて、虫を沢山殺しています。例えば管理機を用いて耕耘していますから、高速で回転するロータリーに、土の中で生息している虫たちが突然襲いかかる金属刃で傷つき、数多くの虫たちが土の中で静かに命を落としているはずです。また刈払機を年に数回使用します。エン麦を刈ったり、菜園周囲の土手の雑草を刈ります。ご存じのように超高速で回転する刃で数多くの虫たちがズタズタに切り刻まれて飛び散っている事でしょう。(^^;)

またミャー菜園では、エン麦をすき込む作業をします。この時もまた数多くの虫たちが、土に埋められ苦しみながらこの世を去っているに違いありません。(^^;)

ミャー菜園で繰り広げられるこうした殺生は、慚愧に堪えない事態ではありますが、作業をしない訳には参りません。また当該作業を止めるつもりもありません。であるが故にそれを補償する形で、自ら虫達を生産すれば少なくとも数の帳尻は合うはずです。勿論殺した数だけ増やせないかも知れませんが、一定の補償にはなり得ます。

と言いつつ、虫食い穴だらけのキャベツ、虫達の集中攻撃を受けて、収獲に到らない果菜類…。こうした菜園における無残な結末はとても受け入れられないし歓迎できませんよね。そこで、これまでの経験から害虫専用の株を植えることを推奨いたします。例えば菜園の端っこに害虫専用のキャベツ2~3株植えるのです。

菜園で見つけたアオムシを踏み殺すのではなく、害虫専用のキャベツに投げ入れる。そうすればキャベツに直接産み付けられたアオムシも含めて、そうした措置をするだけで何十匹ものモンシロチョウや各種の蛾の仲間が菜園から飛び立っていくはずです。

根切り虫なども、殺さずに土手の土の中とかに移動してやれば済みます。これらの措置は、若干のスペースの確保と一定の手間は掛かりますが、これは逆の目線で見れば、家庭菜園に取り組む人だけが享受できる、心が豊かになれる特権であり手段であると言えるかもしれませんね。ちょっと特殊ですが。(^^;)

一つの例を書きましたが、こうした小さな試みが全国的な大きなうねりとなれば、掛け替えのないこの地球全体の生命の多様性維持にも、幾ばくかの貢献ができるかもしれません。菜園を運営されている皆様。これからは発想を転換し、野菜と共に虫をも生産する菜園を目指しましょう。(^o^)

ブロッコリー・ダイコン・キュウリ等の収獲が始まりました (^o^)

 

 今年は極端な小雨傾向にありますね。ここ埼玉県も高温・雨不足が続き、野菜たちは悲鳴を上げていました。毎朝車で水を運んでいますが、一回に運べる量は50リットルです。この50リットルを野菜たちに分配しているのですから、焼け石に水といえるでしょう。それでもやらないよりはましという事で、毎日毎日50リットルを運び続けました。

ただ定植した苗や播種した場所への散水が優先されますから、成長段階に水をほしがる、例えばキュウリやナス、ニンジン等へはほとんど散水出来ないのが実情でした。申し訳ないとは思いながら、横を通り過ぎるしかありませんでした。

週間天気予報では傘マークのない日々が続きました。空を見上げて雨の降る日を待ちわびて、そしてついに5月26日ある程度まとまった雨が埼玉県にも降りまして、散水作業も一段落したという状況です。

それにしても、土がカラカラに乾いて、何とキュウリの葉が水不足で茶変するという事態になりました。こんな体験は28年間野菜栽培をしていて初めての体験でした。今年が如何に雨が少ないかという証左ですよね。

また天候に関しては早春から気温も高めに推移しました。例年なら桜が咲いてから、強烈な北風(寒風)が何度か吹くものですが、今年はほとんどありませんでした。そうした今年特有の状況を見極めて、今年はビニールトンネルを早めに撤去し、そして防虫ネットも早めに撤去しました。

そしてマルチをも早めに撤去しました。昼間にマルチの穴に手を入れてみると、驚くほど高温になっていますのでね。気温が高めなのだから、各措置は、なるたけ自然な気象状況で育ってもらいたいという対応でしたが、その効果が出て小雨傾向というマイナス面があるものの、現在の野菜たちの生育状況は総じて良好といったところです。

 

「地球は寒冷化している」という説があるなかで、これからも現実に起こっている温暖化の影響は避けがたいと感じています。かつてよりも夏の訪れがとても早くなっていますし、夏がすごく暑いです。長いスパンで見れば埼玉県の地が九州の鹿児島県の気象状況と同じになりつつあると言えるぐらいの環境の変化に直面しているのかもしれません。今年も当面小雨傾向になるとしても、適当な間隔で雨が降ることを祈りながら、気象状況の変化に油断する事なく野菜栽培に取り組んでいきたいと思います。(^o^) 

 

ミャー菜園でも野菜たちが続々と収穫開始となっています。それでは現時点でのミャー菜園の様子をご覧下さいませ。(^o^)

 

 

 前回の記事で、ミャー菜園も野菜の食材提供を通じて子ども食堂プロジェクトのお手伝いをするという事を書きましたが、当該団体のホームページやブログ、Facebookがあるのでご紹介します。三芳町近隣にお住まいの方々で、野菜の提供は勿論、作業のお手伝いやスペース等場所の提供、案内のポスティングそしてご寄付まで、何かお手伝いできる分野があればぜひご協力下さいませ。

勿論本番である食事の日にも、当該団体のホームページによれば、食事を子どもと共に食べる 子どもと遊ぶ 宿題等の学習支援 見送り 掃除片付け等色々とあるようですよ。(^o^)

 

peraichi.com

 

