ナス・ピーマン・ズッキーニの収穫が始まりました (^o^)

昨日も野菜の値段が高騰しているというニュースが流れていましたが、その主原因は全国的に平年よりも気温が高めで小雨傾向にあるとナレーターが語っていました。こうした気象状況は当面続く見込みなので、野菜の値段も高止まりせざるを得ないようです。

ここ埼玉県でも同じように気温が高めで雨が少ないという気象状況が続いていますから、ミャー菜園でもトマトとスイカなどは絶好調ですが、水をほしがるナスとかニンジン、里芋はもちろん、他の野菜は総じて成長の勢いが削がれているのは間違いないところです。

このまま空梅雨になったら…。
あっ、あまり深く考えないことにしましょう~。(^^;)

 

ミャー菜園はこうした気象状況に加え、住宅地として造成されたこの場所で初めて野菜栽培をするという事で、土が肥えてないという面も無視できない現状だと思えますが、やはり気温が高めで雨が少ないという気象状況が、少なからず成長を阻害しているのは間違いないと思われます。

 

しかしながら季節は移ろい、そうした中にもナス・ピーマンそしてズッキーニの収穫が始まるなど、果菜類の収獲が本格化してきましたから、気持ちを前に向けて農作業に励んで参りましょう。 (^o^)

 

 

収獲を開始した野菜のご紹介 (^o^) 

f:id:nakazawa-s:20150525123607j:plain【収獲が始まったナス『千両二号』の様子です】 

 ナスは7株植えられていますが、ずいぶんと大きく成長しました。雨が少ないので枝葉の展開を優先してもらおうと、一番二番の花は早めに撤去しましたから、初収穫は三番果という事になります。(^o^)

ナスについては、今年から二本仕立てで栽培する事となりました。季刊誌「やさい畑」の春号に、そのナスの二本仕立ての解説がありまして、自分にも出来そうだしナス君にとっても良さそうな印象だったので取り組んでみることにしました。

二本仕立ての最大のメリットは、枝葉が混み合わないので、病気発生のリスクを低減できそうなことです。また解説によれば、秋までの長期収穫が可能だとかかれています。これは最初から“切り戻し剪定” をやっているようなものですから十分に得心できます。本には長期収穫が可能だと強調して書かれていましたから、興味のある方はこの二本仕立てに取り組んでみて下さいませ。(^o^)

長期収獲可能という点に関しては、ミャー菜園は8月末にはこの春夏野菜専用畑を全て撤収してしまうので、あまり意味はありませんが、体験して得るものが必ずあると確信したので取り組んでみます。

写真では全体の支柱の構成が見えてないので解りにくいと思いますが、今回構築した支柱構成は、これまた日本でミャー菜園しかこの方式でやってないと思われます。少し大げさかもしれませんが、とにかく早く設置できるし、設置後支柱等が揃いとても綺麗に見えますよ。(^o^)

時間がないので、支柱に関して記述する余裕はありませんが、全体を見せてほしいなどというコメント等が入れば、しっかりと写真付きで開示してみたいと考えています。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123931j:plain【収獲が始まったピーマン『京波』の様子です】 

 ピーマンも大きくなり収獲に至りました。ピーマンもナスと同じく、一番二番の花は撤去しましたから、初収穫は三番果という事になります。(^o^)

このピーマンも、季刊誌である「やさい畑」の春号に書かれていたような方式で整枝・剪定に取り組んでみようと思っています。本格的な支柱構成は今度の日曜日にやる予定です。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525124157j:plain【収獲が始まったズッキーニの様子です】 

 4株植えられているズッキーニもずいぶんと大きくなり収獲に至りました。(^o^)

この駐車場横の変形した場所は、もともと放置された場所で雑草も凄いことになっていましたから、全く作物を作る予定はなかったのですが、早春に菜園仲間から「農家から使い古しの稲ワラがもらえるよ」という情報がもたらされ、大量の稲ワラを手にする事が出来たので、雑草生え放題のこの変形した空き地に野菜を植える気になりました。

稲ワラでも敷かないと、ここはとにかくスギナとか雑草の発生が凄くて、草取りに大変な時間を投入することになりそうでしたからね。あくまで稲ワラが無料で大量に手に入るということで、この雑草だらけの場所で野菜を栽培しようと決めたような状況です。

二十年ぶりぐらいにズッキーニを栽培してみましたけど、ズッキーニは成長が早く枝葉が大きく展開するという意味で、なんかヤッターというような達成感がありますね。(笑)

二十年前に栽培した時も、ズッキーニの枝葉は直径2メートルぐらいになりましたから、今回もそれくらい大きくなったら嬉しいですね。(^o^)

またこの場所には、サツマイモ60株、カボチャ4株、トマト2株、ナス2株、シソ5株、アシタバ3株、サトウキビ6株が植えられています。

 

 

 

 

それではその他の野菜もご覧下さいませ。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123321j:plain【西側から見たトマト『麗夏』の様子です】 

 トマトは二十株植えられていますがずいぶんと大きく成長しました。(^o^)

