エン麦、果菜類の定植を実施しました。結球レタスの収穫が始まりました。(^o^)

 先週の日曜日はここ埼玉県でも強烈な風が吹き荒れました。天候は波乱含みの様相ですが、時節は確実に移ろっていますね。

ミャー菜園園主も仕事に追われる日々ではありますが、畑仕事は手を抜くことなく取り組んでいます。結球レタスの収穫も始まりましたし、畑仕事に益々力が入って参りました。(^o^)

 

 

 播種・定植の記録

【定植】4月3日実施

パセリ 14株 (ビバホーム)

 

【定植】4月16日実施

トマト『麗夏』 20株 (種七農芸園)

ピーマン『京波』 6株 (種七農芸園)

 

【定植】4月23日実施

ナス『千両二号』 7株 (フローラ黒田園芸)

スイカ『大文字三号』 8株 (種七農芸園)

ニガウリ『ほろにがくん』 10株 (ビバホーム)

 

【播種】4月3日実施

エン麦『ヘイオーツ』 1.4kg (28グラム/平米) (種七農芸園)

 エダマメ(1) 『サッポロミドリ』(種七農芸園)

蔓ありインゲン(1) 『ケンタッキー101』(種七農芸園)

 

【播種】4月23日実施

ダイコン(2) 『春まき耐病総太り二号』 (ビバホーム) 

結球レタスの収穫が始まりました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20160425170604j:plain【収獲を開始した結球レタス『エクシード』の様子です】 

 結球レタスは全部で60株あります。その全てが同等レベルで収獲に至ってくれました。ただ残念なのは例年のように丸く結球するものと、ラグビーボールのように扁平な結球になってしまったものと同じぐらいの比率になった点ですね。原因は不明です。昨年はビニールトンネルを早めに撤去したら丸く結球するのが増えたので、今年もそのようにしたのですが…。写真では解りにくいですが、葉の緑がとても濃いです。肥料過多で草勢が強くなりすぎたというのもラグビーボールのように扁平形になる要因かもしれません。これはひとつの仮説ですが、もしそうだとしたら、果菜類に最適なように施肥設計しているミャー菜園では肥料を減らすことができないので、これからもこうした事態に引き続き甘んずる必要がありそうです。

とまれ収穫を開始したレタスそのものはご覧のように立派に成長したので、これからどんどん食べたり販売に取り組んでいきたいと思います。結球レタスさんたちありがとう。(^o^) 

 

◇ 

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170220j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の様子です】 

 秋冬野菜専用畑に播種されたエン麦は無事に一斉発芽に成功しました。すでに分けつが始まっています。全体に少し密植ぎみですね。来年は更に播種量を減らしていきます。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170647j:plain【タマネギ『OP黄』(中早生種) の様子です】 

 葉数も増えていますし、根部の肥大も始まっています。後は抽台の心配を残すのみとなりました。葉が折れたのも散見されますが、これは先週日曜日に吹き荒れた強風により折れてしまったものです。草勢がありますので一定のダメージを受けたとしても問題なく先へ進むと考えています。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170708j:plain【ダイコン(1)『春まき耐病総太り二号』 の様子です】 

 ダイコン(1)も順調に成長を続けています。最終間引きを終え、現在は一穴一株となっています。現在はべたっとマルチに張り付いている葉も、もうすぐ立ち上がってくる段階となりますね。ちなみにダイコン(2)も、写真奥の方に播種しました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170727j:plain【トウモロコシ『おひさまコーン88』 の様子です】 

 トウモロコシも随分と大きく育ちました。強風対策のためネットで被覆していますが、間もなく葉がネットに接触するようになるので、ネットは撤去する予定です。すでに最終間引きを終え、現在は一穴二株となっています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170755j:plain【ニンジン『向陽二号』の様子です】

 ニンジンも順調に育っています。ニンジンについて現段階までに限定して言えば、昨年は25年間ニンジン栽培に取り組んで最悪の生育状況でしたが、今年のニンジンは何と26年間栽培に取り組んで最高に成長具合が良い状況です。感動すら覚えるほどです。(笑)

昨年と今年、ほとんど栽培形態は同じなのに、どうしてこのような天と地ほどの差がでるのか理由は解りません。いずれにしても今年のニンジンは、27年の栽培履歴の中で最良の生育状況という、かつて経験のないほど絶好調な成長ぶりですから、これからが楽しみですね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170816j:plain【キャベツ『春波』の様子です】 

 キャベツも順調です。毎年の事ながら、春作の時は害虫が居ないので、今年も特に見回りはしていませんが、本日改めて点検しましたら、一株だけですが食害痕が散見されました。されましたというのは、食害痕の痕跡から害虫はすでに何者かによって捕食されてしまった…。というのが想起されます。

もう少しで収穫に至るので近日中にネットは撤去します。

 

f:id:nakazawa-s:20160425170836j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 ブロッコリーのみ一段大きなトンネルとなっていますが、ご覧のようにトンネル内の空間一杯にまで成長しました。驚くほどの成長ぶりです。何しろ肥料はたっぷり入っていますからね。花蕾も随分と大きくなっていますので間もなくの収穫開始となります。こちらも近日中にネットは撤去します。

キャベツには食害痕のある株が一株あると書きましたが、こちらのブロッコリーは食害痕はゼロですね。つまり一切害虫に食べられてないという好成績で今日に至っています。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170904j:plain【カボチャ・ズッキーニ、その他の様子です】 

 この畝は余剰の場所を利用して畝を立てたコーナーで、カボチャ『甘ほくカボチャ』5株、ズッキーニ 3株、それと予備のナス 3株、予備のトマト 7株が植えられています。

ミャー菜園を始めて27年経過しますが、何と初めてあんどんで防寒対策&強風対策をしました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170921j:plain【ニラの様子です】 

 ニラは苗を購入して8株30㎝間隔で植え付けました。ニラはこの場所で何年も栽培するので、鉄パイプで仕切りました。初夏になったら鉄パイプ内は稲ワラもしくは腐葉土で被覆する予定です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170937j:plain【畑の仕切り部の様子です】 

 写真の右側は駐車場なので、仕切り部分に植物を植えて目隠ししたいなと予てより考えていましたが、今年の3月に植え込んだのですが、宿根のススキとアジュガを交互に植えることにしました。10年ぐらいは元気に成長してくれるのではないかと期待しています。何より頭の中にあるイメージ通りに成長してくれるか、二年後三年後の成長が楽しみですね。(^o^)

三角形の部分は野菜屑置き場です。鉄パイプとアゼクラガードというボードで構成されています。野菜屑置き場は今年から二カ所となりました。春夏野菜専用畑と秋冬専用畑それぞれに隣接して設けられています。野菜屑の移動が楽ちんですからね。

近隣の農家の方が時折野菜屑を持ってきて入れてくれるので、放っておいても野菜屑が増えるという、誠にありがたい状況です。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425170954j:plain【パセリの様子です】 

 このパセリは全部で14株植えられていますが、すでに随分と成長しましたね。

このパセリはアゲハチョウの為に植えられているといっても過言ではありません。アゲハの幼虫君たちが、この無農薬パセリを存分に食べてもらって、ここから羽化して旅立ってもらえれば最高という訳です。(^o^)

これまでは、パセリは畑の中に植えられていましたが、そうするとパセリは8月末で撤去せざるを得ないのですが、秋になってもアゲハの幼虫はパセリに産み付けられることが判明したので、ここの場所なら秋になりパセリが枯れるまで植えておけるので、今年からそうする事にしました。通年でみたらかなりの数の旅立ちを見送れることになりそうです。後は鳥対策&害獣対策を万全にするだけですね。(^o^)

畝の左側に見えるのはエダマメ(1)です。余った苗を植え付けたものです。その左側の空き地部分は、サツマイモを植える予定の場所です。

ちなみに自宅で食べるパセリは、自宅の庭に置いたプランターで育てていますが、全部で5株あります。パセリは畑にあるよりも、自宅の庭にあったほうが、妻が必要としたときにすぐに収獲できますからね。ちなみに細いネギ類も二種類プランターで育てています。これらは収獲しても再び伸びてくるので、ずいぶんとお得感があります。夏場は10日間ぐらいで再び収獲できると説明書きにあるので、成長したら切り、成長したら切りを続けようと思います。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160425171012j:plain【コゴメやタラの木などが植えられているコーナー子です】 

 ここは建物の日陰になる場所ですから、野菜をしっかり育てるのは無理な場所なので、コゴミやタラノキなどの山菜類等日照が少なくても育つものを植えました。手前の何も植えられてない場所には、ミョウガが植えられています。このコーナーはこれから徐々に整備していく予定です。(^o^)

マルチを敷き、播種・定植が始まりました (^o^)

