今年も最初の記事を書けることを嬉しく思います。冬眠があまりに心地よかったので、書き始めが少し遅れてしまいましたが、時節は待ってくれません。今年も適正に作業を進めていきたいと思います。(^o^)
春夏野菜専用畑に肥料をすき込みました。(^o^)
2月25日に施肥しました。幸い吹く風も微風程度でした。年によっては強風が吹き荒れる場合もあり、そうした場合は貝化石を散布してもほとんど飛ばされてしまう状況になってしまうので、施肥・耕耘を延期せざるを得ないという年もありました。
ただ少し問題だと感じたのは、雨の翌日に施肥を実施したため、耕運機で土を練ってしまった印象を免れません。しかしながら日曜日しか出来ないので、リスクを感じながらも強行しました。
施肥以降三回耕耘して、二週間後にマルチ敷きになります。耕耘と耕耘の間に雨が降ればベストです。今年は三回の耕耘の中で二回雨が降り絶好のタイミングで耕耘が出来ました。化学肥料や有機肥料のどちらを使うにしても、また管理機やスコップのどちらを使うにしても、マルチを敷く前に「施肥した肥料を雨に当てる」事がとても大切だと感じます。
春夏野菜専用畑 10.65m×5.2m×2面=110.76㎡(33.5坪)
『貝化石』 総量50kg 平米450g
『粒状苦土石灰』 総量16kg 平米144g
『有機100%5-5-5』 総量40kg 平米360g
『くん炭』 総量1400リットル 平米12.6リットル
『腐葉土』 総量1800リットル 平米16.2リットル
以上が施肥の全量です。元肥一発で追肥はありません。しかしながら活着に苦労していたり草勢が弱いと判断した場合は、散水時に液肥を混ぜる事もあります。
昨年も渇水により生育が芳しくなかったので何種類かの野菜に液肥を散布しました。ただこれらは継続的な散布ではないので、管理人の精神的安心感を得る為の気休め程度の追肥になっていると思われます。
播種・定植の記録
【定植】3月11日実施
結球レタス 『エクシード』 60株定植 (島忠ホームセンター)
キャベツ 『金系201号』 20株定植 (島忠ホームセンター)
ブロッコリー 『緑嶺』 20株定植 (島忠ホームセンター)
【播種】3月12日実施
ニンジン 『向陽二号』(ペレット種子/タキイ通販)
ダイコン 『春まきあまうま大根』 (島忠ホームセンター)
【播種】3月19日実施
エン麦 『エクシード』(種七農芸園) 900グラム
【播種】3月23日実施
トウモロコシ 『おひさまコーン7』(種七農芸園)
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【収獲が始まったニラの現在の様子です】
早春からグングンと成長が再開され、3月17日に初収穫となりました。早春のニラは柔らかいし美味しいですよね。
7株購入して定植したニラですが、定植して三年目となりました。随分と大株になりましたし草勢があるので、今春は三回連続で収獲する予定です。経験的に例えば写真の右端から食べ始めて左端に到達する時点で、右端のニラは収穫出来るレベルまでグングン成長しますから驚きです。
三回連続で収穫し、その後は十分に養生してもらいます。ただ秋に様子を見ながら収獲するかも知れません。5年目が株分けの目安ですから、今年はまだ株分けはしない予定です、早くても来年株分けでしょうかね。
【春夏野菜専用畑の全景です】
春夏野菜専用畑の全景です。今年は気温が高めに推移していることから、すでにほとんどの畝で、ビニールトンネルから防虫ネットに切り替わっています。また自然のペースで育ってほしいので、意図的に早めにビニールトンネルを外すようにしています。
【ミャー菜園の防寒対策の様子です】
ミャー菜園の防寒対策の様子を表した写真です。ビニールトンネルの最上部に、何やら洗濯ばさみで挟んである物が見えますが、サニーコートという商品名で売られている、少し厚めのビニールシートを挟んでいるのです。
夜が明けて出勤前に、写真の様にビニールシートを束ねて写真の様に結束します。そして夜帰宅すると、畑に出向き結束を解いて伸ばし、ビニールトンネルの換気穴部分を塞ぐという手順を毎日繰り返します。
サニーコートを使用しても、ビニールトンネル内外の気温はそれほど変わりませんが、ビニールトンネルの換気穴から一晩中強烈な北風を浴びるリスクを確実に遮断できますので、防寒効果は確実にあると自認しています。(^o^)
【キャベツ『金系201号』の現在の様子です】
3月11日に定植したキャベツ20株です。無事に活着し順調に育っていますね。春キャベツは全くの手間いらずで、防虫ネットで被覆した後は収獲までほとんどやることがないですね。葉が大きくなりすぎた場合は、トンネルを一段大きな物に変える予定です。
【ブロッコリー『緑嶺』の現在の様子です】
3月11日に定植したブロッコリー20株です。ブロッコリーは残念ながら抽台してしまいました。厳しい寒さに当たると抽台してしまうと言われています。今年は気温が高めに推移していたので大丈夫かなと思っていましたが、氷点下まで下がった朝が二度ほどありましたかね。
