スイカ、トウモロコシなどの収穫が始まりました。 (^o^)

 家庭菜園をやっていて最も嬉しい瞬間とは…。

と問われれば、誰もが「初収穫の時」と答えるのではないでしょうか。(^o^)

 

そんな嬉しい初収穫がミャー菜園では続いていますが、そうしたなかで我が家では、スイカが最も印象深い初収穫となりますね。

スイカを切ったらすぐには食べられません。妻の命により、にぎにぎしくまず神棚にお供えして、手を合わせ感謝の意を表明します。

5分間だけお供えしてすぐに人間様が食べるのですが (^^;)、この初収穫のスイカを食べる瞬間は夫婦の会話がすごく弾みます。(笑)

 

 

それではその初収穫が続く、ミャー菜園の野菜達の様子を見てみましょう。(^o^) 

  

スイカ、トウモロコシなどの収穫が始まりました。 (^o^)

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【収獲が始まったスイカ『縞王MAX』の現在の様子です】

初収穫では3個収穫しました。26㎝・24㎝・24㎝の大きさでした。(^o^)

ミャー菜園におけるスイカ収穫のタイミングは、最終的には「音」で決断します。

「スイカが成っている直近の巻きひげが枯れたら収獲時 」というのが一般的な収穫時の目安としては最有力で、次は受粉日からの経過日数ではないかと思われますが、例えば手前のスイカは、まだ巻きひげが完全に枯れていませんでしたし、過去には第一段果よりも第二段果のほうが先に登熟したケースも結構ありました。

ですから「巻きひげの様子」や「日数による判定」も決定的な判定基準にはなり得ず、目安程度ではないかと思えます。農家では総合的に判断し、最終的に試し切りして出荷日を確定すると言います。

 

音による判定で最も大切な点は、音を出す時の自身の姿勢をなるたけ統一するという点ですね。

立位で叩くわけですが、その姿勢をなるたけ統一する必要があります。叩く手も目一杯伸ばした時があったり、すぐ目の前で叩く時もあったりでは統一できません。手の角度も可能な限り統一して叩くという習慣を身につければ、当然巻きひげの状況も確認しますが、最終的な判断として音を基準にしてもかなりの高確率で登熟したスイカであるかどうかを見分けることが可能となります。

またもう一つ大切な点は、スイカを台所に運び食べる前にもう一度叩く習慣をつけると、音による精度を向上させることが出来ます。その際スイカはテーブルとかキッチン流台のステンレス部分に置くのではなく、手で支えて持つことをお勧めします。左手で持って右手で叩くというような感じですね。登熟の判定は音の他に「持つ手に伝わる振動」も重要な要素だからです。

スイカを水で洗う前に(スイカをぬらしてしまうと、或いは濡れた手で叩くと音が変わってしまいます)必ず叩いてみます。そして包丁で切り開き…。

さあて中身はどうだったでしょうか~。早過ぎたでしょうか、ちょうど良かったでしょうか、それとも遅すぎたのか…。を、音との相関で検証するわけです。

これを何十回何百回繰り返せば、確実に精度が向上すると思えます。

 

 

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【収獲が始まったオクラの現在の様子です】

ダイコン(1)の収獲を終えた畝に定植したオクラも無事に育ち初収穫を迎えました。

オクラはインゲンなどと共にアブラムシが付きやすい野菜のひとつですが、今のところアブラムシの発生はないようです。管理作業として収獲段の葉は収獲と共に順次切除していきます。時折脇芽なども発生しますが、すべて切除していきます。 

 

 

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【オクラの花の様子です】

オクラはアオイ科ですから、花はハイビスカスに似ていますね。(^o^) 

 

 

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【収獲が始まったエダマメ(1)の現在の様子です】

エダマメは開花前後水分を必要とする事から、土壌のカラカラ状態が長く続きましたから、どうなるかと心配しましたが、無事に収獲に至りました。(^o^) 

 

 

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【収獲が始まった蔓ありインゲン(1)『ケンタッキーワンダー』の現在の様子です】

インゲンはカラカラ天気の影響を全く受けることなく無事に初収穫に至りました。皮が固くなるなどの悪影響も感じられませんでした。(^o^) 

 

 

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【収獲が始まった蔓ありインゲン(1)『ケンタッキーワンダー』の現在の様子です】

ご覧のように数え切れないぐらい沢山の花が咲いています。インゲン君達は空梅雨にも負けず頑張ってくれて、今年は大豊作となりました。(^o^) 

 

 

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【収獲が始まった蔓ありインゲン(2)『ケンタッキーワンダー』の現在の様子です】