 播種・定植の記録

【定植】5月20日実施

オクラ『グリーンソード』他 10株 (種七農芸園)

オクラ『』 10株 (花の木与野店)

モロヘイヤ 10株 (セキチュー)

 

【定植】5月21日実施

キュウリ『夏すずみ』 10株 (ビバホーム)

※キャベツ撤去後に定植しました。

 

【播種】4月29日実施

 ダイコン(2) 『耐病総太り二号』(種七農芸園)

エダマメ(2) 『サッポロミドリ』(種七農芸園)

蔓ありインゲン(2) 『ケンタッキー101』(種七農芸園)

 

【播種】5月12日実施

追加モロヘイヤ・シソ  (ビバホーム) 

キャベツの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20170529090742j:plain【収獲を開始したキャベツ『春波』の現在の様子です】

※5月7日撮影

食害痕はゼロです。防虫ネットで被覆して以降全く問題なく収獲に到りました。ただ雨が少ないせいか、食べてみて葉肉が若干固いような印象を受けました。元々『春波』という品種は柔らかいというのが売りの品種ですからね。今年に限ってはやむを得ませんね。来年に期待しましょう。(^o^)

 

 

ブロッコリーの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20170529090828j:plain【収穫を開始したブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

※5月9日撮影

 早期抽台もなくブロッコリーも全く問題なく収獲に到りました。今年は少し若苗を定植しましたので、それも有効だったかもしれません。来年も若苗を優先的に入手して栽培に取り組みたいと思います。(^o^)

※数株ですが余った苗をビニールトンネル無しの畝に定植しました。何度か強烈な霜が降りまして、ブロッコリー苗も赤くなったりしましたが、ダメージを乗り越えて早期抽台にならず全株無事に収穫に至りました。強い寒さは早期抽台に至りやすいと言われていますが、今回の体験はそうならない事もあるという点で良い体験をしました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529150505j:plain【収穫を開始したブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

※5月9日撮影

ブロッコリーについては、強いて問題点を挙げれば、ツブツブが若干大きいという事でしょうかね。抽台は全くしていないので、その点が惜しいと言えるでしょう。 

 

ダイコンの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20170529090902j:plain【収穫を開始したダイコン(1)『耐病総太り二号』の現在の様子です】

※5月9日撮影

ダイコン(1)も全く問題なく収穫に到りました。まだ少し小さめですが、毎年少し残ってしまうので、早めの収穫開始と致しました。早春のダイコン栽培は、キスジノハムシやシンクイムシ等の害虫被害もなく楽ちんな栽培となりますね。(^o^)

 

ニンジンの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20170529090946j:plain【収穫を開始したニンジン『向陽二号』の現在の様子です】

※5月9日撮影

ニンジン(1)も特に問題なく全株収穫に到りました。近年はニンジンの育ち具合がとても良いですね。本数が多いので、まだ小さめですが収穫開始としました。ちなみにまだアゲハチョウの幼虫は来てくれません。(^^;)

今年もビニールトンネル栽培でしたが、うっかりミスで四隅については、ビニールトンネルの外になっていました。ビニールトンネルの外ということは、夜間早朝は霜に直撃される厳しい環境となります。実際に何度か強い霜が降りましたからね。

結果としては、そうした厳しい環境にあった四隅の種もビニールトンネル内と同等の発芽率でしたし、他と同等もしくは少し遅れたレベルで成長していきました。こうして収穫開始段階になりましたら、差も解らないぐらい問題なく成長しました。

これは貴重な体験でした。この体験は次回以降にも活かして行きたいと思います。(^o^)

 

ピーマンの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20170529091043j:plain【収穫を開始したピーマン『京ひかり』の現在の様子です】

※5月9日撮影

ピーマンは6株しかないので、今年はお遊びスペースでの栽培となりました。正規の畝よりも肥料が少ないので、生育は若干ゆっくりですね。一番花・二番花は切除しました。三番果からの収穫です。

 

キュウリの収穫が始まりました。(^o^) 

f:id:nakazawa-s:20170529091207j:plain【収穫を開始したキュウリ『ときわ333』の現在の様子です】

※5月27日撮影

キュウリも無事に収穫に到りました。ビニールトンネル段階も含めて、高温乾燥状態が長く続いていますのでベト病等の病発が強く心配されますが、今のところ病気発生はありません。またベト病と並んで発症しやすいうどんこ病の発生にも至っていません。

この『ときわ333』という品種は草勢がありますね。ネット上の栽培ポイントに10節からの食用開始とありましたが、とてもそんなに待てないので、7節からの食用開始となりました。子蔓の伸張も強いので、成長点を二三カ所維持しつつ適宜子蔓の摘心も積極的に行っていきます。

温暖化の影響か、近年はビニールトンネルをしている段階からベト病が発症するようになりましたから、ビニールトンネル段階でも、ビニールの裾を早めに解放して、ビニールトンネル内の気温が高くならないように管理しています。そうした事も病気を抑制した原因のひとつかも知れません。

高温乾燥状態が続きまして、ある日キュウリの成長点付近の葉が茶変する事態となりました。気づいてすぐに10リットルですが散水しました。土の乾燥が過ぎて、葉が茶変するという体験は初めてでした。

  

タマネギの収穫が始まりました。(^o^) 

f:id:nakazawa-s:20170529091246j:plain【収穫を開始したタマネギ『OP黄』の現在の様子です】

※5月27日撮影

倒伏が始まりましたので食用を開始しました。全部の堀り上げについては、三分の二以上倒伏し、かつ玉が茶変したら一斉に抜いてマルチ上で乾燥させる予定です。ほとんどの株が大玉と呼べるような大きさなので、堀り上げが楽しみです。(^o^)

