トマト・トウモロコシ・ニガウリの収穫が始まりました。(^o^)

6月も下旬となりまして、無事にトマトの収穫が始まりました。(^o^)

家庭菜園では色んな野菜を栽培しますが、トマトやスイカなどの収穫開始が一番嬉しいという方は多いかもですね。ミャー菜園でも同様で、比較的栽培が難しいとされるトマトとスイカの収穫開始が何よりも嬉しいです。そして更にトマトとスイカを比較すれば、どちらかと言うとトマトの成否が一番気がかりですから、栽培が成功すれば笑顔満面となりますし、失敗すれば落胆してしまい、それが態度に出てしまうほどです。妻が言ってました。(笑)

因みにトマト苗の定植時における理想的草姿はと言えば、一番花が咲いていて枝葉の色は適度な黄緑色をしている、そして根巻きも適度なレベルで‥‥。と言うのが一般的に言われる理想的な草姿ですよね。こうしたトマトの良苗という視点で見ると、今年は一番状況が良くない苗を購入してしまいました。

予約購入なので返品も出来ません。購入したトマトの苗は、花の蕾もごく小さく見えるのですが、茎のどちら側に付いているのかさえ判別しにくい状態でした。これは定植時に通路側に房を持ってくるという観点では困ってしまいますよね。それよりも何よりも、枝葉の色が緑の濃い色をしていたのです。この点は凄く心配になってしまいました。ミャー菜園では元肥がたっぷり入っているからです。

今年は良苗とは真逆のトマト苗を購入しましたが、結果としては何とここ20年で最高の豊作となりました。トマトの良苗が手に入らなかった落胆ぶりは目に余るものがあったのに‥‥。こうして事態は予期せぬ嬉しい事態となりまして、大満足のトマトの収穫開始と相成りました。(^^;)

何より嬉しいのは、この畑に来てから頻発していた尻腐れ果もごく僅かに留まりました。この尻腐れ果減少について、カルシウム補給という視点で色々と試しています。また今年は適度な間隔で雨が降ったので、土中水分量が影響しているというのが推測できますが、今のところ尻腐れ果克服への原因究明は為されていません。

今年のトマト栽培に於ける豊作体験は、「良苗とはほど遠い苗であっても、栽培の取り組み具合によっては豊作に持って行ける可能性がある」 という実体験が出来たという点で大いなる成果であったと感じます。という事で、ミャー菜園が実施している短期雨よけ栽培はこれからも続ける予定です。(^o^) 

 

 

6月21日 トマトの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200622084123j:plain【収穫が始まったトマト『麗夏』の現在の様子です】

第一段果の収穫が始まりました。樹上で完熟させたトマトは最高ですね。これは家庭菜園をされている方なら、言わずもがなの話です。完熟トマトとは、文字通り完熟したトマトですから、トマトに少し触っただけでポロッと外れる状態を言います。これはトマトの全てがそうなる訳ではありませんが、そうした状態に近づければより美味しいトマトが収穫出来る事請け合いですよ。(^o^)

ミャー菜園では、トマトは20株植えられていますが、全株同等レベルで成長しつつ本日収穫に至りました。今のところ疫病やウィルス病等の発症はありません。しかしながら7月に入ると疫病は必ず出ます。農薬は使えませんので、摘葉など風通しを良くする措置により、病害の規模が小さく留まってくれることを祈りたいですね。また7月に入ったら地面の乾燥防止や泥はねによる病気発生の抑止を目的に稲ワラを敷く予定です。

またトマトは防鳥対策として三本の防鳥糸を巡らせています。15㎝、70cm、120cmぐらいの高さに張ってあります。黒い支柱が一本見えますが、そうした支柱に巻き付けて周回させています。糸の結び方は、ちょっと表現しにくいのですが、テンションが掛かるように結んでいますから、思いのほかピンと張ってありますので、鳥などが接触するとかなり強い抵抗に遭遇する事となり、怖くて二度と近づかなくなるに違いありません。(^o^)

  

 

  

f:id:nakazawa-s:20200622084143j:plain【収穫が始まったトマト『麗夏』の現在の様子です】

畝の反対側からも撮影してみました。こちら側は西側なので午後に日が当たります。よ~く見ると午前中に日が当たる反対側である東側と比較するとトマトの赤い色づきが弱いですよね。よく言われる事ですが、午前中の太陽光線の方が野菜にとっては有用である事を証明しているのではないでしょうか。(^o^)

  

 

6月21日 トウモロコシの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200622084159j:plain【収穫が始まったトウモロコシ『ハニーバンダム』の現在の様子です】

トウモロコシは二度試し収穫をしましたら、食べられるレベルになっていたので収穫開始となりました。但し少し早めの収穫です。少し早めの収穫だとツブツブが若いのでプチップチッという食感で、なんとも言えない美味しさです。これはお店で売っているトウモロコシとはまるで違う食感と味わいと言えるでしょう。この微妙な味わいは家庭菜園をされていて、早取りをされる方のみが解る事柄ではあります。(^o^)

