夏野菜収穫への準備がほぼ整いました (^o^)

家庭菜園がブームなんだそうですね。雑誌に書いてありました。(^o^)

菜園を始めてみようという動機は、人それぞれかもしれません。

私が家庭菜園を始めた動機と言えば、ゴルフ場で棒を振り回わして腰を悪くするより、スコップで畑の土を掘り返して腰を悪くする方が天地の理にかなっている…。と思えたからです。(笑)

平成3年、菜園で野菜栽培を始めて見ますと、すぐにはまりました。

管理機を購入したり、マルチを敷く機械を購入したり、あれもこれも購入したり…。ゴルフ場に通うよりもお金を使いました~。ハイ~

 

実際に始めてみますと楽しさ満載の家庭菜園ですから、「家庭菜園を始めて良かったと思う事は?」 と質問されると絞るのに大変ですが、強引に絞れば次の二点です。

1,早朝の菜園では、生命の息づかいを直裁的に感じ取ることができる。

2,天気図 (気圧配置図)を見て、明日の天気をほぼ当てられる。(笑)

 

1番については、菜園を始めた多くの方々が 「そうだよね~。」と賛意を表明してくれるのではないでしょうか。冷気漂う早朝すなわち黎明の頃の菜園は本当に素晴らしいですよね。早朝の菜園は何度通っても、恋人とキスをした時と同じぐらい胸がときめきます。(笑)

 

2番については、実は私は若い頃からほぼ完全に気圧配置図が読めました。それは若い頃空を飛ぶパラグライダーにはまっていたからです。空を飛ぶために毎週のように、群馬県の山間部にあるフライトエリアに通っていました。

体験者だから言えますが、はっきり言って空を飛ぶのはとても危険な行為です。病院行きならともかく火葬場に直行なんていう場面も見てきましたから、明日は我が身と覚悟を決めつつもアクシデントを起こさないために、週末の天気予報は特段に注視し、気圧配置図を見て風向きや飛行コンディションを予測するなど、気圧配置図と真剣に向き合い続けましたから、そうした経験を積み重ねた結果、見事に気圧配置図で先の天気を見通せるようになったというわけですね。

気圧配置図が読める。これが畑でも大いに本領を発揮する事となり、豊かな作柄を保持する有力な要因となっているのです。(^o^)

 

家庭菜園を始めて間もない方々にアドバイスする事柄は数多くありますが、ひとつ重要なポイントを上げてみますと、明日そして明日以降の天気を自分なりに予想し (もちろんテレビ等の天気予報をベースにしていっこうに差し支えありません)、その予想に対し、畑で何を為さなければならないかがすぐに見えるようになれば、あなたはすでにベテランの域に達していると言えるでしょう。

畑における気象環境を予想し適切な管理対策を講ずるというのは、家庭菜園においては最も重要なポイントであると言えます。

なぜなら、「野菜たちに居心地の良い環境を提供する」 のが、私たち人間の家庭菜園における最も優先すべき仕事だからです。菜園の環境如何は、天候に最も大きく影響されるのですから。 

 

 

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【菜園全体の様子です。夏野菜収穫への準備がほぼ整いました】

 これまで稲ワラを敷いたり支柱を立てたりと、果菜類の収穫開始に向けて着々と準備を進めてまいりましたが、ほぼその態勢が整いました。(^o^)

果菜類への主要な作業を終えたことにより、これからは収穫をメインとして、整枝や下葉取りなどの管理作業を適宜継続していくことになります。

 

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【トウモロコシ『ピーターコーン』の現在の様子です】

もうすぐ花粉も飛び始めますね。(^o^)

害虫の侵入はこれからですが、農家のように出荷するわけでは無いので、多少食害されても問題ありません。当然のことながら無農薬で押していきます。

この頃になると何度も同じ質問が来て困ります。(^^;)

それは、

「アレッ、狸対策はしないの??」

 

キアゲハの幼虫と違って、こちらは飼うつもりはありません。(笑)

狸家族のために、多少ならあげても良いと考えていますから、防護柵を設けるかどうかは、状況を見ながら判断したいと思います。

 

 

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【ダイコン 2『天宝』の現在の様子です】

ダイコン 1は全て食べ終わりまして、ダイコン 2の収穫開始を待っている段階です。今年のダイコン 『天宝』 は、大好評でしたね。本当に美味しかったです。大好評だったので、来年もこの品種を栽培する予定です。(^o^)

畝の奥の方ですが、ダイコン 1 の後作として、キュウリ『夏すずみ』を5株定植しました。この品種は節成種ですが、強引に地這いで行こうと考えています。

 