季節は待ってくれません。それ以上に日曜日は一週間に一日しかありませんから、早春から日曜日が雨にならない事を祈る日々が続きます。

今年は日程の都合上マルチ敷きと定植・播種が重なったので土日を使って一気に作業を進めました。手際よくテキパキと事を進めるのがミャー菜園流なのですが、3月12・13日の二日間で見事に予定作業を消化しました。(^o^)

 

結球レタス・キャベツ・ブロッコリーの苗は定植の一週間前にホームセンターで購入しておきました。特に結球レタスは購入時点で定植適期苗となっており、またセルトレイに植えられているので成長につれて根巻きが強くなる恐れがあるので、定植を待てるのは一週間が限界です。幸い土日は天候に恵まれ、まずまずの適期定植を果たすことができました。(^o^) 

 

 播種・定植の記録

【定植】3月13日実施

結球レタス 『エクシード』 60株定植 (島忠ホームセンター)

キャベツ 『春波』 20株定植 (ビバホーム)

ブロッコリー 『緑嶺』 20株定植 (ビバホーム) 

 

【播種】3月13日実施

ニンジン 『向陽二号』(タキイ通販)

  

【播種】3月19日実施

トウモロコシ 『おひさまコーン88』(種七農芸園)

ダイコン 『春まき耐病総太り二号』 (ビバホーム) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20160328083856j:plain【タマネギ『OP黄』(中早生種) の様子です】 

 葉の先端部が寒さで少し枯れていますが、成長点付近は全く問題ないですし、成長の度合いも早すぎず遅すぎずという印象ですから、このまま推移すれば無事な収獲に至りそうですね。数株ネキリムシにやられて欠株となりましたが、菜園仲間から苗をもらったので、2月に捕植しておきましたから、現在は全ての穴に苗が植えられています。(^o^)

※タマネギは秋冬野菜専用畑に植えられています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20160328083920j:plain【結球レタス『エクシード』の様子です】 

 本当はポット苗がほしかったのですが、定植したのはセルトレイ苗でした。今年はセルトレイ苗の新しい植え方を試してみましたが、今のところその効果もあって順調に育っていますね。ちなみに寒さ対策として定植時は不織布で被覆していました。定植以降氷点下まで気温が下がったのが今日までに三回ありますが、防寒対策が効いたという面もあると思われますが、そのいずれの寒さでも葉が凍ることが無かったので、寒さによるダメージは免れたようです。このまま順調に育ってもらいたいですね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160328083943j:plain【ブロッコリー『緑嶺』の様子です】 

 ブロッコリーは寒さによるダメージを受けやすいですが、今年はご覧のように葉や茎が赤変することなく推移していますが安心するのは早計です。というのも定植以降氷点下まで気温が下がったのが、これまで三回あります。一番温度が下がった時が氷点下2度です。昨年は早期抽台してしまいましたが、今年もその二の舞になる可能性が高い予感が…。(^^;)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160328084003j:plain【キャベツ『春波』の様子です】 

 キャベツは寒さに当たっても抽台する事がないので安心して見ていられますね。上掲のブロッコリーと共にこのキャベツも、ご覧のようにチェーンが設置してあるのは、写真では解りにくいですが、ビニールトンネルの下にすでに防虫ネットを仕込んであるのです。すでにモンシロチョウなども飛んでいますので、小さな蛾がビニールトンネルの換気穴から入る可能性がありますので、すでにその予防措置をしているという訳ですね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160328084019j:plain【ニンジン『向陽二号』の様子です】

 寒い日もありましたから無事に発芽するか心配されましたが、ニンジンは今年も一斉発芽に成功しました。ニンジンは発芽されすれば、後は特に問題なく育ちますので、その点は楽ちんですよね。春蒔きと秋蒔きとを比較すると、やはり春蒔きのほうが一斉発芽させやすいですね。ちなみに寒さ対策として、発芽するまではマルチ表面を不織布で被覆していました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20160328084035j:plain【ダイコン『春まき耐病総太り二号』の様子です】 

 ダイコンも無事に一斉発芽に成功しました。ダイコンも発芽さえすれば、以降の作業は間引きぐらいですから、楽ちんな野菜ですよね。(^o^)

 

 

写真は掲載しませんでしたが、トウモロコシも芽が出始めました。早春におけるトウモロコシの一斉発芽は意外に難しく、これまで失敗した事もあります。

という事で、トウモロコシの播種の様子をご紹介しますと、前日に播種するマルチの穴にジョウロでたっぷり水をかけておきます。そして翌日播種して以降、一切水はやらず、雨の日はビニールトンネルを更にビニールで被覆して、畝のマルチに雨が掛からないように措置をします。こうした措置は、発芽までに種が寒さで腐らないようにする為ですね。こうした防雨措置を講ずることにより、発芽率を高めることが可能となりました。ちなみに早春における要防雨措置が必要なのは、トウモロコシ以外にエダマメが上げられます。(^o^) 

 

 

◇ 

 

 

ミャー菜園のマルチの敷き方に興味がある方は、過去記事をご覧下さいませ。(^o^) 

 

春夏野菜専用畑に肥料を入れました (^o^)

 季節の移ろいは本当に早いですね。早春の家庭菜園における最初の仕事といえる肥料の施肥が始まりました。ミャー菜園では、ここの畑に引っ越してくるまでは完全有機栽培でしたが、この場所は元々が住宅分譲地として盛り土して造成されたものであることから、土の色が赤くコンクリートや金属の破片なども出てくる始末で、十分に地力がつくまでは化学肥料と有機肥料共に使用しながら様子を観察しつつ、地力がついたら従来の有機栽培に移行する予定です。

 

今年の施肥の状況ですが例年と少し違います。昨年の畑の位置から約2.5メートルずれたため、このずれた約2.5メートルの範囲については、初めて野菜栽培をする事になりますので、ゼロからの土作りという事で肥料を多めに入れなければなりません。

また、下の写真2枚を比較して頂くと解りますが、現在の畑はいかに地力がないかが判明したのです。ですから今年は肥料を多めに入れて様子を観察してみることにしました。過剰施肥は、もしかしたら窒素過多でアブラムシが激発する可能性もありますが、許容範囲を知るためにも、それはそれで一つの体験として、そうしたネガティブな可能性も含めてしっかりと観察を続けていこうと考えています。

  

f:id:nakazawa-s:20160330083945j:plain【昨年秋のブロッコリー『緑帝』の様子です】

昨秋のブロッコリーはこんなに立派に育ちました。そして驚くことに、適正な肥料だったという事でしょうか、収穫開始までの間は結局害虫の発生はゼロでした。(^o^)

 

f:id:nakazawa-s:20151029081903j:plain【昨年秋のブロッコリー『緑帝』の様子です】

上掲の二枚の写真を比較してご覧下さい。二枚の写真に写し込まれているブロッコリーは、同時に購入した苗ですし、同じ時期に定植したものです。にわかには信じがたいほど差がついていますが、間違いなく同時期に購入し同時期に定植したものです。

苗を購入する場合、通常は数株多めに購入して予備苗として畑の隅に定植しておいて、本圃の苗が枯れてしまうなどのトラブル時に、この予備苗を捕植するという流れですよね。二枚の写真では、確かに最初の写真はマルチが敷いてあり、後の写真はマルチが敷いてありませんが、これだけの成長差はマルチ云々という差ではないですね。

ちなみに下掲の写真つまり予備苗として植えられた場所は、昨年の春夏野菜専用畑のあった場所なのです。昨年の春夏野菜は、ほとんど全ての野菜が立派に育ちました。もちろんスイカも天候に助けられつつ大豊作でしたが、そのスイカが植えられていた場所に植えたブロッコリーがご覧のような草姿ですから、いかに地力が無いか歴然としています。 

 

という事で、今年の春夏野菜専用畑には、例年よりも多めに肥料を投入してみました。最初に書きましたように、アブラムシが激発する可能性がありますが、限界を知るという意味でやってみる価値はあると考え、肥料過多に挑戦してみました。

 

春夏野菜専用畑 10.65m×5.2m×2面=110.76㎡(33.5坪)

 

 平成28年春夏野菜専用畑の施肥記録 

『貝化石』 総量40kg(平米361g)

『粒状苦土石灰』 総量20kg(平米180g)

『有機100%5-5-5』 総量40kg(平米361g)

『化学肥料8-8-8』 総量40kg(平米361kg)

『くん炭』 総量1200リットル(平米10.8リットル)

『腐葉土』 総量1500リットル(平米13.5リットル )

 ※原則追肥無しですが、草勢によっては液肥を散布する可能性もあります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20160310083141j:plain【春夏野菜専用畑の様子です】

施肥を終え耕耘した後に撮影した、春夏野菜専用畑の様子です。昨年初冬に鋤き込んだエン麦や野菜屑等の粗大有機物は、まずまずのレベルで残渣の形状が失われていたので安堵しました。今後はトータルで三回全面耕耘してからマルチを敷き、定植・播種をしていくという流れになります。 