180株定植して最終的に欠株が4株でした。この4株は早春に補植しましたが、やはり再び消えてしまいました。今年は特に嬉しかったのは、収獲する176株のうち、トウ立ちしたのがたったの一本しか無かった事です。例年酷い年には三割以上トウ立ちしましたから、今年はその点が特に嬉しいですね。但し栽培法は例年と変わらないので、何がトウ立ちを減少させたかの理由は不明のままです。(^^;) 

 

ナスの収穫が始まりました。(^o^) 

f:id:nakazawa-s:20170529091612j:plain【収穫を開始したナス『千両二号』の現在の様子です】

※5月27日撮影

ナスも順調に育っています。二番花までは切除したので、収獲は三番果からという事になります。今のところ病気発生はありませんね。草姿もいい感じですから、これからの成長が楽しみです。(^o^)

昨年までは二本仕立てで取り組みましたが、収穫量が少ない印象が常にありました。そこで今年は昔のような三本し立てで行くか、新しい試みとして四本仕立てで取り組むか、現在検討中です。

 

 

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529131432j:plain【ミャー菜園全体の様子です】

高温かつ雨が降らずで野菜たちは悲鳴を上げていましたが、5月26日久しぶりにまとまった雨が降り、あのカラカラ状態が嘘のように、菜園の土も水を含み野菜たちも一息入れる事が出来ましたね。(^o^) 

 

 

  

f:id:nakazawa-s:20170529091341j:plain【スイカ『紅大』の現在の様子です】

スイカも順調です。すでに7個ぐらい着果しています。農家が出荷する節位よりも一段早く着果させています。ちなみに人工授粉は原則としてやりません。実際今回もまだ人工授粉はしていません。すべて昆虫や蝶にお任せです。

昨年は野球ボールぐらいの大きさになったところで、カラスの攻撃を受けてしまいましたから、今年は早めに防鳥糸を展開する予定です。今度の土日には着手するでしょう。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091841j:plain【トマト『麗夏』の現在の様子です】

トマトも順調ですね。写真は畝の東側から撮影しています。現在5段花が咲いているところです。(^o^) 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091857j:plain【トマト『麗夏』の現在の様子です】

写真は畝の西側から撮影しています。今のところ病気発生はありません。20株の全てが順調に成長を続けています。(^o^) 

昨年も尻腐れ果が多数でてしまいました。その結果を踏まえて、尻腐れ果はいくつかの原因の中で、土の水分不足も原因の一つと言われていますので、これまでは雨水のみで人工的な散水はほとんどしませんでしたが、今年は積極的に散水してみようと計画しています。尻腐れ果さてどうなりますかね~。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091404j:plain【オクラ『グリーンソード』他の現在の様子です】

左側の列が『グリーンソード』という品種です。右側の品種は記載がなく不明です。オクラは密植させたほうがサヤが柔らかくなるそうですね。左の列は単独の一本植え、右の列は四本植えられています。どちらがどのように育つのかじっくり観察したいと思います。

苗の周りに腐葉土を敷き詰めているのが見て取れますね。写真撮影は26日の雨が降った後ですから、土は黒っぽくしっとりしていますが、カラカラの時は腐葉土が頼もしく見えたものでした。雨が降った後でも湿気を保持するという点では、腐葉土は引き続き効果があると思えるのでそのままにしています。

それから細かい話ですが、腐葉土をどけると、土は水鉢になっていて、散水すると水がたまるようになっています。少ない散水量でもなるたけ早い段階で活着してもらいたいという措置です。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091433j:plain【トウモロコシ『ゴールドラッシュネオ』の現在の様子です】

日照りが続きましたが、このトウモロコシ君たちには一切水をやりませんでした。他に優先して水をやらなければならない野菜が沢山あったからです。けなげなトウモロコシ君たちは不平の一つも言わずに耐えてくれました。そしてご覧のように見事に成長してくれました。トウモロコシ君たちありがとう。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091451j:plain【トウモロコシ『ゴールドラッシュネオ』の現在の様子です】

上から撮影すると、ご覧のように雄穂が出始めていますね。雌穂が出揃ったら鳥獣避けのネットを展開する予定です。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091512j:plain【ニガウリ『ホロニガくん』の現在の様子です】

順調に育っていますね。写真撮影後摘心する予定です。摘心後は4本程度の子蔓を伸ばします。やがて10㎝マスのネットを展開し、まずは上に伸びて支柱交差部に達したら、棚が設置されますので、今度は横に伸びていくことになります。支柱交差部までは成長に集中してもらうために摘果を行います。早い段階から収穫はしたいので緩い摘果となりますから、初期段階からそれなりに着果して食べ続けることになります。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091534j:plain【蔓ありインゲン(1)『ケンタッキー101』の現在の様子です】

蔓ありインゲン(1)も順調ですね。節々から蔓がグングンと伸びています。今年も大豊作となりそうですね。この蔓ありインゲンも水を一切やらなかったのですが、そうした厳しい状況にめげずご覧のように立派な草姿になりました。やがて花が咲く段階となりましたので、収穫開始もあと少しですね。初収穫の暁には、インゲン君たち、ありがたく頂きますよ。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091553j:plain【ダイコン(2)『耐病総太り二号』の現在の様子です】

ダイコン(2)は、現在キスジノハムシの執拗な攻撃を受けていますが、草勢が強くあり大きくダメージを受けることはないと思われます。この時期のキスジノハムシの攻撃は避けがたいものがありますからね。農薬を使えば一発で排除できますが使用できません。かといって極小のキスジノハムシを捕まえようとしても捕まりません。捕まえても固いので潰すこともままなりません。ですから排除は諦めるしかありませんね。結果として草勢で乗り切るしか選択肢はありません。頑張れダイコン君たち。(^o^) 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091756j:plain【エダマメ(1)『サッポロミドリ』の現在の様子です】

