トウモロコシ・エダマメの収穫が始まりました (^o^)

先週の火曜日関東地方は台風の直撃を受けました。被害に遭われた農家の方々のお見舞い申し上げます。m(_ _)m

ここ埼玉県ふじみ野市に散在する畑ではトウモロコシが多く植え付けられており、間もなく収穫開始という段階に至って、台風の強烈な風により見事になぎ倒されてしまいましたから、農家の方々も対応が大変だと思われます。

自宅からミャー菜園までの道すがら、何カ所か農家のトウモロコシ畑が散見されますが、台風通過の翌日は見事になぎ倒されていたトウモロコシも、台風通過後5日経過したこともあり、現在は茎半分ぐらいを起こしていますから、成長は若干抑制されるものの、無事に収穫に至りそうな雰囲気で安堵しています。(^o^)

昔のトウモロコシと比較して、現在栽培されているトウモロコシの背はかなり低くなりましたよね。それでも大人の身長と同じぐらいの高さとなるのが一般的ですから、強風で倒されやすいというのは致し方ありません。

ただ何となく感ずるのですが、トウモロコシ君たちも自分たちの弱点は把握しているようで(^^;)、「倒されたら起き上がれば良いのさ」 と考えているらしく、株元から完全に起き上がることは成りませんが、茎の半分ほどはしっかりと垂直に起き上がり、何事も無かったような雰囲気で立っている姿を見ると、お~~逞しいな~~などと感激してしまいます。

 

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【収穫が始まったトウモロコシ『ピーターコーン』の現在の様子です】

まだ少し早熟ですが、早熟のトウモロコシを食べると、ザクザクという音ではなくプチプチという音がします。この食感と味が美味しいんですよね~~。(^o^)

台風により倒れましたが、無事な収穫へと至りました。台風よりも心配していたタヌキ君たちですが、今のところ菜園に現れません。トウモロコシの甘い香りが菜園に漂っているはずですから、この段階でやってこないとすると、今期のタヌキ対策は不要なようですね。(^o^)

トウモロコシも枝豆と同じように、収穫後すぐに食べると本当に甘くて美味しいです。妻と 「新鮮野菜は本当に美味しいね(^o^)」 というような会話を、ここ数日何度か繰り返していますが、おそらく全国の菜園愛好家のご家庭では、たくさんの野菜料理を前に同じような会話をされているのではないでしょうかね。(^o^)

妻も 「野菜料理は作るのが大変なのよ」 と愚痴りながらも、一生懸命野菜料理を作ってくれるので本当にありがたいです。(^o^)

 

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【収穫が始まったエダマメ1『早生枝豆(白鳥)』の現在の様子です】

枝豆もついに収穫が始まりました。収穫してすぐに調理して食べる枝豆は本当に美味しいですよね。(^o^) 

 

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【5月20日に撮影したアスパラガス畑の様子です】

 

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【6月24日に撮影したアスパラガス畑の現在の様子です】

5月20日と比べると、おおむね三倍の茎数が伸張しています。また毎日毎日新芽が発生していますし、何株か市販されているアスパラガスと同じぐらいの太さの新芽が発生していますから、一般的には三年目から収穫開始ですが、状況に応じて間引きという意味で、ミャー菜園では今年二年目から一部の株で収穫を開始するかもしれません。

 

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【シソ・モロヘイヤの現在の様子です】

キャベツの収穫を終えた畝に播種したシソ・モロヘイヤもかなり大きくなってきましたね。手前がシソで、奥側がモロヘイヤです。モロヘイヤは脇芽をたくさん出すために摘心する予定です。

 

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【ナス『千両二号』の現在の様子です】

ナスは葉が大きいので台風による強風でかなり葉が折れました。また葉の表面にかなりダメージを受けた痕跡があります。しばらくは成長が滞るはずですが、新芽が出てくれば再活性化するでしょう。(^o^)

 

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【キュウリ『夏すずみ』の現在の様子です】

成長が早いですね~。まもなく収穫開始となりますね。(^o^)

 

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【収穫が続くトマト『麗夏』の現在の様子です】

ガ~~~~~ン、疫病が発生した~~~~~。(T_T)

梅雨に入り、ついにアンゴルモアの大王がやって来ました。(T_T)

もっとも毎年やって来るんですけどね。(^_^;)