また同日作業として、秋冬野菜は全て収獲し、ブロッコリーなどの枝葉もまた全部撤去しました。(^o^)

ありがとう (^o^)

明日はもう新年なんですね~。年を重ねれば重ねるほど一年はあっという間に過ぎ去ってしまいます。新幹線並の速さと言って良いかもしれませんよ。

改めて今年一年を振り返りますといろんな感慨が湧いて参りますが、一年を一言で表せば、「充実した一年であった」 という事になるでしょうか。年を重ねるほど月日は早めに過ぎ去りますが、不思議なことに月日の経過の短さと反比例するように、その年々の“充実感” は逆に増していますので、人生というのは解らないものです。という事で今年は総体的に老いることが楽しいと思える一年でした。(^o^)

実際のところ、これまでは人は老いていくほど人生の黄昏を感じるのではないかと危惧していましたが、案外人の生涯というのは、それほど直線的に無残になっていくのでもなく、やるべき事柄が各年代に応じて十分にあるという事を、老いるほどに感ずるというのが正直な心境です。

すなわち三十代は三十代のやるべき事柄があり、五十代は五十代のやるべき事柄があり、そして七十代は七十代のやるべき事柄があるという事ですね。七十代からはまだ未経験の分野ですが、すでに為すべき事柄が少しずつ見え始めています。ここに至って各年代を十全にそして存分に生きる…。これこそが老いる暇がないほどの充実した日々を送る秘訣である事を知るに至りました。

 

「各年代に応じた人生の有り様を見つける」

これが晩年を心豊かに生きるための揺るぎないポイントであると思えます。これに「人様の為に汗を流す」という事柄が絡めば、充実感がより盤石となるのは自明ですよね。

こうした視点に立つための最大のポイントはと問われれば、終点を意識する という点に尽きると思います。すなわち旅立つその日を意識するという事ですね。縁起でもないと思わないで下さい。若さ以外に生を輝かせるのはこれしかありません。

繰り返しますが、死を意識することこそが生をより輝かせるのではないでしょうか。若さの対極にある晩年に於いては、これ以外の選択肢はないと思えますが、皆様のご意見は如何に。(^o^)

 

旅立つその瞬間、心の中は「ありがとう」の心で満たされていたい…。これが私の旅立つその瞬間のイメージです。実現できたらいいな~。(^o^)

恐らく…。多分…。「ありがとう」の気持ちで心を満たすのは容易ではないでしょう。ですからその為の練習をしなければなりません。少なくとも一年に一度はやらねばなりません。恒例となっていますが、思いつくままに感謝の意を「ありがとう」の言葉で書き綴ってみましょう。人生全般のありがとうを書くのは膨大すぎて手が出ません。家庭菜園にまつわるありがとうに限定して記載してみましょう。

 

まずは何よりも先に、妻にありがとう。(^o^)
今年一年野菜栽培を愛する人々、すなわち生命を慈しむ人々と交流できたことが、一番嬉しかったです。皆様、本当にありがとうございます。心から感謝致します。(^o^)

そして自分自身の健康にありがとう。 腹筋背筋、手足の筋肉さんありがとう。 腰さん、いつも酷使してごめんね。 私が管理する菜園52区画の “愛菜家” メンバーの皆さんありがとう、来年もよろしくね。 もう一つの管理菜園メンバーの皆さんありがとう、来年も楽しく野菜栽培を楽しみましょうね。 有機肥料さんありがとう。 腐葉土さんありがとう。 貝化石さんありがとう。 苦土石灰さんありがとう。 野菜屑・剪定枝葉さんありがとう。 耕耘機さんいつも頑張ってくれてありがとう、来年も頼りにしているよ。 井関農機さん耕耘機のメンテナンスありがとう。 ガソリンさんありがとう。 オイルさんありがとう。 土さんありがとう。 微生物さんありがとう。 耕土を支える更に下の土さんやマグマさん達ありがとう。(^^;) ビニールマルチさんありがとう。 スコップさんありがとう。 角スコップさんありがとう。 草取りホーさんありがとう。 重しとして利用する石さんたちありがとう。 懐中電灯さんありがとう。 電池さんありがとう。 草取り専用長靴さんありがとう。 刈り払い機さんありがとう。 種さんありがとう。 春菊の種さんは小さすぎて年寄りには摘まむのが辛いので、もう少し大粒になってね  (^^;)。 各種苗さんありがとう。 種苗会社さんありがとう。 苗生産者さんありがとう。 地元の種屋さんありがとう。 沼田市の種屋さんありがとう。 花屋さんありがとう。 花苗さん、いつも綺麗に咲いてくれてありがとう。 ホームセンターさんありがとう。 水さんありがとう。 ジョウロさんありがとう。 ポリタンクさんありがとう。 虫除けネットさんありがとう。 トンネルパイプさんありがとう。 トンネルビニールさんありがとう。 ビニール固定プラさんありがとう。 棚スチールパイプさんありがとう。 キュウリネットさんありがとう。 温度計さんありがとう。 間引き苗さん、本当にごめんなさ~~い m(_ _)m。 エン麦さんありがとう。 稲ワラさんありがとう。 ミミズやミツバチ、蝶などの益虫さんありがとう、来年も大歓迎だよ。 アオムシやヨトウムシ、ネキリムシなどの害虫さん、来年は来ないでね (^_^;)。 支柱さんありがとう。 針金さんありがとう。 作業手袋さんありがとう。 ゴム手袋さんありがとう。 長靴さんありがとう。 麦わら帽子さんありがとう。 ハサミさんありがとう。 カッターさんありがとう。 空気さんありがとう。 太陽さんありがとう。 風さんありがとう。 霧さんありがとう。 雨さんありがとう。 ところで雨さん最近怒りっぽくなったのか雨脚が強い時が多いよ。もう少しやさしく降ってね~ (^^;)。 台風さんには参ったよ、来年は少し自粛してね (^^;)。 野菜を買ってくれた皆さんありがとう。 買った野菜がとても美味しかったと語ってくれた皆さんありがとう。 ボーダー花壇の四季折々の花さん達ありがとう。 その花壇の花を手入れして下さっている近所のおばさん達ありがとう。 その花壇の花を綺麗だと褒めて下さる通行人さんありがとう。 雑草さんありがとう。 畑の通路さんありがとう。 野菜屑置き場さんありがとう。 杭さんありがとう。 仕切りロープさんありがとう。 ビッツさんありがとう。 駐車場さんありがとう。 大きな物置小屋さんありがとう。 小さな倉庫さんありがとう。 自宅の倉庫さんありがとう。 アスパラガス畑のパイプさんたちありがとう。 一輪車さんありがとう。 防草シートさんありがとう。 台車さんありがとう。 秤さんありがとう。 マルチ穴開け金物さんありがとう。 チェーンさんありがとう。 クマデさんありがとう。 箒さんありがとう。 チリトリさんありがとう。 野菜屑置き場のコンポストさんありがとう。 ビニールゴミ袋さんありがとう。 スーパー袋さんありがとう。 ターンバックルさんありがとう。 パイプ接続金具さんありがとう。 ガスボンベさんありがとう。 バーナーさんありがとう。 鎌さんありがとう。 収穫カゴさんありがとう。 豊かな大自然さんありがとう。 ふじみの市さんありがとう。 埼玉県さんありがとう。 日本にありがとう。 先人の皆様にありがとう。 銀河系と太陽にありがとう~。

 

そして最後にもう一度、妻にありがとう。ペコリ (^o^) 

 

 

 

 

つたない文章であるにも関わらず、今年も多くの皆様がこの菜園ブログを訪ねて下さいました事を心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。(^o^)

 

皆様の菜園ライフが益々豊かなものになりますよう祈念いたします。

よいお年をお迎えくださいませ。(^o^) 

ブロッコリーの収穫が始まりました (^o^)

日一日と秋が深まりつつありますが、畑は秋野菜の収穫最盛期を迎えようとしています。今年は本当に天候に恵まれたと言って良いでしょうね。(^o^)

今日からブロッコリーの収穫も開始されまして、現時点ではキャベツ・ダイコン・シュンギク、そしてブロッコリーを加えて、益々食卓が豊かになっていきます。

 

播種・定植の記録

【定植】10月28日実施

タマネギ 『OP黄』(中早生)

 

f:id:nakazawa-s:20151029081648j:plain【秋冬専用畑全体の様子です】

一番手前の畝がブロッコリーです。一番左の株には花蕾が見えていますね。キャベツは40株植えられていますが、すでに20株以上収獲しました。ほとんどは他人様のお口に入ったと言う事になります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20160330083945j:plain【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

防虫ネットは一週間前に撤去しました。全株順調に成長を続けていたブロッコリーも無事に収穫が開始されました。結局キャベツと同様に害虫の発生はゼロでした。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029081801j:plain【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

均整のとれた花蕾ですね。撮影後切り取り夕食には食卓に上がるはずです。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029081903j:plain【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