すでに花が咲いています。エダマメは開花前後に一番水分をほしがると言われていますし、サヤ数を増やすためにも適度な土中水分が必要とも言われています。そうした状況下、あまり水やりが出来なかったのが、残念ですし見ていて可哀想でした。(^^;)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170601085340j:plain【エダマメ(2)『サッポロミドリ』の現在の様子です】

エダマメ(2)も順調です。多少葉が食害されていますが、想定内の範囲であり問題なくこのまま生育してくれるでしょう。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091929j:plain【キュウリ(2)『夏すずみ』の現在の様子です】

キャベツの収穫を終えた畝にキュウリ(2)を定植しました。あまりに高温・乾燥が激しいので、苗の周りに腐葉土を置いて、温度上昇を少しでも押さえるように措置しています。写真撮影は26日の雨が降った後ですから、土は黒っぽくしっとりしていますが、カラカラの時は腐葉土が頼もしく見えたものでした。雨が降った後でも湿気を保持するという点では、引き続き効果があるかな~。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529091953j:plain【パセリ『』の現在の様子です】

アゲハチョウの幼虫に来てもらいたくて、27株もパセリを植えてありますが、アゲハ幼虫は、まだ一匹も見当たりません。ガ~ン。(T_T)

自宅でもプランターでパセリを育てているのですが、こちらも今年は未だゼロ。(T_T)

アゲハチョウが激減していることは間違いありません。またモンシロチョウさえもあまり見かけない状況です。ミツバチも今年は一度も見ていません。昔は数え切れないほど飛んでいたのに…。蝶や昆虫類の行く末が心配です。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529143514j:plain【サツマイモ『ベニアズマ』の現在の様子です】

サツマイモは道具を用いて植え込みました。初めて道具を用いて植え込みましたが、楽チンでしたよ。(^o^)

ほんとか嘘か解りませんが、サツマイモは連作するほど美味しくなるという話がありますので、今年も同じ場所にサツマイモを栽培してみました。ネキリムシの攻撃が凄くて閉口しています。予備苗があと三本しかないよ~。(>_<)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529143533j:plain【オカヒジキ『』の現在の様子です】

オカヒジキですね。栽培したことがないと言う方が多いと思いますが、来年はぜひ栽培してみて下さい。美味しいですよ。妻も大絶賛しています。ちなみに苗はホームセンターで購入しました。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170531075124j:plain【ブロッコリー・キャベツの現在の様子です】

ミャー菜園では、ブロッコリー・キャベツの苗は数株余計に購入します。正規の畝に定植した後の余った苗は、昆虫や蝶のアオムシ君たちにプレゼントする事になっています。写真はその蝶たちにプレゼントされた、余った苗の現在の様子です。二株写されていますが、キャベツ・ブロッコリーが6株ずつあるので結構なボリュームになっています。キャベツはボロボロです。ここから何匹でもよいですからモンシロチョウが巣立ってくれれば嬉しいです。

写真に写したのは、ブロッコリー・キャベツ双方の食害の程度が大きく違うという点を知って頂きたく掲載しました。キャベツはボロボロですが、ブロッコリーはほとんど食害を受けていません。キャベツに接触している葉が主に食べられているという印象です。アオムシ君たちにしてみると、やはりキャベツの葉の方が柔らかくて美味しいのかもしれませんね。

ちなみにキャベツについては最後まで収獲する事はありませんが、ブロッコリーについては正規の畝に遅れること20日以上でやっと収獲に到りそうですから、葉はこれからも残しますが花蕾部分は人間が頂くことにします。

ブロッコリー君たちは、ここに定植してからというもの、何度か厳しい霜が降りましたが、その厳しい寒さに耐えて早期抽台する事もありませんでした。写ってない他の株も同じく厳しい寒さに直面しましたが早期抽台している株はありません。結果として早期抽台は厳しい寒さが原因とは一概に言えないようです。という事でこれからも早期抽台の要因を探るべく観察を続けていきたいと思います。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529165329j:plain【エン麦の現在の様子です】

秋冬専用畑で育つエン麦の様子です。他の野菜と同じように高温・雨不足でエン麦君達も本当に大変だったと思います。育ってはいるものの例年よりも背が低いです。背が低いので雑草も散見されますね。小雨傾向の中で初期生育が遅く雑草の生長を許してしまったという事になります。

5月26日に雨が降ったことから、これからもう一段成長してくれる可能性がありますからね。その点に期待です。エン麦君達頑張れ。

6月中にはエン麦は土にすき込む事になります。例年暑い気象状況での作業となりますから、出来ればやりたくない作業ですが、秋冬野菜君たちのために、足腰が立つうちは、これからもこのすき込み作業を続ける決意です。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529143836j:plain【ミャー菜園の野菜屑・剪定屑置き場です】

野菜屑・剪定屑置き場です。ミャー菜園にはこのような置き場所が二カ所あります。左側の大きく育っている植物は、隣接する駐車場からの遮蔽、目隠しを兼ねているススキです。冬には刈り取って有機素材として土にすき込みます。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170529143902j:plain【物置小屋の様子です】

物置小屋の周囲が殺風景なので、ボーダーガーデン風に花を植えてみました。全て宿根草です。手が掛からないことを最優先にしているために、華やかではありませんが、散水の必要もありませんし、除草は多少必要でしょうが、手間もほとんど掛からないと思いますね。