この時期に発生する疫病は激発しないので、なんとか梅雨明けまでやり過ごせば、梅雨明け後は終息していきますから、対策としては疫病が拡大しないように対応することが大切ですね。

具体的には、疫病葉を見つけたら切除する事につきます。(茎への発症は要経過観察)

早期に病葉を切除することにより、体験的に病気拡散の勢いをそぐ事が可能だと思えます。

従いましてこの時期トマトなどの管理作業は、脇芽欠き、摘果、花柄摘み、下葉欠き等の通常の管理作業と共に、病葉を早期に見つけ切除するという項目を付け加えねばなりません。梅雨が明けるまでは、早期に病葉を見つけるのが豊かな収穫を確保する上でも重要な菜園作業になるという訳ですね。(^o^)

 

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【スイカ『紅大』の現在の様子です】

蔓はついにスイカ畑全面を覆うレベルとなりました。(^o^)

第一段花に着果したスイカはかなり大きくなっていますよ。収穫は着果からの日数では無く叩いた時の音などにより収穫します。初収穫は7月の中頃かな。(^o^)

 

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【スイカ『縞王MAX』の現在の様子です】

実はミャー菜園には、スイカは畑が二カ所あります。こちらのスイカ畑は本邦初公開の写真ですよ。(^o^)

事の顛末は次の通りです。

今年2月、菜園の返却が一区画ありました。ただちに新規募集の表示をしました。当然のことながら申込者は複数あると思われましたから、掲示板にも申込者が多数の場合は抽選になります。と明記しておきました。

しか~~し、な~んと意外や意外、結果として申込者はゼロ。(T_T)

やむなく菜園管理者である私が、一区画(約13坪)借りることにしたのです。

地主さんも、「追加料金はいらないから中澤さんが使ってくれれば嬉しい」と言うものですから、結局ただで畑の面積が増えました。ラッキー (^_^)v。

 

 

この新しい畑では、私が家庭菜園を始めた頃のように、いろいろと新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。また一方でいろんな実験もしてみたいと考えてもいます。ある意味 “失敗するための畑” という位置づけです。

少し固い話となりますが、家庭菜園に限らず仕事や社会生活全般について言えることですが、失敗の体験こそが将来の成功の母であると言えるでしょう。

ミャー菜園でも数え切れないほどの失敗を体験しました。私はこれまでの野菜栽培において、他の誰よりも失敗を積み重ねているというのが自慢です。(^o^)

かなり大胆な実験にも挑戦してきましたが、一方で細かい細かい栽培ノウハウを得られたのも、小さい小さい失敗をとても多く積み重ねてきたからこそと言えるでしょう。

 

「失敗は失敗したと認識できなければ顕在化しない」

この箴言は、私が家庭菜園での失敗を積み重ねる課程で生み出した言葉です。ですから正に畑から生み出された箴言だと言えるでしょう。

世の中すべてそうですが、物事に対し漠然と向き合っているだけでは、失敗さえも “発見” できません。結果として失敗していることさえ気づかずに、同じ失敗を何度も繰り返してしまう事になってしまいます。

失敗に気づくのにも結構力がいるのです。他の人から失敗を指摘される場合を除き、自ら失敗を認識するためには、対極の成功としてのイメージが脳裏にないと失敗を失敗と認識できません。失敗を失敗と認識するには印象深い成功体験が必須であるということがご理解いただけるでしょう。ですから失敗を失敗と認識するには、日頃しっかりと成功体験を積み重ね、また真摯に物事の因果を考え続ける必要があります。そうした積み重ねがあって、結果として失敗を失敗と認識できますし、それらの失敗体験が後に成功の萌芽となって、最終的に大いなる果実をもたらしてくれる事になると言えるでしょう。

 

ミャー菜園も始めてからすでに23年の歳月が経過しています。結果としてかなり守りに入っているのは認めないわけには参りません。(^^;)

どうしても、失敗を恐れ既存のノウハウによる栽培に安住してしまうのです。

しかしながら全球的な気象状況は変化の渦中にあります。また野菜たちは多くが一年限りの命であり、毎年一期一会の出会いでもあります。

そうした中で、私たちの野菜と向き合う姿勢だけが停滞したままで良いでしょうか。?

