天候に恵まれ、今年の秋冬野菜の育ちも絶好調で、無事な収獲に至りました。(^o^)
初めて野菜を栽培する畑でしたから、特にヨトウムシを中心とする害虫の大発生が気がかりでしたが、今日まで全体としては、逮捕した害虫は100匹(ヨトウムシが99%)にならないレベルでした。目立った食害は、ハクサイ一株がヨトウムシもしくはネキリムシによる執拗な攻撃を受けて、成長点を食害され続けたために、成長が他の株と比較して遅れている事と、ニンジンについてネキリムシの攻撃に対し、なかなか逮捕できなかったために、欠株が数多くでてしまったという二点ですね。これくらいの食害なら、全体からみれが食害は軽微であり良しとしましょう。
台風も二度襲来し、一回は天気図によれば埼玉県の真上を通過したようですが、台風対策をキッチリした事もあり、幸いにどちらも問題にするほどでもないレベルの被害でした。
11月2日の日曜日にブロッコリー・キャベツ・ダイコン(1)の収穫を開始しました。ちちなみにシュンギク(1)については、10月5日に収穫開始しています。
秋冬野菜はあまり作業がないので書くことも少なめですが、作業と言えば10月12日に防虫ネット撤去を撤去しました。その際にニンジンのみビニールトンネルに切り替えました。
それでは豊かな収穫に至ったミャー菜園の野菜たちをご覧くださいませ。(^o^)
【菜園全体の様子です】
なにより秋冬野菜専用畑での野菜栽培は初めてという事ですから、まず順調に野菜が育つのかその事が気がかりでしたし、水はけが極端に悪い土なので豪雨も何度かあった事から、根菜類などの根腐れ等の病気が発生しないか心配でしたが、結果として目立って不調な野菜はなく、全種共に無事にそして順調に育ってくれました。野菜たちありがとう。感謝感謝で~す。(^o^)
【菜園全体の様子です】
反対側から撮影しました。
【ハクサイ『F1郷秋60日白菜』の様子です】
株間60センチで初めて栽培してみましたが、株間45センチと比較してかなりゆったりしていますね。野菜たちが無理なくのびのびと育っている印象ですから、来年以降も60センチ間隔で栽培することにします。
60日で収獲できるという早生ですから、もう結球部がかなり固く締まってきていますから、収獲してもよいレベルとなっていますが、まだ鍋の季節ではありませんし、株数が少なめですから、出来れば霜に当て、もっと大きくしてから収穫する予定です。
ハクサイは害虫の攻撃が激しい野菜の一つですが、今年は間引き段階でネキリムシと思われる害虫の攻撃に晒されましたが、それ以降今日までヨトウムシはまだ見ていませんし、食害痕もほとんどありません。結果としてまだ一株もヨトウムシ等の結球部への侵入を許していませんので、今年は台所からの妻の悲鳴も大幅に減少するでしょう。(^^;)
【ダイコン(1)『耐病総太り』の様子です】
今年はシンクイムシの攻撃もゼロでした。結果として全株全く手間いらずで、問題なく育ってくれました。
【ダイコン(2)『耐病総太り』の様子です】
ダイコン(2)も順調に育っています。これらも害虫の攻撃はゼロでした。
【ニンジン『向陽二号』の様子です】
ニンジンについては、播種が8月31日と一般的に見て遅いので、10月12日他の野菜は防虫ネットを外したその日に、ニンジンのみビニールトンネルで被覆して、保温しながら成長を促しています。その効果もあって、試しに株元を掘ってみたら、根部がかなり大きく成長していました。間もなく収穫開始という事になりそうですよ。(^o^)
【キャベツ『しずはま1号』の様子です】
キャベツは39株ありますが、全株豊かな収穫に至りました。キャベツはヨトウムシの攻撃がかなりありました。正確に数えているわけではありませんが、キャベツだけで概ね70匹近くの数を逮捕したと思います。幸いに結球部への侵入は許していないので安堵しています。(^o^)
【キャベツ『しずはま1号』の様子です】
【右側は害虫専用株です】
右側の株は、世界でミャー菜園にしかないキャベッコリーですが、申し訳ないけど害虫専用株になってもらいましたので、ご覧のように惨憺たる姿になっています。ヨトウムシを中心に70~80匹ぐらい放っていると思います。
ミャー菜園では、手で捕獲できる害虫は殺さず再起のチャンスを与えますので、逮捕したら害虫専用株に移してやる事にしています。キャベッコリーさん、ごめんなさ~~い。だけどあなたのお陰で多くの生命が次世代に繋がったよ。ありがとう。
【シュンギク(1)『中葉春菊』の様子です】
シュンギクは害虫も付きませんし、例年問題なく育ってくれますが、今年も手間いらずで育ってくれました。すでに三回収穫しています。
【シュンギク(2)『中葉春菊』の様子です】
こちらは撮影終了後、芯摘みという意味も込めて、低めに第一回目の収穫を実施しました。
【ブロッコリー『緑帝』の様子です】
ブロッコリーは全く問題なく育ってくれました。シンクイムシの攻撃はゼロでしたし、逮捕したヨトウムシもたったの2匹でした。
ただ嬉しい悲鳴としてですが、20株全部がほぼ成長が揃っている関係で、収穫時期がほぼ同じになってしまい、一斉収獲みたいになりそうでその点で困っています。(^^;)
ブロッコリーは例年暑い8月に定植する関係で、苗の活着にかなりばらつきが発生します。結果として収穫時期が前後にかなり拡散するのですが、今年は珍しく残暑があまり無くて冷涼だった事もあり、全株同じ時期にスムーズに活着した為に、収穫時期も揃ってしまったという訳ですね~。
農家は収穫時期が揃うのは大歓迎でしょうが、家庭菜園の場合は収穫時期が分散してくれた方が良いという場合が多いですよね。最もこのように一斉収獲のようになるのは、10年に一度ぐらいと極めて希ですから、今年はせっせと他者様にプレゼントしましょう。
脇芽も数多く発生していますから、今年も長くブロッコリーを食することが出来そうです。(^o^)
【ブロッコリーの花蕾です】
昨日までの雨により水滴もあったりして、瑞々しく美味しそうですね~。(^o^)
【カマキリの卵が入っている巣です】
カマキリがなんとブロッコリーの葉に卵を産み付けていました。すでに二カ所発見していますが、他にもあるかもしれないので、株を処分するときには、慎重に片付けたいと思います。それにしてもですよ、親カマキリがどうやってこのような卵の巣を作って中に卵を産み付けるのか、その過程をぜひ一度見たいですよね~。(^o^)
思い起こせば、日時ははっきり覚えていませんが(確か10月の中頃だったような…)、虫取りの為に見回っていたら、大きなカマキリが枝葉の中に居るのを目撃しました。目撃した場所は卵の巣がある場所とほぼ同じですから、十分に関連性があると思われます。いつもあちこちで見ているカマキリですから、その時は特段気にも留めませんでしたが、今思うとカマキリのお腹はかなり大きかった印象があります。もしかしたら生み付ける前の姿を見たのかもしれません。
ミャー菜園では秋冬野菜の最終的な片付けを2月頃行いますが、今後の対応として、片付けに際しカマキリの巣が付着している葉は、その部分だけ切り離して、北風を避けられる花壇に棒に縛り付けて建てておこうと思っています。
カマキリが巣立ってくれれば、来年のミャー菜園の強力な援軍となってくれる可能性がありますからね。カマキリ君たち来年もミャー菜園をよろしくね。(^o^)