インゲン(2)も一段遅れて初収穫となりました。(1)の収獲ピークは過ぎていたので、まずまずのずれでした。来年は収獲ピークがもう少し開くようにしたいと思います。 

 

 

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【収獲が始まったトウモロコシ『ハニーバンダム』の現在の様子です】

トウモロコシも無事に初収穫となりました。(^o^)

とにかく土がカラカラでしたから、収獲に至るのかどうか心配でしたから、収獲を無事に迎えられて安堵しました。ただ、カラカラ天気の影響だと思えますが、トウモロコシの皮が固いですね~~(^^;)。ニンジンやダイコンも例年よりもかなり固かったので、恐らくこの実の固さは空梅雨の影響によるものと思えます。 

 

 

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【収獲が始まったモロヘイヤの現在の様子です】

収獲を終えたキャベツの畝に定植したモロヘイヤも無事に収獲に至りました。主枝を摘心してありますから、伸長しているものは全て脇芽という事になります。主枝を摘心すると背を低く抑えることが可能となりますから、摘心は必須と思えます。(^o^) 

 

 

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【収獲が本格化したシソの現在の様子です】

ブロッコリーの収穫を終えた畝に定植したシソも順調に育ち、収獲が本格化しました。美味しそうでしょう~~~。(^o^) 

 

 

 

その他の野菜達の様子です。(^o^) 

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【菜園全体の様子です】

トマトの向こうは見えなくなってしまいましたね~。(^^;) 

 

 

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【スイカ『縞王MAX』の現在の様子です】

蔓の先端側から撮影しています。着果を20個まで数えましたが、それ以降は数えていませんから、今年は20個+アルファといったところですね。9株定植してありますから、大玉スイカとしては十分満足できる着果数です。(^o^)

今年は人工授粉はしませんでしたから、昆虫や蝶によりすべて受粉されたという事になりますから、昆虫や蝶には感謝しなければなりません。昆虫さん達いつも有り難うございま~す。(^o^)

 

話が少し逸れてしまいますが、現在ミツバチの減少が大きな問題となっていますよね。それはミャー菜園でも体感するところであり、今年に入ってからのミツバチの目撃はたったの一匹です。印象深かったのは飛来したこのミツバチの動きがとても弱々しかった点です。心の中で「頑張って」と叫んでしまったほどですから。

その他としてクマンバチもたった一匹しか見ていません。アシナガバチやカマキリはゼロ。カエルもゼロ、アゲハチョウもゼロです。今年はアゲハチョウの幼虫は悲しくもミャー菜園に来てくれませんでした…。

 

10年前20年前の菜園は、今では想像できないぐらいミツバチを筆頭とする昆虫や蝶が飛び回っていました。名前こそ知らないものの、へんちくりんな姿の昆虫も居たりしてその種の多様性は圧倒的でした。

しかしながら近年の菜園はと言えば、飛来してくる昆虫や蝶が激減してしまい、本当に寂しいものとなりました。スイカ畑を5分間観察しても何も飛んでこないなんて事はざらです。菜園にやって来るのは蟻とアブラムシばかりです。(^^;)

ミツバチの激減は、将来人間社会にも深刻なダメージを与えると思えてなりません。連綿と続く幾千年の間、ミツバチと人間とは掛け替えのない共生関係のただ中にあり、失って初めて人間社会への偉大なる貢献度を知る事となるでしょう。これは何十年と長いスパンで野菜栽培をしている人間だからこそ見える、由々しき悲観論であると言えます。

 

皆様も「ミツバチ 激減」などのワードで検索してみる事をお勧めします。ミツバチは農薬により激減したとみて間違いないと思われます。ミツバチ減少の問題は、ミツバチが受粉昆虫として注目されやすかったと言う事であり、ひとつの象徴として指摘されたに過ぎず、その裏で数え切れないぐらいの種たる昆虫や蝶が絶滅の危機に直面しているのかもしれません。“問題になってないから問題は無い” という解釈はとても危険です。

私達が住む都市近郊は家並みこそ増えましたが、田園風景すなわち雑木林や河川敷、そして田畑の通路などに見られる緑陰は20年前とあまり変わらないようにも見えます。そして変わらず季節は巡ってきますが、緑陰に住まう小さな生命は大いなる危機に直面しているとみて間違いありません。

