秋野菜が順調に育っています (^o^)

前回の投稿からずいぶんと日時が経過してしまいましたが、これまで台風の襲来があったり、秋風が吹き始めたりと、季節の移ろいを強く感じる今日この頃です。

 

肝心の野菜たちはどうなっているかと申しますと、ミャー菜園の野菜たちも無事に残暑を乗り切ってくれまして、一応特段の問題も無く成長を続けていますので、秋冬野菜の平年並みの収獲が期待できそうで安堵しています。

 

それではミャー菜園の9月に入ってから今日までの様子を見てみましょう。(^o^)

 

  

ミャー菜園における台風対策の様子です。 (^o^)

敬老の日を含む9月最初の連休は行楽を予定していた方も多かったと思われますが、せっかくの連休が台風襲来で台無しになってしった方もまた多かったと思います。 

かくいう我が家も行楽を予定していましたがキャンセル…。(^^;)

そのうえで、ちょうど連休という事で在宅していましたから、菜園の野菜を守ろうと万全の態勢で対応しました。

 

結果としては、特段の被害もなく台風をやり過ごすことが出来ましたので、ここでミャー菜園の台風対策を三枚の写真と共に説明させて頂きます。(^o^)

 

※三枚共に台風襲来前の9月14日(土曜日)に撮影しました。

 

 

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【台風対策の様子です】

ブロッコリーの畝です。ブロッコリーはかなり大きく成長しており、強風で煽られる危険があるので遮光ネットで被覆して、強風によるダメージ軽減措置を施しました。

被覆した状況が大きめに見えますが、この段階ですでにブロッコリーの畝のみ、一段大きなトンネルになっていますから、強風による風圧力はかなりのものになると予想され、念のため紐で固定しました。

このような措置をほどこしても、結果としてブロッコリーは風に煽られ全株倒れました。しかしながらこの防護措置により、 ひどく煽られる事はなくダメージからの回復も早くなると確信しています。

例えば野菜が大風による強風に煽られて株元に穴が開いたように広がって、根がちぎれんばかりに損傷を受けているという事態は、一度は誰でも経験されていると思われますが、そのような深刻な煽られ方を防ぐという意味でこのような防護措置をとっています。ですからこのレベルの措置では倒伏自体は防げませんが、深刻なダメージを受けることはこれまで一度もありません。

 

ブロッコリーは倒れると根が切断されます。根が切断されると切断された側のブロッコリーの形状が不規則に変形してしまうと言われていますので、結果としていびつなブロッコリーになってしまう恐れがあるという事のようです。

 

ですからその点に気をつけて倒伏をなるたけ防がねばならないと言うことになりますね。その意味で、倒伏してしまったブロッコリーを起こさないでそのままにして、栽培を継続するという農家も多いという話を聞きました。起こせばまたその段階で根が切断されるという事なのでしょうかね。(株数が多すぎて起こせないという理由もあるでしょうが…)

ちなみにミャー菜園では倒伏したブロッコリーは起こします。倒れてからすぐに起こせば、ダメージがほとんど無いと思えるからです。 

 

 

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【台風対策の様子です】

左端のマルチはまだなにも植えられていません。ですから写真中央の防虫ネットで被覆されている畝が菜園全体の端に位置していますから、結果として台風の強烈な風をもろに受ける畝でもあります。ですから強烈な風で防虫ネット等が飛ばされないように、一番端の畝のみにご覧のようにブロックを置いて強風による被害を防ぐ措置をしている様子です。

台風はご存じのように、一定方向からのみ風が吹くわけではありませんね。通過する位置により変化しますから、最初北風だったのに、最後は南風になっていたなんて事もありますので、畝の横からの風も当然想定し特に注意して暴風対策をとります。

  

 

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【台風対策の様子です】

この写真のトンネルパイプの地際を見て下さい。ネットをパイプに固定する部品が幾つも見えますね。強風になればチェーンなど物の見事に飛ばされてしまいます。結果として防虫ネットは煽られてパクパクと開いてしまい、強風が直接野菜に襲いかかることになってしまいますが、ネットを固定しておくと飛ばされることはなく、防虫ネットはしっかりと植えられている野菜たちを守ってくれます。(^o^) 