やはり私たちも変わっていかないと、ほとんど目に見えないものの大いなる大自然の変化について行くことさえできません。

という事で新しい一区画では、ミャー菜園を始めた頃の原点に返ることを目標に、更なる新しい栽培ノウハウ取得を目指して、失敗を恐れず挑戦していきたいと念じています。

ちなみに、今年は一切放任で大玉スイカを栽培するとどうなるか…。という実験をしています。写真を見てもお解りのように、すでに大きくなったスイカが二個見えますね。全体でもざっと数えましたら12個着果していました。この段階で12個ですから、おそらく20個は超えるかもしれません。

このスイカ畑は、稲ワラを敷いたのみで、蔓の整枝や人工授粉も一切やっていませんが、16株全株元気に成長を続けていますから今後が楽しみですね。(^o^) 

 

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【キュウリ『うどんこつよし』の現在の様子です】

キュウリも葉が大きいので台風による強風でかなりダメージを受けてしまいました。結果として成長が一時的にストップしたような印象ですが、ご覧のようにまた新しい芽の成長が再開されていますから、再び豊かな収穫が始まるでしょう。(^o^)

 

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【ピーマンの現在の様子です】

ガ~~~~~ン、病気が発生した~~~~~。(T_T)

手前から三株目が病気が発生した株です。ただちに枝ごと切除しました。今後の再発によっては株ごと撤去という事になります。ピーマンの病気はあまり伝染するという印象がありませんから、比較的このようにのんびりと観察しながらの措置を執ることになります。

 

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【パセリの現在の様子です】

6株元気に育っています。一生懸命食べているのですが、成長が早いのでとても食べきれません。

 

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【蔓ありインゲン『ケンタッキーワンダー』の現在の様子です】

台風による強風で葉がかなり吹き飛ばされてしまいました。(T_T)

右端部分が南側ですから、台風の強風をもろに受けたみたいです。

でもインゲンは強健ですから、きっとこの手痛いダメージを乗り越え、新芽を伸長させてくれるでしょう。(^o^)

 

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【ニガウリ『スーパーゴーヤ』の現在の様子です】

棚の上もかなり賑やかになってきましたね。これからグングンと棚上で蔓を伸ばしていくことになります。この写真を見ただけで、今年は大豊作が予見されますよ。(^o^) 

 

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【ニガウリ『スーパーゴーヤ』の現在の様子です】

上から撮影してみました。棚上では蔓は基本的に放任となっています。

 

 

 

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【我が家のミャーちゃんです。病気で痩せてしまいました】

今年5月、雌猫で14歳になるミャーちゃんの体調がおかしいので獣医に診てもらったところ、「腎不全です。猫は透析ができないので、余命数ヶ月の可能性があります」と告げられてしまいました。(T_T)

 

ミャーは畑が大好きな猫でした。

初代ミャー菜園があった場所は自宅から歩いて一分でしたから、ミャーも自分で歩いて毎日畑に行っては、トイレをしたり納屋で昼寝したり、他の猫を追い払ったりと、本当によく菜園に通いました。

二年前初代ミャー菜園の閉園が決まり、新しい菜園に移動しなければならなかったのは、如何ともしがたい事情によるわけですが、ただひとつ悔いが残るとすれば、ミャーのとても大切な居場所を奪ってしまったのではないか…。という点でした。

現在のこの畑は、自宅から遠いのでミャーを連れて来ることは無かったのですが、最後の思い出として、あんなに喜んで遊び回っていた畑を再体験させてあげようという話になり、体調を見ながら月に一二度は連れてきて遊ばせることにしました。

 

我が家には妻が拾ってきた猫が三匹いますが、私たちは子供に恵まれなかった事もあり、妻の猫への溺愛ぶりは相当なもので (^^;)、人間であり夫である私と妻との会話よりも、猫と妻との会話の方が圧倒的に多いという日常です。(笑)

それはともかく、14年の歳月を共に過ごしたミャーちゃんですから、最善の努力をして旅立たせようという事で、現在妻が自転車に乗せて毎日点滴に通っています。餌もあまり食べませんが、最上級の缶詰を毎日食べさせているようです。

ミャーの死がそう遠くないうちに訪れるのは必至ですから、私としても妻に任せきりでなく、悔いの残らない応接を心がけているのが現状です。