毎日ブロッコリーを観察していると、抽台が始まると成長にばらつきが発生してきます。このばらつきで抽台の可能性が高まったことを知ることとなります。そして抽台すると花蕾に栄養が行くので枝葉の成長が抑制されます。
ブロッコリーの抽台するかしないかで、毎年ハラハラドキドキするのはもう止めにしました。来年からは桜が咲く頃に定植することにします。
ブロッコリーの株元に赤っぽい石が置いてありますが、先日強烈な北風が吹いてブロッコリーが倒れてしまったので、石を株元に当てて起こしたという訳です。ブロッコリーの茎部分に強い力が掛かるので茎が傷まないように、レンガ等の角張ったものではなく、ご覧のような丸みを帯びた石を使用しています。
【結球レタス『エクシード』の現在の様子です】
3月11日に定植した結球レタスです。60株植えられています。すでに四分の一ぐらいの株が結球を開始していますので、この時点での草姿としては適正だと思えます。ただ二株だけ、すでに「僕はラクビーボール型で結球するよ」と宣言しています。(笑)
ですから58株の動向に注目するという状況です。これまで長年にわたりビニールトンネルで加温し続けた為に結球が上手くいきませんでしたが、ビニールトンネルから早めに防虫ネットに切り替える事により不結球を防げることが判明しましたので、今年もそうした観点で対応していますから、全部ではないにしても多くが結球に到る確率は高まっていると思います。
ただミャー菜園は元肥一発ですから、結球レタスに限らず葉菜類や根菜類にとっては、生育序盤から過剰施肥状態にあるわけです。そうした状況下で生育するわけですから、例えばトマトの生育序盤で肥料が多すぎたり、散水を過剰にすると栄養成長段階で暴走してしまうのと同じよなう現象が結球レタスに発生してしまい、葉数ばかり増えて結球しなかったりラグビーボール型のレタスになってしまう可能性もなきにしもあらずです。
結球レタスの不結球問題で解ったのは、人は知らずと癖のある栽培法、或いはこだわりのある栽培法で取り組んでいるという事ですね。それが良い結果に結びつく場合もあるし、悪い結果に結びつく場合もあると思えます。ブロッコリーの早期抽台も、何か癖のある栽培法でやっているから そうなると言えるかもしれませんから、引き続きそうした視点で解決方法を見いだせるように取り組んでいきたいと思います。
【ニンジン『向陽二号』の現在の様子です】
3月12日に播種したニンジンも無事に発芽しました。発芽するまでは不織布で蔽ってありましたが、発芽を確認した時点で不織布は撤去しました。コート種子で播種しましたが、普通の種子と比較して発芽が難しいように感じます。実際に今年は数株で発芽ゼロが発生してしまいました。普通の種子の場合は欠株は無いのが普通でしたから、コート種子では適正に発芽させるための土中水分管理が難しいと感じています。
【ダイコン(1)『春まきあまうま大根』の現在の様子です】
3月12日に播種したダイコン(1)の様子です。問題なく発芽しました。ダイコンは間引き菜として重宝しますので、沢山播種してあります。(^o^)
【トウモロコシ『おひさまコーン7』の現在の様子です】
3月23日に播種したトウモロコシも無事に発芽しました。早春のトウモロコシの発芽は失敗しやすいので、雨の降った翌日播種し、以降一切水やりはせず対応します。
また播種以降に雨が降ったらビニールトンネルの換気穴も、他のビニールシートで塞いで、播種面が濡れないように対応しています。
【エン麦『エクシード』の現在の様子です】
3月19日に播種したエン麦も無事に発芽しました。エン麦は雨の前に蒔く方針を貫いています。今年も明日から四日間雨部降り続くという絶好の天気予報でしたので、月曜日の朝早く畑に出向き出勤前に播種しました。
畑の面がデコボコしていますね。理由は播種した後に靴で播種面を踏んで回ったのです。そうする事により鳩による食害を防げる可能性が高まります。鳩は土をくちばしではね除けて土の中にあるエン麦種子を探すので、靴で踏みつけることにより、少なくとも靴で踏んだ場所は鳩の食害を回避出来る事は間違いありません。
実際に数日間鳩の激しい食害を受けましたが、鳩が探し回った場所の発芽状況も、被害を受けなかった場所と同等に発芽したと感じます。鳩は円形の形で集中的に種を探すのがとても特徴的です。
畑全面に均一に播種したのに、写真を見ても靴で踏んだところからの発芽が多い事が見てとれますね。踏んだ場所は確実に鳩の食害を免れているようです。来年は頑張ってもっと踏みつけよう。(^o^)
【遊び畝・研究畝の現在の様子です】
この畝は遊び畝・研究畝です。自由に楽しむため、或いは試作してみる畝です。すでに一本ネギが植えられていますし、トンネルも見えます。トンネル内には、キャベツ・ブロッコリーが合計12株植えられていて、桜が咲き蝶が飛び回るようになったら、防虫ネットを外して、蝶が自由に産卵できるようにする予定です。
左側に仕切りパネルが見えますが、仕切りパネルから左側は他の人に貸してある場所でして、すでに里芋等が植えられているようです。