  

 

6月21日 ニガウリの収穫が始まりました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200622084214j:plain【収穫が始まったニガウリ『ほろにがくん』の現在の様子です】

ニガウリも収穫開始となりました。ニガウリは4本植えて、一株から4本子蔓を伸ばしているので、合計16本の蔓が上に向かって伸びました。写真のようにカーテンウオールのような壁面となっています。この壁面の段階では孫蔓は全て切除しています。棚面では放任にしますので、棚面でニガウリの実が沢山ついてほしいです。

写真では壁面の全てがニガウリのように見えますが、写真左側の葉形が少し違う部分は、蔓ありインゲンの(1)(2)が写っています。

 

  

 

f:id:nakazawa-s:20200622084228j:plain【収穫が始まったニガウリ『ほろにがくん』の現在の様子です】

ニガウリの蔓は、ご覧のように棚面に達して水平移動となりました。今のところ16本が同等レベルで順調に成長を続けています。子蔓は棚面で二メートルぐらい伸びたら摘心となります。

  

 

スイカは11個着果しました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200622084246j:plain【11個着果したスイカ『紅大』の現在の様子です】

スイカの玉直しも兼ねて、下に白いマットを敷く作業をしました。併せてスイカの着果数を数えてみました。結果として11個着果していました。今年も人工授粉は一度しか出来ませんでしたから、ほとんどは自然任せの自然着果という事になります。

ミャー菜園でも、家庭菜園を始めてから10年ぐらいまでは、教本に書いてある通りに一生懸命人工授粉しましたが、ある年に仕事が忙しくほとんど人工授粉出来ない事態となりましたが、何と人工授粉した年と着果数は変わらないという体験をしました。こうした体験から、この年以降は基本的に人工授粉はやらないようになりました。その方が楽ですからね。(^^;)

昆虫や蝶に任せても大丈夫なのか! 自然受粉に任せても大丈夫と判断したのは今から20年ぐらい前の話です。当時はミツバチや蝶などがうるさいほど飛んでいた時代の話です。近年はと言えばミツバチや蝶の訪問も限定的でさみしい限りです。ですから自然に任せての自然着果を期待するのでは、着果数の減少傾向は免れないと思われます。そうした事もあり、着果数のじり貧を避けるために、来年以降は気合いを入れて人工授粉をして行こうかなと考えています。(^o^)

  

 

 

f:id:nakazawa-s:20200622084305j:plain【スイカ『紅大』の防鳥対策の様子です】

写真中央部にスイカが見えます。マットを敷く際に玉直しもやりました。目を少し左に反らすと、網目状の丸くなったネットが見えます。ミャー菜園ではスイカ畑の周囲に三本の防鳥糸を巡らせてカラスが近づかないような措置を施していますが、カラスは歩いてスイカに近づくので、畝の端部にあるスイカが心配でなりません。心配が続くと胃に良くないので、ご覧のようにホームセンターで購入した、ご覧のような網を畝の両サイドに設置しました。これでカラスも近づけないという訳です。置いてあるだけですから、除草も問題なく出来ますし、最後の片付けも簡単です。恐らく10年以上使えるでしょう。(^o^)

 

  

 

f:id:nakazawa-s:20200622084322j:plain【スイカ『紅大』の防鳥対策の様子です】

カラス対策として、ご覧のようなカラスの模造品もぶら下げてあります。カラスに 「明日は我が身」 と思わせようという訳です。(笑)

  

 

今年アスパラガスを定植しました。(^o^)

f:id:nakazawa-s:20200622084338j:plain【今年定植したアスパラガスの現在の様子です】

ミャー菜園でも長くアスパラガスを栽培していましたが、次第に激発する茎枯れ病に苦慮しまして、ここ数年間アスパラガスの栽培を止めていましたが、何故か再挑戦したくなりまして、今年24株定植しました。株間50㎝で定植しました。来年からは収穫できるという話なので、今年しっかり株を充実させ来年からの収穫に備えるつもりです。

またアスパラガスは深さ5㎝ぐらい土に埋めて定植するのが普通ですが、茎枯れ病は成長する茎が土に触れると発症するらしいので、茎枯れ病対策として地面と同じレベルで定植して、上に5㎝ぐらい腐葉土で被覆する事にしました。成長する茎を土に触れさせないで成長させようという訳です。これで茎枯れ病を少しでも抑止出来れば嬉しいです。いずれにしてもアスパラガス栽培で一番の問題となる茎枯れ病がどうなりますか‥‥。あまり激発すれば、昔のように途中で断念するかもしれませんが、行けるところまで行ってみたいです。(^o^)