来春に食べようと、本日定植しました。 

…と、言いたいところですが違うのです。収獲を迎えた上掲のブロッコリーと同時に購入した物なのです。この二株は予備苗として購入してすぐに畑に植えました。今年は畑が2.5メートルほど移動する事となり、その空いている場所に定植したという訳です。ですからこのような対応は今年限りとなります。

それにしても大きさが定植苗とあまり変わらないレベルですね。本来の畝に定植したブロッコリーは本日収獲が始まりましたから、その差はあまりに開いてしまいました。定植以降わずかしか成長していないという事になりますね。葉をよく観察しますと、外葉は少し紫色がかっています。これは成長を阻害させるなにがしかのトラブルが発生しているとみて良いでしょう。

畑の隅の空いている場所に植えておいたと言うのなら、肥料がぜんぜん無かったのだろうという事で、場所柄やむを得ない、またそんな物だろうと片付けてしまいますが、植えて置いた場所が、なんと夏野菜を育てた場所、それもスイカのあった場所なのです。

ご存じのように今年のスイカは天候に助けられて大豊作でした。そのスイカ栽培の後に植えたこのブロッコリーの様子がこれでは、来年どうなってしまうのか、少し心配になってしまいますよね~。(>_<)

やはり根本的に、この土地は住宅地として造成された場所であり、肥料を入れればそこそこ育つけれども、やはり地力がほとんど無いという事なのでしょう。

今年は畑が2.5メートルほど移動している最中ですから、今回のように夏野菜を育てた場所が空いていたという状態でした。来年はこうした事はありませんが、その滅多に無い状況下で、こうした体験が出来たというのはラッキーですよ。この体験をこれからの野菜栽培に活かしていこうと強く思いました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029081930j:plain ハクサイ『耐病中生75日型』

直播きしたハクサイです。順調に育っていますね。現在二株にヨトウムシらしき害虫が侵入しています。例年と比べるとやはり少ないですね。ヨトウムシは逮捕するのも難しいので放って置く予定です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029081953j:plain【ダイコン(2)『耐病総太り』 の様子です】

 こちらも順調に育っています。ダイコン(1)は毎日美味しく頂いています。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029082018j:plain【ニンジン 『ベーターリッチ』の様子です】

順調に成長を続けています。収穫まではまだ時間が必要ですね。

アゲハの幼虫が居ますよ。10匹ぐらいかな。霜が降りるのはまだまだ先ですから無事に羽化するでしょう。といいつつ、外敵にほとんどやられてしまうのが常です。ハイ

本来なら外敵から守ってやるために、自宅に連れて帰りたいとの思いもありますが、パセリの葉に生まれた幼虫はパセリのみ。ニンジンの葉に生まれた幼虫はニンジンしか食べないらしいので、ニンジンの葉を自宅に確保できないという理由で連れて帰るという訳にも参りません。

パセリの葉はまだ畑に潤沢にあるんですけどね。残念です。将来的には何か対策を立ててみたいと思います。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029082042j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の様子です】

エン麦も少し病気が入っていますが、まず問題なく成長を続けています。11月末には鋤き込む予定です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029082100j:plain【キュウリの様子です】

野菜屑置き場で発芽したキュウリです。8月末に全ての夏野菜を片付けましたが、そのこぼれ種から発芽したものです。もしかしたら収獲できるかも…と、大切に育てています。ギリギリ収獲に至るかも知れませんね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151029082119j:plain【蔓ありインゲンの様子です】

エン麦の中で発芽した蔓ありインゲンです。キュウリと同じように、もしかしたら収獲できるかも知れないと、支柱を立ててやり見守っているところです。現在花が咲いていますから、収獲できるかも知れませんね。(^o^)

秋冬野菜の収穫が始まりました (^o^)

 

天候に恵まれ、今年の秋冬野菜の育ちも絶好調で、無事な収獲に至りました。(^o^)

 今年は害虫の発生がほとんど無いという嬉しい結果となっています。これから先は白菜のヨトウムシの攻撃が激化するので、これはあくまで今日までの段階の話ですが、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ダイコン等で、逮捕した害虫はゼロです。

 ミャー菜園の観察日記を長くご覧になっている皆様は、ミャー菜園には、害虫専用の野菜があり、逮捕した害虫は殺さずに、その野菜の株に放つというのをご存じだと思います。今日までの段階で、逮捕した害虫がゼロという事で、その害虫専用の野菜も綺麗な葉のままです。

 

収穫が始まったのは、キャベツとシュンギク、そしてダイコンです。ダイコンはまだ小さいのですが、例年早くから食べ始めないと余ってしまうので、今年はまだ小さい段階から食べ始めてみることにしました。 

 

播種・定植の記録

【播種】9月19日実施

ダイコン(2) 『耐病総太り』

 

f:id:nakazawa-s:20151010091006j:plain【秋冬専用畑全体の様子です】

嬉しい事に害虫の発生も今のところ見られません。病気については、シュンギクに少しと、エン麦が若干病気発生の兆候となっている程度ですから、大勢に影響はないというレベルです。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091053j:plain【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

全株順調に成長を続けています。花蕾が見えてきました。(^o^)

すでに一段大きいトンネルパイプ・防虫ネットとなっています。今のところ害虫の発生はゼロですから、ネットを剥がしたことがありません。写真を見ると、所々に石が置いてありますが、重しとしての石を置いて、葉の展開力により、ネットが持ち上がらないように措置をしているという訳です。 

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091117j:plain【キャベツ『しずはま1号』(ポット苗)の様子です】

全株順調に成長を続けています。一週間前にネットを撤去しました。そしてついに本日収穫開始となりました。ご覧のように害虫発生ゼロですから、葉がとても綺麗ですよね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091154j:plain【キャベツ『しずはま1号』(セルトレイ苗)の様子です】

 全株順調に成長を続けています。ポット苗よりも一週間以上遅れて収穫となりそうなのでホッとしています。こちらも葉が食害痕も無くとても綺麗ですね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091227j:plain【ダイコン(1)『耐病総太り』 の様子です】

 ダイコンも特に問題なく順調に育ってくれました。やっかいなシンクイムシの攻撃もゼロでした。根部はまだ小さいですが、毎年食べきれずに残してしまうので、今年は少し早めに食用を開始しました。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091259j:plain【ダイコン(2)『耐病総太り』 の様子です】

 こちらも順調に育っています。間引き菜として利用しますので、一穴あたり多めに播種しています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091324j:plain【ニンジン 『ベーターリッチ』の様子です】

順調に成長を続けています。強いて言えばネキリムシの攻撃で何株が失ってしまいましたが、仕事が忙しくあまりよく観察しなかったこちらにも原因がありますので、やむを得ないですね。これぐらい大きくなるとネキリムシの攻撃も止みますね。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091345j:plain ハクサイ『耐病中生75日型』

直播きしたハクサイです。一株だけ成長が少し遅れていますが、草姿に問題は無いので、全株問題なく収獲に至りそうで安堵しています。但し結球が始まる頃からヨトウムシの攻撃が始まるので、引き続き警戒は解けませんね。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091408j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の様子です】

エン麦も問題なく成長を続けていると言いたいところですが、少し病気が入っています。とにかく雨が続きましたから、その影響と思います。このまま行けばまずまずの粗大有機物を確保できそうですから、あまり気にしないようにしましょう。(^o^)

 

 

 

アゲハ幼虫羽化への悲喜こもごも…。(^o^) (>_<) 

 f:id:nakazawa-s:20151010091442j:plain【アゲハ幼虫の飼育ケースの様子です】

この飼育ポットは新しく作りました。この中に14匹飼育されています。今朝の段階でその14匹はすべて蛹になりました。14匹も一緒に飼うと餌のパセリがどんどん消費されていきますね。その点が一番ビックリした点です。幸いに中に植えられているパセリは大株でしたから、なんとか全部が蛹になるまで持ちこたえました。

今回の飼育ケースで工夫した点は、棒が4本立っていますが、その内の3本に造花、つまり本物ではありませんが、ヘデラという蔓植物に似せた造花を東急ハンズで購入し、3本の棒に絡ませて、植物の枝葉に偽装したというわけです。

これにより、アゲハ幼虫君たちは、棒だけだと露出しすぎで危険を感ずるかもしれませんが、枝葉がある場合は、隠れているという認識を持ち得るような気がしますので、比較的安心して棒の途中で蛹になってくれるのではと思ったのです。

実際に私の思惑は当たり、ほとんどの幼虫が棒の途中で蛹になってくれました。中には造花のヘデラの茎に作った蛹も複数あります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091508j:plain【羽化したアゲハチョウの様子です】

この羽化したアゲハチョウは、前回ご紹介した段階の蛹が、ついに羽化して飛び立とうとしているところです。羽化してから1時間30分後に飛び立っていきました。手前の棒に付着している蛹は、これから羽化していくものと思われます。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091533j:plain羽化したアゲハチョウの様子です