近年温暖化現象が進み、そのうち埼玉県でもミカンが栽培・収穫できるようになるのではないかといわれていますが (^^;)、気象環境が温帯から亜熱帯に変わり、そこに住まう昆虫や蝶の種が気象変動に合わせるかのように移動しているという事も若干はあるかもしれません。しかしながらミツバチを筆頭とする昆虫や蝶類の種の喪失が今後も続くとすれば、その後にやって来る、多様性を失った自然環境が人が住むのに心地よいものなのかどうか…。薄ら寒い予感がします。

 

話が少し逸れてしまいました、元に戻しましょう。(^^;) 

 

 

 

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【収獲が続くトマト『麗夏』の現在の様子です】

成長点が支柱の先端を超えたの全株摘心しました。後は収獲の度に下葉も併せて切除していくという流れになりますね。

 

トマトはカラカラ天気の影響をもろに受けてしまいました。(^^;)

トマトでは疫病に次いで発症が多いと思われる「尻腐れ病」が激発したと言って良いでしょう。4段・5段果を中心に正確に数えていませんが、尻腐れ病が発生したためにおそらく60果以上摘果してしまいました。残念です、写真を見ても4段・5段果あたりが寂しく見えます。(^^;)

更には6段花はほとんどが落下してしまいました。これもおそらくカラカラ天気の影響だと思えます。20年以上トマトを栽培して初めてこのような事態を経験しました。 

 

「尻腐れ病」は、主に石灰(カルシウム)不足が原因の生理障害です。病という言葉が入っていますが、病気ではなく一種の生理障害のカテゴリーに入るようです。カラカラ天気でカルシウムを吸収出来なかったという事になると思います。

6月前半はほんとうに雨が少なくて土がカラカラでしたからね。6月後半は結構雨が降りましたから、近日では尻腐れ病は終息に向かっていると実感しています。

 

 

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【ニガウリの現在の様子です】

子蔓も順調に育ち棚上に展開するようになりました。支柱を登っている間は摘果していますから、収獲はだいぶ遅くなってしまうのですが、それでも間もなく収穫開始となりそうですね。(^o^) 

 

 

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【収獲が続くナス『千両二号』の現在の様子です】

順調に育っていますね。(^o^) 下葉も元気ですから、病気発生はまだ無いとみて良いでしょう。 

 

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【ナス『千両二号』の現在の様子です】

上から見た状況です。例年通りなら 最上段の棚を越えて育つ事になります。

 

 

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【ナス『千両二号』の現在の様子です】

「ナスの茎は下垂すると実が付かないようになる」 という事ですから、斜め支柱等で茎を支えてやらねばなりません。

その茎ですが、畝の長手方向に伸びた茎はどうするか…。

当然斜め上に伸長させなければなりません。ミャー菜園ではご覧のように、麻紐を用いて株の中で茎同士を結ぶことによって、斜め上に伸びるようにしています。(^o^)

 

 

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【エダマメ(2)の現在の様子です】

カラカラ天気でなかなか活着出来ませんでしたが、現在は順調に育っていますね。

 

 

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【キュウリ(2)の現在の様子です】

キュウリはうどんこ病が激発したので撤去してしまいました。

同じ畝にもう一度キュウリを植えました。恐らく稲ワラや支柱には、激発したうどんこ病の病原菌がうじゃうじゃと…。

これが吉とでるか凶と出るか、貴重な機会です。観察を続けましょう。(^o^)  

 

 

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【パセリの現在の様子です】

6株定植されているパセリも、ずいぶんと大株になりましたね。しかしながらインゲン(2)により日陰になってしまいましたから、これからは可哀想ですがあまり成長できませんね。ごめんなさい。(^^;) 

 

 

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【ピーマンの現在の様子です】

全株順調に成長を続けていますね。

 

 

 

  

『ミャーちゃんの菜園観察日記』の6月4日の記事

『キュウリ・ナス・ピーマン・ニンジン・ダイコン(2)の収獲が始まりました。(^o^)』

 http://saien.hatenablog.com/entry/2013/06/04/182731

 

この記事では、「クイズに正解すれば野菜小箱セットをプレゼントします」という企画が書き記されていましたが、はてなブログ読者様のid:shobunoさんが見事正解されましたね。

そのお楽しみの野菜小箱セットを日曜日に発送しました。shobunoさんはその届いた野菜を見てとても喜んで下さり、その事を記事にして下さいました。shobunoさん有り難うございました。(^o^)

shobunoさんは自身のブログで水耕栽培をされている様子を時折記事にされています。shobunoさん、お互いこれからも野菜栽培に頑張って取り組んで参りましょう。(^o^) 

『大地の恵み、届きました。』

http://shobuno.hatenablog.com/entry/2013/07/02/000452