二十株すべて第一果が肥大しました。トマトトーン等を散布した訳ではないので、この着果の見事さは、恐らく苗生産農家が出荷時にトマトトーン等を散布してくれているとみるのが順当だと思えます。

現在第5段花が開花しようとする段階ですが、今年は日照があり雨が少ない気象状況ですからトマト君たちにとっては、誠に好環境だと言えるでしょう。トマト君たちもそれを知ってか、気持ちよさそうにグングンと果実を肥大させています。

ただ問題は、梅雨入り後の疫病発生ですよね…。(^^;)

ミャー菜園は雨避け栽培ではないので、疫病に対して無傷で済むとはとても思えませんから、被害が最小限度に治まってくれることを祈りましょう。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123348j:plain【東側から見たトマト『麗夏』の様子です

野菜栽培の 解説書には、トマトの花房を外側にして植えると、作業しやすいし果実の色づきも良いなどと書かれていますが、あまり意味があるようには思えません。ご覧のように花房は360度の範囲で結構回転して各段の花房が付きます。写真を見ればそれがよく解りますよね。

逆に花房は畝の中側に向けて植え付け、花房に太陽光線を直接当てない方が良いという意見もありますね。どちらが良いかはお好みと言う事で。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525124107j:plain【トマト『麗夏』の様子です】 

 第一段果を見ています。順調に肥大が進んでいます。ミャー菜園では一房の着果数は、二個から三個が主体です。たまに四個着果させますが、ごく少数ですね。着果数を抑えて大きく育てようというわけです。(^o^)

第一段果が全株無事に着果肥大したという事で、ご覧のように茎もあまり太くならず安堵しています。もちろん茎が細いのは、雨が少ないという天候に助けられている面が大きいです。雨避け栽培ではないですからね。

ちなみに草勢の目安は成長点と開花段までの距離により判断していますが、日照が多く雨が少ない天候に助けられ、現在の時点では栄養成長と生殖成長のバランスはとても良いと言えるでしょう。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123423j:plain【収獲が続くブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 ブロッコリーの収穫が続いています。(^o^)

ブロッコリーについては、主花蕾を収獲したらすぐに外縁の外葉は株元からすべて撤去します。そうするとあ~ら不思議、再び成長を開始して、ご覧のように小さいながらも花蕾を沢山生産してくれます。この再成長の勢いは、古い外葉を残しておくよりも撤去したほうが良いような印象を持っています。皆様もぜひ試してみて下さいませ。(^o^)

この畝はブロッコリーの畝でしたから、左側にもブロッコリーが植えられていましたが、左側は撤去してオクラを定植しました。オクラはそのまま育て、ブロッコリーが植えられている位置には、トマトの盗難防止ネットを張りますので、トマトの収獲を開始するまではそのままにしてブロッコリーの収穫を続ける予定です。

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123448j:plain【収獲が続くブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 小さい花蕾が次から次へと成長してきますから、とても食べきれません。台所から悲鳴が上がっています。(^^;)

防虫ネットをしていませんから、ご覧のように害虫による食害痕が無数にありますが、害虫の天敵もまた多いようで、ひどく葉が食害されると言う事もないですね。改めて自然界の摂理と厳しさを垣間見る思いです。

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123509j:plainエダマメ(1)『サッポロミドリ』の様子です】 

 花が咲き始めました。雨が少ないからでしょうか、この花が咲いた時点での本葉の数が少ないのですが、日照があるのでなんとか無事な収獲に至るでしょう。また葉は少なからず食害を受けていますが、時間が無いので特に害虫を見つけて逮捕するような事はせず見守っています。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123544j:plain【エダマメ(2)『サッポロミドリ』の様子です】 

 本葉が展開したところで移植を実施しました。移植といっても同じ畝ですが、雨が少ないので無事に活着するか心配されましたが、無事に活着したようで安堵しています。(^o^)

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123638j:plainニンジン『向陽二号』の様子です】 

ニンジンもずいぶん大きくなりました。(^o^)

双葉が黒みを帯びた色だったので、成長するのか心配しましたが、特に問題なく成長を続けています。ただニンジンも雨が少ない影響でしょうか、成長の勢いが若干弱いので、頑張って大きなニンジンになってほしいですね。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123659j:plain【ニンジン(2) 『あま~いニンジン』の様子です】 

 ニンジン(1)の双葉の葉色が悪かったので、急遽ニンジン(1)の半分を抜いて、ニンジン(2)を播種しました。もったいないという意見もあるでしょうが、こうすることにより相対的な比較が出来ますから、“貴重な失敗” を生かせることにもなりますからね。決して徒労にはならないはずですよ。(^o^)

ちなみにニンジン(2)の双葉は正常な色をしていました。あとは収獲してみて、根部がどのような状態かを観察する予定です。貴重な体験になるはずですよ。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123717j:plain【トウモロコシ『おひさまコーン88』『キャンベラ90』の様子です】 

 トウモロコシも大きく成長しました。(^o^)

すでに雄穂が見えてきた株もあります。二品種ともに一緒に開花してくれそうな雰囲気で安心しました。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123741j:plain【ニガウリの様子です】 