実はこれらの宿根草はミャー菜園に隣接する土手に植えてありました。土手を草花で一杯にしようと計画して植え込んでいきましたが、結果として除草作業がとても大変でした。土手は基本的に刈払機で草を刈るのですが、草花が植えられているところは使えません。雑草は頭が良いのでしょうか、生き残るために巧妙に草花の中に枝葉を伸ばしていきます。ですから草花部分については、結局手作業で除草作業をせざるを得ず、土手の草取りがとても時間の掛かる作業となっていました。

今回全ての草花を小屋の周囲に集積したことにより、土手は以前と同じように、一切の草花を植えず、刈払機で一気に刈り払うようにしました。10分ほどの作業で見事に土手は綺麗さっぱりとなります。この快感は自分の頭をバリカンで刈り払った時の快感に似ていますね。(笑)

エン麦、果菜類の定植を実施しました。結球レタスの収穫が始まりました。(^o^)

季節の移ろいは本当に早いですね。ごく僅か前に播種や定植を行ったばかりだと思えるのに、本日結球レタスの収穫が始まりました。

また同時に果菜類の定植も実施しました。朝から作業を開始して昼過ぎには粗方の定植を終えましたので、午後は雨が予報されていましたが、無事に雨が降り出す前に全般の作業を終えることが出来ました。

 

 

ところで今年は野菜栽培を通じて新たなボランティア活動が出来そうですよ。(^o^)

「子ども食堂」という言葉を聞いた方も多いでしょう。子供達がいろんな事情で食事が食べられなかったり、一人或いは子供達だけで寂しく食事をしなければならなかったりする場合において、「子ども食堂」という名で、会話付きの作りたての暖かな食事を提供するボランティア活動が全国的に行われているという現況をマスコミで見聞するようになりましたよね。

ミャー菜園園主の妻も、元保育士であった関係で、昔の保育士仲間が子ども食堂を立ち上げる事となり、ミャー菜園でもその尊いボランティア活動に対して野菜を提供することになりました。前日に届けるので、それなりに新鮮な野菜を食べてもらう事が可能です。子ども食堂に集う子供達のためにミャー菜園の野菜が役立つなんて、なんとも言えず嬉しい気持ちになりました。何時の時代でも子供達は国の宝ですからね。(^o^)

作った野菜を喜んで食べてくれる方々が居るという事で、やる気とモチベーションが益々アップしつつあるので、今年も頑張って野菜栽培に取り組みたいと思います。

 

 播種・定植の記録

【定植】4月22日実施

パセリ 14株 (ビバホーム)

 

【定植】4月16日実施

トマト『麗夏』 20株 (種七農芸園)

ピーマン『京波』 6株 (種七農芸園)

ナス『千両二号』 7株 (フローラ黒田園芸)

スイカ『紅大』 8株 (種七農芸園)

 

【播種】4月8日実施

エン麦『ヘイオーツ』 1.0kg (グラム/平米) (種七農芸園)

 

【播種】4月12日実施

 エダマメ(1) 『サッポロミドリ』(種七農芸園)

蔓ありインゲン(1) 『ケンタッキー101』(種七農芸園)

 

結球レタスの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20170424130023j:plain【収穫が始まった結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

結球レタスは株間30㎝で30株ずつ二畝で合計60株植えられていますが、全株無事に収獲に到りそうです。今年は気温が低めに推移したので、その点ではレタス君達は心地よい生育環境であったかもしれません。嬉しい事に例年ラグビーボール型の結球に到ることが多いのですが、今年はそのラグビーボール型になってしまった株は、たったの一株だけでした。

レタス栽培は、毎年その栽培形態も肥料もあまり違わないのに、どうしてこのように玉型になったりラグビーボール型になったりするのか…。未だその原因は解りません。 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130122j:plain【結球レタス『エクシード』を上から撮影した様子です】

結球ペースは若干の差が出ていますが、60株中59株が玉型に結球してくれました。少し早めの収穫開始ですから、玉はまだまだ大きくなりますし、何よりずっしりと重くなるでしょう。 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130145j:plain【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

これは普通に結球したレタスです。 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130208j:plain【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

これはラグビーボール型に結球した様子です。今年はこの株一株のみがラグビーボール型になりました。ラグビーボール型の結球レタスを見た事がないという方のために写真を掲載してみました。ご覧のように結球部もあり問題なく食べられますが、やはり見た目が悪いですよね。(^o^) 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130230j:plain【タマネギ『OP黄』の現在の様子です】

順調に成長を続けています。玉部分も心なしか大きくなってきたような印象です。当面はどれくらいの数がトウ立ちするかどうかが焦点ですね。

タマネギをよく見ますと、立っている葉が写真奥側に傾斜しているのが見て取れます。これは冬の北風が強く吹き付ける場所にこの畑があり、かなりの頻度で強烈な北風を浴びているから葉が傾斜しているのだと思います。霜柱も高く立ちますが、少なくともマルチは浮かないような措置を施していますから、タマネギの苗が浮いて枯れてしまうとかダメージを受けるような事はないようにしています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130256j:plain【キャベツ『春波』の現在の様子です】

順調ですね。キャベツは一段大きなトンネルになっています。今のところ害虫による食害痕はゼロです。結球部の肥大も順調ですから、まもなく防虫トンネルも撤去する事になるでしょう。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130313j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

こちらも順調ですね。小ぶりな苗を定植したので、キャベツと比較して少し小さいですね。こちらも一段大きなトンネルになっていますが、これでも狭苦しくなっていくでしょう。食害痕もゼロです。まだ花蕾は見えてきませんので、この草姿なら早期抽台には到らない可能性が増してきましたね。(^o^)

実害としては、ネキリムシと思われる害虫に茎部分を食べられてしまい、一株だけですが失ってしまいました。あっという間の出来事で防ぎようがありませんでした。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130335j:plain【パセリの現在の様子です】