悲しい事態になってしまったのが、この羽化したアゲハチョウです。

このアゲハは、午前9時頃、偶然なのですが、私が見ている目の前で羽化が始まりました。羽化は通常暗いうちから始まるとのことですから、午前9時に始まったこと事態がすでに異変を感じさせます。

この写真は午後1時ぐらいに撮影したものですが、ご覧のように結果として羽根が大きくなりませんでした。これでは大空を飛ぶことは出来ません。結局以降も羽根に変化は無く、このままの状態が続きました。

そもそも羽化している時に、片方の羽根が蛹の表皮に粘着しており、私が慎重に蛹の殻と分離してやったのです。自然界だったら、この事態は蛹の殻から離脱できず、殻に絡まったまま、足をバタバタさせたままで、やがて死んでしまうという状況にあったはずです。

思うに、このアゲハチョウが蛹になる頃は、例の長雨が続いていた頃でした。飼育ケースは軒下に置きましたが、厳しい環境にあったことは疑いありません。パセリも夏越しの疲れが出ているはずですので、本来のパセリと違い青いけれども栄養不足という可能性もあります。実際にこの頃蛹になったものは、総じて蛹の大きさが小さいです。そうした事もあり、蛹になる段階で何か病気のようなものになっていたのかも知れませんね。

飛び立つことの出来ないこのアゲハチョウは、ここで静かに死を待つのみなのか…。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091604j:plain【アゲハチョウの様子です】

羽根が展開しないという事で、自然界ならそのまま外敵に襲われて食べられてしまうのではないでしょうか。またそうした事態にならなくとも、餌を食べられないのですから、恐らくすぐ餓死してしまうのでしょう。(^^;)

そこでしばらく思案して、ご覧のように花屋さんから花を買ってきて、花の蜜を吸わせる事にしました。どの花に蜜が多いのか不明ですから、なるたけ吸いやすそうな花を多種類用意しました。幸いにご覧のように結構チューチュー吸ってくれました。(^o^)

写真では解りにくいですが、子供がカブトムシを飼うなどの際に使用する、透明プラスチック製の飼育ケースを購入し、その中にアゲハチョウを入れました。観察時以外は蓋もしておきます。そうしないと、どこかに行ってしまうかもしれませんからね。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091627j:plain【アゲハチョウの様子です】

しかしながら、翌日になると元気がありません…。

花は小さな花瓶に入れてあるのですが、動きがぎこちなく足元がふらつくアゲハチョウが、下に落ちてしまうので、常に花の上に居られるように、周囲にティッシュペーパーを入れてアゲハチョウが下に落ちないように措置をしました。

 

 

f:id:nakazawa-s:20151010091656j:plain

【アゲハチョウの様子です】

3日目の朝起きてすぐに観察しましたら、残念ながら死んでいました。(T_T) (T_T)

自然界なら、一度も蜜の味を知ることなく死んでしまったでしょう。

しかしこのアゲハチョウは、少なくとも蜜の味を二日間ぐらい味わいましたからね、その点が唯一の救いだと思いますし、花の上で死ねたのですから、このアゲハチョウも少しは浮かばれたかな…。

さようならアゲハチョウさん。

土の中に、花と一緒に埋めてやりました。

 

追記:反省点としては、私たちが食べる「蜂蜜」を最初から脱脂綿などに浸して、吸わせれば良かったかなというのを、後になって気づきました。今度このような事態となった場合は、試してみたいと思います。 

秋冬野菜が順調に育っています (^o^)

超長雨でしたね~。26年間家庭菜園をやっていますが、これほど長い雨浸りの日々は初めてです。梅雨の雨量総量よりも、秋雨の雨量総量のほうが多いというのは良く聞きますが、正にその通りの気象状況となりました。

また台風も重なり前線を刺激して、各地で風よりも大雨による大被害が発生してしまいましたね。被災され皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、より早く原状回復されますことをお祈り申し上げます。m(_ _)m

 

ミャー菜園における今次長雨による被害は特にありませんでした。また台風通過でも被害はありませんでした。しかしながら同じ埼玉県でも平野部では水没した地域も少なからずありますのでね。映し出される映像に衝撃を受けていますが、大きな河川の近隣にお住まいの方々の水害の困難さを目の当たりにし、いつでも突発的に自然災害は発生するのだと心しておかねばと痛感いたしました。 

  

播種・定植の記録

【播種】8月30日実施

ハクサイ 『耐病中生75日型』

エン麦 『ヘイオーツ』 総量2.6kg 24グラム/平米

(春夏野菜専用畑 5.2m×10.25m×2区画=106.6平米) 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134147j:plain【秋冬専用畑全体の様子です】

超長雨でしたが幸いに病気は発生していません。また嬉しい事に害虫の発生も今のところ見られません。ただ長期の日照不足で成長は若干停滞気味ですが、今週は晴れと曇りの日が多い予報ですから、一気に成長が加速されると思われます。

秋冬専用畑では、後一畝タマネギを定植すれば、すべて播種・定植が完了する事になります。タマネギの苗は購入する予定です。

また秋冬野菜につきましては、追肥無しで育てる予定です。但しタマネギについては、この畑自体が、畑の移動に伴って肥料分の少ない場所もありますし、長期栽培ですから、草勢を見ながら追肥するかもしれません。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134212j:plain【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

全株順調に成長を続けています。葉がネットに接触するようになったので、間もなくトンネルパイプ・防虫ネットを一段大きな物に変える予定です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134241j:plain【キャベツ『しずはま1号』(ポット苗)の様子です】

全株順調に成長を続けています。キャベツは定植さえすれば、後は収獲まで何もすることがないので本当に楽ちんですね。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134310j:plain【キャベツ『しずはま1号』(セルトレイ苗)の様子です】

 全株順調に成長を続けています。ポット苗よりも若干葉数が少ない程度ですね~。「成長しないでくれ~」と願うのは妙な感じですが、収獲期がポット苗と比較して、一週間から10日ぐらいずれてくれれば嬉しいですね。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134329j:plain【ダイコン(1)『耐病総太り』 の様子です】

 間引き菜として利用しますので、一穴あたり多めに播種しています。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134349j:plain【シュンギク『中葉春菊』の様子です】

 間引き菜として利用しますので、一穴あたり多めに播種しています。

ちなみにシュンギクはニンジンの畝の1メートルぐらい範囲に播種したものです。シュンギクは一畝ものボリュームで必要としませんからね。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134412j:plainハクサイ『耐病中生75日型』

ミャー菜園ではハクサイは直播きとなります。無事に発芽しました。間引き菜として利用しますので、一穴あたり多めに播種しています。株間は45cmです。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134432j:plain【ニンジン 『ベーターリッチ』の様子です】

順調に成長を続けています。今回春作同様に双葉が黒っぽいですね~。理由はわかりませんが、土質による影響と思われますから、マイナスに作用しているのは間違いないと推測されます。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134459j:plain【エン麦『ヘイオーツ』の様子です】

無事に発芽しました。このエン麦を播種した範囲が、来年の春夏野菜専用畑になります。春夏野菜専用畑は5.2m×10.25m×2区画=106.6平米/32坪あります。

今回は畑の移動がありましたから、新しい区画を確定後エン麦を播種しました。新しい区画は、今期の位置から2.5メートルほど北側に移動したので、今期使用した通路部分などにもエン麦が播種された訳ですが、土作りが全く出来ていないそうした部分も特に問題なく発芽しましたので安堵しています。(^o^)

我が家には猫ちゃんが二匹居ますが、このエン麦が大好きです。猫じゃらしの葉も好きですが、こちらの方がより魅力的な味がするのでしょうか、二つの葉を並べると、例外なくエン麦を食べています。ミャー菜園では年二作栽培しますが、猫ちゃんにとっては食べられない期間もかなりあるのが実情です。そこで猫ちゃんが年間を通して食べられるように計画をしようと思うのですが、仕事が忙しくなかなか具体的に行動できないのが悩みの種です。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134528j:plain【ナス『千両二号』の様子です】

春夏野菜専用畑に定植されたナスはすでに撤去されていますが、写真はミャー菜園の隅に植えたナスですが、まだまだ元気で収穫が続いています。このナスは余った苗を捨ててしまうのはもったいないと、駐車場寄りの畑の隅に植えたものですから、肥料もあまり入れませんでしたが、すごく元気に成長を続けています。

ナスは2株植えられており、高さは約2メートルあります。予備苗としてポットに植えられたまま長期そのままにしていたので、間違いなく老化苗でしたから、ナスの実が少しでも成れば儲けものみたいな感じで植えたので、これほど元気に繁茂するとは予想できませんでした。

いずれにしても下葉辺りも元気ですから、まだまだ収穫は続きそうです。写真左手の緑の葉は、サツマイモですね。秋の収穫が楽しみです。(^o^)