 ニガウリです。少し解りにくいですが、すでに主枝は五節で摘心してあります。小蔓も元気に伸長を開始しているという段階ですね。間もなくネットに誘因することになります。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123805j:plain【蔓ありインゲン(1) 『ケンタッキー101』蔓ありインゲン(2)『越谷インゲン』パセリの様子です】 

 蔓ありインゲン(1)は間もなく開花という段階に入りました。蔓ありインゲン(2)は、間もなく蔓が伸び始めるという状況です。パセリも大きくなりました。すでに食用を開始しています。(^o^)

ちなみに私はインゲンの収穫は苦手なので(^^;)、妻がやってくれるのですが、畝の両側にインゲンを植えると、収穫時インゲンのサヤを見つけるのが大変なので、片側だけインゲンを植えてほしいという妻からのリクエストにより、ご覧のようにインゲン(1)も(2)も、共に片側のみ植えられているという訳です。この方式でインゲンの収穫が各段に楽になるそうですよ。(^o^)

  

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123827j:plain【収獲が始まったダイコン(1)『春姫』の様子です】 

 前回の記事に掲載する予定でしたが、撮影を忘れたために、本日登場です。一番手前の二株はすでに掘り出してあります。

ダイコンを掘り出してみると、少しずんぐり型の形状をしていました。これはおそらく雨が少なかったからというような理由でなく、品種固有の形状だと思われます。

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123847j:plain【ダイコン(2)『春姫』の様子です】 

 ダイコン(2)も順調に成長を続けていますが、雨が少ないのでイマイチ元気がありません。頑張って!!

晴れが続きマルチがとても暑くなり、ダイコンの葉がダメージを受けてしまうので、今年はダイコンにも稲ワラを敷いてやりました。これでマルチの熱で葉がダメージを受けるような事は無くなりました。(^o^) 

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123907j:plain【収獲が続くキュウリ『夏すずみ』の様子です】 

 収獲が続くキュウリもずいぶんと大きく成長しました。(^o^)

予想通りうどんこ病が発生したので、購入してあった主成分が重曹の「ハーモメイト水溶剤」と、主成分が食品添加物である展着剤の「スカッシュ」を混合して散布してみました。

結果としてはうどんこ病の病斑は消えませんでした。(^^;)

私も家庭菜園を始めた初期の頃は化学合成の殺菌剤を使用していたから解るのですが、化学合成の殺菌剤なら散布するとすぐにうどんこ病の病斑は消えたものですが、さすがに重曹ではそこまで強力ではないようです。

ですから重曹によるうどんこ病対策は、どちらかというと予防で使用した方が良いような気がします。もちろん抑止効果はあるでしょうから、今回のようにうどんこ病が発生した場合でも、二三回続けて散布すれば病気の拡大は抑えられそうな気がしますので、ミャー菜園でも来週と再来週の日曜日に三回にわたって散布してみる予定です。

 ※「ハーモメイト水溶剤」は、JASが定める有機食品の検査認証制度においても、使用しても問題なく結果として有機農産物と表示できるとの事ですから、「ハーモメイト水溶剤」を使用するミャー菜園でも、引き続き無農薬栽培というカテゴリーを保持しているというスタンスで取り組んで参ります。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525123959j:plain【直播きしたモロヘイヤの様子です】 

 直播きしたモロヘイヤも大きくなって参りました。もう少し大きくなったら主枝を摘心することになります。(^o^)

 

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525124017j:plain【スイカ『大文字三号』の様子です】 

スイカは8株植えられています。 『大文字三号』という品種のスイカは初めて栽培することになりますが、栽培の大枠は変わらないので、例年通りのスタンスで取り組む予定です。

人工授粉はしていませんが、すでに三個着果しています。写真手前に着果しているのが見えますが、数えてみたら10節の位置に着果していました。農家なら早すぎる着果節として摘果の対象となりますが、家庭菜園の場合は、収穫を分散させるという意味で、早期着果は大歓迎ですから、このまま育てて美味しく頂く予定で~す。(^o^)

ミャー菜園のスイカ栽培は、蔓はすべて一定の方向に向かってもらう事になります。お利口さんな蔓ばかりで、ご覧のように全ての蔓が左に向かって延びています。蔓が伸びていく方向は、収穫を終えたレタスの畝が二畝あった所ですから結構な幅がありますので、蔓は心置きなく伸びていけるで、頑張って伸びていってね。(^o^)

ミャー菜園では、基本的に人工授粉はやりません。たまに気づいたときにやることもありますが、作業が昼頃であったりと、タイミングがずれており当てにはなりません。あくまで基本は蝶や昆虫にお任せという状況です。

また稲ワラの下には防草シートが敷かれています。防草シートを敷くことにより、雑草の発生もなく、いたずらに蔓の中に踏み入れる必要がなくなるので、蔓を踏んでしまうなどのアクシデントを減らす効果が期待できます。もちろん雑草が生えませんから、日照も100%確保ができますね。いいことずくめの防草シートと稲ワラの二重敷きです。(^o^)

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150525124050j:plain スイカ『大文字三号』の様子です】 

 このスイカが一番早く着果したもので7節の位置にあります。すでにソフトボールの大きさを超えました。(^o^)