アゲハチョウの幼虫の為のパセリです。順調に大きくなっています。今年に入ってからすでにアゲハチョウの飛翔を何度か見ていますが、今のところこのパセリ畑ではまだ幼虫は見えません。早く来ないかな~~。(^o^) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130359j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の現在の様子です】

天候に恵まれ無事に発芽しました。ちょっと発芽が多すぎますね。ただ鳩による食害を考えると、これ以上減らすのはちょっと勇気がいりますね。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170424130426j:plain【お遊びスペースの現在の様子です】

このコーナーといいましょうか、この畝は自由気ままに野菜を栽培しています。勿論ただ育てるというのではなく、色んな実験をしたり、珍しい野菜を栽培したりと、次に繋げる為の野菜栽培を心がけていますので、正規の畝では見られない事象を目撃することになります。(^o^)

写真中央を見て下さい、キャベツが見えますね。余った苗4株をここに植えましたが、防虫ネットは掛けていません。従いまして蝶が産卵する事が出来るわけですが、現時点で食害痕は一切ありません。暖かいビニールトンネルで正規に育てているキャベツと比較すると、かなり成長が遅くて小ぶりな株ではありますが、結球も始まっているので、そう遠くないうちに問題なく食べられそうです。このように春のキャベツ栽培は、秋と比較して本当に楽に栽培できるという事が見てとれますね。(^o^) 

マルチを敷き、播種・定植が始まりました (^o^)

今年最初の記事となります。気持ちよく冬眠していたので、出足が遅れてしまいましたが、今年も頑張って菜園観察日記を書き進めたいと思っていますので、よろしくお願いします。(^o^)

 

すでに作業は適宜進められていまして、例年通りの手順で頑張っています。今年は季節の移ろいが若干遅めに推移しているという印象ですから、各種作業着手は一週間程度遅れながら進めています。

 

春夏野菜専用畑 10.65m×5.2m×2面=110.76㎡(33.5坪)

 

平成29年春夏野菜専用畑の施肥記録

※2月25日施肥実施

『貝化石』 総量40kg(平米361g)

『粒状苦土石灰』 総量16kg(平米145g)

『有機100%5-5-5』 総量40kg(平米361g)

『化学肥料8-8-8』 総量30kg(平米272kg)

『くん炭』 総量1000リットル(平米9.0リットル)

『腐葉土』 総量1500リットル(平米13.5リットル )

 

 播種・定植の記録

【定植】3月12日実施

結球レタス 『エクシード』 60株定植 (島忠ホームセンター)

キャベツ 『春波』 20株定植 (ビバホーム)

ブロッコリー 『緑嶺』 20株定植 (ビバホーム) ※従来よりも若苗

 

【定植】3月20日実施

パセリ 『』27株定植(ビバホーム)

 

【播種】3月12日実施

ニンジン 『向陽二号』(タキイ通販)

 

【播種】3月21日実施

トウモロコシ 『ゴールドラッシュネオ』(種七農芸園)

ダイコン 『春まき耐病総太り二号』 (ビバホーム) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124453j:plain【タマネギ『OP黄』(中早生)の現在の様子です】

3月初旬の時点で欠株が4カ所ありました。この4カ所については予備苗を植えて補充しておきました。寒さがまだまだ残っており、例年と比較して成長が少し遅れてますね。草姿は問題ないので、暖かくなれば草勢が増すと思われます。

タマネギのみ秋冬専用畑に植えられていますので、タマネギの左側の空いている場所は、これからエン麦が播種される事になります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124516j:plain【ニラの現在の様子です】

ご覧のニラは、昨年の春にホームセンターで購入した苗を8株定植したものです。昨年は少し食べたという状況でした。二年目の本年からは本格的に食べさせて頂きますよ。ごらんのように株の直径が15㎝ぐらいまで育ちましたから、一年でずいぶんと大きく成長しました。8株だけしか植えられていませんが、かなり食べ応えがありそうなボリュームとなっていますよね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124542j:plain【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】

例年通りホームセンターで購入した苗を定植しました。今のところ順調ですね。すでにほとんどの株で結球が始まっていますので、毎年ラグビーボール型に結球する事が多いのですが、今年は普通型である丸形の結球に至りそうです。

レタスは二畝植えられていまして、レタスの収穫を終えると、この場所にスイカの蔓が伸びてくることになります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124636j:plain【キャベツ『春波』の現在の様子です】

キャベツも順調です。来週あたりに防虫ネットに切り替えます。春のキャベツ栽培は害虫もほとんど発生しませんから、管理がとても楽ちんですよね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124732j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】

ブロッコリーは、今年は小さな苗を植えてみました。ですからキャベツと比較して一段小ぶりな草姿になっています。ブロッコリーも来週あたりに防虫ネットに切り替える予定です。

マルチの上にゴミが散乱しています。これは強い北風が吹くとこういう状況になってしまうので、何度清掃してもきりがありませんから、ビニールトンネルを防虫ネットトンネルに切り替える時に清掃するように毎年予定を立てています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124836j:plain【ダイコン『春まき耐病総太り二号』の現在の様子です】

ダイコンも無事に発芽しました。間引き菜として利用しますので、沢山種を蒔きました。この撮影を終えると、初の間引きをする予定です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124900j:plain【ニンジン『向陽二号』の現在の様子です】

ニンジンも無事に発芽しました。発芽するまで不織布で防寒対策をしていました。また日差しが強い日は、日よけネットで被覆して土が乾くのを防ぎました。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124917j:plain【トウモロコシ『ゴールドラッシュネオ』の現在の様子です】

トウモロコシも無事に発芽しました。雨の翌日に播種し、以降数日は畝に雨水がかからないようにトンネルを管理しました。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403124941j:plain【ミャー菜園における防寒対策】