ちなみに春夏野菜専用畑に植えられたナスは、背の高さを計測したら、一番伸長したのは2メートル70センチありました。二本仕立てでしたが、かなり迫力がありましたね。

また二本仕立てというのは初めて体験した訳ですが、枝葉が混み合わないというのが最大のメリットだと感じたので、来年以降もずっとナスについては、二本仕立てで行きたいと思います。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150912134553j:plainアゲハチョウ蛹の様子です】

今回は三回目となりますが、すでに蛹になったものが6匹入っています。あと一週間ぐらいで羽化するものと思われます。防虫ネットで被覆しているのは、アオムシコバチ等の外敵から保護する為です。

今回の6匹が無事に羽化すると、トータルで14匹のアゲハチョウが、我が家から羽化し大空に飛び立つという事になりますね。またもしかしたら今季もう一回保護・飼育できるかもしれません。畑に小さな幼虫が何匹かまだ居ますのでね。

来年は気合いを入れて、100匹羽化させ事を目標に取り組みたいと思います。

もちろん、これはアゲハチョウが畑に100匹の幼虫を生み付けてくれなければ実現不可能ですから、目標を実現できるかどうかはアゲハさん次第ですけど、一つの目標として取り組んでみたいですね。(^o^)

これまで自宅の駐車場近辺に写真の鉢を置いていたので、お母さんに連れられた子供さんが、アゲハ幼虫を見たいと訪ねてきています。もちろん子供だけで見に来る場合も多いです。もしかしたらそのうちに近隣で、私は アゲハおじさん というあだ名で呼ばれるようになるかな~。(笑)

秋冬野菜の播種・定植を開始しました (^o^)

「エッ もう秋雨前線がやって来たの~」というのが第一印象でした。秋雨前線の到来については昨年も早かったですが、今年は更に早まりましたね。

今年も昨年同様に早く秋雨前線がやってくるかもしれないので、一応いつでも播種・定植できるように準備だけはしておこうと、お盆休みに酷暑のなか耐えて秋冬専用畑の畝にマルチを敷いておいたのが幸いしました。

また日曜日にホームセンターに行ってみたら、ミャー菜園の為に準備してくれたのではないかと思えるほど、最適期のキャベツとブロッコリー苗が販売されているではありませんか~。(^o^)

という事でミャー菜園では、秋雨前線の到来と共に、すみやかに播種・定植を実施する事ができました。(^o^)

  

播種・定植の記録

【定植】8月18日実施

ブロッコリー 『緑帝』 20株定植

キャベツ 『しずはま1号』 20株定植(ポット苗)

キャベツ 『しずはま1号』 20株定植(セルトレイ苗)

 

【播種】8月18日実施

ニンジン 『ベーターリッチ』

 

【播種】8月23日実施

ダイコン(1) 『耐病総太り』 

シュンギク 『中葉春菊』 

 

f:id:nakazawa-s:20150826123341j:plain【ブロッコリー『緑帝』の様子です】

全株無事に活着しました。定植から5日が経過し一段大きくなりました。株間は45cmです。

全ての畝に稲ワラが敷き込まれていますが、これは夏野菜のスイカの畝に敷いていた稲ワラを再利用したものです。稲ワラは無事に活着した後しばらくしたら撤去することになります。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150826123404j:plain【キャベツ『しずはま1号』(ポット苗)の様子です】

全株無事に活着しました。定植から5日が経過し一段大きくなりました。株間は45cmです。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150826123425j:plain【キャベツ『しずはま1号』(セルトレイ苗)の様子です】

 全株無事に活着しました。定植から5日が経過し一段大きくなりました。株間は45cmです。キャベツはポット苗とセルトレイ苗の二種類定植しました。収獲期が若干でもずれてくれればとの思いからなのですが、そうなってくれれば嬉しいです。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150826123441j:plain【ニンジン『ベーターリッチ』の様子です】

播種から5日が経過しまして、早くも発芽が散見されます。前線の影響で雨や曇りの日が続きましたから、全く安心しながら発芽を待つ日々となりました。被覆してある稲ワラは、ある程度発芽が揃ったところで撤去することになります。

秋のニンジン栽培は、梅雨が明ける前に発芽させておくのが常道ですが、ミャー菜園ではその日程では不可能なので、いつもこの時期の播種となりますが、毎年無事に収穫に至ること請け合いですからお試しあれ。(^o^)

秋冬専用畑に肥料を鋤き込みました、アゲハ幼虫の羽化に成功しました (^o^)

f:id:nakazawa-s:20150721095526j:plain【肥料をすき込んだ秋冬野菜専用畑の現在の様子です】

 

「死ぬかと思った」ぐらいの厳しい暑さの中での作業を強いられましたが、熱中症になることもなく無事に施肥作業を完了しました。(^o^)

すでに鋤き込んであるエン麦と沢山の野菜屑・剪定枝は、写真の様にまずまず腐熟しており問題なく秋冬野菜の栽培をスタート出来そうで安堵しました。(^o^)

 

写されている野菜は、6月14日に定植した、キュウリ(2) 『夏すずみ』 、オクラ(2) 、モロヘイヤ(2) で、全て収穫が始まっています。

 

秋冬野菜専用畑 9.3m×5.6m=52.1㎡(15.7坪)

(※エン麦播種範囲は7.9m×5.6m=44.2㎡)

 

実施した施肥の内容は次の通りです。

『貝化石』 総量14kg 平米269g

『粒状苦土石灰』 総量5kg 平米96g

『腐葉土』 360リットル 平米6.9リットル 

『有機100%5-5-5』 総量16kg 平米307g (※有効15g/平米)

『くん炭』 総量800リットル 平米15.4リット ル 

 

以上の肥料等を秋冬野菜専用畑にすき込みました (^o^)

 

 

 

  

アゲハ幼虫の羽化に成功しました (^o^)

前回の記事では、アゲハ幼虫は3匹と書きましたが、結局4匹保護・飼育するという結果となり、昨日までに4匹無事に羽化し青空に飛び立ちました。

初めての体験だったので不安もありましたが、今は安堵感で満たされています。(^o^) 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095103j:plain【羽化し上がってきたアゲハチョウの様子です】

 最初に蛹になったものがご覧のように無事に羽化しブッシュから上がってきました。朝5時頃妻が点検した際はいませんでしたが、6時頃点検した際に羽化してネットに張り付くアゲハチョウを発見しました。(^o^)

梅雨の最中だったので、雨の日に羽化するような事態にならないよう、雨の当たる場所にこの鉢を出しておきました。雨の日が長く続いた翌日の晴れの朝、もしかしたら今日かもと予想しました。蛹になって14日目でした。

このアゲハのみパセリの枝で蛹となりました。羽根はすぐにでも飛べるぐらいにしっかり展開していますね。羽化の瞬間をぜひ見たいとは思いますが、まだ未明の暗いうちに行われますし、一分程度で済んでしまうそうですから、いつの日か機会があればという事で、宿題ということにしておきましょう。

生命の高貴なる躍動を目の当たりにし、羽化してから飛翔する瞬間までを見るだけでも、十分すぎるぐらいその神秘性に感動できました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095142j:plain【羽化し上がってきたアゲハチョウの様子です】

 発見後すぐに結束紐を解き、防虫ネットを裏返して、いつでも飛翔できるようにしました。30分ほどネットに張り付いたままでしたが、いきなり飛び立ち、近くのバラの枝に一度止まり、その後快晴の青空に飛び立って行きました。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095234j:plain【アゲハチョウの蛹の様子です】

 鉢の壁面を利用して羽化の準備に入った蛹君たちの様子です。もう一匹を含め三匹がご覧のような場所で蛹となりましたから、この位置は意外と良い環境なのでしょう。

蛹の色は少しずつ変わっていきます。左側のほうが経過日数が長いです。つまり蛹は緑色から茶色に変化していきますね。茶色になったら間もなく羽化するという判断基準に利用できると思います。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095252j:plain 【アゲハチョウの蛹の様子です】

 アクシデント発生 (^^;) 

ご覧下さい、この蛹だけお尻の付け根といいましょうか、その部分が壁面から離れてしまっています。前蛹の段階でトラブルがあったのでしょうか~。(^^;)

この鉢はプラスチック製ではありますが、表面がザラザラしているので接着できなかったという事はないと思えるのですが…。(^^;)

結果として胸の所にある糸のみで支えられるという宙ぶらりん状態となっています。これでは羽化がやりづらいだろうと、お尻部分を壁面に固定してやらねばと考えましたが、自然に委ねるのが一番ではないかと考え直し、このまま羽化を迎えてもらう事にしました。もちろん蛹が地面に落ちてしまったとかなら、人為的に羽化しやすいようにしてあげねばなりません。

結果として尻が離れたこの状態でも無事に羽化し飛び立ちました。羽化の瞬間を見ることはなりませんでしたが、この状態でもオッケーという事が判明し、貴重な経験になりました。

