二度の台風襲来を乗り越え収獲が始まりました。(^o^)

 台風26号の記録的な大雨により東京・伊豆大島(大島町)では、多くの住民が亡くなられました。ご冥福を心よりお祈りいたします。m(_ _)m

 

埼玉県でも15日の夜から16日の朝まで強い雨が降り続きましたが、風は朝六時の時点でも強く吹いておらず、気象庁の言うところの “10年に一度” というほどの強烈なレベルには至らず、幸いになんとか台風をやり過ごすことが出来ました。

今年は赤道直下の海水温が例年よりも高いそうですから、まだまだこれからも台風が発生し北上してくるものと思われますので、警戒は怠りなく続けたいですね。

 

さてミャー菜園の現在の様子はといいますと、これまで二度台風が襲来しましたが、幸い甚大な被害もなく、秋野菜の収獲が本日ついに始まりました。

収穫が開始された野菜は、カブ、シュンギク、ダイコンです。(^o^)

 

 

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【秋冬野菜専用畑の様子です】

一見順調にように見えますが、台風26号の襲来により、強風で葉が煽られて、全般的に少なからずダメージを受けてしまいました。

ただものは考えようで、「この程度で済んで良かった(^o^)」とも言えますからね、本日無事に収穫を開始したこともあり、野菜たちに感謝感謝です。(^o^) 

 

 

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【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

今年のブロッコリーはとても順調です。害虫の発生もまだ三匹程度ですし、シンクイムシの発生はゼロ。手間の掛からないブロッコリーは害虫さえ発生しなければ、本当に楽ちんにかつ勝手に育ってくれますね。(^o^) 

 

 

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 【キャベツ(1)『しずはま1号』の様子です】

キャベツも順調です。間もなく収穫開始という段階になりました。(^o^) 

葉色も有機肥料らしいソフトな色合いですね。

大きなヨトウムシの攻撃が続いていますが畝全体としては十匹を超えた程度です。そのほとんどを逮捕しましたし、結球部侵入はまだ許してないので、全株無事に収穫に至りそうです。

 

 

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【キャベツ(2)の様子です】

品種名は不明ですが、品種による影響か、あまりほとんど食害を受けていませんね。キャベツは食害さえ受けなければ順調に育ってくれますからね。これからも安心して見ていられそうです。(^o^) 

 

 

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 【収獲が始まったカブ『耐病ひかり』の様子です】

台風26号の強風により最も被害を受けたのがこのカブ達でした。(^^;)

葉が煽られて多くの葉が折れてしまいましたが、折れた葉はすでに撤去されています。カブは強いですね、あんなひどい状況だったのに、なんとか自力で再起を計ってくれています。

 

 

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【収獲が始まったシュンギク『中葉春菊』の様子です】

シュンギクも台風による強風でなぎ倒されましたが、自力で立ち上がってくれました。葉が柔らかそうでとても美味しそうですね。(^o^)

 

 

 

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【収獲が始まったダイコン『耐病総太り』の様子です】

ダイコンの葉も強風で倒れましたが再起しました。

ダイコンは発芽時から病気が発生したので行く末を心配しましたが、幸いに無事に収獲に至りました。

これまでに三人の方から、「今年のダイコンは腐ってしまうんだけど…」と相談を受けました。「そうですか。実はミャー菜園でも同じ現象が現れてますよ」 という会話からスタートするのが常でした。実際にミャー菜園でも四株病気で失ってしまいました。

「これまでこんな事無かったような…」という印象を三人の方が語っていたように非常にまれな現象だと思います。ミャー菜園でも同じですが、考察してみるに、やはり播種期およびその後の高温で推移した気象状況が影響したのではないかと推測されますね。なんでも高温のせいにすれば良いというものではありませんが…。

一回目の播種は8月25日ですが、発芽時から病気発生を確認しています。二回目の播種は約一ヶ月後の9月23日に播種しましたが、発芽時から全く問題なく成長を続けています。一回目と二回目では品種を変えたので断定は出来ませんが、地温が高かったのが原因としか思えませんね~~。(^^;)

温暖化が進んでいる現状では、秋野菜については、従来から言われている播種慣習日よりも、若干遅れて播種・定植をするようにしたほうが、これからは良いかもしれませんね。来年からはミャー菜園でもそのようにする計画です。

 

 

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 【ダイコン(2)『秋の彩』の様子です】

ダイコン(2)も順調です。シンクイムシの攻撃が怖いので、この段階でもまだ一穴2~3株が育っています。春に比べ秋は慎重に慎重に間引きを進めます。

 

 

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【ニンジン『向陽二号』の様子です】

ニンジンも順調です。(^o^) ただ夏の高温で一斉発芽に失敗したために、ご覧のようにかつてないレベルで欠株が発生してしまいました。 

 

 

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【ハクサイ『郷秋60日』の様子です】

ハクサイも順調ですね。(^o^) 直播きですが全株同等レベルで順調に成長を続けています。まもなく防虫ネットを撤去する予定です。

これまで害虫の発生は三匹程度です。そのうちシンクイムシの発生はたった一匹でした。その一匹も早期発見で捕殺しましたから、株の成長に影響は出ませんでした。さすがにシンクイムシは小さすぎて逮捕できませんから捕殺となります。

シンクイムシを捕まえるにはピンセットが便利です。焼き鳥の串でも代用できますが、死骸を成長点に残すと病気発生の原因になる恐れがありますから、ピンセット、焼き鳥の串どちらをつかうにしても、死骸は持ち出した方が無難ですね。

 

 

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【エン麦『ヘイオーツ』の様子です】

夏の高温の影響と思われますが、例年以上に赤サビ病が発生しています。(^^;)

黄緑色をしている部分が病気の発生している範囲という事になりますが、気温低下に伴い病気も抑制されていくとみていますから、大勢に大きな影響はないと思われます。

 

 

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【カブの葉の上にいるショウリョウバッタの様子です】

数日前に撮影しました。ショウリョウバッタと思われます。カブの葉に住み着いているのか、この二匹以外にもよくカブの葉で見かけます。ミャー菜園ではこのような昆虫が仲むつまじくしている所を追い払うような野暮なことはしません。(笑)

台風襲来前に撮影しましたから、葉がまだ生き生きしていますね。(^o^)

 

ところで写されている二匹の内、オスはどっち?。

多くの方がご存じだと思いますが、昆虫の世界を見る度に「哀れなるかなオス」という印象が想起されます。(笑)