洗濯バサミで挟んでいるのは、サニーコートです。防寒対策として夜間は広げて、トンネルの換気穴を塞ぎます。昼間はごらんのように、センターに収束して日照を確保します。このような措置だけで、畝の通路部分に激しく霜柱が立っても、トンネルの中は一切氷結しないレベルで寒さを防ぐことが可能です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20170403125010j:plain【パセリの現在の様子です】

パセリが27株植えられています。食べきれないぐらい多く植えられていますが、食用ではなく、アゲハ幼虫を飼育するためのパセリという事になります。このパセリから100匹ぐらいのアゲハ幼虫が巣立っていってくれたら嬉しいですし、実際100匹を目標にしたいです。

これからアゲハチョウの天敵対策を講じていくわけですが、アゲハチョウが訪れやすい状況との折り合いをつけなければなりません。この点が思案どころですね。また当然のことながら、何十匹とアゲハ幼虫が居るということは、天敵から見たら「ここは餌場だ」と認識されてしまう恐れがあります。そうなれば天敵が四六時中この畝に張り付くということになりかねませんので、容易くそういう状況になってしまうようなら、このようなアゲハチョウ増殖計画は今年限りということになります。さてどうなりますか。(^o^)

ありがとう (^o^)

年を重ねるほど一年が短く感じますよね。これはまた多くの方々の実感でもあるでしょう。「漫然と生活しない」というのをいつも念頭に置くのは、晩年を生き抜く方々には必須の合い言葉であるかもしれません。

 

という事で、今年は「介護職員初任者研修課程」という資格に挑戦し、最終日に実施される試験にも無事に合格しました。(^o^)

この資格は、これまで「ホームヘルパー2級」と呼ばれていた資格です。介護の世界では最初に取り組む資格ですから、試験もそれほど難しいものではありません。研修を受けた方のほとんどが一発で合格すると言えるレベルの試験だと言えるでしょう。しかしならが、あくまで資格試験ですから研修に日時を費やせねばなりませんし、受講学校での研修費用もそれなりの金額となります。

介護に関心を持ったのは妻の影響からでした。妻のお母さんが施設に入っていますが、ほとんど毎日妻はお母さんと面会するために施設に通っていました。その施設における介護職員によるお母さんへの献身的な応接を目の当たりにした妻はとても感動したようで、「私も介護職員になって恩返しをする」と言う気持ちになり、妻はサッサと実際行動に移して昨年晴れて介護の資格を取ったのでした。

 

妻は介護の資格を取得する過程で、「世界が広がった」と語っていました。妻のそうした経緯もあり、関心を持った私も介護の世界を覗いてみようと思い立ち、今年8月から介護の研修をスタートし12月に晴れて無事に資格を取った次第です。

私も無事に介護の資格を取りましたが、妻のように印象深い体験とはなりませんでしたが、強いて言えば研修を通じて「15年後20年後の自分の姿を垣間見た」思いがしたというのが一番の印象です。しかしながら将来の自分を予見できたという意味で、これは極めて意義深い体験となったのかもしれません。QOLを維持する為、健康寿命を延ばすために今から生活の質を見直し、改善すべき点はしっかり改善しなければならない…。と強く実感した次第ですし、実際に生活様式を一部改善したり注意を払う度合いが格段にアップしたと言えるでしょう。

それと同時に、介護は医療と並んで社会生活に必要不可欠のインフラであり、その介護や医療という職業に従事する方々はとても貴い方々であり、その取り組む志に心から敬意を表したい思いで一杯になりました。実際に介護の研修で衣類の着せ替えや排泄などの世話を実技で学ぶうちに、こうした介護はなまなかな気持ちでは出来ないと実感したのです。

 

私は現在仕事を持っており、介護の仕事をする予定はありません。強いて言えば家族のために学んでおこうという意識で資格を取ったわけですが、資格を取って終りにするのは、あまりにもったいない気持ちになっています。また介護職員不足が叫ばれている昨今ですし、実際に研修を通じて介護職員不足は、高齢者が後期高齢者の世話をしなければ解消しないだろうという印象を持ちましたので、その介護の一翼を担うための模索を続けなければならないと気づきましたから、当面は介護のボランティア活動が出来ないかなどと、妻と情報交換しながら出来る範囲で介護に関わっていきたいと念じています。

 

 

 

 

一年を終えるにあたり、恒例となっていますが、思いつくままに感謝の意を「ありがとう」の言葉で書き綴ってみましょう。人生全般のありがとうを書くのは膨大すぎて手が出ません。家庭菜園にまつわるありがとうに限定して記載してみましょう。

 

まずは何よりも先に、妻にありがとう。(^o^)
今年一年野菜栽培を愛する人々、すなわち生命を慈しむ人々と交流できたことが、一番嬉しかったです。皆様、本当にありがとうございます。心から感謝致します。(^o^)