 

一方この蛹については、大変申し訳ないことをしました~。(^^;)

他の蛹が羽化した際に、ネットを展開し、飛翔したら元に戻すわけですが、鉢の部分の結束紐をせずにしばらく放置したままにしておいたら、おそらくアオムシコバチと思われる黒い小さな虫が、蛹に取り付いているではありませんか~。(^^;)

わずかに隙間が空いていたのですが、アオムシコバチはよくその小さな隙間を見つけたものだと感心しました。生き物は必死に子孫を残そうとしているのですね。

アオムシコバチをただちに排除しましたが、もしかしたら卵を体内に産み付けられてしまったかもしれません。(T_T)

この蛹も無事に飛び立ったので、無事な生活を祈るばかりです。

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095121j:plain【羽化し上がってきたアゲハチョウの様子です】

4匹目、最後のアゲハ幼虫も無事に羽化し飛び立ちました。

最後の幼虫が羽化しているのを発見後、すぐに被覆してある防虫ネットを剥がしたら、あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながらも、頭上に飛び立ちました。妻と私は揃って、「元気でね~ (^^)/」と呼びかけながら飛翔を見送りました。(^o^)

 

青空に飛び立ったアゲハチョウの命はたったの二週間です…。あまりに短い命と言えるでしょう。その限られた存命の期間、クモの巣などに引っかかることなく楽しく過ごし、嫁さん、そして婿さんを無事に見つけられんことを祈らずにはいられません。

日曜日に自宅近くでアゲハチョウの姿を見ました。我が家から羽化したアゲハかな…。な~んて思ったりしました。(^o^)

  

 

 

  

その他の野菜たちの様子です (^o^)

 

f:id:nakazawa-s:20150721095313j:plain【収獲が続くトマト『麗夏』の現在の様子です】

 現在5段と6段の収獲が続いています。(^o^)

雨が多くやはり疫病が発生してしまいました。一株だけですが一週間ぐらい前に発見しました。ただ幸いに発生部位が茎でしたから、病株は撤去せずそのままにしてあります。7月に入ってのこの時期に、そして茎にのみ発生した疫病は、あまり怖くはありません。

梅雨も明けましたし夏の陽射しにより疫病は抑制されますからね。全株無事に7段まで収獲が続けられる予感がします。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150723092652j:plain【収獲が続くトマト『麗夏』の現在の様子です】

 アップして見ましょう。完熟の『麗夏』は適度な酸味もあってとても美味しいですよ~~。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095546j:plain【オクラの現在の様子です】

 本格的に収獲が開始されています。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095341j:plain【収獲が続くナス『千両二号』の様子です】 

ナス君たちも病気にならずに梅雨を乗り切ってくれました。感謝感謝です。(^o^) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095403j:plain【収獲が続くナス『千両二号』の様子です】  

 雨が続いたので花数が落ちていますが、梅雨も明けたので徐々に草勢も増してくるでしょう。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150721095206j:plain【自宅の庭で元気に咲く花たちです】 

スイカ・エダマメ・トウモロコシ等の収穫開始。またアゲハ幼虫を保護しました (^o^)

ここ埼玉県では梅雨らしい天候が続いていますが、日曜日は幸いに晴れて畑日和となりました。ラッキーということで、朝から全力で畑作業に取り組みました。

明日から7月に入ると言う事で、時節柄果菜類も続々と収穫開始時期を迎えています。(^o^) 

  

播種・定植の記録

【定植】6月14日実施

キュウリ(2) 『夏すずみ』 (20株)

オクラ(2) 『』 (10株)

モロヘイヤ(2) 『』 (10株)

  

収獲を開始した野菜のご紹介 (^o^)

f:id:nakazawa-s:20150701153032j:plain【エダマメ(1)『サッポロミドリ』の様子です】 

 エダマメも無事に収穫が始まりました。雨が少なかったので幸いに草ボケにならず、コンパクトな草姿となりました。また害虫による食害も葉に限定されていてサヤはとても綺麗です。(^o^) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150701153137j:plain【トウモロコシ『おひさまコーン88』『キャンベラ90』の様子です】 

 トウモロコシも無事に収穫が始まりました。今回の収穫開始は『おひさまこーん88』のほうですね。『キャンベラ90』は二日遅くという訳にはいかず、三日四日遅くなりそうです。

収穫開始となった『おひさまこーん88』ですが、なんと害虫の侵入がゼロといってよいでしょう。雄穂等から害虫が侵入した形跡が複数箇所あったので、今年も害虫に相当入られたなと観念していましたが、少なくとも『おひさまこーん88』については、こうした嬉しい誤算となりました。(^o^)

私達もさっそく初物を食してみましたが、椅子から飛び上がるほど甘かったです。(笑)

ミャー菜園では一昔前ですが朝市で新鮮野菜を販売していた時期がありました。その朝市で販売している頃からのお客様に、現在も野菜を販売し続けていますが、トウモロコシを配達後、わざわざ電話を掛けてきてくれて「とても甘く美味しかった」というお言葉を二人から頂きました。好天が続いたというのも糖度を上げた理由の一つでしょうが、とにかくこの『おひさまこーん88』は甘く美味しいですから、日記をご覧になっている皆様にも推奨したい品種です。(^o^) 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150701154002j:plain【蔓ありインゲン(2)『越谷インゲン』の様子です】 

 蔓ありインゲン(2)も順調に成長を続け、無事に収穫が始まりました。逆光で見にくいのですが、花も無数にあり豊かな収穫となりそうです。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153551j:plain【直播きしたモロヘイヤの様子です】 

 直播きしたモロヘイヤも大きくなって、無事に収穫が始まりました。(^o^) 

 

  

f:id:nakazawa-s:20150701153426j:plain【ニガウリの様子です】 

 ニガウリも無事に収穫が始まりました。ニガウリは『沖縄ゴーヤ』(5株)、『さつま大長レイシ』(5株)が植えられていますが、今回初収穫となったのは『さつま大長レイシのほうでした。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153755j:plain【スイカ『大文字三号』の様子です】 

スイカは8株植えられていますが、ついに初収穫の日を迎えました。(^o^)

カラスに食害されて手痛いダメージを受けましたが、猫ちゃん二匹も頑張ってくれて、防鳥設備を整えた以降は食害されることもなく、天候に恵まれスイカも豊かな収穫となりそうです。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153820j:plain【スイカ『大文字三号』の様子です】 

初収穫はこのスイカとなりました。色合いからして縞模様を見ただけで収穫時期に至っているという雰囲気ですよね。ミャー菜園では巻きひげの状況と叩いた音で収穫のタイミングを判定しますから、受粉の日時等は記録していません。ちなみに今年も人工授粉は一度もやりませんでした。

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153837j:plain【スイカ『大文字三号』の様子です】 

ご覧のようにスイカの末成りも順調に着果しています。現在9個の着果が確認されていますが、末成りで大きい物はすでにソフトボール大にまでなっています。

末成りは味も落ちますが、梅雨明け後の暑い夏の時期に、食後のデザートとして食することが出来るので、とてもありがたい存在となっています。(^o^)

  

 

 

 

アゲハの幼虫を保護しました (^o^)

「今シーズンは残念ながらアゲハの幼虫は来てくれなかった…」と落胆していたら、なんとアゲハの幼虫を発見。!!!!!!

発見場所はどこだと思いますか~。それはなんと自宅なんです。(^o^)

自宅の庭先には、妻が思い立ったときにはいつでも新鮮なパセリとシソの葉を収獲できるようにと、パセリとシソの葉を植えつけたプランターの鉢が一個ずつ設置してあるのですが、その植えられたパセリの茂みの中にアゲハの幼虫が居るではありませんか~~。(^o^) 

我が家には狭いですが庭があるので、花木や草花が少なからず植えられています。ですから結構な確率でアゲハチョウを見かけます。こうした花の蜜を求めて飛来するアゲハチョウが産卵したのですね。

 

 【6月22日朝発見】

f:id:nakazawa-s:20150701152643j:plain【アゲハ幼虫を発見】 

 パセリは畑に沢山植えられていますが、このパセリの鉢は自宅に置かれていて、妻がいつでも収獲できるようにと、日当たりの良い駐車場の横に設置してあるのですが、ご覧下さいませ、パセリの葉の隙間に一匹だけですが、アゲハの幼虫が見えますね。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701152709j:plain【アゲハ幼虫を発見】 

 アップしてみましょう~。(^o^)

幼虫はかなり大きいですね。妻も私もこの段階に至るまで気づきませんでした。アゲハ幼虫君は、大きさからしてそう遠くないうちに蛹になると思われますね。

  

 

f:id:nakazawa-s:20150703131054j:plain【防鳥装置が完成しました】

親バカといいましょうか~。 (^^;)