 

※ミャー菜園では全ての畝に防虫ネットが設置されていますが、これは台風対策では無く、平時でも常に設置されているものです。理由として秋は雷雨なども多く、大粒の強烈な雨が畝に襲いかかることも多々ありますが、防虫ネットが設置してあれば、どれほど強烈な雨でも、ネットの編み目をくぐる段階で、雨粒を細かく砕いてくれるので、雨によるダメージをほとんど受けなくて済みます。

例えば種を蒔いたばかりのところに雷雨が襲ってきた場合、ネットがしてなければ、大粒の雨で蒔いた種など跡形も無く四散してしまうでしょう。ところがネットをしていれば、過去の経験に照らしても、そのような事態はまず避けられると断言できます。ですから、皆様にもぜひ “播種から一定レベル成長するまでの間は常にネットをする” というのを推奨します。

 

 

  

播種・定植 

9月08日(日)

◆播種

ハクサイ 『郷秋60日』

カブ 『耐病ひかり』

シュンギク 『中葉春菊』

エン麦 『ヘイオーツ』

 

9月23日(月)

 

◆播種

ダイコン(2) 『秋 の彩』 

(※ダイコン(1)で病気が発生したので、ダイコン(2)は品種を変えてみました) 

 

  

元気に成長を続ける野菜たちの様子です。 (^o^)

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【秋冬野菜専用畑全体の様子です】

野菜たちもずいぶんと育ちましたね。(^o^)

秋冬野菜は、夏と残暑の過酷な環境をなんとか乗り越え、今のところ特段の問題もなく順調に育っています。野菜たちありがとう。(^o^)

 

◆お断り/ネット被覆したまま撮影しています

ミャー菜園は有機・無農薬栽培で取り組んでいますが、秋冬野菜はとにかく害虫の発生に翻弄されるのが常でした。

今年から防虫対策の一環として、「なるたけ防虫ネットを剥がさない」というのを加えました。

 

例えば間引き作業をするにしても、以前は防虫ネットの片側を開けっ放しで、間引き作業をしていましたが、これからはネットを被覆したまま間引き作業をする事としました。ネットを開け放って作業している間に、隅っこの方で畝内部に入り込もうとする蛾が居るのではないかと思えるからです。

ちなみに間引き作業をするにあたって、さすがにチェーンをネットに乗せたままは難しいので、チェーンを外したうえで作業しますが、播種・定植時の散水はチェーンを乗せたまま散水します。

 

このように播種・定植して防虫ネットを設置して以降は、通常管理においては原則としてネットを開けないという方針で取り組むことになりました。結果として写真撮影時も、これまではネットを剥がして撮影していましたが、これからは剥がさずに撮影することとなりましたので、成長している野菜がネットにより若干見えにくくなっていますが、ご了承下さいますよう御願いいたします。

もう少し季節が進みますと防虫ネットを剥がしますので、今しばらくお待ち下さいますよう御願いいたします。(^o^)

 

 

 

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【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

ブロッコリーが一番大きく成長しています。すでに一段大きなトンネルパイプが組まれていますが、それでもネットに接触するようになってしまいました。

これ以上大きなトンネルにできないので、今しばらくこのサイズでネット解放まで我慢してもらう事になります。

 

※ミャー菜園では、これまで「害虫専用の畝」を設けて害虫を “保護” してまいりましたが(^^;)、防虫対策が功を奏したのか、近年は害虫が減っているので、専用の畝は設けず、ブロッコリーとキャベツの畝の一番端の一株だけ害虫に解放する事とし、見つけて逮捕した害虫はその指定した株に放ってやることになりました。

これまでのところ、逮捕した害虫は数匹といったところです。前のところで書きましたが、間引き作業などでもネットを剥がさずに作業していますから、一段と害虫の発生が少ないように思います。

特にシンクイムシは今年まだ一匹も発生していません。つまりシンクイムシによりダメージを受けた株がひとつも無いのです。この効果は大きく結果として今年の秋野菜はほとんど全株順調に育っています。 

 

 