そして自分自身の健康にありがとう。 腹筋背筋、手足の筋肉さんありがとう。 腰さん、いつも酷使してごめんね。 私が管理する菜園52区画の “愛菜家” メンバーの皆さんありがとう、来年もよろしくね。 もう一つの管理菜園メンバーの皆さんありがとう、来年も楽しく野菜栽培を楽しみましょうね。 有機肥料さんありがとう。 腐葉土さんありがとう。 貝化石さんありがとう。 苦土石灰さんありがとう。 野菜屑・剪定枝葉さんありがとう。 耕耘機さんいつも頑張ってくれてありがとう、来年も頼りにしているよ。 井関農機さん耕耘機のメンテナンスありがとう。 ガソリンさんありがとう。 オイルさんありがとう。 土さんありがとう。 微生物さんありがとう。 耕土を支える更に下の土さんやマグマさん達ありがとう。(^^;) ビニールマルチさんありがとう。 スコップさんありがとう。 角スコップさんありがとう。 草取りホーさんありがとう。 重しとして利用する石さんたちありがとう。 懐中電灯さんありがとう。 電池さんありがとう。 草取り専用長靴さんありがとう。 刈り払い機さんありがとう。 種さんありがとう。 春菊の種さんは小さすぎて年寄りには摘まむのが辛いので、もう少し大粒になってね  (^^;)。 各種苗さんありがとう。 種苗会社さんありがとう。 苗生産者さんありがとう。 地元の種屋さんありがとう。 沼田市の種屋さんありがとう。 花屋さんありがとう。 花苗さん、いつも綺麗に咲いてくれてありがとう。 ホームセンターさんありがとう。 水さんありがとう。 ジョウロさんありがとう。 ポリタンクさんありがとう。 虫除けネットさんありがとう。 トンネルパイプさんありがとう。 トンネルビニールさんありがとう。 ビニール固定プラさんありがとう。 棚スチールパイプさんありがとう。 キュウリネットさんありがとう。 温度計さんありがとう。 間引き苗さん、本当にごめんなさ~~い m(_ _)m。 エン麦さんありがとう。 稲ワラさんありがとう。 ミミズやミツバチ、蝶などの益虫さんありがとう、来年も大歓迎だよ。 アオムシやヨトウムシ、ネキリムシなどの害虫さん、来年は来ないでね (^_^;)。 支柱さんありがとう。 針金さんありがとう。 作業手袋さんありがとう。 ゴム手袋さんありがとう。 長靴さんありがとう。 麦わら帽子さんありがとう。 ハサミさんありがとう。 カッターさんありがとう。 空気さんありがとう。 太陽さんありがとう。 風さんありがとう。 霧さんありがとう。 雨さんありがとう。 ところで雨さん最近怒りっぽくなったのか雨脚が強い時が多いよ。もう少しやさしく降ってね~ (^^;)。 台風さんには参ったよ、来年は少し自粛してね (^^;)。 野菜を買ってくれた皆さんありがとう。 買った野菜がとても美味しかったと語ってくれた皆さんありがとう。 ボーダー花壇の四季折々の花さん達ありがとう。 その花壇の花を手入れして下さっている近所のおばさん達ありがとう。 その花壇の花を綺麗だと褒めて下さる通行人さんありがとう。 雑草さんありがとう。 畑の通路さんありがとう。 野菜屑置き場さんありがとう。 杭さんありがとう。 仕切りロープさんありがとう。 ビッツさんありがとう。 駐車場さんありがとう。 大きな物置小屋さんありがとう。 小さな倉庫さんありがとう。 自宅の倉庫さんありがとう。 アスパラガス畑のパイプさんたちありがとう。 一輪車さんありがとう。 防草シートさんありがとう。 台車さんありがとう。 秤さんありがとう。 マルチ穴開け金物さんありがとう。 チェーンさんありがとう。 クマデさんありがとう。 箒さんありがとう。 チリトリさんありがとう。 野菜屑置き場のコンポストさんありがとう。 ビニールゴミ袋さんありがとう。 スーパー袋さんありがとう。 ターンバックルさんありがとう。 パイプ接続金具さんありがとう。 ガスボンベさんありがとう。 バーナーさんありがとう。 鎌さんありがとう。 収穫カゴさんありがとう。 豊かな大自然さんありがとう。 ふじみの市さんありがとう。 埼玉県さんありがとう。祖先や先人の皆様にありがとう。 日本国にありがとう。 銀河系と太陽にありがとう~。

 

そして最後にもう一度、妻にありがとう。ペコリ (^o^) 

 

 

 

 

つたない文章であるにも関わらず、今年も多くの皆様がこの菜園ブログを訪ねて下さいました事を心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。(^o^)

 

皆様の菜園ライフが益々豊かなものになりますよう祈念いたします。

よいお年をお迎えくださいませ。(^o^) 

エン麦を鋤き込みました (^o^)

エン麦鋤き込みも本来なら11月中に実施したかったのですが、相変わらず仕事が忙しく遅れてしまいましが、無事に作業が完了しました。以前は一日で鋤き込んでいましたが、加齢と共に不可能となり(^^;)、現在は一日に半分ずつ鋤き込むという流れで、先週日曜日、本日と二日間で無事にエン麦鋤き込みを終えることが出来ました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20161122100916j:plain【エン麦の様子です】

エン麦も十分に育ち満足レベルの粗大有機物を得られました。春になったらこれらエン麦が野菜の育つ力になってくれるに違いありません。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20161231130704j:plain【エン麦を鋤き込んだ後の様子です】

ほんの三年前までは、写真の面積を一日で鋤き込んでいました。その耕起パワーを思うと感慨深いものがありますね。もちろん二年前に現在のこの畑に移ってきてからは、地形の関係から春夏野菜専用畑を二つに分割した形状となったので、区切りが良いので二回に分けて鋤き込もうという気持ちになりましたから、もちろん今回も二回に分けて鋤き込みました。(^o^)

この場所でのエン麦栽培も三回目となり、地力も付いてきたと実感できることから、来年の春夏野菜栽培では、化学肥料は使わず完全有機栽培に移行する気持ちになっていますので、この気持ちが変わらなければ、来年の春夏野菜は完全有機で取り組む事になるでしょう。もちろん将来的には有機肥料も使わない野菜栽培に移行する予定です。但し腐葉土や野菜屑・剪定枝屑等は土中の有機質保持のためにエン麦と共に使用し続ける予定です。