自宅の周りには肉食の鳥が多く生息しています。パセリが裸のままでは、アゲハの幼虫は間違いなく鳥に食べられてしまうでしょう。とにかくアゲハ幼虫は無防備でパセリの葉の先端に平気で出てきますからね。

そこで無防備なアゲハ幼虫を外敵から保護するために、防虫ネットでパセリ全体を被覆することにしました。ご覧のように完全装備です。鉢の下側では紐で結束して、下からの肉食動物の侵入を阻止します。

下側もしっかり結束してないと、例えば蛇がアゲハ幼虫を食べに来るかもしれませんからね。というのは先日我が家の庭で、大きなアオダイショウが居ました。蛇がいても私だけなら素通りしたでしょうが、その時はたまたま猫に散歩させるために、猫と共に居ましたので、猫ちゃんがアオダイショウを見つけ出しました。アオダイショウは昔から農家などでは大切に扱ってきたという経緯や、神様として祀ったりしていますから、見つけても逃げないし、でかい体型にしてはおっとりした印象がありますね。

話が逸れてしまいましたが、その見つけたアオダイショウがアゲハ幼虫を食べに来るかもしれないので下側もしっかりとガードしました。

ご存じのようにアゲハ幼虫を狙うのは鳥や蛇だけではありません。アオムシコバチとかアゲハヒメバチとかの、アゲハ幼虫に卵を産み付けて子孫を残そうとする不届きなハチたちが居ますからね。ご覧のように防虫ネットで産卵を阻止すれば、ほぼ確実に羽化させる事が可能になると思われます。

この記事をご覧になっている方の中には、「食物連鎖のリングに人間が介入するのは…」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、キアゲハの幼虫が蝶になる確率をみると、一匹の成蝶が二百個ほど卵を産むなかで、わずか一匹から三匹程度との事だそうですから、この少なさはあまりに不条理だと思えましたから、少なくともミャー菜園にやって来たアゲハ幼虫は、可能な限り保護して羽化させてやろうと決めました。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150703131113j:plain【防鳥装置が完成しました】

四隅に高さ70センチほどの支柱を立て、中央付近に高さ50センチほどの蛹が羽化しやすいようにと、木の枝を模した意味で丸木の棒を三本立てました。

これにより安全にそして確実に羽化してくれるものと思われます。羽化に際しては、専業主婦の妻が朝からしっかり監視して巣立ちを見守ってくれる手はずとなっています。

ちなみに妻は、現役の頃は保母さんをやっていた関係で、アオムシ等の羽化を園児と共に何度も見てきているそうですから、安心して任せられるようです。(^o^)

   

【6月24日発見】

f:id:nakazawa-s:20150701152731j:plain【畑にも二匹キアゲハの幼虫が居ました】

自宅のパセリの茂みにキアゲハの幼虫が居たということで、改めて畑のパセリやニンジンをしっかり観察しましたら、居るではありませんか~。(^o^)

二匹パセリの畝から見つけました。さっそく収獲した野菜と共に自宅に連れて帰りました。(^o^)

ちなみに左側のアゲハ幼虫は、もしかしたらクロアゲハの幼虫かなとも思いましたが、脱皮の後は右側と同じ色合いになりました。

  

 

f:id:nakazawa-s:20150702091255j:plain【防鳥装置の中でパセリを爆食するキアゲハの幼虫】

三匹のキアゲハの幼虫が爆食すると、ご覧のように葉が無くなりはげ山みたいになりますね。正に食っちゃ寝食っちゃ寝状態です。旺盛な食欲にはビックリです。

ちなみに、この記事をアップした6月30日の時点では、三匹ともに無事蛹になりました。

羽化に際しては設けた丸木の支柱がきっと役立つでしょう。夏場は一週間から十日ほどで羽化しますから、無事に羽化し飛び立つまでは、見落としがないようにしっかりサポートしようと妻も私も張り切っています。(^o^)

  

 

 

 

 それではその他の野菜もご覧下さいませ。(^o^)

 

f:id:nakazawa-s:20150701152833j:plain【東側から見たトマト『麗夏』の様子です】 

 トマトの先端部分が支柱の先端に達しましたので摘心しました。下葉も収獲と連動して順次摘葉しています。

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701152914j:plain【東側から見たトマト『麗夏』の様子です】 

 何より嬉しいのは、今の時点で未だ疫病やウイルス病が全く発症していないという点ですね。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153010j:plain【収獲を終えたブロッコリーの後に植えたオクラの様子です】

 活着に失敗し、ほとんど成長しなかったオクラですが、雨が多くなって俄然成長を再開しましたね。花も咲いていますが、あと一週間ほど摘花し続ける予定です。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153346j:plain【エダマメ(2)『サッポロミドリ』の様子です】 

 エダマメ(2)も順調に成長を続けています。少し草ボケぎみですが、サヤの数も多く多収が期待できそうです。ご覧のように害虫による食害も見当たらず、このまま特に問題なく収獲に至るでしょう。(^o^)

 

 

f:id:nakazawa-s:20150701153059j:plain【収獲が続くナス『千両二号』の様子です】 

 ナスは7株植えられていますが、順調に成長を続けています。(^o^)

トマトは現在の所病気が発生していないと書きましたが、こちらのナスも現時点で病気発生は無しです。無病であることが何よりも嬉しいですよね。枝葉も少しずつ茂ってきて、収穫量もグングンと増えています。

写真に写されている横向きのスチールパイプは高さ130センチのところに設置されています。二本仕立てで栽培していますが、二本の主枝は現在早いもので180センチぐらいまで伸長し、私の身長を超えました。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153118j:plain【収獲が続くナス『千両二号』の様子です】 

 ナスを上から見たところです。二本仕立てでもこの段階になるとかなり花数が増えてきましたね。豊かな収穫に至りそうです。

二本仕立ては枝葉が混み合わないというのが一番のメリットだと感じています。ナスの新しい管理ノウハウを取得でき嬉しいです。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153321j:plain【ニンジン(2) 『あま~いニンジン』の様子です】 

 ニンジン(2)も順調に成長を続けています。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701154030j:plain【収獲が続くキュウリ『夏すずみ』の様子です】 

 収獲が続くキュウリも頑張っており現役続行中ですよ。(^o^)

発生したうどんこ病は終息しました。ベト病も一切発生していませんし、現在でもまずまずの収穫量を維持しています。

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701153639j:plain【収獲が続くピーマン『京波』の様子です】 

ピーマンも食べきれないほどたくさんの収穫が続きます。畝の右端に見えるのは、ショウガです。6株ほど植えられていますが、ピーマンの陰で居心地が良いかもしれませんね。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701154158j:plain【カボチャの様子です】 

畑の隅っこに4株植えられているカボチャですが、随分と蔓が伸びてきましたね。人工授粉は一切やりませんが、無数に着果しています。(^o^)

   

 

 

 

f:id:nakazawa-s:20150702100238j:plain【エン麦を鋤き込んだ後の様子です】 

 前回の記事でこの写真をアップしましたが、写真中央の整地された部分は、現在の右側にある春夏専用畑が、約2.5メートルほど移動してくる場所です。来年はこの整地部分も畑になるという訳です。

来年は畑になる部分ですが、今期遊ばせておくのは勿体ないと、急遽畝を作ることにしました。11メートルほどの畝を作ることが出来ましたので、以下にご紹介するキュウリ・モロヘイヤ・オクラを6月14日に植えつけました。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701154050j:plain【キュウリ(2) 『夏すずみ』の様子です】 

 無事に活着し成長が開始されました。(^o^)

現在はキュウリは自力で立っていますが、まもなく倒れてしまうでしょう。ですから本日午後支柱を設置し誘引しました。

写真右側に移されているスプレー缶は、農薬ではなく圧縮空気が入っています。パソコンのキーボードなどの清掃に使用される商品ですが、キュウリに取り付くアブラムシと蟻の撃退には最適な商品ですよ。(^o^)

例えばキュウリの成長点付近にアブラムシが住み着いた場合、手で排除するわけには行きませんね。そこで圧縮空気をシュッと吹きかければ、あ~ら不思議、アブラムシは見事に吹き飛ばされてしまうと言うわけです。手で潰すよりも遙かに安全にそして枝葉を損傷することなく害虫を排除できますからね。(^o^)

スプレー缶の横には水色の棒が立てられていますが、場所をすぐに探し当てられるように棒を立てているわけです。現在棒の横のキュウリのみにアブラムシと蟻が住み着いているのでスプレー缶で攻撃中です。蟻については、早期にしつこく嫌がらせすると、案外早く巣作りを諦めてくれるものですよね。「アブラムシ=蟻」ですからね。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701154110j:plain【モロヘイヤ(2)の様子です】 

 モロヘイヤも無事に活着しました。間もなく摘心ですね。(^o^)

  

 

f:id:nakazawa-s:20150701154134j:plain【オクラの様子です】

 左側はオクラです。無事に活着しました。(^o^)