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【ナス『千両二号』の現在の様子です】

第一果は切除、第二果は三分の一程度の大きさで切除、収穫は第三果からとなりますから、収穫は今しばらく待たねばなりません。(第二果も食べてはいます)

支柱を設置しました。ナスの支柱は独特の形状をしていますよね。なぜこうした形状になるのかと言いますと、ナスは枝が下垂すると果実が付かなくなるのです。ですから、枝葉を少なくとも斜め上に向かわせる必要があるという訳ですね。

ところで、ミャー菜園のこの金属支柱も、毎年使い回しています。ナスは毎年病気が発生していますから、もしかしたらこの金属支柱に前年までの病気の病原菌がたっぷりと付着してているかもしれません。(^^;)

それを言い出したら、支柱だけで無く、トンネルパイプもそうですし、被覆するビニールも毎年使い回していますから、病原菌でしっかり汚染されているかもしれません。

皆様は支柱を毎年使い回しているでしょうか。

中には毎年使用後にしっかり水洗いし乾燥させてから、しっかりと倉庫に収納しておく…。な~んて方も居るかもしれませんが、ミャー菜園では使いっぱなし、収納しっぱなしで、毎年倉庫から引っ張り出して組み立ててそのまま使用する…。という感じです。(^^;)

理想的には、使用後にはしっかり水洗い清掃して、病原菌を洗い流して収納しておくという事になるのでしょうが、ちょっと難しいですね。

「私は水洗いしてから収納している」というような体験談がある方は、ぜひ教えて下さいませ。(^^)/

 

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【トマト『麗夏』の現在の様子です】

現在5段花が開花中です。間もなく色づいてくるでしょう。(^o^)

茎はとてもメタボになってしまいましたが、ご覧のように第一段果はもちろん、各段果が順調に肥大していますから、栄養成長の暴走は今のところ防げていますし、この段階から暴走することはあり得ませんから、ミャー菜園の今年のトマト栽培は、概ね成功だと宣言しても良さそうですね。(^o^)

但し、梅雨に入ると疫病が蔓延してきますから、収穫の後半は今の段階では良いとか悪いとかまだ言えませんね。

 

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【スイカ『紅大』の現在の様子です】

仕事が忙しく、まだ一度しか人工授粉をしていませんが、何個か昆虫受粉により着果したようです。

農家では第二段果に着果させますが、家庭菜園でそんなことしたら、収穫が一度に集中してしまうので、ミャー菜園もそうですが、第一段果から順次着果させ、収穫の分散を図るようにしています。

 

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【エダマメ『早生枝豆(白鳥)』の現在の様子です】

エダマメ 1と2が並んで植えられているわけですが、奥の方にあるエダマメ 2も、開花が始まりましたね。(^o^)

 

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【キュウリ『うどんこつよし』の現在の様子です】

収穫が真っ盛りという状況です。(^o^)

見て下さい。ベト病が一時激発し急速に拡大していったのに、感染した下葉を切除したら、なんかベト病が終息したような雰囲気ですよ。実際にご覧のようにベト病の葉がほとんど見えないでしょう~。(^o^)

こんな事初めてですね。ベト病は勢いが衰えても、衰退することはいままでありませんでしたが、今年はどうみても終息したような雰囲気です。本当に嬉しいです。

来年も、「うどんこつよし」君で行ってみようかな~~。(^o^)

 

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【ピーマンの現在の様子です】

キャベツの収穫を終えた畝に追肥等一切無しでマルチそのままに、5月20日に7株定植したものです。少し大きくなってきましたね。遅い定植ですから、ピーマンの第一果は切除して、枝葉の成長を促す予定です。

 

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【蔓ありインゲン『ケンタッキーワンダー』の現在の様子です】

花が咲き始めました。(^o^) 前にも書きましたが花数も多く、ご覧のように大豊作が予見されます。インゲンの収穫は大変なのですが、ミャー菜園では妻が収穫を一手に担ってくれるので助かります。家庭菜園をやっていると奥様に頭が上がらなくなってくるものですが、こうした諸事情が連関しているのは確かです。(^^;)

 

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【ニガウリ『スーパーゴーヤ』の現在の様子です】

6株定植されています。現在伸長しているのは子蔓ですが、一株4~5本の勢いのある子蔓を伸ばしています。

支柱を這い上がる段階は、全ての孫蔓は切除し、棚に至り水平に移動するようになったら、基本的に放任栽培となります。