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【キャベツ(1)『しずはま1号』の様子です】

キャベツ(1)です。一株単位のポット苗でした。ずいぶんと成長しましたね。結球部もすでに5㎝を超えた株が多いです。あまりに大きく成長したので、窮屈すぎる印象ならブロッコリーに続き、近日中に一段大きなトンネルパイプに変えるかもしれません。

 

 

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【キャベツ(2)の様子です】

キャベツ(2)も特段問題なく成長を続けています。こちらは四株単位のプラグ苗でしたからかなり小さな苗でしたので、期待通り、キャベツ(1)よりも一段遅れて収獲期に入ってくれるような感じとなっています。

  

 

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【カブ『耐病ひかり』の様子です】

順調に育っていますね。まだ一穴一株の最終間引きには至っていません。カブはネキリムシのターゲットになりやすいので、間引きするのが怖いですよね~。(^^;) 

 

 

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【シュンギク『中葉春菊』の様子です】

シュンギクも順調に育っています。シュンギクは害虫による食害で強烈なダメージを受けるリスクがあるので、間引きはカブ同様に遅め遅めで進めていきます。 

 

 

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【ニンジン『向陽二号』の様子です】

蒔き直したニンジンですが、蒔き直してもまた失敗してしまいました。(^^;)(^^;)

土の保湿は全く問題ありませんでした。失敗の理由は気温が高かったと言うことしか考えられません…。

同じ時期に播種した農家のニンジンも発芽率がかなり悪かったので、あまり深く考えず良しとしましょう。(^^;) 

 

 

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【ダイコン(1)『耐病総太り』の様子です】

ダイコンもずいぶんと大きくなりました。(^o^)

ただ残念なことに、二株病気になってしまいました。このダイコンは発芽時から異変がありました。何が原因なのかはいまだ掴めていません。シンクイムシの攻撃が無かったと安堵していたら病気に…。なかなか難しいものです。 

 

 

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【ハクサイ『郷秋60日』の様子です】

見ただけでは解りにくいですが、これはハクサイですね。ミャー菜園ではハクサイは直播きで育てます。(^o^)

この写真を見て、「種蒔きすぎでは…。」 と思われた方も多いかと思いますが、一回間引きしてこの状態です~。(^^;)

ミャー菜園では、もともと葉・根菜は間引き菜として利用するために、普通よりも多めに播種します。それがまたリスク回避にも繋がっているという点はありますけどね。ミャー菜園における葉・根菜の間引き菜の総量は結構バカになりませんよ。妻も大喜びです。この時期葉物は重宝しますからね。皆様も多めに播種して、秋冬野菜の本格的収獲までのつなぎとして食卓を豊かにして下さいませ。(^o^)

 

ハクサイの播種についてですが、マルチの通常の穴は65ミリですが、ハクサイについては、少し大きな100ミリの穴を開けます。

ハクサイは害虫の攻撃を受けやすい野菜のひとつです。特に直播きのハクサイはリスクが大きくなりますから、間引きを慎重に進めねばなりません。

結果として広い面積に播種して、混み合うことのリスク、すなわち蒸れる・ヒョロヒョロになる等の問題を回避しようというわけです。

 

 

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【エン麦『ヘイオーツ』の様子です】

春夏野菜専用畑に播種されたエン麦も無事に発芽しました。(^o^)

 すでに分けつが始まっていますね。すでに例年通りといいましょうか、赤サビ病の病斑が散見されますが、まあ例年通りと言うことで問題ないでしょう。

  

  

おまけ。 (^o^)

 

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【京芋の花の様子です】

管理している菜園に珍しい花が咲いていましたのでご紹介しました。(^o^)

京芋の花ですね。少し水芭蕉の花に似ていませんか。 

 

 

 

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【チビクロちゃん】

最愛のミャーは他界してしまいましたが、我が家には妻が拾ってきた猫ちゃんが二匹います。こちらは10歳ぐらいのお姉さんですね。(^o^) 

前足といいましょうか、腕と言いましょうか、ご覧のようにごま塩のように黒い斑点がある事から、別名「ごましおちゃん」ともいいます。

 

 

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【福ちゃん】

こちらは妹の福ちゃんです。2歳ぐらいですね。暑くてたまらないようで、ソファに横たわる妻の横で、同じようにばてています。(^o^)

あれ~~~。妻のオッパイを枕にしている~~~。(笑)